1.平成26年度事業計画書 - 小笠原協会

1.平成26年度事業計画書
も
は
Ⅰ
じ
め
く
じ
に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1頁
平成26年度事業計画書及び収支予算書について・・・・・・ 2頁
1.小笠原村を取巻く状況・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2頁
2.事業計画書及び収支予算書の基本的考え方・・・・・・・・ 2頁
3.公益財団法人小笠原協会の公益目的事業と予算編成方針・・ 3頁
4.諸基金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3頁
Ⅱ
事業計画書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4頁
公益財団法人
小 笠 原 協 会
0
は
じ
め
に
公益財団法人 小 笠 原 協 会
会 長
小 豆 畑
孝
「小笠原諸島振興開発特別措置法」が平成25年度末をもってその効力を失うため、同法
の延長手続が国により進められています。この法律は昭和43年6月26日に小笠原諸島が
我が国に復帰して以来、名称は「小笠原諸島復興特別措置法」、「同振興特別措置法」、「同振
興開発特別措置法」と変わりましたが、この間、復興事業、振興事業、振興開発事業が展開
され、小笠原村の生活基盤や産業基盤等の充実が図られました。
近年は、父島診療所において保健・医療・福祉が連携した複合施設が開設され、また海底
光ケーブルの敷設により高度情報通信環境の利活用が可能となり、小笠原諸島が世界自然遺
産として登録されるなどの大きな動きがありました。
一方、小笠原諸島は、国際環境の変化の中で国境対策としての役割と、その重要性が一層
増大しています。また我国の排他的経済水域の約3割を確保していることは、海洋資源確保
の拠点としての意義が高くなっています。特に、南鳥島周辺の海底にレアアース(希土類)
を大量に含む泥の大鉱床が発見され、小笠原諸島において海洋資源活用等の開発が始まろう
としています。このように小笠原村には新たな展望が開かれてきています。しかし、念願の
航空路開設は小笠原航空路協議会等により引き続き検討がなされているという状況です。そ
して、帰島が叶わない硫黄島旧島民についても、高齢化等の状況変化を踏まえて諸課題に対
する検討が必要となってきています。
このような状況のなか小笠原諸島振興開発審議会は、
「戦後の24年間帰島できなかったこ
と等、地理的、自然的、社会的、歴史的特殊事情に起因して、交通アクセスの整備のほか住
民の高齢化の進展を踏まえた保健・福祉・医療の充実や住宅等の公共施設の老朽化、帰島の
促進などといった課題が依然として存在し、住民生活の安定や地域経済の活性化に大きな影
響を与えている。」とし、「政府は、平成26年度以降の小笠原諸島の振興開発についても、
小笠原諸島振興開発計画に基づく事業の実施等の特別の措置を講じて積極的に支援していく
べきである」と同法の延長について国土交通大臣へ意見具申しました。
当協会は、平成25年4月1日を期して「公益財団法人」へ移行しました。新しい法人へ
の移行にあたっては、小笠原協会設立の初心を忘れることなく、また意見具申で述べられて
いることにも意を用い、更なる真摯な気持ちで法人運営に取組まなければならないと考えて
います。そのため、評議員、理事・監事及び顧問、参与、そして賛助会員の皆様の一層のご
支援・ご協力をお願いする次第です。
1
Ⅰ
平成26年度事業計画書及び収支予算書について
1.小笠原村を取巻く状況
(1) 平成25年6月は、小笠原諸島が返還されてから45年目の節目の年である。その間、
復興事業から振興事業、振興開発事業へと推移し、住宅、道路、上・下水道など生活基
盤施設や農道、港湾・漁港など産業基盤施設などが整備されてきた。
しかし住宅の老朽化への対策は急務であり、さらに念願の航空路開設については、小
