長門市固定資産台帳整備支援業務 公募型プロポーザル仕様書 長門市

長門市固定資産台帳整備支援業務
公募型プロポーザル仕様書
長門市 企画総務部
財政課 監理管財係
1 件名
長門市固定資産台帳整備支援業務
2 本業務の契約方法と履行期間
契約方法は、公募型プロポーザル方式で採用した事業者と随意契約を行う。
その履行期間は、契約締結日から平成 28 年3月 31 日までとする。
3 準拠する法令等
本業務の実施にあたっては、本仕様書によるほか下記の関係法令等に準拠して行う。
(1) 地方自治法
(2) 長門市財務規則
(3) 統一的な基準による地方公会計マニュアル(全体版)
(4) 新地方公会計モデルにおける資産評価及び固定資産台帳整備の手引き
(5) 不動産登記法
(6) 長門市個人情報保護条例
(7) 総務省より公開される指針、マニュアル等
4 業務概要
(1) 固定資産台帳の整備に関する支援
① 統一的な基準に基づく財務書類作成の前提となる固定資産台帳の整備支援
A) 整備方針及びスケジュール(案)の策定支援
B) 整備に係る疑問点に関する指導・助言
C) 整備作業において活用するフォーマットの提供
D) 説明会の開催、各所管課等への個別説明・支援
E) 長門市固定資産評価基準等の策定
F) 整備に関する全体進行管理
G) 各種台帳の確認作業・施設と事業との紐つけ作業及び資産の地区別施設別整
理等
H) 固定資産台帳更新作業用手順書の策定
I) その他、固定資産台帳の整備及び当該情報を財務書類に反映させるために
必要な作業
② 本業務は、プロジェクトチームを構成し実施することを想定しているので、そ
の役割分担や作業方法に関して、効率的に業務を進められるよう支援を行うこと。
③ 長門市固定資産評価基準の策定にあたっては、受託者は長門市と資産評価法を
協議の上、資産の調査、評価、管理、次年度以降の更新に係る方針及び手順書を
まとめること。
④ 固定資産台帳の整備支援にあたっては、総務省「資産評価及び固定資産台帳整
備の手引き」に則すること。
⑤ 受託者は新地方公会計制度に対応可能な固定資産台帳の整備を目的として、固
定資産の洗い出し作業後、必要に応じて各種台帳項目の調査を実施し、固定資産
台帳の整備を支援すること。
なお、固定資産の洗い出し作業(データ調査、各所管課へのヒアリング調査、
実地棚卸調査等)についての作業分担については、企画提案書の中で提案を受け
ることとする。
⑥ 新地方公会計制度に対応する固定資産の開始時簿価算定。
⑦ 台帳作成に際して、長門市各所管課からの疑義に回答する。
⑧ 総務省が開発中の標準的なソフトウエアの稼働環境に対応可能なデータベース
とすること。
⑨ 公共施設等総合管理計画と固定資産台帳整備との関連について提案を行うこと。
5 対象資産
対象となる資産は以下のとおりである。(参考値)
(1) 土地
約 10,000 筆
(2) 建物
約
641 棟(274 施設)※トイレ、東屋等については未計上
(3) 一般工作物及びインフラ工作物
道路(農林道含む)1,048Km、橋梁 492 箇所、トンネル、公園 9 箇所、水門、
プール 13 箇所、防火水槽 186 箇所、河川水路 147Km、機械器具、漁港、港湾
等
(4) 物品備品、美術品等
(5) 建設仮勘定
(6) その他、固定資産台帳登載対象の市有固定資産一式
6 成果物
次に掲げる物品等を委託業務終了期限までに、長門市に納入すること。また、電子
データの作成にあたっては、データの運用管理及び更新が容易であることを考慮し、
ワード、エクセル等既存汎用ソフトで取扱い可能な形式で作成すること。
また、電子データはCD-R 又はDVD-Rに納めること。なお、全て日本語表記
とすること。
(1) 本支援業務の全体計画
1部(紙及び電子データ)
(2) 固定資産台帳一式
1部(電子データ形式)
(3) 質疑応答シート
1部(紙及び電子データ)
(4) 報告書
1部(紙及び電子データ)
(5) 固定資産評価基準
