企業メッセージ 私たちノーサングループは「変革とチャレンジ」をくり返しながら、常に成長を 食と 目指す企業グループです。 いのちの ペットフードや成長著しいバイオ分野へチャレンジするライフテック事業。 未来をひらく 確固たる地位を築き畜産・水産業界に貢献する配合飼料事業、健康への創意 工夫から生まれた安心のブランド卵“ヨード卵・光”を中心に展開する食品事業、 私たちは「環境・安全・安心・健康」と「透明性・コンプライアンス」をすべての企 業活動の礎(いしずえ) として、高い信頼を築き、食といのちの未来を見すえなが ら、広く社会に貢献してまいります。 株主優待制度のご案内 株主の皆様の日頃のご支援にお応えするとともに、当社製品のご利用を通じて、 事業内容をより一層ご理解頂くため、毎年3月31日の最終株主名簿に記録された株 主の皆様に対し、ご所有の株式数に応じて次のとおり 「ヨード卵・光」引換券を贈 呈しております。 ※実施時期 年1回(本冊子と同封にて送りしております。 ) 第89期 事業報告書 平成16年4月1日から平成17年3月31日まで ■ 1,000株以上ご所有の株主様 「ヨード卵・光」引換券 5枚(1,500円相当) ■ 10,000株以上ご所有の株主様 「ヨード卵・光」引換券10枚(3,000円相当) 〒220-8146 横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号 横浜ランドマークタワー46階 (本誌内容に関することは、経営企画室にお問い合わせ下さい。 ) TEL(045)224-3717 FAX(045)224-3721 【決算情報は、ホームぺージでもご覧頂けます。 】 URL http://www.nosan.co.jp 環境に配慮した「大豆油インキ」 を使用しています。 http://www.nosan.co.jp 株主の皆様には、ますますご清栄のことと拝察申し上 F E E D 飼料事業 株主の皆様へ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 す べ て の F O O 原 点 と し て D 食品事業 ﹃ 品 質 の 力 ﹄ を 営業の概況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 [トピックス] ①ペットフード新商品紹介 . . . . . . . . . 7 ②ホームページをリニューアルしました . . . 8 連結財務諸表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 単体財務諸表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 株式の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 会社概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 グループ企業紹介 . . . . . . . . . . . . . . . . 14 L I F E ライフテック事 業 T E C H げます。平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げま 益還元を経営の重要課題の一つとして捉えております。 す。さて、ここに第89期事業報告書を作成致しましたの グループ全体の連結利益に連動した形での配当政策 で、ご高覧頂きますようお願い申し上げます。 を採っておりますが、企業体質の強化および目標利益 ノーサングループは「変革とチャレンジ」をくり返しな の達成により株主の皆様の一層のご期待に応えてまい がら、常に成長を目指す企業グループです。 「環境・安全・ りたいと考えております。第89期の配当金につきまし 安心・健康」と「透明性・コンプライアンス」をすべての企 ては、0.5円増配の1株5円と3期連続の増配とさせて頂 業活動の礎(いしずえ)として、高い信頼を築き、食とい きます。 のちの未来を見すえながら、広く社会に貢献することを 経営方針に掲げて活動しております。 また、現在、次の3ヵ年経営計画を策定しております が、 「より強く、より大きくなる」ために、バリューチェ ーン毎の強化拡大戦略を構築してまいります。効率性 2001年3月期よりスタートした中期経営計画「NGP を追求する生産力、明確なソリューションを基礎とし (Nosan Group Plan)-2005」が2005年3月期にて終了 た営業力、狙いをはっきりとさせた研究開発力をそれ 致しました。 「打たれ強い会社」 ・ 「新しい芽を持つ会 ぞれスピード感をもって強化することにより、 「夢のあ 社」を目指し、 「変革とチャレンジ」をキーワードに、財 る、存在感のある企業」を目指してまいります。 務内容の健全化、事業の選別、成長分野への取り組み 今後、市場環境が大きく変化することが予想されま や総人員削減等のコスト競争力強化など、大胆な収益 すが、社会から信頼され、存在感のある企業へと成長 構造の転換を実施してまいりました。 