(資料1) 通学区域(学区)の基本的考え方について 1 就学校の指定 市町村教育委員会は、市町村内に小学校(中学校)が2校以上ある場合、就学予定者が就 学すべき小学校(中学校)を指定することとされている。 (学校教育法施行令第5条) 2 通学区域 就学校の指定をする際の判断基準として、市町村教育委員会があらかじめ設定した区域 をいう。 (日進市立小中学校通学区域に関する規則) 3 日進市の基本的な考え方について この「通学区域」については、法令上の定めはなく、就学校の指定が恣意的に行われたり、 保護者にいたずらに不公平感を与えたりすることのないようにすることなどを目的として、 道路や河川等の地理的状況、地域社会がつくられてきた長い歴史的経緯や住民感情等それぞ れの地域の実態を踏まえ、各市町村教育委員会の判断に基づいて設定されている。日進市の 基本的な考え方は以下のとおりである。 ① 通学距離 「義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行令」第4条第1項第2号 「通学距離が、小学校にあってはおおむね4キロメートル以内、中学校にあってはおお むね6キロメートル以内であること。 」と規定されている。 従って、小学校において4キロメートル以内、中学校においては6キロメートル以内を 通学区域とする。 ② 通学阻害要因による学区分け 児童生徒の安全を考慮するため、交通量の多い幹線道路を横断しない範囲を通学区域と することが望ましい。 ③ 地域コミュニティー 同一行政区や自治会等地域コミュニティは、小学校区を中心に展開されていることか ら、地域を分断することは、できる限り避けるものとする。
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