三菱アジア子ども絵日記フェスタ - 三菱広報委員会

24の国・地域のグランプリほか日本各賞決定
こうさか
沖縄県・うるま市立中原小学校の上阪 きらりさん(11歳)
日本のグランプリを受賞
三菱広報委員会(三菱グループ関連企業 39 社で構成 会長:小島順彦)
、公益社団法人 日本ユ
ネスコ協会連盟(会長:松田昌士)などでは、2012 年 6 月から今年1月にかけて日本を含むアジ
ア 24 の国・地域の子どもたちから日常の生活を描いた絵日記を募集しました。
本事業は、アジアの子どもたちの絵日記を通じてアジアをより深く理解し、交流の輪を広げるこ
とを目的に実施、今期で第 11 期となります。
この度、各国・地域の国内選考会を経て日本に集まった 192 作品の中から、各国・地域ごとのグ
ランプリならびに主催者賞他、各賞を決定いたしました。
(応募総数は 70,899 作品。うち日本の応募数 4,848 作品。本事業の前身である「アジア子供アー
ト・フェスティバル」からの応募総数合計は 635,511)
各国・地域のグランプリ受賞者・作品、日本の各賞受賞者・作品、選考委員による講評は別紙の
通りです。
尚、今年 8 月 1 日(木)には神戸国際会議場にてグランプリ受賞者を招いての表彰式ならびに神
戸ポートピアホテルにてウェルカムレセプションを開催いたします。翌 2 日(金)には神戸市の小
学校を訪問しての生徒と受賞者の交流プログラムや受賞者による共同制作などが行われる予定で
す。
また 9 月 5 日(木)~10 日(火)の期間、神戸市・三宮「さんちかホール」にて受賞作品の展示
会を開催いたします。
<本件に関する問い合わせ先>
三菱アジア子ども絵日記フェスタ広報事務局
TEL.03-3555-2338
FAX.03-3555-9652
E-MAIL [email protected]
〒104-0032
東京都中央区八丁堀 3-1-3
飯野ビル 3F
<参考>
三菱アジア子ども絵日記フェスタ
とは・・・
本事業は、アジアの子どもたちの絵日記を通じてアジアをより深く理解するとともに交流の輪を広げ、
さらに識字教育支援を目指して 1990 年より 16 年間実施した「アジア子供アート・フェスティバル(応
募総数 327,443 作品)
」を前身としています。この成果を踏まえて、次世代を担うアジアの子どもたち
がともによりよい未来を築けるよう、互いの文化を理解し尊重するための支援活動として、2006 年よ
り「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」を開催しています。
募集対象はアジア 24 の国・地域に暮らす 6 歳から 12 歳の子どもたちで、募集作品は「伝えたいな、
私の生活」をテーマにした 5 枚 1 組の絵日記です。
応募作品は、まず各国・地域ごとの国内審査で各 8 作品、合計 192 作品が選ばれます。さらに日本で
行う国際選考会(選考委員長:大沼映夫)でグランプリ(各国・地域から 1 作品)、三菱広報委員会賞
(各国・地域から 1 作品)
、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟賞(各国・地域から 1 作品)、日本ユ
ネスコ協会連盟賞(各国・地域から 1 作品)
、優秀賞(各国・地域から4作品)が決定いたします。
■主催
こ じま
よりひこ
三菱広報委員会(会長:小島 順彦)
アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟(会長:YOO Jaykun 柳在乾)
ま つ だ
まさたけ
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟(会長:松田 昌士)
■後援