するため、この3年間はより一層の「変革とチャレンジ」 財務面では、バランスシートのスリム化、減損会計 の早期適用、資本の効率的な運用に努めた結果、財務 内容の健全化に目途を付けました。また、収益面では To Our Shareholders ●目次 利益配分につきましては、株主の皆様への適切な利 株 主 の 皆 様 へ による、飛躍の期間と位置づけます。 株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご 支援を賜りますようお願い申し上げます。 不採算事業であった食肉事業の再構築を行う一方、新 たな収益源としてバイオ新分野への取り組みを強化 し、海外の有力ベンチャー企業との提携を積極的に展 開しております。コスト面では、総人員の削減、生産・ 物流面での効率化を図ってまいりました。こうした取り 組みの結果、当期の経常利益は22億円となり、経常利 益ベースで3期連続の20億円超を達成するなど、安定 的な収益基盤を確立することができました。 代表取締役社長 三好 正俊 1 2 営 業 の 概 況 当期の概況 飼料事業 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国や中国向 売上高を事業別に見ますと、飼料事業は畜産飼料の販売 けの輸出拡大に、設備投資の増加も加わり企業収益が改 数量増加により、食品事業は、鶏卵消費が落ち込むなか主 善し、民間需要を中心に総じて堅調に推移しました。 力の「ヨード卵・光」が販売数量を伸ばして前期を上回りま した。ライフテック事業は、バイオ新分野が引き続き伸長し ましたが、ペットフードが販売数量を維持したものの、競業 スタートしましたが、その後需給が調整されたこともあり、 他社との価格競争などにより、前期をやや下回りました。 下期には鶏卵相場が大きく上昇に転じたほか、鶏肉相場も 以上の結果、売上高は1,195億41百万円(前期比109%、 回復しました。一方、畜産飼料は鶏卵の生産調整などから 101億53百万円の増収) となりました。経常利益は配合飼料 流通量が低調に推移したことに加え、原料価格の変動に伴 価格安定基金積立金の大幅な負担増がありましたが、各事 う四半期ごとの価格改定が、大幅なものとなりました。 業の改善努力に持分法適用会社の業績回復も加わり、22 売上高 2,376 100,000 82,969 営業利益 (単位:百万円) 営業利益 92,307 2,500 2,189 80,000 2,000 60,000 1,500 40,000 1,000 20,000 500 0 平成16/3 17/3 0 E 億65百万円(前期比110%、2億9百万円の増益) となりまし 畜産飼料の全国流通量は、昨年夏の記録的な猛暑、鶏 の最終年度を迎え、 「環境・安全・安心・健康」の基本姿勢 た。また、特別利益として不動産売却益など4億31百万円 卵相場低迷や鳥インフルエンザによる生産調整などから4 を堅持しつつ、収益体制の構築をスローガンとして掲げ、 を計上した一方、横浜工場の畜産飼料製造設備閉鎖関連 年ぶりに前年割れとなりました。 各事業部門の利益目標の達成に努めました。その一環とし 費用1億73百万円、固定資産売除却損1億69百万円などの 当社グループは、北海道地区における販売体制の見直 て、ペットフード部門や北海道・関東地区における製造・販 特別損失5億6百万円を計上しました。その結果、当期純利 し、関東地区での横浜工場から子会社ジャパンフィードへ 売体制の見直し、間接部門のスリム化などを進めてまいり 益は13億74百万円(前期比127%、2億90百万円の増益) と の製造移管など、製販両面からの再構築に取り組みました。 ました。 なりました。 また、環境に配慮した養豚用飼料「ネクセルシリーズ」が D 合した「あゆソフトEN」の発売など積極的な拡販を進めた 結果、淡水魚用は大幅に伸長しましたが、海水魚用が例年 にない台風の直撃などで販売数量が落ち込んだ影響を受 け、全体では前期を上回ることができませんでした。収益 面は、魚粉を中心とする原料が高値で推移したため、減益 となりました。 以上の結果、売上高は923億7百万円(前期比111%、93 億38百万円の増収) となり、営業利益は21億89百万円(前期 比92%、1億86百万円の減益) となりました。 こうしたなか当社グループは、中期経営計画「NGP‐2005」 E Review of Operations Review of Operations 飼料・食品業界は、昨年初めに発生した鳥インフルエン ザによる鶏肉・鶏卵離れの影響で期初の相場は低水準で 売上高 (単位:百万円) F 営 業 の 概 況 好評を博したことから、販売数量は前期を上回りました。 