No. 問題 答え 1 問 1 誤っているのはどれか 1.集団の基準値と個人の

No.
問題
答え
1
問 1 誤っているのはどれか
2
1.集団の基準値と個人の基準値は同一とは限らない
2.ROC 曲線からはカットオフ値は求められない
3.基準範囲内の検査値であっても正常とは限らない
4.疑陽性率は「1-特異度」に相当する
5.正規分布であれば基準範囲は基準個体の平均値±2 標準偏差となる
2
問 2 誤っているのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.正常尿の色調はウロビリノゲンに由来する
2.健常人の尿の浸透圧は 300~1000mOsm/ℓ である
3.健常成人男子の 1 日尿量は 1000~1500mℓ である
4.動物性食品を多量摂取するとアルカリ性尿となる
5.健常人の早朝起床時尿の比重は 1.025 を超えていることが多い
3
問 3 健常人にみられない尿沈渣成分はどれか。2 つ選べ
2と4
1.粘液系
2.顆粒円柱
3.尿酸結晶
4.ロイシン結晶
5.扁平上皮細胞
4
問 4 十二指腸液検査について誤っているのはどれか。2 つ選べ
2と3
1.B 胆汁は胆嚢胆汁である
2.最初に排出されるのは C 胆汁である
3.刺激剤としてカフェインが用いられる
4.胆汁の強い混濁は胆道の炎症が疑われる
5.ゾンデが十二指腸に達するとアルカリ性の液が排出される
5
問 5 ブドウ糖に対して最も感度が高い尿糖試験法はどれか
2
1.試験紙法
2.ニーランデル法
3.ヘインズ法
4.ベネディクト法
5.トロンメル法
6
問 6 髄液細胞数算定で正しいのはどれか。2 つ選べ
1.希釈液はサムソン液である
2.採取後、5 時間までは安定である
3.髄液 20μℓ と希釈液 180μℓ を混合する
4.ビュルケルチュルク計算盤を使用する
1と5
5.多核球と単核球を区別して細胞数を算定する
7
問 7 免疫学的潜血反応について正しいのはどれか。2 つ選べ
3と4
1.検査前 3 日間の食事制限が必要である
2.少量の上部消化管出血に対する診断価値は少ない
3.ヒトヘモグロビンに対する特異性が高い
4.鉄剤の投与は疑陽性の原因とならない
5.ヘモグロビンの感度検出は化学法に比べて低い
8
問 8 熱帯熱マラリアの特徴はどれか。2 つ選べ
2と3
1.感染赤血球は非感染赤血球に比べ大きい
2.生食母体は半月体である
3.感染赤血球にリング形が数個みられる
4.分裂体は菊花状に配列する
5.感染赤血球の形が卵円形を呈す
9
問9
STD(性行為感染症)の病原体となるのはどれか。2 つ選べ
1と5
1.赤痢アメーバ
2.有鉤条虫
3.アニサキス
4.日本住血吸虫
5.ケジラミ
10
問 10 検査法について誤っているのはどれか
1
1.ホルマリン・エーテル法(MGL 法)は原虫類のシスト検出には使用できな
い
2.飽和食塩水法は比重の軽い虫卵の検出に用いる
3.ろ紙培養法はズビニ鉤虫とアメリカ鉤虫との鑑別に適している
4.スコッチテープ法は蟯虫卵の検出に用いる
5.直接塗抹法は産卵数の多い寄生虫卵の検出に適している
11
問 11 誤っている組み合わせはどれか
1.肝性脳症
―三相性脳波
2.間質性肺炎
―肺活量減少
3.急性心筋梗塞
―心室壁運動低下
4.WPW 症候群
4
―P 波消失
5.心室性期外収縮 ―QRS 幅拡大
12
問 12 成人ネフローゼ症候群の診断基準項目はどれか
1.尿素窒素 40.0mg/dℓ 以上
2.尿蛋白
3.5g 以上/日の持続
3.血清アルブミン
3.0g/dℓ 以上
2
4.血清クレアチニン 2.0mg/dℓ 以上
5.総コレステロール 350mg/dℓ 以上
13
問 13 カンピロバクター感染後に続発して起こることがある神経疾患はどれ
4
か
1.重症筋無力症
2.ベーチェット病
3.サルコイドーシス
4.ギランバレー症候群
5.フィッシャー症候群
14
問 14 悪性腫瘍でないのはどれか
1
1.乳頭腫
2.精上皮腫
3.神経芽細胞腫
4.カルチノイド
5.ユーイング肉腫
15
問 15 細胞性免疫不全がみられないのはどれか
