東彼杵町 平成27年度 東彼杵町一般会計予算概要

平成27年度
東彼杵町一般会計予算概要
平成27年3月
東彼杵町
平成27年度予算編成方針
内閣府による平成27年1月の月例経済報告によれば、景気は個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな
回復基調が続いているとしている。また、先行きについては、当面弱さが残るものの雇用・所得環境の改善傾向
が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されるものの、消費者マインドの低下
や海外景気の下振れなどの景気を下押しするリスクに留意する必要があるとしている。
このような中、国の平成27年度予算案は、平成26年6月に閣議決定した経済再生と財政健全化の好循環構築
が不可欠として~デフレから好循環拡大へ~に沿って、平成26年度予算に引き続き、民需主導の経済成長と
財政健全化目標の双方の達成を目指し、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中
身を大胆に重点化するとしており、「経済財政運営と改革の基本方針2014」等を踏まえた地方の創生と人口減
尐の克服に向けた取組を含んだ諸課題について、「新しい日本のための優先課題推進枠」として措置することと
している。しかし、膨張する歳出には大きく切り込まず、企業収益の拡大による法人税の伸びで収支は改善する
が、歳出規模は過去最大に膨らむ一方で、景気次第で今後どうなるか分からない税収増に依存し、歳出面の
改革が先送りされた印象は拭えない。
地方においても、人口の減尐や尐子高齢化などによる社会経済情勢の変化と住民ニーズの多様化などへの
的確な対応が迫られる一方、地方自治体の一般財源総額の確保と地方財政の健全化などが大きな課題となっ
ている。現下の地方財政は、高齢化の進行等により社会保障関係費が増加する一方で、行政改革等により給
与関係経費や投資的経費が減尐していることから、全体としては抑制基調が続いているなかで、アベノミクスを
背景として地方税収の堅調な伸びを理由に、出口ベースの地方交付税は昨年に引き続き対前年比△0.8%と
なり、さらに合併後の市町村の姿に対応した地方交付税の算定に反映され、小規模自治体にとっては、まさに
正念場となることが予想される。
師走の解散・総選挙で政権与党は、安定多数の議席を獲得し、長期政権へのリセットを果たした。
安倍内閣は、今後50年後も人口1億人を維持することを目標とし、更に東京一極集中を是正し、地方への移住
促進や地場産業の振興、雇用対策といった、「人口減尐問題」を克服するための、「まち・ひと・しごと創生本部」
を設置して、諸施策に関連した事業を支援することとし、地方自治体向けの新しい地方創生交付金を創設した。
努力義務として、それぞれの人口ビジョンと地方版総合戦略の策定が前提となっている。
従来、国においては、歴代政権が、一様に地域活性化や地方の景気対策を打ち出し、公共事業に巨費を投
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じてきたものの、その揚げ句が過疎、限界集落であることを認識しなければならない。今後必要となる施策を
様々な角度から検証し、創生のための総合戦略を考えていくことが肝要となる。5年という短期間の中で、その
指標と成果を示す必要があり、特に人口減尐対策という、はっきりとした「命題」は地方間競争が激化する様相
を呈しており、「選択と集中」が掛け声だけでは済まされない時期に到来したと言える。財政力の乏しい小規模
市町村にとって、これまでの経常経費を徹底的に洗い直し、投資的経費は財源の裏付けと、はっきりとした成果
が目に見える形で実践されなければ無意味なものとして捉えられてしまうこととなり、無駄の排除を同時並行しな
ければ達成し得ない課題であることを意味する。
本年は、社会福祉関係では、子ども・子育て支援法の本格的施行、国保会計基盤安定・財政安定化支援事
業繰出金、介護保険事業は新規サービス事業者の参入等による給付費の伸びによる繰出金、生活関連事業と
なる簡易水道事業の統合・基幹改良事業への繰出金、又、消防関係では投資的経費の増額による広域市町
村圏事務委託料などの臨時的経費が嵩み、大幅な伸びを示す一方で、税収は土地の評価額の下落、家屋の
経年減価分の著しい減尐で、固定資産税等一般財源不足が顕著となる等、負のスパイラルが重なり、例年にも
増して困難な編成作業となった。又、今後の厳しい財政状況や人口減尐等の状況を踏まえ、公共施設等の全
体の状況を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担
の軽減・平準化や公共施設等の最適な配置の実現を目指すため、公共施設等の将来的な維持更新費用の推
計や経営(マネジメント)の手法を取り入れた合理的かつ計画的な取組を行うべく公共施設等の総合管理計画