笠原航空路協議会等により、引き続き幅広い検討がなされている状況にある。
(2) 近年は、保健・医療・福祉が連携した父島診療所において複合施設が開設され、海底
光ケーブルの敷設により高度情報通信環境の利活用が可能となり、小笠原諸島が世界自
然遺産登録されるなど、小笠原村には新たな展望が開かれてきている。
また、小笠原諸島は、国際環境の変化の中で国境対策として役割が認識されるように
なり、南鳥島周辺の海底にレアアースを大量に含む泥の大鉱床が発見されるなど、海洋
権益の保全の取組みの実施及び必要な拠点整備の検討がなされようとしている。
(3) 平成26年度は、小笠原諸島振興開発特別措置法(昭和44年12月8日法律第79
号)が延長され、第9次小笠原諸島振興開発計画(平成26年度~平成29年度)が策
定されようとしている。このことは、平成26年度からは、延長された新たらしい法の
下で振興開発事業に取組むことになる。
(4) また、平成26年度は、東南海・南海地震等の発生に伴う大規模津波等への対策の一
環として、小笠原村では父島浄水場の竣工が見込まれている。
現在の父島浄水場は、東南海・南海地震時の津波による浸水区域になっており、また
老朽化が進んでいるため高台に移転・施工中であるが、当該工事が生活用水の安定供給
に一層貢献することが期待されている。
(5) 小笠原諸島特有の伝統文化、歴史、自然環境等を取り入れた学習等も盛んになり、世
界自然遺産登録効果もあって、大学ゼミや専門学校等の少人数の教育旅行が増加傾向に
ある。また、私立学校の教育旅行のほか、都立高校の修学旅行誘致が可能となっている。
2.事業計画書及び収支予算書の基本的考え方
公益財団法人小笠原協会の事業計画は、これまでは国土交通省を主務官庁として帰島促
進及び旧島民の支援という大きな命題の下に推進してきた。
公益財団法人小笠原協会となった平成25年4月1日からは、内閣府を行政庁とし新し
い定款・諸規程に基づき、移行認定に当って申請し認可された事業に沿って推進すること
になる。
収支予算書は、これまでは収支計算ベース(所謂、官庁会計予算書)で処理してきたが、
平成26年度からは、損益計算ベースで作成することになる。
2
3.公益財団法人小笠原協会の公益目的事業と予算編成方針
(1) 公益目的事業
「公益財団法人」として最も重要な「公益目的事業(不特定かつ多数の者の利益の増進
に寄与するもの)
」については、現在実施している公益事業の一層の充実を図るとともに
新たな公益目的事業の開発に努める。
(2) 収支予算書〈損益ベース〉
〈共通事項〉
① 収支予算書は、公益事業を執行する「公益目的事業会計」
(以下、
「公益会計」という)
及び協会組織を管理運営する「法人会計」に区分して計上する。
② 歳入及び歳出とも人件費(給与、賃金、旅費交通費等)及び福利厚生費(健康保険料、
厚生年金保険料等)を除いた予算額により各事業経費を算定して各事業費の比率を求
め、その比率により人件費及び福利厚生費を按分(この項で「人件費等」という)す
る。そして、この人件費等を「公益会計の各事業」及び「法人会計」に加算して予算
を計上する。
③ 公益事業は、寄附金や賛助会費など当協会の資金により行う事業(「公2事業」)と東
京都及び小笠原村の補助金による事業(「公1事業」)に区分される。
〈経常収益〉
① 歳入は、事業量に応じて公益会計と法人会計に按分して計上する。
② 寄附金に含めて計上していた機関紙・誌の広告掲載料は分割し、寄附金及び広告掲載
料として計上する。
③ 公益会計では、公1事業、公2事業の欄でなく「共通」欄に計上する。
〈経常費用〉
① 歳出のうち人件費(給与、賃金、旅費交通費等)及び福利厚生費(健康保険料、厚生
年金保険料等)は、公益目的事業(公1事業、公2事業)及び管理事業の事業量に応
じて「公益会計」及び「法人会計」に按分して計上する。
4.諸基金
平成24年度における「諸基金」は、河野惣一氏、田代愛三郎氏、沖山鐵夫氏、瀬堀
五郎平氏、小宮山さだ子氏の5名分320万円である。平成24年5月31日に故辻友
