2007年3月期 中間決算説明会 2006年11月21日 代表取締役社長 島田 博文 - Contents - Ⅰ.2007年3月期 中間決算総括と通期業績修正 1.中間期業績ハイライト ・・・・・・・・・・・・・ 3 2.業績修正【売上高・営業利益】 ・・・・・・・・・・・・・ 4 [参考]通期業績修正ハイライト ・・・・・・・・・・・・・ 5 1.NTTグループビジネスの事業別トレンドと今後の展開 ・・・・・・・・・・・・・ 6 2.事業をピークアウトさせない基本的な考え方 ・・・・・・・・・・・・・ 7 3.NTTグループビジネスの取り組み ・・・・・・・・・・・・・ 8 4.ドコモ周辺ビジネス ・・・・・・・・・・・・・ 9 5.NGNへの取り組み ・・・・・・・・・・・・・ 10 6.NTTのワンストップサービスへの対応 ・・・・・・・・・・・・・ 11 7.Non-NTTビジネスの成長 ・・・・・・・・・・・・・ 12 8.NCCビジネスの展開 ・・・・・・・・・・・・・ 13 9.「施工力の商品化」基本戦略 ・・・・・・・・・・・・・ 14 1.現場力強化施策 ・・・・・・・・・・・・・ 15 2.「コムシス式カイゼン」とは ・・・・・・・・・・・・・ 16 3.アクセス系施工体制の強化 ・・・・・・・・・・・・・ 17 4.CHDの機能を活かした体制強化 ・・・・・・・・・・・・・ 18 Ⅳ.株主還元施策 ・・・・・・・・・・・・・ 19 Ⅱ.売上増強への取り組み Ⅲ.生産性向上への取り組み Ⅰ-1.中間業績ハイライト ◆ 対前期比増収増益を達成 ◆ 単位:億円 受注高 売上高 営業利益 経常利益 中間純利益 中間純利益 実 績 実 績 1,706 1,433 対 前 期 比 対 前 期 比 ポ イ ン ト ポ イ ン ト +199 (+13.2%増) (+13.2%増) +242 ・MNP関連工事の大幅増加 ・光関連工事量増加 (+20.3%増) (+20.3%増) 78 +29 営業利益率:5.5% 営業利益率:5.5% +1.3p +1.3p 87 +27 経常利益率:6.1% 経常利益率:6.1% +1.0p +1.0p 63 +29 中間純利益率:4.4% 中間純利益率:4.4% +1.5p +1.5p 3 ・売上増 ・固定資産売却益 ・投資有価証券売却益 Ⅰ-2.業績修正 【売上高・営業利益】 ◇◇ 対前期・当初計画を大幅増 ◇◇ ■対前期比でMNP対応工事の増加 ■対前期比でMNP対応工事の増加 (ドコモ・NCC)及び光関連工事の増加 (ドコモ・NCC)及び光関連工事の増加 ■対計画比でドコモ・NCCとも上期前倒し効果を維持しつつ更なる受注増 ■対計画比でドコモ・NCCとも上期前倒し効果を維持しつつ更なる受注増 【通 期 見 通 し】 【中 間 期 実 績】 売 売 上 上 高 高 1,433 単位:億円 1,340 +93 3,074 +76 3,150 3,250 +176 +242 +149 1,191 前期実績 営 営 業 業 利 利 益 益 +100 当初計画 当期実績 単位:億円 上方 修正 前期実績 当初計画 78(5.5%) ( ):営業利益率 68(5.1%) 今回計画 +10 +10 163(5.3%) +7 180(5.5%) 170(5.4%) +17 +29 +19 49(4.2%) 前期実績 当初計画 当期実績 前期実績 4 当初計画 今回計画 [参考]通期業績修正ハイライト ◆ 上期の好調さを維持し上方修正 ◆ 単位:億円 受注高 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 当期純利益 今 今回 回計 計画 画 3,250 3,250 対 前 期 比 対 前 期 比 ポ イ ン ト ポ イ ン ト +150 (+4.8%増) (+4.8%増) +176 ・モバイル関連工事大幅増加 ・光関連工事増加 (+5.7%増) (+5.7%増) 180 +17 営業利益率:5.5% 営業利益率:5.5% +0.2p +0.2p 200 +13 経常利益率:6.2% 経常利益率:6.2% +0.1p +0.1p 120 +20 当期純利益率:3.7% 当期純利益率:3.7% +0.4p +0.4p 5 ・売上増 ・前期:國際の連調2億 その他為替差益等2億 ・固定資産売却益 ・投資有価証券売却益 ・電設基金脱退負担金 Ⅱ-1.NTTグループビジネスの事業別トレンドと今後の展開 ISDN ADSL Bフレッツ 第1世代(アナログ) 第2世代(PDC) 第3世代(FOMA) 700 売上高 (億円) モバイル ナンバーポータビリティ 工事増加 鉄塔建設工事急増 600 アクセス D60・D70 500 シールド工事 400 C・C・BOX 加入系の光化 メタル巻取 Bフレッツ 300 新ノード 所 内 デジタル化完了 '95 CHD経営統合 '92 NTT再編成 持株会社設立 総合工事制度導入 NTT民営化 100 中継市外の光化 NTT移動通信網 営業開始 200 基 盤 00 '77 '80 '83 '86 '89 (H18.03) 6 '98 (H19.03) '01 '04 (H20.03) '07 (H21.03) '10 (H22.03) Ⅱ-2. 