基礎地球科学 A(地球システムの構造と挙動) レポート2(2015,5,20

基礎地球科学 A(地球システムの構造と挙動) レポート2(2015,5,20) ・提出期限:5月29日(金)午後5時まで 締切厳守!! (締切を過ぎたものは受理しない。採点しない。) ・提出場所:吉田南1号館 全学共通科目学生窓口レポートボックス(他では受け取らない) ・A4用紙、直筆のみ(プリントアウトしたものは不可) ・学部、学年、氏名、学籍番号を明記(表紙は必要なし) ・複数枚の場合は、必ずホッチキス止めしておく(各用紙に名前) 問.金星、火星での温室効果の違い (1) 金星と火星とでの太陽放射量を求めよ。 [参照] 太陽と地球の平均距離を1とするとき(これを1天文単位といい、1AUと記す)、太陽と金
星との距離は0.72AU、太陽と火星との距離は1.52AUとなる。太陽からある距離(Ro)離れ
たところでの太陽放射量をSoとすると、太陽からRだけ離れたところでの太陽放射量Sは
下記の式で求めることができる。 S=So (Ro/R)2 (W/m2) (2) 金星のアルベドは0.78、火星のアルベドは0.16である。 (1)で求めたそれぞれの太陽放射量を用いて、金星、火星での有効放射温度を求めよ。 (温度は小数点以下を四捨五入する) (3) 金星の表面温度は735K、火星の表面温度は226Kとする。(2)で求めたそれぞれの有
効放射温度を用いて、金星と火星とでの温室効果による温度上昇量を求めよ。 (温度上昇量は整数で示す) (4) 金星の大気の96.5%は二酸化炭素であり,地表気圧は95 103hPaである。火星の大気の95.3%
は二酸化炭素であり,地表気圧は6hPaである。このことから,(3)で求めた金星,火星とで
の温室効果による温度上昇量に違い生じる理由について説明せよ。 [諸注意] * 計算結果の数値だけではなく、計算過程がわかるように記述すること。 * 計算間違いをしないこと。 (1)が間違うとすべてが間違いになります。 計算の問題では最後の結果が合わなければゼロ点です。 * 問(1)(2)(3)では、解答(数値)に単位を忘れないこと。 単位がなければ、減点です。