か
ず
ふ
み
衛氏の遺族から、平成25年1月4日に故河野一二三氏の遺族から、各々10万円の寄
そんたく
附があった。寄附金の使途は指定されてないが、遺族の気持ちを忖度し「諸基金」とし
て管理することとする。これにより、
「諸基金」は、計7名分、340万円となる。
3
Ⅱ
事 業 計 画 書
1.公益目的事業
(1) 公1事業
帰島促進、振興開発普及啓発事業
ア)機関紙等刊行物、イ)ホームページ
(定款第4条第1項第2号、及び第4条第1項第3号)
〔趣旨(目的)・まとめた理由〕
小笠原諸島が自立的発展を成し遂げるためには、
「小笠原諸諸島振興開発特別措置法」に基づく「小
笠原諸島振興開発計画」を着実に推進するとともに、今後とも、本邦在住の多くの国民の協力及び支
援が必要であり、当協会の機関紙やホームページによる情報提供は、これらに対処、貢献するもので
ある。ア及びイの事業は、情報提供という共通の目的を達成する手段として位置付けられることから
一つにまとめた。
事
業 名
ア)機関紙等刊行物
内
容
【事業内容】
8,648,000 円
小笠原諸島(父島、母島)在住の島民は、返還後帰島した旧島民、在来島民、
(0 円)
新島民(旧島民以外で本邦から移住した島民)及び短期滞在者(工事関係者等)
並びに国や東京都などからの派遣職員等で構成され、人口構成は複雑である。
*当該経費には
一方では、帰島できなかった旧島民も多くおられ、この人たちの望郷の念は強
イ)ホームページの
く、故郷小笠原諸島に係る情報を渇望している。機関紙等の刊行は、小笠原諸
経費が含まれてい
島振興開発事業や小笠原諸島に係る諸情報を、本邦在住の旧島民及び小笠原諸
る。
島の島民並びに全国の賛助会員等に提供することで、旧島民の帰島促進及び定
着に貢献するとともに、小笠原諸島に係る普及啓発や宣伝、産業・観光等地域
経済効果の向上に寄与し、地域活性化の推進を支援するものである。
【機関紙等の種類及び主な内容】
機関紙等とは、機関紙「小笠原」
(A3 版、4~6 頁、年 4 回発行)
、機関誌「特
集号」
(B5 版、80~150 頁程度、年 1 回発行)及びその他の刊行物(随時発行)
である。また、機関紙「小笠原」の内容は、上記の小笠原諸島振興開発事業に
係る情報のほか、硫黄島の旧島民の父島・母島への移住等支援や硫黄島墓参・
遺骨収容に関する情報、小笠原航路など船便の時刻表や小笠原農産物などの情
報、小笠原航空路開設に関する情報等を適時に提供する。また、機関誌「特集
号」は、小笠原諸島に関する調査研究、普及啓発及び宣伝等、その時々の時宜
を得た素材や情報、或は記録として残す必要がある素材を内容としている。
【配付先】
機関紙「小笠原」及び機関誌「特集号」の近時の発行部数は各々4,200 部で
あり、その配付先等は、本邦在住の旧島民約 850 部、小笠原在住者約 1,500
※ ()内は対前年比
4
部、賛助会員約 1,600 部、関係行政機関約 200 部、事務用 50 部となっている。
【その他説明事項】
〔在来島民〕 天保元年(1830 年)にナサニエル・セーボレーなど 23 人が父島
に上陸し、最初の居住者となったといわれる人たちを祖先とする所謂「欧米系」
の島民をいう。
〔帰島できなかった旧島民〕
強制疎開から返還までの 23 年という空白の間に
旧島民の高齢化が進み、一方では本土での生活基盤の確立に奮闘中などで、帰
島したくても帰島が叶わなかった人たちが多くいる。
〔硫黄島の旧島民の父島・母島への移住島民支援〕 国の小笠原諸島振興審議会
は、昭和 59 年 5 月、硫黄島及び北硫黄島は、活火山活動により異常現象が著
しいこと、産業の成立状況が厳しいことなどにより、一般住民の定住は困難と
の意見書を国土庁長官に提出し、これにより国は硫黄島への帰島は困難である
と決定した。
このため、東京都や小笠原村は、硫黄島旧島民のための施設として、父島に
「小笠原村硫黄島旧島民一時宿泊所」
(村)を、母島に「蝙蝠谷地区農業団地」