ユネスコ(国連教育科学文化機関)
■参加国・地域 アジア 24 の国・地域
バングラデシュ/ブータン/ブルネイ/カンボジア/中華人民共和国/インド/
インドネシア/カザフスタン/大韓民国/ラオス/マレーシア/モルディブ/
モンゴル/ミャンマー/ネパール/パキスタン/フィリピン/シンガポール/
スリランカ/チャイニーズ・タイペイ/タイ/東ティモール/ベトナム(アルファベ
ット順)/日本
■選考委員
選考委員長 :大沼映夫(洋画家・東京芸術大学名誉教授・文星芸術大学副学長)
選考副委員長:佐藤一郎(洋画家・東京芸術大学教授)
選考委員
:C.W.ニコル(作家)/大石芳野(写真家)/池上彰(ジャーナリスト)
里中満智子(マンガ家・大阪芸術大学教授)
■ホームページ http://enikki.mitsubishi.or.jp
事業概要や本事業の前身である「アジア子供アート・フェスティバル」第 1 期から
第 10 期までの全入賞作品などを紹介しています。
※今回の「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」入賞作品については、順次掲載予定。
2012-2013
三菱アジア子ども絵日記フェスタ
選考委員講評
●大沼映夫 選考委員長(洋画家・東京芸術大学名誉教授・文星芸術大学副学長)
今回の選考では、各国・地域の作品群のレベルが向上していて、大変苦労しました。
前回までは充分な画材もなく、あまり絵を描くような環境ではなかった東ティモールの子どもたちの
作品も、今回はそれなりに構成力、アイディア、丁寧さが加味され完成度の高い作品になっていて、
新しい方向性を示唆しているようで安心しました。また、バングラデシュやブータンなどは、深々と
した強い色彩で地域のお国柄が充分に表現されています。パキスタンの定規で直線や曲線を引いたよ
うな線描の作品は、実に近代的な仕事だと思います。そして日本作品は、清潔で画面のすみずみまで
絵の具が塗り込まれて、破綻があまり見当たりません。
これらアジアの子どもたちの絵日記は宝の山です。ひとつの絵日記の中にいくらでもアイディアが詰
まっているからです。
素直で純粋な心、生き生きした感情表現に感動と羨望で頭が下がりました。
●佐藤一郎 選考副委員長(洋画家・東京芸術大学教授)
アジアの子どもたちの絵日記を見るようになって、わたくし自身のアジアに対する認識が深まってき
ているように思えます。子どもたちが日常生活を送りながら、美しい自然のなかを走り回ったり、民
族伝統の儀式に触れたり、寺院を訪れ祈りの感情を育むなど、絵日記の文章と絵を通して、子ども自
身の美的感受性に溢れる姿が美しいのです。
地球自体がグローバル化するなかで、高度情報化社会の映像文化の影響がどの国の子どもたちの絵日
記にも作用しています。しかしながら、アジアの土地に深く根付いている「祈りの感情」
、あるいは
「他人への思いやり」を育みながら、「美しい国としての誇り」が小さな身体にすでに備わっている
のも、事実です。
イスラム教や仏教の細密画(ミニアティール)の伝統も脈々と流れています。それぞれの民族の遺伝
子となっており、子どもたちのバックボーンになっているようです。テレビ、写真などの画像に幼き
頃から親しんでいますから、10 歳前後の時期から、眼で見える世界をそのまま描き出そうともしてい
ます。その結果、人物に陰影を付けたり、遠近法(パースペクティブ)を導入し、立体感や遠近感を
作りだそうとしています。文化は、異文化との出会いによって、新たな展開を示すのです。
なんといっても、一枚の絵日記に集中する子どもの「生きるエネルギー」が魅力であり、そのような
力が将来のその国々の文化芸術の地平を切り開くと同時に、経済をも含めた社会の進展を暗示してい
るようにも思えます。