2
1.ディジョルジ症候群
2.X 連鎖無 γ-グロブリン血症
3.ウィスコット・アルドリッチ症候群
4.重症免疫複合型免疫不全症(SCID)
5.アデノシンデアミナーゼ(ADA)症候群
16
問 16 正常心電図で誤っているのはどれか
5
1.P 波の幅 ―0.10 秒
―0.18 秒
2.PQ 時間
―0.08 秒
3.QRS 幅
4.QTc 時間 ―0.35 秒
5.R-R 間隔
17
―0.50 秒
問 17 血清カリウム濃度 3.0mEq/ℓ のときの特徴的な心電図所見はどれか
2
1.T 波の増高
2.U 波の増高
3.QRS 幅の延長
4.PQ 時間の短縮
5.QT 時間の短縮
18
問 18 心電図 R-R 間隔が不整となるのはどれか。2 つ選べ
1.心房細動
2.心房性期外収縮
1と2
3.左脚前枝ブロック
4.完全右脚ブロック
5.Ⅲ度房室ブロック
19
20
4
問 20 DLco について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.加齢により低下する
2.貧血により低下する
3.喫煙者で増加する
4.肺梗塞で増加する
5.肺気腫で増加する
21
問 21 ピークフローメータによる評価の対象はどれか
5
1.肺切除後の肺活量回復度
2.動脈血中酸素飽和度
3.手術前の呼吸レベル
4.睡眠時無呼吸症候群の重症度
5.気管支喘息の重症度
22
問 22 %肺活量が 73%、1 秒率が 71%である際に考え難い疾患はどれか
1.間質性肺炎
2.肺気腫
3.胸水貯留
4.重症筋無力症
2
5.横隔神経麻痺
23
24
2
問 24 健常成人の安静、覚醒、閉眼時の脳波で正しいのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.δ 波は現れない
2.速波が後頭部優位に出現する
3.α 波の振幅は漸増漸減がみられる
4.周波数の左右差は 50%以内である
5.主に α 波と θ 波から成り立っている
25
問 25 針筋電図について誤っているのはどれか
4
1.ミオトニー放電は先天性筋硬直症でみられる
2.線維自発電位は進行性筋ジストロフィ症でみられる
3.筋萎縮性側索硬化症では高振幅長持続電位がみられる
4.刺入時電位が 100ms 程度持続したときは異常とみなされる
5.線維束電位は健常者でも疲労時などに一時的にみられることがある
26
問 26 生体と探触子の音響インピーダンスの差を減少させる効果があるのは
3
どれか
1.振動子
2.音響レンズ
3.音響整合層
4.音響吸収材
5.STC(sensitivity time control)
27
問 27 エイリアシング(折り返し現象)について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.低流速でエイリアシングが発生しやすい
2.カラードプラではエイリアシングは発生しない
3.連続波ドプラではエイリアシングが発生しない
4.ゼロシフトで最大 2 倍の速度までエイリアシング発生を回避できる
3と4
5.パルス繰り返し周波数を高くすると最大測定可能流速は遅くなる
28
問 28 順音聴力検査で正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.オージオグラムは縦軸に周波数を示す
2.伝音難聴では骨導聴取閾値は上昇する
3.骨導聴力検査は検査耳の外耳道を閉鎖した状態で行う
4.メニエール病では気道聴力と骨導聴力がともに低下する
5.中耳炎の患者ではオージオグラムに A-Bgap がみられる
29
問 29 蛋白合成の場となるのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.小胞体
2.ゴルジ体
3.リソソーム
4.リボソーム
5.ミトコンドリア
30
問 30 ホルモンとその作用で正しいのはどれか。2 つ選べ
1.ガストリン
―胃酸分泌抑制
2.グルカゴン
―血糖値の低下作用
3.バソプレシン
―水の再吸収促進
3と5
4.アルドステロン ―蛋白質合成促進