事業をピークアウトさせない基本的な考え方 1.NTT市場は、新規ビジネスの開拓により、減少させない! 2.Non-NTTビジネスで成長発展させていく! 3.「コムシス式カイゼン」で「あくなき」生産性の向上を図る! 4.CHDの機能を生かした体制強化! 増収・増益 7 Ⅱ-3. NTTグループビジネスの取り組み NTT市場は、新規ビジネスの開拓により、減少させない施策 ◆ Bフレッツ関連工事拡大への積極的な対応 ◆ 不良設備解消に向けた提案活動の強化 ◆ 代理店ビジネスの拡大 ◆ NGN対応で仕事領域の拡大 ◆ 宅内でのワンストップサービスへの対応 8 Ⅱ-4. ドコモ周辺ビジネス 既存ビジネスのノウハウを生かして業容拡大を図る 周辺Biz IMCS自主営業 未導入施設 ・選定 ・折衝、コンサル 資材関連業務 物品要求 情報システム/法人 関連業務 ソフト開発 保全工事 アンテナ等 整備取替・修繕 各種調査業務 電波干渉 既存Biz 研究・開発 設備計画 折衝 コンサル 設計 施工 試験 検査 保全(メンテナンス) フルターン・キー R&D設備工事 R&D関連業務 NOC業務 NOC:Network Operation Center オペレーション業務 ・各種新方式設備工事 ・実験参加(WiMAX等) マイクロ回線撤去 NTT(東/西/com) ・アナログTV中継設備撤去 ・アナログ衛星設備撤去 ・島嶼部回線周波数帯変更 (4GHz廃止/6GHz新設) 交換局ベンダー作業 大規模サーバー系工事 ・OS等基本インストール ・各種設定 ・試験 ・総合試験 9 保守業務 無線基地局 ・定期点検 ・故障修理 ・他 交換局 ・保守業務支援 Ⅱ-5. NGNへの取り組み 通信工事会社としてのNGN対応 市場動向 2004 2005 各キャリア 2006 2007 12月 フィールドトライアル 11月 ロードマップ NGN宣言 2008 NTT東西光電話故障 2009 本格導入 5兆円※(3年間) 2010 年度 目標 3000万ユーザを 光とNGNへ 参考 NGN : Next Generation Network ※2004.11.10 「NTTグループ中期経営戦略」内発表 コムシスのシナリオ <インキュベーション><検証Biz立上げ>< ベ ン ダ ー に 追 い つ き ! 追 い 越 す ! ! IPコア技術者育成 アーキテクチャ 研修Biz 社員の育成と 社外研修Bizを実施 シスコ研修パートナ資格取得 コムシスの取組 研修Biz 設計 ~ 施工 ~ 試験 ~ トラブルシューティング 本業拡大Biz NW総合検証Biz NTT研究所への 人員派遣 CCIE・CCNP取得の推進 > NTT他NGNの設計・施工・試験の フルターン受注を目指す! シスコGoldパートナ契約(2007.2予定) オペレーションBiz NTTからの保守 アウトソーシング受注 を目指す 20億円 3億円 NW総合検証Biz 30億円 6億円 本業拡大Biz フィールドトライアルの動向を受けて受注拡大を目指す オペレーションBiz CCIE 11名 17名 25名 70名 10 Ⅱ-6. NTTのワンストップサービスへの対応 複雑・高度化する家庭内のNWを「コンサル~設計・施工~アフターサービス」まで お客さまのご要望に合わせ、コムシスの優位性を生かしてワンストップで対応する ワンストップニーズへの対応 ホームネットワークイメージ 【コンサル・販売】 家庭内のネットワーク化 ・各種宅内機器のNW 接続コンサル ・宅内配線コンサル ・宅内配線の多様化 (光、LAN、無線、PLC 等) ホーム サーバ BBルータ 【アフターサービス】 【設計・施工・設定】 ONU VCAST ・24H、365日の故障 受付・診断・修理 (当面は昼間帯) STB 11 ・専門技術者による 安心施工 ・各種代行業務 Ⅱ-7. Non-NTTビジネスの成長 C・C・BOX等一般土木工事 NCC インフラ 売上高 (億円) 1,233 1,600 Non-NTT 1,350 666 650 コンストラクション ビジネス 600 ITソリューションビジネス (NI・SI・保守) 630 官公庁ビジネスでの 新たなビジネスモデルの創出 400 4 +3 %増 NCC 410 307 350 310 260 0% +2 増 CHD経営統合 NTT持株会社化 2006年度中期経営計画 0 '96 '98 '00 '02 '04 2006 (H18.03) 日本コムシス単独数値 12 '07 (H19.03) '08 (H20.03) CHD連結数値 '09 (H21.03) 2010 (H22.03) Ⅱ-8. NCCビジネスの展開 NCC工事のシェアNo.1を堅持する! 