の策定も必要となって来る。
人口が8,500人を割り込む中、今後の減尐を抑える施策の充実が急務であり、町の自然と農業の魅力を活かし
て自然農法によるアレルギー体質の人を受け入れる養生施設を誘致し、定住促進を促す。これからのキーワー
ドとなる観光面では、施設を拡充した「道の駅」を核に、美しい夕日で人気の千綿駅舎、交流拠点として活用す
るレトロな旧米倉庫、龍頭泉を巡るルートづくり等、これまでの地域振興策を根元から見直し、知恵を結集して、
未来図を描く必要がある。
新年度当初予算案は、統一地方選挙が執行されるにあたり、骨格予算を編成することとなったが、継続事業・
学校統廃合等の関連予算は所管事務の連続性或いは早期発注の必要性を考慮した形となった。
東彼杵町長
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渡 邉
悟
一般会計当初予算概要
1.総 括
平成27年度当初予算総額は、4,672,000千円で前年比2.4%(108,000千円)増となっている。
歳 入 について、一 般 財 源 の内 容 についてみると、町 税 は、町 民 税 (個 人 )において、依 然 厳 しい雇 用
状況を反映し前年比減、町民税(法人)は、税制改正による税率引き下げが行われる一方で景気が回復
傾 向にあることから、前 年比 増 で見 積もった。固 定資 産 税については、土 地評 価 額の下落 、家 屋の経年
減価分の著しい減少により、土地及び家屋とも減となっている。
普 通 交 付 税 については、地 方 財 政 計 画 に計 上 されることとなる、「まち・ひと・しごと創 生 事 業 費 」に対
応 し、既 存 の「地 域の元気 創 造 事 業費 」に加 えて、新 たな費 目 「人 口 減少等 特 別 対 策事 業 費 」が増設 さ
れる。また地 方 消 費 税 交 付 金 の増 収 分 についても前 年 同 様 基 準 財 政 収 入 額 に全 額 算 入 されることとな
っている。公 債 費 、事 業 費 補 正 及 び基 準 財 政 収 入 額 等 の増 減 を勘 案 した上 で、留 保 財 源 を残 し、前 年
比△10,000千円減の1,910,000千円を計上。特別 交付税については、前年比5,000千円増の 80,000千
円 を計 上 している。また、普 通 交 付 税 の振 替 措 置 である臨 時 財 政 対 策 債 については前 年 比 △12.0%
(△20,000千円 )の146,000千 円を計上 した。その結果 、財源 不足が生じた分は財 政調 整基 金繰 金
94,000千円(前年比12,000千円増)及び減債基金 繰入金 10,000千円(前年 比5,000千円増)を計上した。
一般財源は町税の減により前年比△0.3%(△10,623千円)減の3,165,865千円、特定財源について
は、国庫支出金及び繰入金の増により前年比 7.8%(118,137千円)増の1,506,135千円となった。
歳出については、性 質 別にみると増となっている主なものは、扶 助費(67,693千円 、10.3%増)、繰出 金
(48,805千 円 、7.7%増 )などで、主 な減 少 費 目 は、維 持 補 修 費 (△11,420千 円 、△14.2%)などである。
扶助費は、保育所運営費 の増、繰出金 は国保及び介護への事務費繰出の増、簡水への建設費繰出の
増 によるもの。維 持 補 修 費 は、文 化 ホール舞 台 機 構 電 動 吊 物 修 繕 工 事 や河 川 浚 渫 工 事 の減 が影 響 し
ている。
2.歳 入
(1)町 税
ア)町民税
個 人 均 等 割 については、「地 方 税 の臨 時 特 例 に関 する法 律 」に基 づき、平 成 26年 度 から10年 間 に限
り、個 人 住 民 税 均 等 割額に500円 加 算することとされたことに伴 い増となっている。個 人 所得 割について
は、ほとんどを占 める給 与 所 得 者 において、長 崎 県 内 経 済 情 勢 報 告 (平 成 27年 1月 ・「財 務 省 福 岡 財 務
支 局 長 崎 財 務 事 務 所 」)における県 内 雇 用 情 勢 は持 ち直 しつつあるものの、町 内 への波 及 は限 定 的 で
依 然 厳 しい状 況 が続 くと捉 え、賃 上 げ率 を引 き続 きマイナスで見 込 み、さらに、営 業 所 得 は周 辺 市 町 へ
の消 費流出に解消の目途が立たずマイナスで見込 み、また、年金 所得者は26年度 決算 見込みからほぼ
横ばいと見込んでいる。これらに住宅ローン減税分を考慮した個人町民税全体では前年比 △1.8%
(△3,921千円)の218,621千円となった。
法人町民税については、長崎県内経済情勢報告における県内生産活動は緩やかに持ち直しつつある