5.カルシトニン
31
―血中カルシウム低下作用
問 31 正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.転移酵素
2と4
―カルボキシラーゼ
2.加水分解酵素 ―α-アミラーゼ
3.酸化還元酵素 ―ウレアーゼ
32
4.離脱酵素
―フマラーゼ
5.合成酵素
―ウリカーゼ
問 32 疾患と上昇する項目の組み合わせで正しいのはどれか
1.急性膵炎
―アミラーゼ
2.狭心症
―γ-GT
3.閉塞性黄疸
―AST
1
4.アルコール性肝炎 ―ALP
5.ネフローゼ症候群 ―LDH
33
問 33 正しいのはどれか
1.IgG の半減期は 9 日である
2.カルシウムは膠質浸透圧の維持に関与する
3.ナトリウムは能動輸送により細胞外へ排出される
4.ビリルビンは血中ではアルブミンと結合している
4
5.アニオンギャップは K+と(Cl- + HCO3-)の差である
34
問 34 誤っているのはどれか。2 つ選べ
2と4
1.インスリンは食後に高値となる
2.AST は激しい運動後に低値になる
3.ALP5 の活性は血液型の影響を受ける
4.クレアチニンは男性より女性が高値になる
5.マグネシウムは赤血球内より血漿中の方が低値である
35
問 35 正しいのはどれか
4
1.マグネシウムの電極法にはジデシルリン酸を用いる方法がある
2.蛍光分光光度計はガラスセルを用いて測定ができる
3.化学発光分析より蛍光分析は感度が良い
4.比ろう法は散乱光を測定する
5.比濁法は吸光度を測定する
36
問 36 正しいのはどれか。2 つ選べ
3と4
1.血小板増多症で見かけ上血清カリウムは低値を示すことがある
2.トランスフェリンと結合している鉄は 2 価である
3.カルシウム測定の標準法は原子吸光法である
4.アルブミンとカルシウムは正の相関がある
5.尿崩症で血清ナトリウムは低下する
37
問 37 正しいのはどれか。2 つ選べ
3と4
1.糖原病はインスリンの欠乏による
2.ロイシンは糖原性アミノ酸である
3.キサンチン尿症は血中の尿酸が低下する
4.ケトン体はミドコンドリアで合成される
5.TCA 回路を別名エムデン・マイヤーホフ経路という
38
問 38 AST 活性及び ALT 活性測定で共通して使用される試薬はどれか
4
1.LD
2.酸化型 NAD
3.グルタミン酸
4.2-オキソグルタル酸
5.リンゴ酸デヒドロゲナーゼ
39
問 39 正しいのはどれか。2 つ選べ
1.コレステロールはシクロペンタノペルヒドロフェナントレンの構造を持つ
2.WHO 分類のⅠ型高脂血症はコレステロールが高値になる
3.エステル型コレステロールはアシル基を 2 つ持つ
4.ゴーシェ病は脂質代謝異常症である
1と4
5.セファリンはセリンを含む
40
問 40 正しいのはどれか。2 つ選べ
2と3
1.γ-グロブリンは水に溶ける
2.尿素は非蛋白性窒素の 1 つである
3.レチノール結合タンパクの半減期は半日である
4.生体内を構成している成分は蛋白質が最も多い
5.蛋白質の α-ヘリックス構造は三次構造の 1 つである
41
問 41 Michaelis-Menten の式に従う酵素反応において、最大反応速度(Vmax)
4
の 89%となる基質濃度はミカエリス定数(Km)の約何倍か
1.2 倍
2.4 倍
3.6 倍
4.8 倍
5.10 倍
42
問 42 正しいのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.アルブミン測定で BCG 法より BCP 法の方が急性相蛋白と反応しない
2.ゲル濾過法では分子量が小さい蛋白質ほど早く溶出される
3.ハプトグロビンは電気泳動において β 分画に泳動される
4.総蛋白測定のビウレット法は硫酸銅の試薬を用いる
5.蛋白質は等電点付近で溶解度が最大となる
43
問 43 物質とその溶液の極大波長の組み合わせで誤っているのはどれか
1.尿酸
―285nm
2.蛋白質
―280nm
3.ビリルビン
―460nm
5
4.ヘモグロビン ―540nm
5.酸化型 NAD
44
―340nm