収益面においては、原材料価格の高騰を受けて上期に は畜産飼料価格が値上げとなりましたが、下期は一転し原 (単位:億円) 1,200 1,131 (単位:百万円) 1,195 2,400 1,093 (単位:百万円) 2,179 1,500 2,265 2,000 900 連 結 売 上 高 連 結 経 常 利 益 600 連 結 当 期 純 利 益 1,600 1,200 800 300 400 0 3 平成15/3 0 16/3 17/3 平成15/3 1,374 2,056 17/3 1,084 件費や物流費などのコスト削減に努めるとともに、積極的 な拡販に注力した結果、財源枯渇による配合飼料価格安 1,000 定基金の大幅な積立金負担の増加にもかかわらず、前期並 みとなりました。 500 水産飼料は、事業全体の経営戦略を推進する水産部を 新設し、生産者から大手量販店までのインテグレーション 0 16/3 1,157 料費低下を超える値下げを余儀なくされました。一方、人 平成15/3 構築により、安定顧客の確保に努めました。また海苔を配 16/3 17/3 4 営 業 の 概 況 食品事業 F O D 次期の見通し 昨年初めに 報の公開を行うことにより、環境・安全・安心の充実を図り 堅調に推移してきたわが国経済にも、原油など素材価格 750 発生した鳥イン ました。農場子会社においては、鶏卵相場が急回復したこ の上昇による収益圧迫やIT関連分野での在庫調整、依然 ライフテック事業では、バイオ部門において、バイオ研 600 フルエンザは、 とに加え、生産性の向上や、さらなるコスト削減に努めた としてデフレ状況から脱却できずにいることなど、不安材 究所横浜ラボでの受託サービスを一層充実させ、既存の 12,000 450 鶏 肉・鶏 卵 の 結果、収益は改善しました。 料が山積しています。 商品・サービスとの相乗効果を図り、さらなる成長を目指し 8,000 300 消費減少を招 以上の結果、売上高は160億95百万円(前期比109%、13 このような状況のもと飼料事業では、生産・物流・研究開 150 きましたが、主 億66百万円の増収) となり、営業利益は5億88百万円(前期 発における業務提携の推進、顧客ニーズへの営業・開発面 0 力 の「 ヨ ード 比110%、54百万円の増益) となりました。 でのスピーディーな対応、水産飼料部門の製造設備増強や 売上高 (単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円) 営業利益 20,000 16,000 14,728 534 16,095 588 0 平成16/3 17/3 卵・光」は、安 を展開します。 ます。ペットフード部門においては、業界初の季節限定商 品や療法食の新商品発売などによる拡販に努めます。 中期経営計画「NGP‐2005」で培った「環境・安全・安 マーケット戦略強化による拡充など、積極的に取り組みます。 心・健康」 と 「透明性・コンプライアンス」をすべての企業活 全・安心の意識が高まるなかで消費者の支持を得られた 食品事業では、 「ヨード卵・光」のメイン購買層である団 動の礎として、企業の効率性と健全性を高め、食といのち こと、大手レストランチェーンをはじめ業務用での販売が 塊世代や団塊ジュニア世代を対象とした広告宣伝活動、 「ヨ 順調に伸長したため、数量は前期を上回ることができまし ード卵・光」に続くブランド卵・関連商品の発売を行うとと た。また、鮮度・リサイクルに配慮した新パッケージの採用 もに、トレーサビリティのさらなる充実など、消費者が求め 経常利益は32億50百万円(前期比143%) 、当期純利益は18 や、業界で初めてとなるモバイルサイト上での生産履歴情 る環境への配慮や安全・安心に対する期待に応えた事業 億円(前期比131%) を見込んでいます。 バ イオ 部 門 工場を子会社ペットラインへ移譲し、製販一体化を実現しま では、ADME した。また動物病院向けペットフードでは、新たに東京大学 480 /Tox(薬物動 と共同開発した犬用アレルギー療法食をラインアップに加え、 9,000 360 態 および 毒 性 順調に売上を伸ばしました。一方、地方競馬の廃止などで 6,000 240 試 験 )、タンパ 市場が縮小している競走馬飼料は、牧場向けプライベートブ 3,000 120 ク 発 現 、生 殖 ランドやサプリメントの投入により前期並みの数量を維持し 0 医 療 、遺 伝 子 ました。しかしながら価格転嫁の難しいこれら商品は、上期 改変動物で進 の原材料価格高騰により利益の減少を余儀なくされました。 売上高 12,000 0 営業利益 (単位:百万円) 営業利益 597 15,000 493 10.790 平成16/3 10.386 17/3 これらの結果、次期の売上高は1,160億円(前期比97%) 、 L I F E T E C H 600 売上高 (単位:百万円) の未来を見すえながら広く社会に貢献してまいります。 Review of Operations Review of Operations 4,000 ラ イ フ テッ ク 事 業 めているバイオ新分野に、新たに遺伝子免疫法による抗体 以上の結果、売上高は103億 作製、薬物の血液脳関門透過性試験や鶏による組み換え 86百万円(前期比96%、4億4百 たん白質生産受託サービスなどが加わり、引き続き売上が 万円の減収) となり、営業利益 伸長しています。 