としている。業 種 別 でみると、企 業 収 益 も景 況 感 も、製 造 業 については「減 益 」及 び「下 降 」と見 込 んでい
るものの、非 製 造 業 では、「増 益 」及 び「上 昇 」を見 込 んであり、特 に中 小 企 業 は増 益 が見 込 まれるとして
いる。以上 を考慮 した結果 、法人 税割において前年 比2,670千円 増と見 込んでおり、法人 町民 税全体 で
前年比7.8%(2,917千円)の40,083千円で見込んだ。
イ)固定資産税
土 地 については、基 準 年 度 (平 成 27年 度 )の評 価 替 えに伴 い、土 地 評 価 の下 落 (前 評 価 年 度 比
△14.6%)により前 年 比 減 、家 屋 についても、経 年 減 価 分 の著 しい減 少 により減 と見 込 み、固 定 資 産 税
全体で、前年比△8.8%(△31,087千円)の322,297千円で計上した。
ウ)その他
軽 自動 車税 は、平成26年度税制改正に伴い、平成27年度から軽自動車税の税率が変更される影響に
より増となり、前年比3.8%(1,003千円)増で計上。町たばこ税は、前年度決算見込額を基に、前年比
△17.5%(△10,695千円)減で見込んでいる。
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(2)地方譲与税
平成21年度から道路特定財源が廃止され、一般財源化された地方揮発油譲与税と自動車重量税の
1/3を地 方 へ配 分 する自 動 車 重 量 譲 与 税 については、地 方 財 政 計 画 及 び実 績 を基 に計 上 している。そ
れぞれ16,500千円、36,100千円で計上し、併せて前年比△1,800千円となった。
(3)利子割・配当割・株式等譲渡所得割 交付金
県民税において、所得割とは別に区分された利子割収入額のうち、本来 、町民税分に相当する額
(3/5相 当)については県 から市町 村へ交 付されるものである。配 当割交 付金 は県 民税における特 定配
当 等 に対 する課 税 額 の、株 式 等 譲 渡 所 得 割 交 付 金 は県 民 税 における特 定 株 式 等 の譲 渡 所 得 割 に対
する課 税 額 を、本 来 、市 町 村 分 とされる割合 (68/100)から県 の徴 税 経 費を控 除 した額 が市 町 村 ごとの
個人県民税の額に按分して交付される。地方財政計画における伸び率 等を参考に、併せて前年比
1,300千円増で計上した。
(4)地方消費税交付金
県 税である地 方 消費 税の収入 額のうち、本 来 、市 町 村分 と考 えられる1/2に相当 する額を、本 町の国
勢 調 査 人 口 、事 業 所 統 計 従 事 者 が県 全 体 に占 める割 合 を基 に按 分 して交 付 される。地 方 財 政 計 画 に
おける伸び率等を参考に、前年比48.9%(44,000千円)増で計上した。
(5)ゴルフ場利用税交付金
県 が収 納 したゴルフ場 利 用 税 の7/10に相 当 する額 をゴルフ場 所 在 市 町 村 に交 付 されるものである。
大村湾カントリークラブの前年の実績を基に、前年比600千円で計上した。
(6)自動車取得税交付金
県 の自 動 車 取 得 税 収 入 額 のうち、本 来 市 町 村 分 と考 えられる額 から県 の徴 税 経 費 を差 し引 いた額 が
道 路 の延 長 及 び面 積 に按 分 され交 付 されるものである。消 費 税 率 の引 き上 げに伴 い段 階 的 に廃 止 され
る見込みであり、地方財政計画を基に前年と同額 で計上した。
(7)国有提供施設等所在市町村助成交付金
大野原演習 場において自衛隊の用に供する固定資産(土地・建物 及び使 用工作物)の価格及び市 町
村の財政状況等を考慮して交付されるが、実績を基に前年比△100千円で計上した。
(8)地方特例交付金
個 人 住 民 税 における住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 の実 施 に伴 う財 源 補 てん分 としての減 収 補 てん特 例 交
付金は借入残高の減少を見込んで前年比△100千円の1,300千円を計上した。
(9)地方交付税
地 方 交 付 税 は、税 財 源 格 差 が激 しい中 、各 地 方 公 共 団 体 が処 理 する義 務 的 事 務 の執 行 に要 する経
費 の財 源 不 足 を制 度 的 に保 証 するもので、国 税 五 税 (所 得 税 、酒 税 、法 人 税 、消 費 税 、たばこ税 )の法
定 繰 入 分 等 によって賄 われ交 付 されるものである。平 成 27年 度 は、地 方 財 政 計 画 における地 方 交 付 税
総額は前 年比△0.8%となっており、公債費 ・事業 費補正を除く基準 財政需 要額は、市町 村分が前年 比
△0.5%となっている。本 町 の試 算 については、基 準 財 政 需 要 額 において、公 債 費 、地 域 経 済 ・雇 用 対
