November 2006 − Contents − Ⅰ.2007年3月期 中間決算総括と通期業績修正 1.中間業績ハイライト 2.中期業績を踏まえた通期見通し 3.通期連結業績修正計画 Ⅱ.2006年度(2007.3月期∼2009.3月期)中期経営 1.中期経営方針 2.経営目標数値 3.前期(2006年3月期)の事業変化と今後の中期基本スタンス 4.事業をピークアウトさせない基本的な考え方 【 NTTビジネス 】 5.NTTグループビジネスの事業別トレンドと今後の展開 6.NTTグループビジネスの取り組み 7.ドコモ周辺ビジネス 8.NGNへの取り組み 9.NTTのワンストップサービスへの対応 10.アクセス系施工体制の強化 【 Non−NTTビジネス 】 11.Non-NTTビジネスの成長 12.NCCビジネスの展開 13.「施工力の商品化」基本戦略 【 その他 】 14.CHDの機能を活かした体制強化 15.経営統合施策 16.主なベンダー資格取得計画 17.株主還元施策 18.CHDの経営環境を取り巻く諸課題への対応 Ⅲ.参考 1.株主構成(主要株主ベスト5) 2.コムシスグループ 3.沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 4 5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 7 8 9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 11 12 13 14 15 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 17 18 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 20 21 22 23 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 25 26 2 Ⅰ-1.中間業績ハイライト ◆ 対前期比増収増益を達成 ◆ 単位:億円 受注高 売上高 営業利益 経常利益 中間純利益 中間純利益 実 実 績 績 1,706 1,433 対 対 前 前 期 期 比 比 ポ ポ イ イ ン ン トト +199 (+13.2%増) (+13.2%増) +242 ・MNP関連工事の大幅増加 ・光関連工事量増加 (+20.3%増) (+20.3%増) 78 +29 営業利益率:5.5% 営業利益率:5.5% +1.3p +1.3p 87 +27 経常利益率:6.1% 経常利益率:6.1% +1.0p +1.0p 63 +29 中間純利益率:4.4% 中間純利益率:4.4% +1.5p +1.5p ・売上増 ・固定資産売却益 ・有価証券売却益 3 Ⅰ-2.中期業績を踏まえた通期見通し ◇◇ 対前期・当初計画を大幅増 ◇◇ ■対前期比でMNP対応工事の増加 ■対前期比でMNP対応工事の増加 (ドコモ・NCC)及び光関連工事の増加 (ドコモ・NCC)及び光関連工事の増加 ■対計画比でドコモ・NCCとも上期前倒し効果を維持しつつ更なる受注増 ■対計画比でドコモ・NCCとも上期前倒し効果を維持しつつ更なる受注増 【通 期 見 通 し】 【中 間 期 実 績】 売 売 1,433 単位:億円 1,340 上 上 高 高 +93 3,074 +76 3,150 3,250 +176 +242 +149 1,191 前期実績 営 営 業 業 利 利 益 益 +100 当初計画 当期実績 単位:億円 上方 修正 前期実績 当初計画 78(5.5%) ( ):営業利益率 68(5.1%) 今回計画 +10 +10 163(5.3%) +7 180(5.5%) 170(5.4%) +17 +29 +19 49(4.2%) 前期実績 当初計画 当期実績 前期実績 当初計画 今回計画 4 Ⅰ-3.通期連結業績修正計画 ◆ 上期の好調さを維持し上方修正 ◆ ◆ モバイル関連工事大幅増加・光関連工事も順調に推移 ◆ 上期の好調さを維持しつつ更なる工事量の増加を見込む ◆ 「コムシス式カイゼン」の全社展開と定着化による生産性向上による利益増 売上高を100億円、利益を10億円増額 売上高を100億円、利益を10億円増額 (単位:億円) 2006年3月期 実 績 2007年3月期 当初計画 今回計画 対前期比 増減額 対当初計画比 率(%) 増減額 率(%) 受 注 高 3,100 3,100 3,250 +150 +4.8 +150 +4.8 売 上 高 3,074 3,150 3,250 +176 +5.7 +100 +3.2 営 業 利 益 (率) 163 (5.3%) 170 (5.5%) 180 (5.5%) +17 +10.4 +10 +5.9 経 常 利 益 (率) 187 (6.1%) 190 (6.2%) 200 (6.2%) +13 +7.0 +10 +5.3 当期純利益(率) 100 (3.3%) 110 (3.7%) 120 (3.7%) +20 +20 +10 +9.1 5 Ⅱ-1.