複合因子試薬の溶解方法について

FAQ(血栓・止血)
複合因子試薬の溶解方法について
Q 複合因子試薬の溶解はどのように行えばよいでしょうか。
A
複合因子・T「コクサイ」、複合因子・T(ブルー)、複合因子・H「コクサイ」の試薬を、試薬保冷庫付
の測定装置で使用される場合、以下の試薬溶解方法で行います。
1.試薬を冷蔵庫から取り出し、常温に戻します。
2.バイアルラベルに記載されている量の精製水を静かに注ぎます。
3.ゴムキャップをして常温に5分間静置して精製水が浸透した後、穏やかに転倒混和します。
4.37℃の恒温槽中で10 分間加温後、穏やかに転倒混和します。
5.常温に15分間静置した後、穏やかに転倒混和します。
6.測定装置の保冷庫で15 分間以上冷却し、保冷庫内の温度になじませてから測定に使用します。
(冷却機能のない装置を使用される場合には、6.は不要です)