三菱アジア子ども絵日記フェスタのプロジェクトの素晴らしさは、未来に向かって、絵日記に取り組
んでいる子どもたちの「生きるエネルギー」に出会えることです。
●C.W.ニコル 選考委員(作家)
アジアの子どもたちの絵日記を読むことは、毎回おもしろくて楽しいですが、順位をつけるのはつら
くて、尐し不公平な気持ちになります。今回は特にそう感じました。しかし、毎回感じることは変わ
りません。物やお金が豊かな「文明国」といわれている国より、自然に近い生き方・ライフスタイル
をしている子どもたちの絵日記は心に響きます。本当の意味での豊かさがここにあります。自然を愛
し、感謝の心を持つ子どもたちは、真に家族、友だち、学校、ふる里、国を愛していると感じます。
絵や文章も深いです。
そして、自然と共に生きている子どもたちの方が、素直に環境や森や川や海のことを考え、感じてい
ます。大人は顔負けです。
この絵日記のプログラムは本当に素晴らしいです。叶うならアジアだけでなく世界中の絵日記を読み
たいです。
私たちは、エネルギーや資源を無駄にしていない文化の子どもたちの声と心にもっと耳をかたむける
べきだと思います。
●大石芳野 選考委員(写真家)
一人ひとりの絵日記がみな素晴らしいので、ひとつずつの作品を見ながら前に進んだりまた後に戻っ
たりして、かなり悩みながらの選考となりました。どの作品にもお国柄や特徴が見事に取り入れられ
ているように思います。自分と歴史的なものや社会的なものなどの関係もつなげながら描いているし、
文章にもそうしたことに触れています。同時に、各個人の日常的な家庭での暮らし、家族とのやりと
り、学校での生活、友だちとの交流なども分りやすく丁寧に表現しています。
絵の描き方にもアジアのそれぞれのお国柄があって、色彩の使い方、形のつくり方にもさまざまな工
夫がうかがえます。たとえばインドネシアやインド、フィリピンなどは濃い色彩を使って画用紙いっ
ぱいに描く子どもたちが多いようです。一方、東ティモール、ブータンなどは淡い色合いで余白の白
を活かし細い線をうまく使いながら描いています。どちらにも豊かな個性があってとても魅力的なの
で、私たち大人は、アジアの子どもたちのこうした絵日記を通して元気をもらうことになります。子
どものパワーは凄いもので、大人が顔負けのことも尐なくありません。
一人ひとりの絵日記を通して私たちはみなアジア一周旅行ができてしまいます。それ以上に旅行では
出会えない生活面を絵日記から得られます。何よりもうれしいのは子どもたちの心が描かれているこ
とです。たくさんの希望をいだいた未来が星のようにまたたいているのが伝わってきます。静かにそ
して賑やかに、子どもたちのエネルギッシュな声が聞こえてくるようです。私たちはアジアの子ども
たちの描いた絵日記という贈り物から多くを教えられ、考えさせられます。これらの宝物を大切に思
いながら心に浸み込ませたいものです。
●池上彰 選考委員(ジャーナリスト・東京工業大学リベラルアーツセンター教授)
審査を重ねていると、アジア各国の発展ぶりが見えてきます。最初の頃は、色鉛筆だけで色彩に乏し
い出品が多かった国から、絵の具をたっぷり使った豊かな色合いの作品が出て来るようになりました。
なんだか嬉しくなります。
ドキッとするような大胆な絵柄や、微笑ましい絵のタッチなど、今回も審査は楽しいものでした。い
かにも、
「あの国らしい」と感じさせる作品がある一方、その国の特徴があまり出ていないものもあ
ります。都市化が進んで、特徴が薄れてきているとしたら、寂しいことです。
その一方で、絵を描くことが、まだまだ一般的ではないのだなと推測させる国もあります。それでも、
絵日記フェスタに出品することができるだけの余裕が生まれたのだろうと考えることもできます。
子どもたちの身の回りの生活では、宗教行事が大きな役割を果たしている国も多く見受けられます。