問 44 誤っているのはどれか
1
1.β 線は電磁波である
2.131I の半減期は 8 日である
3.51Cr は赤血球の検査に用いられる
4.14,6C の質量数は 14 で原子番号は 6 である
5.放射線の被曝線量単位はシーベルト(Sv)である
45
問 45 後縦隔に位置する臓器はどれか。2 つ選べ
1.気管
2.食道
3.心臓
2と5
4.胸腺
5.下行大動脈
46
問 46 中胚葉から形成される臓器はどれか。2 つ選べ
1と2
1.腎
2.子宮
3.食道
4.副腎髄質
5.膀胱粘膜
47
問 47 TNM 分類について誤っているのはどれか
3
1.予後の判定に用いられる
2.臓器ごとに定められている
3.T 因子は腫瘍の浸潤度を示す
4.M 因子は腫瘍の転移の程度を示す
5.臨床進行期分類は TNM 因子の総合評価で表される
48
問 48 胎児期に特有な循環はどれか。2 つ選べ
3と5
1.奇静脈
2.肺静脈
3.卵円孔
4.尿膜管
5.ボタロー管
49
問 49 原発性肺癌の組織型で見られないのはどれか
5
1.腺様嚢胞癌
2.扁平上皮癌
3.大細胞癌
4.小細胞癌
5.尿路上皮癌
50
問 50 胃癌について正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.前駆病変はポリープが多い
2.スキルス(硬癌)は予後が良い
3.早期癌はボルマン分類を用いる
4.早期癌はリンパ節転移の有無は問わない
5.卵巣への転移をクルーケンベルグ腫瘍という
51
問 51 肝硬変症に合併するのはどれか。2 つ選べ
1.腹水
2.胆道閉鎖症
3.十二指腸潰瘍
1と5
4.大腸憩室症
5.脾腫
52
問 52 ホルマリン固定液について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.脂肪染色用組織の固定に適している
2.特定化学物質第 1 類に属する
3.酸性の固定液である
4.グリコーゲンの証明に適している
5.37%水溶液として使用する
53
問 53 硝酸銀溶液を単独で使用した染色法はどれか。2 つ選べ
2と4
1.PAM
2.Kossa
3.Grocott
4.Grimelius
5.Masson-Fontana
54
問 54 ワイゲルトの鉄ヘマトキシリンで核染を行う染色法はどれか。2 つ選
3と5
べ
1.PAS 染色
2.PAM 染色
3.EVG 染色
4.PTAH 染色
5.Masson 染色
55
問 55 核酸を目的とした染色法について誤っているのはどれか
2
1.DNA はフォイルゲン反応で赤紫色に染まる
2.DNA はピロニンで赤く染まる
3.フォイルゲン反応では加水分解を用いる
4.メチルグリーンとピロニンは共に塩基性色素である
5.RNA はフォイルゲン反応で染まらない
56
問 56 酵素抗体法と比較して蛍光抗体法の長所はどれか。2 つ選べ
1.明視野で観察できる
2.標本は長期保存できる
3.発色反応が不要である
4.電子顕微鏡標本に応用できる
5.内因性ペルオキシダーゼの失活が不要である
3と5
57
58
1
問 58 電子顕微鏡標本作製に用いないのはどれか
1
1.パラフィン
2.タンニン酸
3.クエン酸
4.オスミウム酸
5.酢酸イソアミル
59
問 59 正球性正色素性貧血に分類されるのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.溶血性貧血
2.サラセミア
3.鉄欠乏性貧血
4.再生不良性貧血
5.巨赤芽球性貧血
60
問 60 30 歳女性。流産歴 2 回、妊娠 13 週に入り、切迫流産の疑いで入院し
た。検査所見:赤血球数 320 万/μℓ、Hb7.5g/dℓ、Ht23%、血小板 6.5 万/μℓ、
PT10.5 秒(正常血漿 10.4 秒)、APTT50.8 秒(正常血漿 35.2 秒)、フィブリノゲ
ン 420mg/dℓ、FDP1μg/mℓ(基準値 5μg/mℓ 未満)、AT 活性 100%。最も考えら
れる疾患はどれか
4
1.DIC
2.血友病
3.ビタミン K 欠乏症
4.抗リン酸脂質抗体症候群