策費及び事業費補正で減、個別算定経費、包括 算定経費 は増と見積もったうえで、人口減少等特別対
策 事 業 費 を加 味 し、基 準 財 政 収 入 額 においては、地 方 消 費 税 交 付 金 の増 の影 響 で増 と見 積 もったうえ
で、交付基準額 は減と見 込んだ。予算計上については、留保財源を確保したうえで、普通交 付税を前年
比△10,000千円増で計上し、特別交付税については前年比5,000千円増で計上した。
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(10)交通安全対策特別交付金
道 路 交 通 法第 128条 第1項 の規 定により納付 される反 則金 を財 源として、交通 事 故 件数 等 を配分 基準
とし、安 全 施 設 整 備 事 業 の財 源 措 置 として交 付 されるものであるが、実 績 を基 に前 年 比 △200千 円 で計
上した。
(11)分担金及び負担金
分担金及び負担 金は35,516千円で、前年比43.9%(10,842千円)増となった。保育料10,516千円増 に
よるものである。
(12)使用料及び手数料
使用料については、総 額60,362千円で、前年比 △4.3%(△2,745千円)の減となった。バス使用料が△
500千 円 減 、住 宅 使 用 料 が△1,910千 円 減 となったことなどが影 響 している。また、手 数 料 は総 額 17,327
千円で前年比△135千円減となった。
(13)国・県支出金
国庫支出金は、総額531,109千円で、前年比24.1%(103,253千円)の大幅増、県支出金は、総額
414,746千円で前年比5.5%(21,791千円)増である。
【性質別充当額一覧表】
区
分
※( )書は、前年度当初予算
国庫支出金
(単位:千円)
県支出金
計
人
件
費
(4,282)
3,341
(16,924)
24,419
(21,206)
27,760
物
件
費
(13,062)
14,977
(19,013)
26,978
(32,075)
41,955
扶
助
費
(290,773)
328,584
(140250)
150,148
(431,023)
478,732
補 助 費 等
(37,084)
10,747
(101,776)
88,243
(138,860)
98,990
維 持 補 修 費
(0)
0
(250)
350
(250)
350
普通建設事業費
(79,605)
164,848
(62,742)
70,934
(142,347)
235,782
災害復旧事業費
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(3,050)
8,612
(48,133)
53,356
(51,183)
61,968
(427,856)
531,109
(389,088)
414,428
(816,944)
945,537
そ
の
計
他
国庫支出 金の主な増 減 内容としては、中 尾本線 改良事業 交付金 △13,000千円(皆減)、臨 時福祉 給
付 金 給 付 費 補助 金 △6,370千 円があるが、平 似 田太 ノ浦線 改 良 事業 補 助金 96,384千 円 増 、子 どものた
めの教育 ・保育 給付 費負担 金 21,751千円 増 、へき地 児童 生徒 援助 費補 助金 10,530千 円皆 増、社会保
障 ・税 番号制 度システム整 備補助 金 10,082千円増 などの影響により国 庫支 出金全 体としては増となった。
次に県支出金については、減となったものが、県鳥獣被害防止緊急捕獲等対策事業費補助金
△7,500千円 皆 減 、農 業生 産 新 技 術 普及 支 援 事業 補 助 金 △6,204千円 減、構 造 改 善 加 速 化支 援事 業
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補 助 金 △6,200千 円 減 などがあるが、長 崎 県 多 面 的 機 能 支 払 交 付 金 28,768千 円 皆 増 、子 どものための
教 育 ・保 育 給 付 費 負 担 金 10,875千 円 増 、地 域 おこし協 力 隊 設 置 補 助 金 6,000千 円 増 、国 民 健 康 保 険
基 盤 安定 制 度負 担金 4,742千 円増 、国勢 調 査費委 託 金 3,828千円 皆増 、長 崎 県議 会 議員 選挙 費委 託
金3,165千円増などにより、県支出金全体では増となっている。
(14)財産収入
財 産 収 入 は、総 額 16,987千 円 で前 年 比 11.1%(1,692千 円 )の増 である。町 有 建 物 貸 付 料 の1,242千
円増及び町有地貸付料 355千円増によるものである。
(15)繰入金
