携帯型ペースメーカ MODEL EV4543 Temporary Cardiac Pacemaker 承認番号：16100BZY00901000 EV4543はレート3倍付の携帯型ペースメーカで、一時的ペーシング、植込時の閾値測定、心内QRS測定の他に、レートを3倍にして頻脈の治療や伝導系機能の検査に利用できます。 EV4543 External Pulse Generator ■特長１．レート3倍付レート切替スイッチを"Ｘ３"にするとレートは90-450ppmとなり、用途が広範囲です。 "Ｘ１"から"Ｘ３"への切替は、安全の為に、このスイッチを一担offにしてパネルからもち上げなければ"Ｘ３"の位置にはまわらないようになっています。２．ファンクション・インジケータ・ランプぺ一シング及びセンシングの他に電池の交換時期を表示します。ＰＡＣＥランフ"はペーシングと同時に点滅します。ＳＥＮＳＥランプはデマンドモード時において、センシングと同時に点滅します。バッテリーランプが暗くなったら、電池交換を行って下さい。 ■仕様動作モード：デマンド/固定レートスイッチ切替式 ("Ｘ3"においては固定レートの動作です。) パルスレート："Ｘ1"'において30-150ppm "Ｘ3"において90-450ppm パルス電圧：0.2-12V パルス幅：1.5±O.15ms 高レート制限："Ｘ1"において200ppm "Ｘ3"において500ppm デマンド感度：1.0-12mV 不応期：330±30ms（ペーシング後） 150±15ms（センシング後）動作環境：温度 10-40℃ 相対湿度 30-70％寸法：76×145×33mm 重量：280ｇ電源：9Vアルカリ乾電池 (6LR61) 1個３．感度目盛デマンド感度目盛はmV単位ですので、センシングランプを観察しながら感度ダイヤルを回して、電極からの心内QRS の大きさを測定できます。ペーシング閾値測定の結果と併せて電極位置の適否の判定ができます。４．干渉除去ＱＲＳ波以外の周波数成分は回路特性によって除去されるように設計され、又、高周波による干渉はシールドで遮蔽されます。５．インターフェアレンスデマンドモードにおいて、強い電磁干渉を受けた場合、ペースメーカは自動的に非同期モードに変ってペーシングを続けます。その時のレートは設定レートの約1.25倍です。干渉が軽減すると、元のデマンドモードに戻ります。Ｅ４２３５中継ケーブル６．高レート制限回路素子に故障が発生した場合でも、最高レ一トは"Ｘ１" において200ppm、"Ｘ３"において500ppmに制限されます。 2014.3.14