5.凝固第ⅩⅢ因子欠乏症
61
62
5
問 62 プロトロンビン(PT)について正しいのはどれか
1.試薬に組織トロンボプラスチン・カルシウム混液を用いる
2.試薬に接触因子活性化物質が添付している
3.内径 10mm のガラス小試験管を用いる
4.第Ⅸ因子欠乏症で延長する
5.INR の基準値は 2.0~3.0 である
1
63
64
1と3
問 64 誤っているのはどれか
4
1.鉄は十二指腸で吸収される
2.食物中に含まれる鉄の多くは Fe3+である
3.健常人の体内に存在する鉄の量は約 3~4g である
4.トランスフェリンと結合した鉄を貯蔵鉄と呼ぶ
5.1 分子のトランスフェリンに 2 つの Fe3+が結合している
65
問 65 健常成人の骨髄像で正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.ME 比
1と4
―3:1
2.骨髄芽球
―6%
3.巨核球数
―500/μℓ
4.多染性赤芽球 ―15%
5.有核細胞数
66
―5 万/μℓ
問 66 巨大血小板が出現する疾患はどれか
1.血小板無力症
2.storege pool 病
3.von Willebrand 病
4.アレルギー性紫斑病
5
5.Bernard-Soulier 症候群
67
問 67 発作性夜間ヘモグロビン尿症の所見でないのはどれか
4
1.CD59 欠損
2.汎血球減少
3.Ham 試験陽性
4.ビタミン B12 低値
5.好中球アルカリホスファターゼ活性低下
68
問 68 DHL 寒天培地上のコロニーを TSI 寒天培地に接種した。35℃で 20 時
2
間培養後、高層部黄色で斜面部赤色の反応を示し、オキシターゼテスト陽性で
あった。推定菌はどれか
1.Legionella pneumophila
2.Plesiomonas shigelloides
3.Serratia marcescens
4.Salmonella ParatyphiA
5.Yersinia enterocolitica
69
問 69 胎盤感染するのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.サイトメガロウイルス
2.単純ヘルペスウイルス
3.風疹ウイルス
4.麻疹ウイルス
5.EB ウイルス
70
問 70 喀痰を培養したヒツジ血液寒天培地上の Staphylococcus aureus の周
2
辺に微小コロニーが認められた。推定菌はどれか
1.Bordetella pertussis
2.Haemophilus influenzae
3.Moraxella(Branhamella)catarrhalis
4.Neisseria gonorrhoeae
5.Streptococcus agalactiae
71
問 71 Legionella pneumophila で誤っているのはどれか
5
1.肺炎の原因となる
2.冷却塔の水に生息する
3.ブドウ糖非発酵である
4.B-CYE 培地で分離する
5.β-ラクタム系抗菌薬が有効である
72
問 72 Mycoplasma pneumoniae について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.莢膜を有する
4と5
2.尿道炎を起こす
3.細胞壁を有する
4.細胞内寄生性である
5.マクロライドに感性である
73
問 73 Neisseria meningitidis で正しいのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.オキシダーゼ陽性
2.カタラーゼ陰性
3.マルトース陽性
4.ラクトース陽性
5.グルコース陰性
74
問 74 正しいのはどれか
2
1.Escherichia coli は芽胞をつくる
2.Klebsiella pneumoniae は硝酸塩を還元する
3.Yersinia enterocolitica はグラム陽性桿菌である
4.Enterobacter cloacae ブドウ糖非発酵性である
5.Serratia marcescens はオキシダーゼ陽性である