繰 入金は、総 額245,393千 円で前年 比△5.1%(△13,187千円 )の減となった。主 な増減 内容としては、
ふるさと創 生 事 業 基 金 繰 入 金 △27,746千 円 減 、教 育 文 化 施 設 整 備 基 金 繰 入 金 △7,192千 円 減 、財 政
調 整基 金繰 入金 12,000千 円増 、減債基 金繰 入金 5,000千 円増 、下水道事 業基 金3,944千円 増などとな
っている。
(16)諸収入
総額49,881千円で、前年比12.4%(5,507千円)である。主な増減内容は、芸術文化振興基金助成金
1,190千 円皆 増 、県 市 町村 振 興協 会 地域 活性 化支 援 事業 助 成金 1,039千円 増 、農地 中 間管 理事業 業
務 委 託 金 872千 円 皆 増 、多 面 的 機 能 支 払 推 進 交 付 金 800千 円 皆 増 、自 動 車 メーカー4社 充 電 器 設 置
支援補助金431千円皆増などとなっている。
(17)町 債
総 額 は、385,300千 円 で前 年 比 △5.5%(△22,300千 円 )となっている。町道 平 似 田 太 ノ浦 線 改 良事 業
が39,200千円増、スクールバス購入事業 6,600千円皆増があるものの、道の駅活性化事業債 △41,400千
円皆減、中尾本線道路改良事業が△6,300千円皆減の影響である。
なお、普 通 交 付 税 の振 替 分 である臨 時 財 政 対 策 債 については、地 方 債 計 画 において、地 方 債 残 高
抑 制の面 から発行 可 能額の減が図 られることとなり、市 町 村 分については、前年 比 △11.6%であることか
ら、前年比△20,000千円の146,000千円で、26年度発行可能額と比較すれば△12.0%で計上している。
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3.歳 出
性質別予算額については「別表1」(13頁)、科目別予算額については「別表2」(14頁)のとおりであるが、
主 な内 容 及 び前 年 比 増 減 は次 のとおりである。なお、性 質 区 分 は原 則 として地 方 財 政 状 況 調 査 の要 領
に基づき区分している。
(1)人件費
人件費の総額は、687,167千円で、前年比△0.8%(△5,406千円)となり、歳出総額に占める割合は
14.7%である。これに普通建設事業費等の支弁人件費 28,146千円を含めたところでは715,313千円で
前 年 比△1.0%(△6,903千 円 )となり、さらに公 営事 業 特 別会 計への人 件費 繰 出 分 35,352千円 を加 える
と、750,665千円となる。(歳出総額比 16.1%)
増 減 の主 な内 容 は、予 算 書 の「給 与 費 明 細 書 」のとおりである。給 与 費 明 細 書 における一 般 職 員 につ
いては、普通昇 給による増があるが、退職による減 及び給与改定に伴 う減が影響し、給料 ・各種 手当・共
済費が全体で△11,698千円となっている。
給 与 費 明 細 書における特別 職 については、町 長 、副 町 長 は併 せて7,078千円 増 、議 員 は△7,292千円
減 、その他 の特 別 職 分 は地 域 おこし協 力 隊 報 酬 5,697千 円 増 、各 種 統 計 調 査 員 報 酬 1,224千 円 増 、選
挙執行にかかる報酬1,213千円増などにより8,277千円増となった。なお、議 員報酬は平成16年4月 の改
定額で、その他の特別 職 の報酬は、平 成17年4月 の改定額で、特別 職給与 については平成 27年5月 支
給分までは減額措置を踏まえた額で計上し、平成27年6月支給分からは、本則の額を計上した。
一般職員の職員手当等については、次のとおり所要額を計上した。
①期末手当~(職員の給与等に関する条例第 20条の額)
6月 1.225月分・12月 1.375月分
②勤勉手当~(職員の給与等に関する条例第 21条の額)
6月 0.75月分・12月 0.75月分
③扶 養 手 当 ~配 偶 者 13,000円 。配 偶 者 以 外 の扶 養 親 族 について1人 につき6,500円 。また配 偶 者 がい
ない職 員 にあっては、その内 1人 について、11,000円 。満 16歳 の年 度 始 めから満 22歳 の
年度末までの子について1人月額5,000円の加算
④管理職手当~課長、議会事務局長及び教育次長について給料月額の100分の10
⑤住居手当~月額23,000円以下の家賃を支払っている職員で月額 12,000円を控除した額。
月 額 23,000円 を超 える職 員 については、月 額 から23,000円 を控 除 した額 の2分 の1(限 度
額
16,000円)に11,000円を加算
⑥通勤手当~交通機関等利用者については通勤に要する運賃等の月額が55,000円までは全額とし、