は4億93百万円(前期比83%、1 アメニティ部門では、昨年6月、競争力強化を目的に多治見 5 O 営 業 の 概 況 億4百万円の減益) となりました。 6 ト ピ ッ ク ス 1 ペットフード新商品紹介 ホームページをリニューアルオープン! http://www.nosan.co.jp 100%子会社のペットライン(株)から愛犬、愛猫へのこだわりフードであるドッグビット『ピュアメイド』、キャネット 『2つのメニュー』が新発売となりました。また、業界初の期間限定ペットフードとしてキャネットチップ『四季の味』 も 発売しました。いずれも 「おいしさ・健康・安心」にこだわった商品です。 本年4月18日、当社ホームページをリニューアル ト ピ ッ ク ス 2 オープンしました。 リニューアルにあたっては、各事業の紹介を始 め、IR情報、ヨード卵・光の商品情報まで幅広い 情報を整理してカテゴリ分けするなど、ホームペ 上させました。また、掲載情報も今後更に充実さ せてまいりますので、是非一度アクセスしてみて 下さい。 健康を考えたら 自然ベースになりました。 おいしさ×2! 楽しさ×2! ミックスメニューが楽しめる! 期間限定! いつもと違う旬のおいしさを! ● ドッグビット【ピュアメイド】 ● キャネット【2つのメニュー】 ● キャネットチップ【四季の味】夏味 「おいしさ・健康・安心」にこだ わった自然派フードの新登場です。 2種類のミックスメニューをセッ トした、おいしさと変化が楽しめる ● 充実したIR情報 ● ヨード卵・光 モバイルページOPEN! Renewal Website New Products Launch ージに来られた皆様が見やすいよう、利便性を向 いつものキャネットチップシリー ヨード卵・光のモバイルページ ズに期間限定の四季の味が登場。 緑と赤の野菜、ヘルシーなハーブ 新しいタイプのドライフードの登場 猫下部尿路疾患に配慮し、毛玉排 をぜいたくに使用しており、愛犬の です。小分けしたアルミ内袋が、 出もサポート。天然タウリン強化、 骨と関節の健康に配慮してグルコ おいしさと鮮度を保ちます。合成 ビール酵母配合と「おいしさ・健 サミンも配合。合成着色料を使わ 着色料を使用せず素材本来の色を 康・安心」へのこだわりは従来通 ず素材を生かした4つの色と8つ 生かしたキャットフードです。猫下 り。いつもと違うキャネットチップ の形のミックスタイプです。 部尿路疾患や毛玉排出にも配慮し の旬の味覚をお楽しみ下さい。 を開設しました。ヨード卵・光の ☆農場紹介☆ お買い上げ頂いたヨード 卵・光は房総ファーム(株) 神生農場で産まれた卵 です。 パックに印刷された2次元コード を携帯電話のカメラから読込んで いただければ、お買上げ頂いた ヨード卵・光の生産履歴情報ペー ジにアクセスし、簡単に生産地や 生産者の皆さんをご覧頂けます。 ています。 IRページの右側のアイコンから 「ノーサンIR通信」にご登録できます。 食物アレルギー対応 犬用療法食「Dr.'sCARE アミノプロテクトケア」発売開始 7 IRページでは、過去の決算情報をはじめ、 有価証券報告書など様々なIR情報をご覧頂け 「Dr.'sCARE アミノプロテクトケア」は、当社 食物アレルギーは起こりません。犬の食物アレル ます。また、メールアドレスを登録(無料)頂 と東京大学大学院農学生命科学研究科が共同開 ギーは離乳期から幼少期に獲得されやすいとい くだけで、株主の皆様に当社のIR情報をメ 発し、アミノ酸とポテト蛋白で最適な栄養バラン われております。この新商品は食物アレルギーを スを実現した犬アレルギー用療法食です。蛋白源 引き起こさないだけでなく、食物アレルギーを獲 はポテトのみですので、ポテトアレルギー以外の 得しやすい子犬にも安心してお使い頂けます。 ールでお知らせするサービス「ノーサンIR通 信」をご提供しております。 8 連 結 財 務 諸 表 連結貸借対照表(要旨) 当期末 期 別 科 目 (単位:百万円) 26,910 30,866 21,719 163 8,983 57,777 28,520 8,190 36,710 29,284 9,060 38,344 7,411 2,742 10,126 1,045 △ 1,139 20,186 56,897 7,411 2,731 9,327 981 △ 1,019 19,433 57,777 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 P OINT 株主資本当期純利益率(ROE) (単位:%) 7.5 6.9 7.0 6.5 6.3 6.0 5.0 平成15/3 16/3 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 平成16年4月1日から 平成15年4月1日から (平成17年3月31日まで )(平成16年3月31日まで ) 