ようこそ!島尻特別支援学校ホームページへ 本校は、昭和 54 年に開校し、今年で 36 年目を迎えた、知的障がいと肢体不 自由のある幼児児童生徒が学ぶ学校です。 沖縄県本島の南部(通学区域:西原町、那覇市一部、南城市、与那原町、南 風原町、八重瀬町、豊見城市)に位置し、古くから農業の盛んなまちとして発 展してきた八重瀬町に学校はあります。 本校の平成 27 年度在籍児童生徒は、幼稚部4名、小学部 108 名、中学部 81 名、高等部 104 名、総勢 297 名と、県内の特別支援学校でも有数の大規模校で す。毎年、児童生徒の在籍数が増加の一途にあり、元気明るい子どもたちの声 が学校中に響いている活気のある学校です。 そのような背景を受け、本年 4 月に、通学区域である南城市の理解と協力を 得て、南城市立馬天(ばてん)小学校に、本校小学部の分教室(名称「馬天小 学校分教室」)を設置し、2名の新1年生が入学しました。「地域の子は、地域 で育てる」という理念を礎に、共生化の拡大を図る取り組みを進めています。 インクルーシブ教育システムの構築を模索しているわが国の特別支援教育の 充実のためにも、本校がこれまで培ってきた子どもたちへのあくなき学びの追 求と、社会へ旅立つ前の準備として、本校の教育目標も、 「幼児児童生徒一人一 人の障害の状態及び発達段階や特性に応じた適切な教育を行い、障害による学 習上又は生活上の困難を改善・克服し、明るく、たくましく生き抜く力を養う とともに、自立し社会参加できる人間を育成する。」と掲げています。そして、 それを具体的に取り組んだ先に、子どもたちが「元気で明るい子」に育ち、 「仲 良く思いやりのある子」として育まれ、そして、「たくましく働く子」として、 学校を巣立っていく姿を描いています。 本年4月に着任した校長として、先生方には、イメージする力を発揮し、子 どもたちの多様なニーズと特性を捉え、 「子どもたちのものさし」に気づき、授 業作り、学校づくりを図っていけるよう、意思を一つにしているところです。 結びに、子どもたちの笑顔を守るために、そして、ご家族の不安を平安に変 えられるお手伝いができるよう、全職員一丸となって全力を尽くしてまいりま す。本校への御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 平成27年4月 沖縄県立島尻特別支援学校 校長 大 城 政 之
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