むかしの日本もそうでしたね。初詣や秋祭りなど季節感豊かな行事が多くあったものですが、いつし
か消えていってしまいました。アジアの子どもたちの絵日記を見ることで、日本が失ったものが見え
てくる気がします。
審査を終えて感じること。それは、アジアの多様性です。文化の多様性と感受性の多様性、生活の多
様性。これこそアジアの豊かさなのでしょう。
●里中満智子 選考委員(マンガ家・大阪芸術大学教授)
この「絵日記フェスタ」に初めて選考委員として参加させて頂いた時、国や地域により、子どもたち
が使用している画材の質の差がその国の経済状態をありありと表していて、考え込んでしまいました。
鉛筆しか使用していない国もあれば、ふんだんに豊かな色を、多様な画材を使って仕上げている国も
ありました。もちろん、子ども自身の表現力は、画材の差を乗り越えて存在はしていました。しかし、
子どもたちが「絵を描く喜び」を感じて、
「より豊かな表現力を身につけよう」と夢を持つには、画
材の豊かさが必要なのではないか…と、しみじみ考えさせられました。
このフェスタが期を重ねるごとに、そのような「画材環境の差」も小さくなっていった実感があり、
尐しほっとしています。
今回の参加作品に多く見受けられるのが、子どもたちのエコ意識の高まりです。地球上どの地域でも、
環境を守る意識は高まり、それは子どもたちの考え方や行動とも結びついていることが、子どもたち
の絵日記にも表れていて、頼もしく感じました。
「文章をまとめる」
「それを絵で表現する」ために、自分たちが見たり聞いたり体験している事柄に
ついて「考える」機会が生まれます。それにより、子どもたち自身が気づくことも多くあるはずです。
「絵日記を描く」という行為が子どもたちの社会性を育て自らの文化に誇りを持つことにつながる--と信じています。
各国・地域グランプリ受賞作品
(※記載年齢は応募時点)
三菱アジア子ども絵日記フェスタ実行委員会
グランプリ作品①
【1】 バングラデシュ人民共和国
【2】 ブータン王国
ジョヤ ショルカル (女性・7歳)
ジグミ イェゼル (男性・12歳)
私は友だちのお姉さんの結こん式に参加しました。花よめの格
好が気にいりました。だから私はこの絵を描きました。
ぼくはお父さんとお母さん、友だちといっしょに寺に行き、祝福を受け
てきました。お母さんが参拝のしかたを教えてくれました。ぼくたちは賢
く、つつしみ深く、優しくなれるように祈りました。お寺と祈とう旗に
よってぼくたちはいい国民になることができます。学校でのお祈りの時
間に、先生はこの世界のすべての人びとと世の中の安全を祈りなさい
と言いました。他人の健康を祈ると、ぼくも気持ちがいいです。だから、
ぼくはお祈りを欠かしません。
【3】 ブルネイ・ダルサラーム国
【4】 カンボジア王国
ナビラ シャフィカ ビンティ モハマド バリン (女性・6歳)
ケム ロニ ジョン (男性・11歳)
2012年1月7日の土曜日は、私がはじめてセコラ・レンダ・ル
ボク・プラウ小学校に登校した日です。私はとてもこわくて、1
日中泣いていました。運がいいことに、スシー先生がしんぼう
強く私をなだめてくださいました。今ではもう泣きません。毎日
学校へ行くのが楽しみです。
ある日、コンポンチナン州のおじいちゃんとおばあちゃんの家へ
行きました。昔から使ってきた臼を見られてうれしかったです。
こちらは、ぼくのおじさんとおばさんです。この手臼で精米をし
ていました。このような昔からのものを次の世代の人びとに
知ってもらうため、大事にしてほしいと思います。
グランプリ作品②
【5】 中華人民共和国
【6】 インド
ホン セン (男性・11歳)
シュルティシェーラ デカ (女性・12歳)
2012年11月7日 水曜日 晴れ
