① 再石灰化作用の促進

キッズスマイルクラブ会報 NO.17
4月に入り、だいぶ暖かくなりましたが、まだ肌寒い日がありますね。桜も長期にわたり見れ、仕
事から帰宅する時など、ライトアップされた桜に癒されていました。
新年度ということで、医院の改装、New Staff を迎え、また新たな城南歯科医院に生まれ変わりま
した。キッズスマイルクラブもパワーアップできるよう頑張ります!
・フッ化物はどんなもの?
フッ素といった方が皆さんにはわかりやすいでしょうか?むし歯
予防として用いられるのは「フッ化物」で「フッ素」は元素名で
す。自然界にも広く存在し、土壌や空気、水、食物などにも含ま
れています。毎日の食事を通じて私たちの身体に摂取されている、
歯や骨を健康に保つために必要な栄養素のひとつです。
また、フッ化物は歯質を強化する効果が高いことから、世界各国
でムシ歯予防に用いられています。
・どうしてムシ歯はふせげるのか?
①
再石灰化作用の促進
フッ素がムシ歯になりかかった部分へのミネラルの取り込みを助け、歯の回復;再石灰化を促進
します。
②
酸に強い歯をつくる
フッ素が歯のエナメル質や象牙質に取り込まれて、強い結晶を作ることで歯を強くします。
③
ムシ歯菌の産生を抑制
フッ素の抗菌力により、ムシ歯菌のひとつであるミュータンス菌の働きを抑えてくれます。
・フッ素の利用
① 歯磨剤(毎日のブラッシング時に使います。長い期間続けて使うことでムシ歯予防の効果がア
ップ!!)
② ホームジェル(ブラッシング後にジェルをつけて磨きます。
)
③ フッ化物洗口(ブラッシング後や就寝前にフッ素洗口液でブクブクうがいをします。
)
④ フッ化物塗布(歯科医院で3~6ヶ月に 1 度ぬります。
)
①~③はご家庭で行うホームケアです。毎日低濃度のフッ素で歯質を強化しながら、時折診療室で
④高濃度のフッ素を塗布することによって、フッ素による歯質強化の相乗効果があります。フッ素
の利用法については次回詳しくお伝えしたいと思います。
(文責
守口紀子)
・口輪筋をきたえましょう
顔の筋肉を発達させましょう!
次のことが当てはまる場合は顔の筋肉がしっかり発達していない可能性があります。
しっかりかんで顔の筋肉を発達させましょう。
・口がポカンと開いている
・頬がだらんとしている
・目が垂れている
・食べ物が口からこぼれる
・風船を膨らませられない
・ろうそくの火が消せない
口輪筋をきたえるには、家庭でできるトレーニングがあります。ハガキを口唇の力で数分間はさむだけでもトレ
ーニングになります。当院には、ポカンXという器具もあります。
興味のある方は、スタッフにお尋ねくださいね。
(文責 宮本美砂)
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カ
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一
回
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会
報
発
編
集
後
記