交通用具(自動車 等)使用者については、次のとおりである。
区
分
2km以上5km未満
10km以上15km未満
20km以上25km未満
30km以上35km未満
40km以上45km未満
50km以上55km未満
60km以上
月
額
2,000円
7,100円
12,900円
18,700円
24,400円
28,000円
31,600円
区 分
5km以上10km未満
15km以上20km未満
25km以上30km未満
35km以上40km未満
45km以上50km未満
55km以上60km未満
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月
額
4,200円
10,000円
15,800円
21,600円
26,200円
29,800円
⑦特殊勤務手当
区
分
支
給
額
税務手当
400円/1日
犬猫等処理手当
600円/1回
死亡人1,400円/1体
行旅病人600円/1回
行旅病人・死亡人取扱手当
⑧時間外勤務手当
~事業費支弁等職員を含み、過去の実績等を踏まえその所要額を増減し計上している。
⑨退職手当組合負担金~三役 給料年額×280/1000
職員 給料年額×130/1000
⑩共済組合負担金
区
分
負 担 率 等
三役
・給料年額及び期末手当等の50.56/1000
職員
・給料年額の63.2/1000 ・期末手当等の50.56/1000
三役
・65歳到達により負担なし
職員
・給料年額の7.4/1000 ・期末手当等の5.92/1000
三役
・給料年額及び期末手当等の0.20/1000
職員
・給料年額の0.25/1000 ・期末手当等の0.20/1000
三役
・給料年額及び期末手当等の0.29/1000
職員
・給料年額の0.3625/1000 ・期末手当等の0.29/1000
三役
・給 料 年 額 の84.883~86.653/1000
職員
・給 料 年 額 の106.1038~108.3163/1000・期 末 手 当 等 の84.883/1000
三役
・給料年額及び期末手当等の40.2/1000
職員
・給料年額の50.25/1000 ・期末手当等の40.2/1000
三役
・給料年額及び期末手当等の1.5/1000
職員
・給料年額の1.875/1000 ・期末手当等の1.5/1000
短期負担金
介護負担金
財調負担金
短期公的負担金
・期 末 手 当 等 の84.883/1000
長期負担金
長期公的負担金
福祉負担金
事務費
追加費用
恩給条例負担金
・1人年額 10,890円
・4月期本俸×12月×36.3/1000
・標準給与額×0.0003669503672403070
(注)平成27年10月1日からの被用者年金制度の一元化に伴う負担金については、別途定め
られる。
- 8 -
科目別人件費の内訳は、次のとおりである。
(単位:千円)
区 分
議会費
総務費
民生費
報酬
給料
職員手当
共済
計
前年度計
35,906
8,458
5,261
19,896
69,521
77,416
27,954
112,756
<4,270>
31,361
<13,435>
75,266
<2,999>
22,000
<8,648>
38,974
<1,467>
10,683
<4,533>
254,950
<8,736>
64,212
<26,616>
240,689
<8,356>
62,341
<24,562>
168
伸び率%
△10.2
5.9
<4.5>
3.0
<8.4>
衛生費
373
26,780
17,997
9,026
54,176
59,017
△8.2
農林水
産業費
4,617
34,768
25,006
(340)
11,446
75,837
(340)
80,261
(339)
△5.5
(0.3)
商工費
0
4,436
2,670
1,521
8,627
8,526
土木費
98
10,753
(13,322)
7,296
(9,539)
3,658
(4,683)
21,805
(27,544)
25,181
(29,002)
消防費
14,994
0
30
0
15,024
14,994
0.2
教育費
12,394
58,462
32,718
19,441
123,015
124,148
△0.9
(262)
(302)
(△13.2)
災害費
(262)
△13.4
(△5.0)
96,504
287,774
<17,705>
(13,322)
188,244
<11,647>
(10,141)
114,645
<6,000>
(4,683)
687,167
<35,352>
(28,146)
692,573
<32,918>
(29,643)
△0.8
<7.4>
(△5.1)
96,504
318,801
210,032
125,328
750,665
755,134
△0.6
計
実質的人
件費合計