(都)を整備したが、当協会はこれらの施設の活用を含めて支援する。
【財源等】
東京都及び小笠原村の補助金
イ)ホームページ
【事業内容】
ホームページには小笠原諸島の歴史や地理的・自然的特性に即した情報、小
*ア)機関紙等刊行
笠原諸島振興開発事業や産業・観光等に関する情報を掲載し、小笠原諸島に係
物 8,648,000 円の
る普及啓発、宣伝に努めて旧島民の帰島促進や訪島者の増加に貢献するととも
経費の中で実施す
に、産業・観光等の経済効果の向上に寄与し、地域活性化の推進や小笠原諸島
る。
の自立的発展を支援する。また、当協会の組織・制度及び各種事業情報を公表
し、本邦在住の旧島民や小笠原諸島に関心を持つ不特定多数の人々に対し開か
(0 円)
れたものにする。
*ホームページの
【掲載情報】
ホームページに掲載する主な情報は、次のとおりである。なお、現在未掲載
情報の追加や更新
は、管理費・委託費
の情報については、公益法人の設立登記後漸次掲載していく。
595,000 円で行う。
・小笠原諸島の各種情報 ・小笠原諸島世界自然遺産情報 ・当協会の賛助会
員情報 ・当協会の諸事業情報(小笠原交流ツアー、機関紙の発行、小笠原航
路の運賃割引証明書の発行、協賛等の諸情報など) ・当協会の組織や制度等
情報(定款、規程、予算等)など
【財源等】
東京都及び小笠原村の補助金
※ ()内は対前年比
5
(2) 公2事業
教育、経済等推進事業
ア)小笠原交流ツアー、イ)旧島民及び賛助会員に対するおがさわら丸の運賃割引証明書の
発行、ウ)国及び自治体や諸団体が実施する事業への協賛等、エ)意見交換会等による情報
収集、オ)自然観察会(仮称)検討委員会
(定款第4条第1項第2号、及び第4条第1項第3号)
〔趣旨(目的)・まとめた理由〕
小笠原諸島が自立的発展や住民の生活の安定等を図るためには、様々な形での本邦在住の多くの国
民の協力及び支援が必要である。また、当協会も小笠原諸島に係る諸事業を実施し、小笠原諸島の産
業・観光等経済効果の向上や地域活性化に寄与又は支援する。ア~オの事業は、経済効果の向上や地
域活性化に寄与又は支援するという共通の目的を達成する手段として位置付けられることから一つに
まとめた。
事
業 名
ア)小笠原交流ツア
内
容
【事業内容】
ー
機関紙及びホームページで旧島民や賛助会員等全国から参加者を募集して
2,553,000 円
閑散期の 11 月に実施し、産業・観光等経済効果の向上に寄与する。
(0 円)
また、父島、母島でツアー参加者と地域住民との交流会を実施し、友好と賑わ
いを醸し出すなど地域活性化に貢献する。なお、旅行業法に係わる事務は、小
*当該経費には、
イ)旧島民及び賛助
笠原海運株式会社が実施する。
【役割分担】
会員に対するおが
小笠原交流ツアーの乗船受付や案内、小笠原交流ツアー期間中の安全管理等
さわら丸の運賃割
は、当協会及び小笠原海運株式会社が協働して実施し、そのほかは役割分担に
引証明書の発行の
よる。
経費が含まれてい
(1)当協会の主な役割は次のとおり。
る。
①小笠原交流ツアーの企画
②参加者の募集及び参加者名簿の小笠原海運
への提供 ③参加者の宿泊先振分け ④父島・母島の交流会開催
(2)小笠原海運株式会社の主な役割は次のとおり。
①交流ツアー経費の決定(通常より減額した船賃の決定及び通常より減額し
た宿代の折衝及び決定) ②参加費用の徴収及び宿泊代の宿泊先への支払い
③参加者の保険事務
【交流会】
小笠原父島及び母島に到着した日の夕刻、小笠原支庁、小笠原村、観光協会、
漁協、農協など父島、
母島のそれぞれの機関及び関係者の協力を得て開催する。
アトラクション出演者はボランティア参加、その他諸経費はツアー参加者、当
協会及び村役場が負担する。
※ ()内は対前年比
6
【その他説明事項】
〔閑散期の11月〕
本事業は閑散期に実施するということで始めたものであ
る。平成23年は、世界自然遺産登録の影響で客足は伸びているが、永劫続く
とは考えられない。また、交流ツアー参加を楽しみにしている本邦在住の人、