ぼくたちは体育の授業でバスケットボールをしました。先生は
パス、ドリブル、シュートの方法を教えてくれました。そして練習
を始めました。ぼくは背が高いのでシュートはうまくできました。
でもドリブルはうまくありませんでした。最後には友だちの助け
があってうまくできるようになりました。
ビフとは、アッサム地方の大きな祭りです。農作物の豊作の祭りです。ランガリ、
ボーガリ、カンガリという3種類の祭りがあります。ランガリビフの初日は、ガルビフ
と呼ばれて、人びとは家畜を水で洗って清めます。翌日からは、少年少女はビ
フ・ハウサリという地元の踊りと音楽を楽しみます。カンガリビフの時は、人びとは
ラクシュミ・デビ(富の神)を崇拝します。ボーガリビフには、人びとはマジ(木の枝
を立てたお墓)を作り、大地に火を焚きます。このビフは、祝宴のビフとも呼ばれ
ています。
【7】 インドネシア共和国
【8】 カザフスタン共和国
マイケル クリスナディ (男性・8歳)
シュルデュック マリヤ (女性・8歳)
カルティニの日 (女性の地位向上のため活躍した女性、カル
ティニを記念する日)
カルティニの日に、ぼくの学校では学芸会が開かれました。そ
れぞれのクラスが学芸会に参加します。ぼくのクラスは歌と踊
りをしました。ぼくたちは色いろな種類の民族衣装を着て踊り
ました。ぼくは自分の町の民族衣装を着ました。みんな楽しく
踊りました。ぼくはクダス(ジャワ中部地区の分区)の民族衣装
を着てほこりに思いました。
この絵は山のふもとの滝の近くにお父さんとお母さんといっ
しょにいる私です。私たちは木のそばで小さなウサギを見つけ
ました。家族と離れて迷ってしまったようです。私たちは助けて
あげました。お父さんとお母さんがそばにいるというのは、なん
てすばらしいことでしょう!
グランプリ作品③
【9】 大韓民国
【10】 ラオス人民民主共和国
ジョシュア ウォンウ ジョン (男性・8歳)
プナ セイトン (女性・12歳)
カンガンスルレ(韓国の南西地方に伝わる民俗舞踊)
学校芸術祭で、他のクラスの次に、ぼくたちは出演しました。
最後のリハーサルでは演技を失敗してしまったのでぼくは緊張
していました。だけど、思っていたよりずっと上手にできました。
うまくできなかったところも上手にできました。お母さんとおば
さん、おばあちゃんまで来てくれてうれしかったです。2年生に
なってもまた学校芸術祭あるといいな。
きれいな水が山から私のおじいちゃんの水田に流れています。
色いろな動物がきれいな森の中にいます。自分の目で確かめ
ると驚きます。水田には稲穂がたくさん実っています。私のおじ
いちゃんはニワトリとアヒルを飼育しています。さらにウサギが2
匹います。私はここが好きです。特に朝、山の方を見ると朝日
が雲に差し込んですごくきれいです。
【11】 マレーシア
【12】 モルディブ共和国
ン チャオ イ (女性・9歳)
ハッサン ハズファール ハミードゥ (男性・7歳)
毎年、ハリラヤ・プアサ(イスラム教の正月)の前に、マレーシア
の女性たちはケトゥパット(編んだヤシの葉に入れてゆでたご
飯)を編む準備をします。彼女たちは若いココナッツの葉で編
みます。ケトゥパットはマレーのチマキです。普通はレンダン(肉
の煮込み)やサテー(マレーシアの焼き鳥)といっしょに食べら
れています。私とデヴィはマレー人の友だちの家にケトゥパット
の編み方を習いに行きました。
イード(断食明けの祝日)の最後の日はフォーマーリ(仮装の行
事)になります。違う形のマーリが踊られます。ファイマーリ
(葉っぱによる仮装)、ファンマーリ(ヤシによる仮装)、ダルマー
リ(空き缶による仮装)がありました。弟たちはデリマーリ(炭に
よる仮装)を怖がっていました。一番きれいなのはボドゥマス
(祭りにでてくる大きな魚の山車)です。ぼくと、ユーフベと