75
問 75 Yersinia 属について正しいのはどれか。2 つ選べ
3と4
1.SS 寒天培地に発育しない
2.培養温度で生化学的性状は変化しない
3.Y.enterocolitica は食中毒の原因菌となる
4.Y.enterocolitica の選択分離培地は CIN 寒天培地である
5.Y.pestis は感染症法の病原体等の種別は 3 種病原体に分類される
76
問 76 Acinetobacter 属について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.鞭毛がない
2.院内環境から分離できる
3.オキシダーゼ陽性である
4.BTB 寒天培地に発育しない
5.多剤耐性菌による感染事例はない
77
問 77 正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.Actinomyces israelii
―放線菌症
2.Clostridium difficile
―破傷風
3.Clostridium perfringens
4.Clostridium tetani
1と5
―偽膜大腸炎
―ガス壊疽
5.Porphyromonas gingivalis ―歯周病
78
問 78 正しいのはどれか
1.中間尿で 10^5cfu/mℓ 以上の細菌を認めれば病原的意義は高い
1
2.扁平上皮細胞を多数含む喀痰の分離菌は病原的意義が高い
3.抗菌薬投与前であれば血液培養は 1 回の検査で十分である
4.腸チフス患者の細菌学的検索には胆汁が最も適している
5.顆粒球減少患者における便の監視培養は意義が低い
79
問 79 誤っている組み合わせはどれか
1.肥満細胞
―ヒスタミン
2.B 細胞
―IFN-γ 産生
3.T 細胞
―ツベルクリン反応
2
―ウイルス感染細胞傷害
4.NK 細胞
5.マクロファージ ―C3b レセプター
80
問 80 抗原について正しい組み合わせはどれか
5
1.不完全抗原 ―蛋白
81
2.核抗原
―ミトコンドリア
3.完全抗原
―アジュバント
4.自己抗原
―フォルスマン抗原
5.異好抗原
―ポール・バンネル抗原
問 81 補体について正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.IgG4 は古典的経路を活性化する
2.C2 は全ての補体活性経路にかかわる
3.副経路の活性化は C1q から始まる
4.免疫複合体に結合しやすい
5.炎症時に増加する
82
問 82 Ⅱ型アレルギーに関係しないのはどれか
5
1.補体
2.IgM
3.IgG
4.細胞毒型反応
5.免疫複合体の沈着
83
問 83 全身性エリテマトーデスに関係しないのはどれか
5
1.免疫複合体
2.抗 DNA 抗体
3.クリオグロブリン
4.梅毒 STS 法偽陽性
5.単クローン性高 γ グロブリン血症
84
問 84 ポリクローナル抗体で誤っているのはどれか
1.認識するエピトープが複数ある
5
2.完全抗原を動物に免疫して得られる
3.細胞表面分子の CD 分類に関係する
4.免疫電気泳動の抗ヒト全血清で用いられる
5.モノクローナル抗体より交差反応が少ない
85
86
87
3
問 86 関係する組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.C 型肝炎
―クリオグロブリン
2.トキソプラズマ肺炎
―寒冷凝集素
3.慢性関節リウマチ
―リウマトイド因子
4.発作性夜間血色素尿症
―抗赤血球抗体
5.黄色ブドウ球菌感染症
―抗ストレプトリジン-O 抗体
問 87 リウマトイド因子について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と3
1と5
1.健常人にも認められる
2.間接蛍光抗体法で検出される
3.ヒト IgG-Fe のことである
4.慢性関節リウマチの 95%で陽性である
5.クリオグロブリンの性質を持つことがある
88
