地方委任医薬品 - 概要 | 徳島県製薬協会

地方委任医薬品について
徳島県保健福祉部薬務課
薬事審査・監視担当
知事委任品目について
• 厚生労働大臣の指定する医薬品については、
薬事法施行令第80条第2項第5号に基づき、
都道府県知事が製造販売について承認を行
う。
「薬事法施行令第80条第2項第5号の規定
に基づき厚生労働大臣が指定する医薬品の
種類等」(S45年厚生省告示第366号)
最終改訂 H24.1.19厚生労働省告示第20号
基準通知
地方委任通知
かぜ薬
昭和45年 9月30日
昭和45年 10月20日
解熱鎮痛薬
昭和47年11月25日
昭和47年12月26日
鎮咳去痰薬
昭和51年11月25日
昭和59年 5月29日
胃腸薬
昭和55年 4月22日
平成 7年 3月22日
瀉下薬
昭和57年 5月17日
昭和59年 5月29日
鎮暈薬
昭和59年 6月 1日
昭和60年 3月26日
眼科用薬
昭和61年 7月29日
昭和61年 7月29日
ビタミン主薬製剤
昭和63年 2月 1日
昭和63年 3月26日
浣腸薬
昭和63年 2月 1日
昭和63年 3月26日
駆虫薬
平成元年 3月18日
平成元年 3月28日
鼻炎用点鼻薬
平成 3年 2月 1日
平成 3年 3月29日
鼻炎用内服薬
平成 5年 1月29日
平成 5年 1月29日
外用痔疾用薬
平成 7年 3月22日
平成 7年 3月22日
みずむし・たむし用薬
平成10年 5月15日
平成10年 5月15日
鎮痒消炎薬
平成23年11月 1日
(H24.6.1施行)
平成24年 1月19日
(H24.6.1施行)
一部改正
追加
• その他、医療用医薬品である、医療用ガス(
ガス又はガスを低温液化したものであって、
使用時にガスとして用いる医療用の液体酸
素及び液体窒素)についても、承認権限が都
道府県知事に委任されている。
• 承認基準に適合するものであっても、厚生労
働大臣に申請するものもあるので注意するこ
と。
かぜ薬及び鼻炎用点鼻薬の一部改正
<地方委任>
• 平成23年厚生労働省告示第176号
(施行日 平成24年6月1日)
• 薬事法施行令第80条第2項第5号の規定に
基づき厚生労働大臣が指定する医薬品の種
類等の一部を改正する件について(H23.7.14
付け薬食発0714第1号医薬食品局長通知)
かぜ薬及び鼻炎用点鼻薬の一部改正
<承認基準>
• かぜ薬及び鼻炎用点鼻薬の製造販売承認
基準の一部改正について(平成24年1月19日
付薬食発0119第6号医薬食品局長通知)
【かぜ薬承認基準】
・S45.9.30薬発第842号厚生省薬務局長通知
【鼻炎用点鼻薬承認基準】
・H3.2.1薬発第109号厚生省薬務局長通知
基準改正の趣旨及び内容
(かぜ薬)
• S45.9.30薬発第842号厚生省薬務局長通知
生薬のみからなる製剤が追加された。
ただし、生薬のみからなる製剤については、別
表1中A項に掲げるアスピリン等の有効成分の
代わりに、同表の(生薬及び漢方処方)のⅣ欄
に掲げる有効成分のうち、ジリュウが含有され
なければならず、その場合にあっては、1日最
大量を配合しなければならない。
基準改正の趣旨及び内容
(鼻炎用点鼻)
• H3.2.1薬発第109号厚生省薬務局長通知
別表のⅣに掲げる有効成分のうち、乳酸亜
鉛及び硫酸亜鉛が削除されたこと。
鎮痒消炎薬の追加
<地方委任>
• 平成24年厚生労働省告示第20号
(施行日:平成24年6月1日)
• 薬事法施行令第80条第2項第5号の規定に
基づき厚生労働大臣が指定する医薬品の種
類等の一部を改正する件について(平成24年
1月19日付け薬発0119第3号医薬食品局長
通知)
<承認基準>
• 鎮痒消炎薬の製造販売承認基準について
(平成23年11月1日付け薬食発1101第1号医
薬食品局長通知)
• 鎮痒消炎薬製造販売承認事務の取扱いにつ
いて(平成24年1月19日付け薬食発0119第1
号医薬食品局審査管理課長通知)
• 鎮痒消炎薬製造販売承認基準の取扱いにつ
いて(平成24年1月19日付け薬食発0119第4
号医薬食品局審査管理課長通知)
<その他>
• 副腎皮質ホルモン配合一般用外用鎮痒消炎
薬における「ただれ」効能削除の取扱いにつ
いて(平成23年10月15日付け薬食審査発
1014第2号医薬食品局審査管理課長通知)
• 鎮痒消炎薬の規格及び試験方法について
(平成24年5月31日医薬食品局審査管理課
事務連絡)
医薬品の範囲
• 鎮痒・消炎を目的として、副腎皮質ホルモン
又は抗ヒスタミン薬を主体として調製された外
皮に適用する薬剤
留意事項(1)
• 改正告示で定める事項に適合しない医薬品製造販
売の承認は、従前どおり厚生労働大臣により行わ
れる。
• 次に掲げるいずれかに該当する医薬品については
承認を与えようとするときは、あらかじめ医薬食品
局長に協議すること。
ア)用法及び用量が「鎮痒消炎薬製造販売基準」に
適合しない医薬品
イ)特殊な製剤
ウ)医薬品(鎮痒消炎薬と同一投与経路のものに限
る)への使用前例にない添加物を含有する医薬
品
留意事項(2)
• 次に掲げるいずれかに該当する医薬品については承
認を与えようとするときは、あらかじめ審査管理課長に
協議すること。
外用エアゾール剤について承認を与えようとするとき。な
お、協議にあたっては、当面、噴射時間と噴射量の関係
及び粒子径試験に関する資料を添付すること。
鎮痒消炎薬
委任告示
承認基準(A)
(C)
(B)
承認審査の流れ
承認申請
GMP適合性調査申請
必要に応
じて協議
※
厚
労
省
都道府県
薬務課
保健製薬環境センター
承認
承認書交付
薬務課
GMP適合性調査結
果通知書