ジュードゥベは、フォティマーリ(布による仮装)として参加しまし
た。お母さんがぼくたちの写真を撮っていました。
グランプリ作品④
【13】 モンゴル国
【14】 ミャンマー連邦共和国
S.ムンフウジン (女性・10歳)
キン タージン ニユン (女性・11歳)
この間の夏休み、私はおじいちゃんの家に行きました。おじい
ちゃんの家にはたくさんのラクダや馬、牛がいます。
インレー湖朝市への旅
2012年3月31日
夏休みに、私は家族とシャン州へ旅行しました。私はインレー
湖の水上マーケットを見ました。私は日本の友だちにもミャン
マーのインレ-湖を見せてあげたいと思います。
【15】 ネパール連邦民主共和国
【16】 パキスタン・イスラム共和国
マナスウィ ブダトキ (女性・10歳)
エシャ シェへザード (女性・9歳)
私たちは庭でピナタ(ポット壊しのゲーム)をして遊んでいます。
木の枝にポットがぶら下がっています。私は目隠しをして、棒で
ポットを壊そうとしています。友だちは楽しくからかっています。
お祈りを始める
お祈りはイスラム教徒にとって基本となる行ないです。私はお
祈りをしたり、しなかったりすることがありました。ですがお母さ
んがお祈りするのは大切なことで、死後最初に、お祈りをちゃ
んとしたか問われると言いました。それを聞いた時から私は
ちゃんとお祈りをするようになりました。私はイスラムの教えに
従うことができ、お父さんとお母さんも喜んでくれてうれしかっ
たです。
グランプリ作品⑤
【17】 フィリピン共和国
【18】 シンガポール共和国
ジョアンナ マリー L.アプドン (女性・12歳)
アマンダ ヨー カイ ティン (女性・12歳)
授業のない時、私はお姉さんが料理を作るのを手伝います。
特にお母さんが家にいない時です。私たち兄弟は食事の準備
をするのが楽しいです。
シンガポール青少年舞踊祭り
私は、シンガポール青少年舞踊祭りに参加しました。私は衣装
を着て音楽に合わせて踊りました。とても楽しくいい経験にな
りました。
【19】 スリランカ民主社会主義共和国
【20】 チャイニーズ・タイペイ
G.サンダリー アヌッタラー
リュ ウエイユ (男性・11歳)
(女性・11歳)
今日は、弟が家に来る日だとお父さんが言いました。「弟の部
屋をきれいにそうじしておいて」と言って、朝早くお父さんは彼
の洋服をバッグに入れて家を出ました。お父さんとお母さんが
帰ってくるのを楽しみに待っていました。午後1時ごろ、お父さ
んとお母さんが弟といっしょに家に帰ってきました。弟の顔はピ
ンクのバラの花のようにきれいでした。私は弟を抱っこしたかっ
たのですが、私はまだ小さいのでお父さんとお母さんに許して
もらえませんでした。それでも私はうれしいです。
6月5日 火曜日 晴れ
境内には葉が茂る大きなガジュマルがたくさんありました。それ
らの木は樹齢百年以上だそうです。台南孔子廟は、偉大な先
生、孔子を忍んで建てられました。ぼくは、学校でいい成績を
修められるように祈りました。
グランプリ作品⑥
【21】 タイ王国
【22】 東ティモール民主共和国
カタンユ ワタナプラディチャイ (男性・11歳)
パウロ アーミンド フレイタス ダ シルバ (男性・11歳)
ぼくの家族は大家族です。地方に住んでいます。ぼくとお兄さ
んはねんどで遊ぶのが大好きで、動物などを作ります。もうすぐ
カティナ(先祖に祈ったり、寺院に寄進したりする祭り)です。親
せきがみんな帰ってきて祭りに参加します。
家でぼくは毎日2匹の犬にえさをやります。なぜなら彼らは家
の安全を守ってくれるからです。
【23】 ベトナム社会主義共和国
【24】 日本
ファン フォン ジャン (女性・9歳)
上阪 きらり (こうさか きらり) (女性・11歳)