会えることを心待ちにしている小笠原島民も多く、継続性が求められている事
業である。
【財源等】
寄附金・賛助会費等
イ)旧島民及び賛助
【事業内容】
会員に対するおが
本事業は、当協会と小笠原海運株式会社との「東京~小笠原航路乗船券の割引
さわら丸の運賃割
に関する覚書」により実施するものである。旧島民の里帰り経費の軽減によっ
引証明書の発行
て里帰り回数の増加と、また、これを賛助会員に広げることで訪島者の増加
を図り、島民との交流や産業・観光等経済効果の向上に寄与するなど地域活性
*ア)小笠原交流ツ
アー 2,553,000 円
化に貢献する。
【割引証明書の発行】
の経費の中で実施
小笠原への里帰り又は訪島するため往復の乗船券の予約をした旧島民又は
する。
賛助会員について、当協会保管・保有の名簿で旧島民又は賛助会員であること
(0 円)
を確認し、小笠原海運株式会社に対しておがさわら丸の運賃割引証明書を発行
する。運賃割引率は、1 等及び特 2 等船室は 1 割、2 等船室は 2 割。なお、旧
*賛助会員に対す
島民名簿の確認は、
「小笠原関係実態調査元居住者名簿」
(昭和 41 年 3 月作成)
る業務は、管理費・
などで行う。
賛助会員等経費
【割引相当額の負担】
268,000 円で行う。
当協会は、割引に相当する金員を㈱小笠原海運に対して支払うことはしてい
ない。
【財源等】
寄附金・賛助会費等
ウ)国及び自治体や
【事業内容】
諸団体が実施する
国及び自治体や諸団体が実施する行事又は催し物等に対して協賛等を行う
事業への協賛等
ことにより、産業・観光等経済効果の向上と地域活性化の推進を支援する。協
6,000 円
賛等を行う行事又は催し物等は、旧島民の帰島促進・定着、小笠原諸
(0 円)
島に係る普及啓発・宣伝、小笠原諸島における教育、経済・産業等へ貢献する
ものであることが必要である。
【種類】
協賛等には、協賛金の支出により必要経費の一部を助成するものと、主催・共
※ ()内は対前年比
7
催・後援等の当協会名義の使用許可とがある。
【応募・選考】
行事又は催し物等の内容が、当協会の条件に適合するものであることを書面
で示して応募する。選考及び決定は、「協賛等に関する事務処理要綱」に基づ
き行う。
【財源等】
寄附金・賛助会費等
エ)意見交換会等に
よる情報収集
【事業内容】
(1) 小笠原村で実施する当協会役員及び在島評議員・理事と島民との意見交
965,000 円
換会において、小笠原諸島振興開発事業や産業・観光等に関する現場の意見・
(0 円)
要望等を取りまとめて国や東京都など関係機関に対する要請等に活かすとと
もに、当協会の今後の運営の参考に資し、小笠原村の産業・観光等経済効果の
向上と地域活性化の推進を支援する。
(2) 硫黄島墓参及び遺骨収容等については、国、東京都及び小笠原村の情報
を機関紙等で提供するほか、当協会役員や職員が墓参等に参加して硫黄島の現
状を把握し、情報収集及び情報提供の質の向上に努め、帰島できない旧島民に
対しきめ細かな対応を図る。
【要請等】
要請等は、
「小笠原諸島振興開発審議会」
(国土交通省)及び「小笠原諸島振
興開発計画」
(東京都)の策定時並びに必要に応じて適時に行う。
【財源等】
寄附金・賛助会費等
オ)自然観察会(仮
称)検討委員会
【事業内容】
この事業は、小笠原諸島の自然等を教育の場として活用しようとするもので
79,000 円
ある。世界自然遺産として登録された小笠原諸島(父島・母島)において、小・
(0 円)
中学生が自然や生物等への理解を深めるとともに、小・中学生や関係者の訪島
により小笠原諸島の産業・観光等経済効果の向上や地域活性化に貢献するた
め、平成 26 年度に「自然観察会(仮称)検討委員会」を設置し、2 ヶ年程度
の検討を経て実施を目指すこととしている。
【財源等】
寄附金・賛助会費等
※()内は対前年比
2.収益事業等
収益事業等は該当なし
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