119,541 102,912 16,629 14,483 2,145 585 465 2,265 431 506 2,190 838 △ 38 16 1,374 連結キャッシュ・フロー計算書(要旨) 前 期 109,388 92,653 16,735 14,410 2,324 305 573 2,056 473 563 1,965 875 5 0 1,084 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 期 別 科 目 当 期 (単位:百万円) 平成16年4月1日から 平成15年4月1日から (平成17年3月31日まで )(平成16年3月31日まで ) 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費等 売上債権の増(△) ・減 仕入れ債務の増・減(△) その他 投資活動によるキャッシュ・フロー 固定資産の取得による支出 固定資産の売却による収入 投資有価証券等の増(△) ・減 その他 フリーキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の増・減(△) 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 3,129 2,190 2,619 684 △ 901 △ 1,463 △ 2,172 △ 2,500 521 △ 12 △ 181 956 △ 920 36 433 470 連結剰余金計算書 前 期 3,701 1,965 2,541 △705 1,542 △1,643 △822 △2,144 536 658 126 2,879 △4,419 △1,540 1,973 433 17/3 (単位:百万円) 当 期 期 別 前 期 平成16年4月1日から 平成15年4月1日から (平成17年3月31日まで )(平成16年3月31日まで ) 科 目 【資本剰余金の部】 資本剰余金期首残高 資本剰余金増加高 自己株式処分差益 資本剰余金期末残高 【利益剰余金の部】 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 利益剰余金減少高 配当金 役員賞与 利益剰余金期末残高 2,731 10 10 2,742 2,731 0 0 2,731 9,327 1,374 1,374 575 554 20 10,126 8,760 1,084 1,084 517 494 22 9,327 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 連結キャッシュ・フロー P OINT 当期は、配合飼料価格安定基金の積立金が7億8百 万円増加しましたが、人件費等の削減により、販 管費の増加を73百万円に留めました。その結果、 営業利益は、21億45百万円となりました。 P P OINT 税金等調整前当期純利益21億90百万円、減価償却 費25億23百万円、固定資産売却5億21百万円の収 入を基に、設備投資に25億円、法人税等11億30百 万円、配当金5億54百万円などを支払った結果、 現預金残高は、ほぼ前期末並みの4億70百万円と なりました。 営業活動によるキャッシュ・フロー フリーキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 設備投資額 (単位:百 万円) 財務活動によるキャッシュ・フロー 5,000 3,000 4,228 3,701 2,631 2,879 1,000 OINT 畜産物相場の上昇や生産成績の改善効果により持 分法適用会社の業績が回復した結果、投資利益が 3億円の改善となりました。その結果、経常利益 は、22億65百万円となり、3期連続で20億円を超え ることができました。 △1,000 △822 △920 △1,596 △1,839 △3,000 3,129 956 0 △5,000 5.8 5.5 期 別 科 目 (単位:百万円) 当 期 Consolidated Financial Statements Consolidated Financial Statements 26,338 30,558 20,882 357 9,318 56,897 総資産は前期末に比べ8億79百万円減少した一方、 当期純利益が、13億74百万円と増加したことなどに より株主資本が7億53百万円増加しました。その結 果、株主資本比率は35.5%となり1.9%改善しました。 