中期経営方針 (1) インフラ構築のNO.1企業 ・ファイアウォールを作って対応。 ・「コムシス式カイゼン」の開発により、現場力を強化する。 (2) 建設系のSIerを目指す (ⅰ) 商 品 力 (ⅱ) 技 術 力 (ⅲ) 提 案 力 (3) 経営統合効果の最大化 純粋持株会社の仕組みを最大限に活かす。 (ⅰ) 集中と選択(事業会社の再編) (ⅱ) M&A、アライアンス 6 Ⅱ-2.経営目標数値 ◇◇ 2009年3月期までの主要目標 ◇◇ ◇売上高 3,450億円 ◇Non-NTT 売上高比率 46% ◇営業利益率 5.8% 経常利益率 6.2% (単位:億円) 2006年3月期 実績値 2007年3月期 当初 計画 今回 計画 2008年3月期 対前期 差額 対計画 差額 2006年度 中期計画 2009年3月期 差額 2006年度 中期計画 差額 受 注 高 3,100 3,200 3,250 +150 +50 3,330 +80 3,450 +120 売 上 高 3,074 3,150 3,250 +176 +100 3,300 +50 3,450 +150 163 170 180 +17 +10 185 +5 200 +15 (5.3%) (5.4%) (5.5%) +0.2p +0.1p (5.6%) +0.1p (5.8%) +0.2p 187 190 200 +13 +10 205 +5 215 +10 (6.1%) (6.0%) (6.2%) +0.1p +0.2p (6.2%) 0p (6.2%) 0p 100 110 120 +20 +10 115 ▲5 120 +5 (3.3%) (3.5%) (3.7%) +0.4p +0.2p (3.5%) ▲0.2p (3.5%) 0p 営 業 利 益 (営業利益率) 経 常 利 益 (経常利益率) 当期純利益 (当期純利益率) 7 Ⅱ-3.前期(2006年3月期)の事業変化と今後の中期基本スタンス 急 変 ・Bフレッツ工事の急増 ・MNP対応工事の前倒し 2,000 1,841 NTT・ドコモ ビジネス 売上高 +50 1,850 +188 売上高︵億円︶ 1,000 1,850 1,850 【2006年度中期経営計画値】 1,600 1,640 【第2次(2005年度)中期経営計画値】 Non-NTT ビジネス 売上高 今回計画 (上方修正) (当初計画) 1,653 1,500 1,900 1,600 1,410 1,350 1,277 1 ,6 0 0 1 ,4 5 0 +50 1 ,3 0 0 (当初計画) 1,233 ・NCCは好調 ・官公庁、民需、ITソリューションは予想 以上の競争激化により苦戦 NTT・ドコモビジネス : NTT・ドコモビジネスの好調さを最大限確保 Non-NTTビジネス ①NCCは売上高を更に加速(業界NO.1堅持) ②ITソリューションは高い売上高伸び率を維持しつつ利益 アップを重視 500 2006.3月期 2007.3月期 2008.3月期 2009.3月期 8 Ⅱ-4. 事業をピークアウトさせない基本的な考え方 1.NTT市場は、新規ビジネスの開拓により、減少させない! 2.Non-NTTビジネスで成長発展させていく! 3.「コムシス式カイゼン」で「あくなき」生産性の向上を図る! 4.CHDの機能を生かした体制強化! 増収・増益 9 Ⅱ-5.NTTグループビジネスの事業別トレンドと今後の展開 売上高 (億円) 第1世代(アナログ) 第2世代(PDC) 第3世代(FOMA) ISDN ADSL Bフレッツ D60・D70 モバイル ナンバーポータビリティ 工事増加 保守業務・ スーパー3Gの導入 鉄塔建設工事急増 保守・代理店・ ユビキタスビジネスの拡大 アクセス 所 内 NGN構築への参入 (ベンダー領域) 保守業務への参入 新ノード NTT民営化 NTT持株会社化 CHD経営統合 基 盤 インフラ設備の保全提案 0 '84 '88 '92 日本コムシス単独数値 '96 '00 '04 2006.03 2007.03 CHD連結数値 2008.03 2009.03 2010.03 10 Ⅱ-6. NTTグループビジネスの取り組み NTT市場は、新規ビジネスの開拓により、減少させない施策 ◆ Bフレッツ関連工事拡大への積極的な対応 ◆ 不良設備解消に向けた提案活動の強化 ◆ 代理店ビジネスの拡大 ◆ NGN対応で仕事領域の拡大 ◆ 宅内でのワンストップサービスへの対応 11 Ⅱ-7.