1.2
注:下段< >書は公営事業会計人件費繰出分、(
)書は、事業費支弁職員分で外数である。
(2)物件費
総 額 552,182千 円 で、前 年 比 1.6%(8,761千 円 )増 となった。主 な内 容 は、委 託 料 が162,282千 円 、需
用 費 が134,869千 円 、使用 料 及 び賃 借 料 が89,856千 円 、役 務 費 が85,133千 円 などであるが、目 的別 内
訳は次表のとおりとなっている。
区 分
金額(千円)
区 分
金額(千円)
区 分
金額(千円)
議会費
4,094 総務費
193,338 民生費
20,667
衛生費
54,789 労働費
10 農林水産業費
26,895
商工費
18,543 土木費
18,279 消防費
26,524
教育費
189,043
計
- 9 -
552,182
増 となった要 因 は、消 防 団 活 動 服 購 入 等 6,984千 円 増 、法 改 正 等 対 応 業 務 委 託 料 3,932千 円 増 、通
知 カード・個 人 番 号 カード関 連 事 務 委 託 料 2,992千円 皆 増 、龍 頭 泉 支 障 木作 業 委 託 料 2,981千 円 皆増 、
移動系防災行政無線機器保守料2,979千円増などによるものである。
(3)維持補修費
総額68,937千円で、前 年比△14.2%(△11,420千円)の減となっている。内訳については、道路橋 梁に
かかるものが24,054千円、庁舎にかかるものが200千円、小中学校にかかるものが8,678千円、その他が
36,005千 円(うち、社 会教育 施 設分 20,149千 円 、広域 農 道分 6,829千 円 、住宅 分 3,600千 円 など)である。
文化ホール舞台機構電動吊物修繕工事△8,968千円の減、河川浚渫工事△5,000千円減などが影 響し
ている。
(4)扶助費
(単位:千円)
財
区
分
源
内
予 算 額
訳
社会保障財源
国支出金
県支出金
その他
化分の地方消
一般財源
費税交付金
老人福祉事業
障害者福祉事業
医療扶助費
日常生活用具・
補装具給付費
保育所運営費
児童手当
(職員分含)
38,061
110,911
55,455
360
55,456
36,616
2,710
16,653
75
17,178
5,023
2,511
1,255
257,202
105,361
52,680
134,515
89,684
20,100
24,731
3,750
1,250
5,000
教育扶助費
6,386
286
3,141
3,141
13,980
13,980
給付事業
臨時福祉給付金給付
事業費
その他
722,361
1,257
27,516
26,000
45,645
6,100
255
255
計
30,413
222,182
災害弔慰金
子 育 て世 帯 臨 時 特 例
7,648
328,584
150,148
35,599
26,000
182,030
総 額 722,361千 円 で前 年 比 10.3%(67,693千 円 )の増 となった。その要 因 としては、制 度 改 正 による保
育所運営費の52,192千円増、児童手当費の2,355千円増となった影響によるものである。
- 10 -
(5)補助費等
総 額 570,112千円で、前年 比△1.2%(△6,771千円 )減となっている。広域市 町 村圏 消防 事務 委託料
40,933千 円 増 があるものの、農 業 生 産 新 技 術 普 及 支 援 事 業 補 助 金 △8,232千 円 減 、保 育 対 策 等 促 進
事 業 補 助 金 △7,423千 円 減 、幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 △5,805千 円 皆 減 、東 彼 地 区 保 健 福 祉 組 合
(火 葬場 施設 )分 担金 △5,145千円 減 、東 彼地 区保健 福 祉組 合(し尿処 理施設 )分担 金△4,415千 円減 、
保育士等処遇改善臨時 特例事業補助金△4,141千円皆減、中山間地域等 直接支払交付金△3,425千
円 減 、農 地 ・水 保 全 管 理 支 払 拠 出 金 △3,181千 円 皆 減 などの影 響 によるものである。なお、主 要 な補 助
費等は次頁の表のとおりである。
内
容
広域市町村圏消防事務委託料
東彼地区保健福祉組合(ごみ処理施設)分担金
中山間地域等直接支払交付金
東彼地区保健福祉組合(し尿処理施設)分担金
児童健全育成事業委託料
社会福祉協議会運営費補助金
青年就農給付金
浄化槽維持管理費補助金
東彼地区保健福祉組合分担金(地域生活支援事業費)
地域子育て支援拠点事業委 託料
消防団員退職報償金分担金
商工振興事業補助金(経営改善普及事業)
商工振興事業補助金(地域総合振興事業)
イノシシ緊急特別対策事業補助金
一時預かり事業補助金
金
額(千円)