9 前期末 (平成17年3月31日現在) (平成16年3月31日現在) 【資産の部】 流動資産 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 【負債の部】 流動負債 固定負債 負債合計 【資本の部】 資本金 資本剰余金 利益剰余金 その他有価証券評価差額金 自己株式 資本合計 負債・資本合計 連結損益計算書(要旨) 連 結 財 務 諸 表 △2,494 △2,172 △2,144 △2,500 △4,419 平成15/3 16/3 17/3 10 単 体 財 務 諸 表 単体貸借対照表(要旨) 期 別 科 目 (単位:百万円) 当期末 前期末 流動資産 24,038 25,518 固定資産 23,307 23,828 有形固定資産 10,870 13,007 無形固定資産 272 113 12,163 10,707 資産合計 47,346 49,347 【負債の部】 流動負債 23,895 25,560 固定負債 6,372 6,918 負債合計 30,268 32,478 資本金 7,411 7,411 資本剰余金 2,742 2,731 利益剰余金 7,032 6,774 その他有価証券評価差額金 1,031 971 自己株式 △ 1,139 △ 1,019 資本合計 17,077 16,868 負債・資本合計 47,346 49,347 【資本の部】 101,102 89,835 11,267 10,116 1,151 524 410 1,264 428 389 1,304 553 △ 79 831 639 1,470 期 別 科 目 当 期 880 940 日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口 株式会社日清製粉グループ本社 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社信託口 東京海上日動火災保険株式会社 株式会社横浜銀行 富国生命保険相互会社 三菱信託銀行株式会社 ゴールドマン・サックス・インターナショナル 前 期 1,470 1,136 332 12 1,815 161 0 1,298 613 (5.0円) 21 (2) 554 (4.5円) 18 (2) ー 1,180 500 250 平成15/3 1,000 2,000 単 体 経 常 利 益 86 639 17/3 区 分 持株数(千株) 持株比率(%) 26,900 5,392 3,650 3,647 3,300 3,291 3,003 2,233 2,000 1,749 20.80 4.17 2.82 2.82 2.55 2.55 2.32 1.73 1.55 1.35 1,264 1,000 500 単 体 当 期 純 利 益 個人 事業法人 金融機関 証券会社 外国法人及び外国人 合計 株主数別分布 500 比率 (%) 株式数 (千株) 比率 (%) 17,069 226 52 46 49 17,442 97.87 1.30 0.29 0.26 0.28 100.00 54,976 35,652 32,453 1,021 5,205 129,309 42.51 27.57 25.10 0.79 4.03 100.00 証券会社【0.26%】 金融機関【0.29%】 外国法人及び外国人 【0.28%】 株価チャート 売買高 (千株) 株価 (円) 300 個人 【97.87%】 250 200 株式数別分布 150 60,000 100 40,000 50 20,000 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平成15年 750 (平成17年3月31日現在) 株主数 (名) 事業法人【1.30%】 0 916 831 1,623 1,500 平成16年 平成17年 0 証券会社【0.79%】 外国法人及び外国人 【4.03%】 金融機関 個人 【25.10%】 【42.51%】 事業法人 【27.57%】 454 250 0 0 16/3 明治安田生命保険相互会社 当社への出資状況 (単位:百万円) 1,631 750 0 11 三菱商事株式会社 株式の所有者別状況 平成16年4月1日から 平成15年4月1日から (平成17年3月31日まで )(平成16年3月31日まで ) 当期未処分利益 任意積立金取崩額 固定資産圧縮積立金取崩額 特別償却準備金取崩額 合計 利益処分額 配当金 (1株当たり年間配当金) 役員賞与金 (うち、監査役分) 任意積立金 特別償却準備金 次期繰越利益 (単位:百万円) 1,011 (平成17年3月31日現在) 株 主 名 (単位:百万円) (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 (単位:億円) 単 体 売 上 高 大株主 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。 