ドコモ周辺ビジネス 既存ビジネスのノウハウを生かして業容拡大を図る 周辺Biz IMCS自主営業 未導入施設 ・選定 ・折衝、コンサル 資材関連業務 物品要求 情報システム/法人 関連業務 ソフト開発 保全工事 アンテナ等 整備取替・修繕 各種調査業務 電波干渉 既存Biz 研究・開発 設備計画 折衝 コンサル 設計 施工 試験 検査 保全(メンテナンス) フルターン・キー R&D設備工事 R&D関連業務 NOC業務 NOC:Network Operation Center オペレーション業務 ・各種新方式設備工事 ・実験参加(WiMAX等) マイクロ回線撤去 NTT(東/西/com) ・アナログTV中継設備撤去 ・アナログ衛星設備撤去 ・島嶼部回線周波数帯変更 (4GHz廃止/6GHz新設) 交換局ベンダー作業 大規模サーバー系工事 ・OS等基本インストール ・各種設定 ・試験 ・総合試験 保守業務 無線基地局 ・定期点検 ・故障修理 ・他 交換局 ・保守業務支援 12 Ⅱ-8.NGNへの取り組み 通信工事会社としてのNGN対応 市場動向 2004 2005 各キャリア 2006 2007 12月 フィールドトライアル 11月 ロードマップ NGN宣言 2008 NTT東西光電話故障 年度 2009 本格導入 5兆円※(3年間) 2010 目標 3000万ユーザを 光とNGNへ 参考 NGN : Next Generation Network ※2004.11.10 「NTTグループ中期経営戦略」内発表 コムシスのシナリオ <インキュベーション><検証Biz立上げ>< ベ ン ダ ー に 追 い つ き ! IPコア技術者育成 アーキテクチャ 研修Biz 社員の育成と 社外研修Bizを実施 シスコ研修パートナ資格取得 コムシスの取組 研修Biz NW総合検証Biz NTT研究所への 人員派遣 CCIE・CCNP取得の推進 追い越す!! > 設計 ∼ 施工 ∼ 試験 ∼ トラブルシューティング 本業拡大Biz オペレーションBiz NTT他NGNの設計・施工・試験の フルターン受注を目指す! シスコGoldパートナ契約(2007.2予定) NTTからの保守 アウトソーシング受注 を目指す 3億円 20億円 NW総合検証Biz 6億円 30億円 本業拡大Biz フィールドトライアルの動向を受けて受注拡大を目指す オペレーションBiz CCIE 11名 17名 25名 70名 13 Ⅱ-9.NTTのワンストップサービスへの対応 複雑・高度化する家庭内のNWを「コンサル∼設計・施工∼アフターサービス」まで お客さまのご要望に合わせ、コムシスの優位性を生かしてワンストップで対応する ホームネットワークイメージ 家庭内のネットワーク化 ワンストップニーズへの対応 【コンサル・販売】 ・各種宅内機器のNW 接続コンサル ・宅内配線コンサル ・宅内配線の多様化 (光、LAN、無線、PLC 等) ホーム サーバ BBルータ ONU VCAST STB 【アフターサービス】 【設計・施工・設定】 ・24H、365日の故障 受付・診断・修理 (当面は昼間帯) ・専門技術者による 安心施工 ・各種代行業務 14 Ⅱ-10.アクセス系施工体制の強化 ■ 首都圏アクセス系施工会社の再編 ◆10社が11エリアに混在 → 6社5エリアに集約 ●グループ全体の生産性 ・首都圏で急増するBフレッツ工事の迅速対応と生産性向上 ・首都圏で急増するBフレッツ工事の迅速対応と生産性向上 ・地域ごとお客様窓口の一元化によるC/Sの向上 ・地域ごとお客様窓口の一元化によるC/Sの向上 ・集約によるコスト削減 ・集約によるコスト削減 ●オーバヘッドコスト削減 →10%向上 →70百万円/初年度 ■ 工事基地(TS)のビジネスユニット化の推進 ・TS単位に収支を見る ・TS単位に収支を見る ・TSに人材をシフト ・TSに人材をシフト ・TSに権限を委譲 ・TSに権限を委譲 ・TS単位で仕事の見える化 ・TS単位で仕事の見える化 ・TS間の競争を促す ・TS間の競争を促す ■ IT化による仕事の整流化 ◆作業現場の見える化を推進 ・データフローシステム導入 ・データフローシステム導入 ・リアルタイムマネジメントシステム導入 ・リアルタイムマネジメントシステム導入 2006.11 全国稼働 15 Ⅱ-11. Non-NTTビジネスの成長 C・C・BOX等一般土木工事 NCC インフラ 売上高 (億円) 1,233 1,600 Non-NTT 1,350 666 650 コンストラクション ビジネス 600 ITソリューションビジネス (NI・SI・保守) 630 官公庁ビジネスでの 新たなビジネスモデルの創出 400 4 +3 %増 NCC 410 307 350 310 260 0 +2 %増 CHD経営統合 NTT持株会社化 2006年度中期経営計画 0 '96 '98 '00 日本コムシス単独数値 '02 '04 2006 (H18.03) '07 (H19.03) '08 (H20.03) CHD連結数値 '09 (H21.03) 2010 (H22.03) 16 Ⅱ-12.NCCビジネスの展開 NCC工事のシェアNo.1を堅持する! 重点取り組み 2007年3月期受注計画 【前期実績】 【今回計画】 310(+50) 260 更なる受注拡大を目指す :今期受注増分 KDDI 固定系 受注ウェイト(40%) 東京電力 FTTHを中心に積極的に拡大 FTTHを中心に積極的に拡大 ソフトバンク au モバイル系 ソフトバンクモバイル 受注ウェイト(50%) Will com e−モバイル メーカー・ベンダー系等 受注ウェイト(10%) 3G,エリア拡大に積極的に対応 3G,エリア拡大に積極的に対応 事業動向を見つつ対応 事業動向を見つつ対応 高速・大容量化へ積極的に拡大 高速・大容量化へ積極的に拡大 全国エリアの拡大に積極的に対応 全国エリアの拡大に積極的に対応 NGNに向け積極的に対応 NGNに向け積極的に対応 17 Ⅱ-13.「施工力の商品化」基本戦略 コムシスグループは、NW設計・構築をコア技術とするSIer 縦 軸 : 「施工力の商品化」でコムシスの強みを生かし営業拡大(ブルーオーシャン領域) 横 軸 : ワンストップソリューションプロバイダーとして進出(レッドオーシャン領域) APL コムシス (建設系SIer) ○ ベンダー系SIer 装置 NW サービス Red Ocean NW 設計 【現在の強み】 保守 ◎ ○ Blue□ ○ △ ○ □ □ ◎ ◎ ◎ □ □ ソフト系SIer ◎ □ □ □ キャリアー系SIer ○ □ ◎ 凡例; ◎(得意分野)、○(自社提供)、□(他社に依存)、△(不得手) NW 構築 Ocean □ ○ ○ NI 今後は、 今後は、 得意分野であるNI近傍で戦う 得意分野であるNI近傍で戦う 18 Ⅱ-14.CHDの機能を活かした体制強化 2003.9 設立 経営統合 既存施工会社 再編 コムシスホールディングス サンコム サン・アクセス 茨城電電 日本コムシス 東シス 合併 コムシス信越エンジニアリング 合併 グループ会社化 (100%) 再 編 サンネットコム 國際電設 合併 トーシス・ユニテック アルスター 荘司通信工業 東京通建 日東通建 國際電設 荘司通信工業 通信電設 徳島通信建設 首都圏 再 編 ㈱ユニーク・リンク ※IP電話ビジネス拡大のため資本参加(技術力の補完) 資本参加 アライアンス 炭平コンピュータシステム(80%子会社) ※ITソリューション分野のビジネス拡大 田村大興HD㈱ ㈱ナカヨ通信機 ※IT分野のビジネス拡大のため 業務提携 NTT Biz移管 事業再編等 2006.9 地域Bizの相互補完 NCC Biz移管 共通業務等のオペレーション統合 純粋持株会社の仕組みを活かし業界再編に貢献 19 Ⅱ-15.経営統合施策 経営改善効果額 第1期 第1期 ∼ ∼ 第3期 第3期 第4期予定 第4期予定 (1) (1) 選択と集中の効果 選択と集中の効果 ・首都圏エリアのアクセス系子会社再編 ・首都圏エリアのNTT事業統合 ・首都圏エリアのアクセス系子会社再編 ・首都圏エリアのNTT事業統合 ・施工会社の統廃合(㈱アルスター、サンネットコム㈱) ・情報事業のアウトソーシングの推進 ・施工会社の統廃合(㈱アルスター、サンネットコム㈱) ・情報事業のアウトソーシングの推進 (2) (2) 各社の共通オペレーション業務一元化による効果 各社の共通オペレーション業務一元化による効果 ・社内システムの統合 ・コムシスシェアードサービス会社の充実 ・集中購買 ・集中購買 ・「コムシス式カイゼン」 ・「コムシス式カイゼン」 ・不動産活用等の一体的業務オペレーション ・不動産活用等の一体的業務オペレーション (単位:億円) 2006.9 2006.9 実績 実績 ∼設立時よりの累計 ∼設立時よりの累計 2007.3 2007.3 今回計画 今回計画 ∼設立時よりの累計 ∼設立時よりの累計 (2005.11.25) (2005.11.25) 2009.3 2009.3 中期経営計画 中期経営計画 ∼設立時よりの累計 ∼設立時よりの累計 12 12 14 14 30 30 38 38 40 40 50 50 2 2 3 3 10 10 82 82 83 83 100 100 (3) (3) M&A及びアライアンス効果 M&A及びアライアンス効果 ・日商エレクトロニクス等ITベンダーとのアライアンス ・コムシスブランド商品開発に向けたユニークリンク との提携 ・メンテナンス事業拡大に向けたアライアンス ・メンテナンス事業拡大に向けたアライアンス ・ITソリューション事業拡大に向けたアライアンス ・ITソリューション事業拡大に向けたアライアンス (4) (4) 会社独自の経営改善施策 会社独自の経営改善施策 ・子会社との役割分担の明確化による要員の再配置 ・子会社との役割分担の明確化による要員の再配置 ・外注費の適正化 ・外注費の適正化 経営改善効果額(内、シナジー効果額) 計 134(49) 134(49) 140(54) 140(54) 190(80) 190(80) 20 Ⅱ-16.主なベンダー資格取得計画 (単位:人) Cisco Microsoft Oracle Linux ベンダー資格名 CCIE 期 ※1 MCSE ※2 間 2007年3月期(中間実績) (2006.4∼2006.9) 2009年3月期(計画) (2008.4∼2009.3) PLATINUM /GOLD ※3 LPIC2 ※4 953 831 147 298 17 12 7 58 160 620 1,140 80 1,080 40 6 120 ※1 CCIE Cisco Certified Internetwork Expertとは、ルーターなどのネットワーク機器メーカー であるシスコシステムズが 実施するシスコ技術者認定の最上位資格。 ※2 MCSE Microsoft Certified Systems Engineer(マイクロソフト認定システムエンジニア)とは、マイクロソフト社が実施す る技術者資格制度の最上位資格 ※3 PLATINUM /GOLD 日本オラクルによる認定資格「ORACLE MASTER」シリーズのうち最上級の資格。この資格は同時に世界共通 の資格である「Oracle Certified Professional」(OCP)としても認定される。 ※4 LPIC2 Linux Professional Institute Certificationとは、特定非営利活動法人/Linux技術者認定期間「LPI」が実施する Linux技術者認定試験 21 Ⅱ-17.株主還元施策 【日本コムシス】 【コムシスHD】 2円増配 <17> (円) 20 連結配当性向 71.0% 株式移転 交付金 創立 50周年 配当金 <12> 10 <10> <10> 記念 2円 38.2% 26.0% <12> <10> <12> <15> <15> <15> 特別 3円 特別 2円 総還元配当性向 総還元配当性向 39.1% 30% 23.5% 26.1% 25.7% 21.5% 20.1% 19.4% 当初予定 0 99.3 00.3 01.3 02.3 03.3 04.3 05.3 06.3 今回予定 07.3 (期) 0 自己株取得・ 消却 6.6 10 6.8 6.8 12億円 16.8 20 (億円) 〔自己株取得〕 自己株消却 22 Ⅱ-18.CHDの経営環境を取り巻く諸課題への対応 ■アドバイザリーボードを設置し、純粋持株会社の仕組みを活かす経営 (参考:2006.4からCHDで実施済) 企業の社会的責任(CSR)の推進 ◇ 環境・社会貢献等活動の充実 コンプライアンスの遵守 ◇ 各種法律の遵守(未然防止策の強化) ◇ 内部業務監査・法務チェックの強化 リスクマネジメントの強化 ◇ リスク管理委員会の設置 コムシスグループ ◇ CSR委員会の設置 業容拡大、業態転換のための M&A・アライアンスの拡大 ◇ IT分野の企業との提携 ◇ 自己株式・キャッシュの活用 コストリダクションによる 生産性の向上 ◇ 「コムシス式カイゼン」の徹底 ◇ 経営改善施策の推進 ◇ TOB対策プロジェクトの設置 安全対策の徹底 内部統制の整備 ◇ 内部統制検討プロジェクトの設置 ◇ 「内部統制システム構築の基本方針」の策定 ◇ 安全意識の高揚 ◇ 基本動作の徹底 23 Ⅲ-1.