債権回収の要領・・・

債権回収の要領・・・
◆債権回収は営業員の重要責務・・・
*支払の滞っている通常のユーザーの場合
①:回収条件通り入金にならない時
訪問、電話等で入金になってない事を伝え 、
入金するようお願いする。
②:1ケ月以内に入金にならない時
訪問、電話等で再度少し強めに交渉する。
本社にもチェックされている旨伝える。
4ケ月目から当社の滞留権
0~1ケ月
2~3ケ月
担当者
営業担当
共同作業
危険信号
③:それでも、入金がない時 4ケ月目から当社の滞留権
②を繰り返し、監査法人にもチェック
されている旨伝え再度、強く交渉する。
4~5ケ月
担当上司
が解決に
介入・・・
危険水域の債権回収
◆この前に解決し、これからは債権回収の本領を発揮すべき!
④:それでも、入金がない時
③を繰り返し、期間内に債務弁済契約書
を締結する。(債権管理部に相談する)
6~7ケ
※準消費貸借契約書は、この時期以降適時判断して締結する。
⑤:にも拘らず、入金がない時
強く交渉し、期間内に催告状を出す。
担当部長
債権管理部
出荷停止
8~9ケ月
債権管理部
⑥:にも拘らず、入金がない時
10~11ケ月
強く交渉し、期間内に配達証明付内容証明郵便を出す。
⑦:それでも、誠意がなく入金がない時
(債権管理と相談して)
支払督促手続きを行う。
12ケ月以降
弁護士に相談
債権回収は詰めが大切・・・
◆最後まであきらめないで行動を・・・
*ゼネコン等の場合は、検収になってない場合があるので例外とする。
④以降はしない事。但し、③までは何回も繰り返す事。
*悪質なたちの悪い担当者は別途協議とする。
廻し手形で振出人が不渡りを出した場合 ⇒現金で回収する事。
*回収出来ない場合、手形満期日より2週間以内に債権管理部宛に
手形を至急返送する事。手形訴訟を行う。
時効の問題があるので営業所では保管しない事。
経過報告書が作成されていないと、貸倒処理が困難になるので、
中間・本決算時には滞留債権(9ケ月超)経過報告書を提出の事。
ゼネコン等も報告の対象になる。