重点取り組み 2007年3月期受注計画 【前期実績】 【今回計画】 310(+50) 260 更なる受注拡大を目指す :今期受注増分 KDDI 固定系 受注ウェイト(40%) FTTHを中心に積極的に拡大 FTTHを中心に積極的に拡大 東京電力 ソフトバンク 3G,エリア拡大に積極的に対応 3G,エリア拡大に積極的に対応 au モバイル系 事業動向を見つつ対応 事業動向を見つつ対応 ソフトバンクモバイル 受注ウェイト(50%) 高速・大容量化へ積極的に拡大 高速・大容量化へ積極的に拡大 Will com 全国エリアの拡大に積極的に対応 全国エリアの拡大に積極的に対応 e-モバイル メーカー・ベンダー系等 NGNに向け積極的に対応 NGNに向け積極的に対応 受注ウェイト(10%) 13 Ⅱ-9. 「施工力の商品化」基本戦略 通信建設系SIerのコムシスグループ コムシスグループは、NW設計・構築をコア技術とするSIer APL NW サービス 装置 □ □ Red Ocean NW 設計 NW 構築 保守 ◎ ◎ ○ Blue□ ○ △ ○ コムシス (建設系SIer) ○ ベンダー系SIer ◎ ◎ □ □ ソフト系SIer ◎ □ □ □ キャリアー系SIer ○ □ ◎ Ocean □ ○ ○ NI 今後は、“得意分野であるNI近傍で戦う” 今後は、“得意分野であるNI近傍で戦う” 14 Ⅲ-1. 現場力強化施策 ◆ 「コムシス式カイゼン」による 生産性の向上 ◆ アクセス系施工体制の強化 ◆ CHDの機能を活かした体制強化 15 Ⅲ-2. 「コムシス式カイゼン」とは ◆屋外作業で、しかも移動する 現場でのカイゼン活動 ◆建設業の4大ムダ 16 ・移動時間 ・手待ち ・手戻り ・二重作業 Ⅲ-3.アクセス系施工体制の強化 ■ 首都圏アクセス系施工会社の再編 ◆10社が11エリアに混在 → 6社5エリアに集約 ・首都圏で急増するBフレッツ工事の迅速対応と生産性向上 ・首都圏で急増するBフレッツ工事の迅速対応と生産性向上 ・地域ごとお客様窓口の一元化によるC/Sの向上 ・地域ごとお客様窓口の一元化によるC/Sの向上 ・集約によるコスト削減 ・集約によるコスト削減 ●グループ全体の生産性 →10%向上 ●オーバヘッドコスト削減 →70百万円/初年度 ■ 工事基地(TS)のビジネスユニット化の推進 ・TS単位に収支を見る ・TS単位に収支を見る ・TSに人材をシフト ・TSに人材をシフト ・TSに権限を委譲 ・TSに権限を委譲 ・TS単位で仕事の見える化 ・TS単位で仕事の見える化 ・TS間の競争を促す ・TS間の競争を促す ■ IT化による仕事の整流化 ◆作業現場の見える化を推進 2006.11 全国稼働 ・データフローシステム導入 ・データフローシステム導入 ・リアルタイムマネジメントシステム導入 ・リアルタイムマネジメントシステム導入 17 Ⅲ-4. CHDの機能を活かした体制強化 2003.9 設立 経営統合 既存施工会社 再編 コムシスホールディングス サンコム サン・アクセス 茨城電電 日本コムシス 東シス 合併 コムシス信越エンジニアリング 合併 グループ会社化 (100%) 再 編 サンネットコム 國際電設 合併 トーシス・ユニテック アルスター 荘司通信工業 東京通建 日東通建 國際電設 荘司通信工業 通信電設 徳島通信建設 首都圏 再 編 ㈱ユニーク・リンク ※IP電話ビジネス拡大のため資本参加(技術力の補完) 資本参加 アライアンス 炭平コンピュータシステム(80%子会社) ※ITソリューション分野のビジネス拡大 田村大興HD㈱ ㈱ナカヨ通信機 ※IT分野のビジネス拡大のため 業務提携 NTT Biz移管 事業再編等 2006.9 地域Bizの相互補完 NCC Biz移管 共通業務等のオペレーション統合 純粋持株会社の仕組みを活かし業界再編に貢献 18 Ⅳ. 株主還元施策 【日本コムシス】 【コムシスHD】 2円増配 <17> (円) 20 連結配当性向 71.0% 株式移転 交付金 創立 50周年 配当金 <12> 10 <10> <10> 記念 2円 38.2% 26.0% <12> <10> <12> <15> <15> <15> 特別 3円 特別 2円 総還元配当性向 総還元配当性向 39.1% 30% 23.5% 26.1% 25.7% 21.5% 20.1% 19.4% 当初予定 0 99.3 00.3 01.3 02.3 03.3 04.3 05.3 06.3 今回予定 07.3 (期) 0 自己株取得・ 消却 6.6 10 6.8 6.8 12億円 16.8 20 (億円) 〔自己株取得〕 自己株消却 19
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