株主構成(主要株主ベスト5) 株 主 <2006年9月30日現在> 主要株主名 所有者別株式分布状況 2006.9.30現在 持株数(千株) 持株比率(%) 日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社信託口 15,026 10.29 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社信託口 12,253 8.39 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (三井アセット信託銀行再信託分 株式会社フジクラ退職給付信託口) 6,834 4.68 住友電気工業株式会社 5,166 3.54 古河電気工業株式会社 5,166 株主数 9,741名 外国人持株比率 26.17% 3.54 11.52% (9,151名) 39.73% (89名) 26.17% (213名) 12.24% (240名) 6.22% (43名) 金融機関 証券会社 その他法人 外国法人等 個人・その他 (参考)所有者別株式分布状況 2006.3.31現在 14.45% (8,478名) 41.35% (87名) 28.97% (245名) 12.24% (191名) 金融機関 証券会社 外国法人等 個人・その他 2.99% (35名) その他法人 24 Ⅲ-2.コムシスグループ (2006年9月30日現在) コムシスホールディングス株式会社 設 立 資 本 金 従業員数 2003年9月30日 100億円 連 結 7,548名 単独 42名 http://www.comsys-hd.co.jp/ 本社/〒153-0042東京都目黒区 青葉台3丁目6番17号 日本コムシス株式会社 Nippon COMSYS Corporation 本社/〒108-8610 東京都港区高輪 3-23-14 東日本システム建設株式会社 TOSYS Corporation 本社/長野市若穂綿内字 東山1108番地5 設 立 1947年9月12日 資 本 金 36億2,471万円 従業員数: 連結 1,304名 単独 703名 http://www.sancom-eng.co.jp/ 設 立 1951年12月20日 資本金:311億4,051万円 従業員数: 連結 5,150名 単独 3,389名 http://www.comsys.co.jp/ 設 立 1960年1月23日 資本金 5億円 従業員数: 連結 1,052名 単独 424名 http://www.tosys.co.jp/ グループ会社 グループ会社 グループ会社 サンワコムシスエンジニアリング株式会社 SANWA COMSYS Engineering Corporation 6社 15社 7社 25 Ⅲ-3.沿革 日本は、1951年の講和条約の締結により、自国で通信設備の整備計画が策定できるようになった。それを期に、自国の計画を 自分で遂行する、全国を網羅する通信工事会社の設立が急務となった。 そこで日本のライフラインを構築する会社ということから、当時の経済界をリードする方々が発起人となり、電電公社が発足する 一年前の1951年に、日本通信建設株式会社として発足した。 発起人代表は、その後財界総理といわれた石坂泰三氏であり、電電公社の初代総裁の梶井剛氏が相談役に就任した。 ≫ 1951年12月 日本通信建設株式会社設立 ≫ 1952年 8月 全国初の総合1級業者として電電公社から資格認定を受ける ≫ 1962年 7月 東京証券取引所第2部上場 ≫ 1972年11月 東京・大阪両証券取引所第1部に上場 ≫ 1990年 7月 「日本通信建設(株)」から「日本コムシス(株)」へ社名変更 ≫ 1991年 2月 NTTの新認定制度「通信設備総合工事」の認定を受ける ≫ 1994年 3月 資本金100億円を超える ≫ 1997年 3月 受注高、売上高が2,000億円を超える ≫ 1999年 8月 資本金300億円を超える ≫ 2001年12月 会社設立50周年 ≫ 2002年 3月 日経平均株価225銘柄にコムシスが認定 ≫ 2003年 9月 コムシスホールディングス株式会社設立(証券コード1721) 26
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