APTT試薬の薬剤の影響について

FAQ(血栓・止血)
APTT試薬の薬剤の影響について
Q 抗生剤の影響でAPTTが延長することがあるでしょうか。
A
トロンボチェックAPTT、トロンボチェックAPTT(S)、およびトロンボチェックAPTT-SLAの3試薬につ
いて、アミノグリコシド系抗生剤使用患者の検体において、その影響を受け秒数が延長することがあり
ます。
2006年2月にお客様への案内を実施しております。トブラマイシンやカナマイシンにおいて、トロンボ
チェックAPTT、トロンボチェックAPTT(S)で100秒程度の影響を受けることがあり、トロンボチェッ
クAPTT-SLAにおいても、程度は小さいですが5秒程度の影響を受けることがあります。
その後、試薬の添付文書の妨害物質欄に「アミノグリコシド系抗生物質を含有する検体は、延長傾向を
示す場合があります」と記載しています。