1部(紙及び電子データ)
(6) 固定資産台帳更新作業用手順書
1部(紙及び電子データ)
(7) その他、本業務に付帯する資料等
1部(紙及び電子データ)
※(2)固定資産台帳一式については、別添「長門市固定資産台帳入力項目一覧」
を参考に反映、作成すること。
7 成果物の納入場所
長門市企画総務部財政課監理管財係
8 その他留意事項
(1) コンプライアンス、個人情報保護及び守秘義務の遵守に関する社内体制を整備し
ていること。長門市から提供する資料等については、情報漏洩を防止するため適切
な措置を講ずること。受託者は本業務を遂行するにあたって知り得た情報を長門市
の書面による承諾を得ることなくその目的外に使用し、又は第三者に提供し、もし
くは利用させてはならない。また、受託者は本業務の履行上知り得た秘密を第三者
に漏らしてはならない。本業務完了後も同様とする。
(2) 使用資料等を適切に保管すること。
(3) 本業務の実施により得られた成果、情報等については、長門市に帰属すること。
(4) 本業務の実施に際しては、長門市の指示に従うこと。
(5) 受託者は業務遂行にあたっては、責任者・担当者を明らかにし、長門市と密に連
絡を取りながら誠実に履行すること。
(6) 受託者は本業務の開始にあたり、地方公共団体の財務会計事務を理解し、かつ発
生主義会計・複式簿記に関する専門の知識、能力を有する公認会計士又は税理士を
配置(兼任を認める)すること。
(7) 受託者は長門市から指導・提言を求められた際は、速やかに対応すること。
(8) 契約にあたり、受託者が一括して業務を第三者に委託することは認めない。ただ
し、契約業務の一部について、長門市の承認を得た場合についてはこの限りでない。
(9)その他、この仕様書に明示がない事項については、長門市と受託者が協議の上決
定することとする。
○長門市固定資産台帳 入力項目一覧
項 目(小分類)
大分類 中分類
No.
メイン仕訳
1
資産大別
①
資
産
報所
在
等
情
2
資産(施設)名称
3
公有財産台帳番号
4
枝番
5
6
②
資
情産
報取
得
A
大分類 中分類
項 目(小分類)
No.
36
償却区分
37
開始時見積資産額
38
減価償却累計額
39
期首簿価(増減異動前簿価)
地区名称
40
増減異動日付
所在地番
41
増減異動事由
7
取得年度
42
今回の増加額
8
取得年月日
43
9
取得額・取得額相当額(評価額)
44
10
取得時予算科目
11
取得財源内訳
①
簿償
価却
情・
報期
首
B
資
産
財
務
情
報
45
46
②
増
減
額
異
動
情
報
無償所管換増分
その他無償取得分
調査判明増分
類③
等資
情産
報分
12
勘定科目名称
13
事業分類
14
財産区分
④
情
土
報
地
15
地目(登記/現況)
16
地積(㎡)
17
完成(建築)年度
52
18
完成(建築)年月日
53
19
供用開始年月日
54
20
稼働年数
55
21
耐用年数分類
56
評価等減額
22
耐用年数
57
増減異動後簿価
23
用途区分
58
完全除却済記号
24
構造区分
59
関係図面リンク先
25
建物耐震化
60
関係写真リンク先
26
階層地上
61
利活用調査結果
27
階層地下
62
調査結果方針
28
延床面積(㎡)
29
1階面積(㎡)
30
1階以外面積(㎡)
31
資産の程度
32
会計区分
33
主管課名称
34
売却可能区分
35
リース区分
資
産
基
本
情
報
⑤
建
物
情
報
⑥
資
産
管
理
情
報
C
資
産
関
連
資
料
①
資
産
関
連
資
料
47
有償取得額
今
回
の
増
加
内
訳
振替増額
48
評価等増額
49
今回の減少額
50
除売却額
51
今
回
の
減
少
内
訳
無償所管換減分
その他無償譲渡分
誤記載減少分
振替・分割減額
減価償却額
開始時、最低必要台帳項目【総務省】
に加え必要台帳項目【実務研究会報告書記載】 ※基準モデル等からの追加