1,000 ■ 発行済株式の総数 ............................................129,309千株 □ 株主数 ......................................................................17,442名 94,019 82,473 11,545 9,863 1,682 404 462 1,623 478 529 1,572 610 46 916 220 1,136 利益処分 株 式 の 状 況 (平成17年3月31日現在) Stock Information Non-consolidated Financial Statements 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 前期繰越利益 当期未処分利益 【資産の部】 前 期 平成15年4月1日から 平成16年4月1日から (平成17年3月31日まで )(平成16年3月31日まで ) 科 目 株式の状況 (単位:百万円) 当 期 期 別 (平成17年3月31日現在) (平成16年3月31日現在) 投資その他の資産 単体損益計算書(要旨) 平成15/3 16/3 17/3 平成15/3 16/3 17/3 12 会 社 概 要 会社概要 社 名 本社所在地 役 員 日本農産工業株式会社 ( Nosan Corporation ) 〒220-8146 横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号 横浜ランドマークタワー46階 TEL(045)224-3700(大代表) 昭和6年8月6日 資 74億1,149万円 本 金 従 業 員 数 440名(男395名・女45名) (従業員数は就業人員であり、出向者の人数を含んでおりません。 ) 主な取引銀行 横浜銀行、三菱信託銀行、東京三菱銀行、農林中央金庫 (平成17年3月31日現在) 代表取締役社長 堀 尾 守 日本エンテム建設株式会社 専 務 取 締 役 近 松 良 文 当社は、畜産関連施設を中心に設計、施工、アフターケアを始め、畜産関連機器類の販売を行う 常 務 取 締 役 小 山 哲 常 務 取 締 役 中 野 常 務 取 締 役 安 川 一 監査役(常勤) 松 井 勝 郎 監 査 役 松 尾 翼 監 査 役 藤 井 明 畜産建築の総合エンジニアリング会社です。 嗣 ■畜産・建築の総合エンジニアリング 日本エンテム建設㈱ 当社には、長年にわたる研究、豊富な施設づく りの実績から得た技術力、それらを効果的に運 農場飼育施設 一般建築 工場 倉庫 店舗 事務所 共同住宅 一般住宅 コンサルティング プランニング (平成17年6月24日現在) 養鶏場 養豚場 養牛場 孵卵場 ● 決算期 ● 配当金受領株主確定日 ブロイラー処理場 ミートセンター GPセンター 毎年3月31日 ● 名義書換代理人 毎年3月31日(中間配当制度はございません。) ● 基準日 毎年3月31日 (そのほか臨時に必要のあるときは、あらかじめ公告致します。) ● 公告掲載新聞 アフターケア ● 同事務取扱場所 〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱信託銀行株式会社 証券代行部 ● 同連絡先 〒171-8508 東京都豊島区西池袋一丁目7番7号 三菱信託銀行株式会社 証券代行部 電話0120-707-696(フリーダイヤル) 東京都において発行する日本経済新聞 (当社は、貸借対照表および損益計算書を決算公告に代えてホーム ぺージに掲載しております。 ) 当社のホームぺージアドレスは以下のとおりです。 http://www.nosan.co.jp 〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱信託銀行株式会社 ● お知らせ [1]住所変更、配当金振込指定・変更、単元未満株式買取・買増請求に必要な各用紙、および株式の相続手続依頼書のご請求は、名義書換代 理人の(フリーダイヤル)0120-86-4490で24時間承っておりますので、ご利用下さい。 [2]配当金を郵便貯金口座へお振込みすることができるようになりました。お手続きには振込指定書のご提出が必要ですので名義書換代理人 に指定書用紙をご請求下さい。 公害処理施設 最も効果的な飼育環境づくりを提供します。最新 の技術を背景にしたコンサルティングからプラン 計施行体制で畜産経営のお手伝いをしてまいりま 施工 食品・ 畜産関連施設 用するためのノウハウがあり、これらをベースに ニング、アフターケアまで当社の一貫した責任設 設計・監理 株主メモ 13 本社:横浜市西区みなとみらい2-2-1 TEL: (045)225-5891 URL:http://www.entem.jp NOSAN Group Corporate Information 設立年月日 Nihon ENTEM Corporation グ ル ー プ 企 業 紹 介 畜産関連機器 畜産自動機器 環境機器 飼料タンク した。畜舎以外にも公害処理施設や車輌消毒施 設、さらには、工場、倉庫、店舗、事務所などの一 般建築と当社の活動分野は着実に広がっており ます。 糞発酵施設 糞焼却炉施設 汚水処理施設 ■工事事例紹介 養豚・養鶏農場を始め、平成 16年11月からの環境三法の施 行に伴い、農場から出る糞尿を 処理する浄化槽や堆肥舎などの 環境施設も手掛けております。 堆肥化施設 豚舎内部 養豚農場 14
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