ドラゴンボートレース
ボートレースは私たちの何年も続く伝統的な祭りです。これは
美しい文化的特徴です。ホアンキエム湖(ハノイにある有名な
湖)のボートレースはすごく特別です。この場所は、ベトナムの
英雄的な伝説を思い起こさせます。
10月20日(土)うるま祭の闘牛大会に行きました。最初はエイサーや
ししまいが会場をもり上げてくれました。闘牛が出てくるまで、いまかい
まかと待っていました。すると、大きなさくが開いて鼻息のあらい牛が
入場しました。その牛は、リングに入ると戦うと思っているのか、ひくい
声で鳴いていました。一番長かった戦いは25分でした。どちらの牛も
息ぎれをし、ふとももは、つのできずつけられていました。一番、おもし
ろいと思ったのは、闘牛士のかけ声です。「アイヤー」「ヘイヤー」と大き
な声と、体の動きで牛を興奮させて戦わせていました。来年も見に行
きたいです。
日本入賞作品
三菱アジア子ども絵日記フェスタ実行委員会
日本入賞作品①
【三菱広報委員会賞】
【アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟賞】
里見 真 (さとみ まな) (女性・11歳)
本田 宏輝
八月四日(土)
花火大会がある日は朝から待ちどおしい。花火の音は体がこ
うふんして花火の光は目がくぎづけになる。浴衣を着てわくわ
くしながら私の心は花火を見ている。
夏休み、熊本県天草のもぐし海水浴場で海水浴をしに行きました。最
初に近場の海に足をつけてみたら、もう暑のせいか水温がかなりあつ
くなっていました。だけどおくがわの方へ行くにつれてだんだん水が冷
たくなっていました。岩場に近づいていくと、カゴカキダイやウニとかが
たくさんいました。カゴカキダイにはおもしろいことがあります。それは、
ぼくが近づいてもぜんぜんにげようとしないことです。でも手を出した
らにげます。すごくおもしろいなと思いました。楽しかったです。
【日本ユネスコ協会連盟賞】
滝澤 遥太 (たきざわ ようた) (男性・8歳)
ぼくのお父さんとお母さんがかがみもちをかざっているのを見
ました。お父さんは、たいへんそうにじゅんびをしていました。そ
の時ぼくたちは、宿題をしながら見ていました。お正月のかが
みもち早く食べたいと思いました。
(ほんだ ひろき) (男性・10歳)
日本入賞作品②
【優秀賞】
【優秀賞】
黒木 碧恵 (くろぎ たまえ) (女性・6歳)
小川 凛 (おがわ りん) (女性・6歳)
11がつ11にち にちようび
じんじゃでしちごさんをしました。きものをきておひめさまになっ
たみたいでした。みんながかわいいといってくれました。
とんどさんで、かきぞめのかみをやいたよ。ゆきがとけて、じめ
んがじゅるじゅるだったけどきにしないで、とんどさんをやったよ。
火のそばに、いったらあつかったけど火がとてもすごかったよ。
あったかいとんじるもたべれたよ。みんなたのしそうだったよ。
【優秀賞】
【優秀賞】
竹林 慶 (たけばやし けい) (男性・8歳)
二瓶 真人 (にへい まなと) (男性・12歳)
8がつ6にち
魚つかみ
ぼくは、あけのべ自ぜん学校へ体そうクラブのみんなとキャンプに行き
ました。ついたら川で魚をつかまえました。ぼくは十ぴきも一人で手づ
かみでつかまえました。とてもニュルニュルしてました。下からすくって
も魚は上へにげようとするからあたまのほうをあたまのほうをと、どん
どん上をもってすぐにバケツに入れました。先生は「きみ、またつかまえ
たんか、すごいな。」と言ってくれました。ぼくは「うふふ」とわらいました。
世界一のタワーの東京スカイツリーがとうとうかんせいしました。
近くにはたくさんの観光客がいて、すごくにぎやかです。ぼくも、
浅草寺という寺から見ましたが、テレビでみるよりもすごくたか
いと感じました。