問 88 血液型について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.日本人の ABO 亜型は Bm が最も多くみられる
2.A 型の父親と A 型の母親から O 型の子供は生まれない
1と3
3.A 型のヒトが保有する抗 B 抗体は正常同種抗体である
4.ABO 式血液型は第 6 染色体遺伝子によって支配される
5.ABO 式血液型の型物質は赤血球膜表面のみに存在する
89
問 89 交差適合試験について正しいのはどれか
3
1.血小板抗体によって不適合となる
2.低温反応を検出できる方法で実施する
3.適合血輸血でも不規則抗体は産生される
4.生理食塩水法は ABO 型不適合を検出できない
5.一度適合した供血者であれば、再輸血の際に検査を必要としない
90
問 90 誤っている組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.EB ウイルス
91
2と3
―伝染性単核症
2.ライノウイルス
―ヘルバンギーナ
3.単純ヘルペスウイルス
―普通感冒(風邪)
4.アデノウイルス
―咽頭結膜炎
5.ヒトパピロマウイルス
―子宮癌
問 91 トキソイドを予防接種に用いるのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.ジフテリア
2.腸チフス
3.B 型肝炎
4.破傷風
5.百日咳
92
問 92 母子保健統計について正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.死産率は人口千に対する割合である
2.周産期死亡とは妊娠 22 週以降の死産をいう
3.早期新生児死亡は生後 4 週未満の死亡をいう
4.乳児死亡率は出産千に対する割合である
5.日本における乳児死亡原因の第 1 位は平成 23 年では「先天性奇形、変形
及び染色体異常」である
93
問 93 予防医学の概念における第二次予防はどれか
2
1.機能訓練
2.健康診断
3.禁煙運動
4.予防接種
5.健康教育
94
問 94 ある疾患の有病率が 20%の集団 1000 人に対して、あるスクリーニン
グテストを実施したところ、陽性者が 240 人いた。陽性者のうち、この疾患の
2
確定診断がついた者は 160 人であった。このスクリーニングテストの感度(敏
感度)はどれか
1.67%
2.80%
3.86%
4.90%
5.98%
95
96
4
問 96 変調方式について誤っている組み合わせはどれか
1.AM
―振幅変調
2.FM
―周波数変調
3.PM
―位相変調
5
4.PCM ―パルス符号変調
5.PWM ―パルス振幅変調
97
問 97 コンピュータネットワークを構成するハードウェアではないのはどれ
か
1.ハブ(hub)
2.ルータ(router)
4
3.モデム(modem)
4.パケット(packet)
5.イーサネットカード(Ethernet card)
98
問 98 誤っているのはどれか
1
1.バッチ処理システムでは結果が実時間で得られる
2.緊急検査にはリアルタイム処理システムが有効である
3.マルチプロセッシングシステムはいくつもの処理を並列に実行できる
4.タイムシェアリング処理では複数の利用者同時に 1 つのコンピュータを共
有できる
5.オペレーティングシステムとは計算機プログラムの実行を制御するソフト
ウェアである
99
問 99 滅菌について正しいのはどれか
5
1.乾熱滅菌は 121℃15 分で十分に滅菌効果がある
2.高圧蒸気滅菌は被滅菌物に残留空気があると滅菌効果が上がる
3.高圧蒸気滅菌では滅菌終了後すぐに蒸気を排泄させる必要がある
4.プラズマ滅菌はエチレンオキサイドガス滅菌より残有毒性がある
5.エチレンオキサイドガス滅菌はポリエチレン包装の滅菌に向いている
100
問 100 顕微鏡と観察対象について誤っているのはどれか
1.偏光顕微鏡
―尿沈渣の尿酸結晶
2.蛍光顕微鏡
―抗核抗体の検出
3.電子顕微鏡
―インフルエンザウイルス
4.実体顕微鏡
―Wright-Giemsa 染色標本
5.位相差顕微鏡 ―血小板算定のための無染色標本
4