169,417
65,305
65,210
42,072
11,923
11,175
10,500
10,152
9,120
7,658
7,391
6,840
5,346
5,000
4,801
(6)普通建設事業費
普 通 建設 事 業費 は、総額 631,576千 円 、前 年比 4.1%(24,987千円 )となった。内 訳は補助 事業 が
272,728千円で前年比76.3%(118,016千円)増、単独事業は328,853千円で前年比△21.9%
(△92,282千円)、県営事業負担金は29,995千円で前年比△2.4%(△747千円)減となっている。
道 の駅 食 堂 棟 新 築 工 事 やまちづくり支 援 交 付 金 などの減 があるが、平 似 田 太 ノ浦 線 道 路 改 良 事 業 費
や多面的機能支払交付金の皆増が影響し、増 となった。
① 補 助 事 業 では、中 尾 本 線 改 良 事 業 △20,000千 円 減 、大 野 原 高 原 線 道 路 改 良 事 業 △8,000千 円 減 、
道 路 スト ック 総 点 検 業 務 委 託 料 △ 7,200 千 円 ( 皆 減 ) 、 漁 港 機 能 診 断 ・ 保 全 計 画 作 成 業 務 委 託 料 △
4,000千 円 (皆 減 )などがあるが、町 道 平 似 田 太 ノ浦 線 改 良 事 業 137,692千 円 増 、スクールバス購 入 費
21,060千 円 皆 増 、彼 杵 小 学 校 校 舎 大 規 模 改 造 実 施 設 計 業 務 委 託 6,300千 円 皆 増 、彼 杵 小 学 校 屋 内
運 動 場 大規 模 改造 実 施設 計 業 務委 託 2,900千 円皆 増 、浄 化槽 設 置整 備事 業 補 助金 1,284千 円 増など
の影響により増となった。
② 単 独 事 業 につ い ては、 多 面 的 機 能 支 払 交 付 金 38,514 千 円 皆 増 、浄 化 槽 設 置 整 備 事 業 補 助 金
4,670千 円増 などがあるが、道の駅 食堂 棟新築 工事△46,000千円皆 減 、まちづくり支援交 付金△17,000
千 円 皆 減 、いこいの広 場 遊 具 設 置 工 事 △10,697千 円 皆 減 、構 造 改 善 加 速 化 支 援 事 業 補 助 金 △7,840
千 円 減 、千 綿 中 学 校 屋 内 消 火 栓 改 修 工 事 △7,000千 円 皆 減 、農 地 ・水 保 全 管 理 支 払 交 付 金 △6,748
千 円 皆 減 、千 綿 駅 浄 化 槽 設 置 等 工 事 △5,500千 円 皆 減 、防 火 水 槽 新 設 工 事 △6,999千 円 減 などの影
響により減となった。
③ 県 営 事 業 負 担 金 は、県 道 大 村 嬉 野 線 改 良 事 業 負 担 金 が△450千 円 減 、坂 本 地 区 緊 急 地 すべり等
保 全 事 業 負 担 金 △297千 円 減 となっている。彼 杵 港 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 事 業 負 担 金 は、26,500
千円と同額となった。
- 11 -
(7)災害復旧事業費
総 額3,195千 円で前年比 微減 である。このうち農林 水産施 設災 害復旧 費が2,218千 円、公共 土木施 設
災害復旧費が977千円となっており、主に事務費や調査費を計上している。
(8)公債費
総 額 715,864千 円 で前 年 比 △1.5%(△10,738千 円 )となった。元 金 653,566千 円 と利 子 62,298千 円 を
計 上 している。臨 時 財 政 対 策 債 償 還 金 が9,618千 円 増 となっているが、減 税 補 てん債 △9,460千 円 、公
共事業等債△9,142千円、一般単独事業債△2,598千円の影響により減となっている。
(9)その他
積 立 金については、総額 17,359千 円で前 年 比△28.3%(△6,856千 円 )の減となった。主 な内 容は、ふ
るさと創生事業基金積立金 8,868千円、地域福祉基金積立金 4,000千円などである。
貸付 金については、総額 10,507千 円で前年 比0.9%(93千 円)である。県林 業公社 林業開 発促進資 金
貸 付 金93千円 増によるものである。貸 付金の内 容は、年 度内 回 収分については、町 中小 企業 振 興預託
金 10,000千 円が前 年 と同額 、年 度 を超 えて貸 し付ける県 林 業 公 社 への資 金貸 付 金 は前 年 比 93千 円増
の506千円となっている。
繰 出金については、総 額683,292千円 で前年 比7.7%(48,805千 円)増となっている。特 別会 計への繰
出金の内訳は次表のとおりである。
【繰出金のうち特別会計への繰出金一覧表】
(単位:千円)
特別会計名
前 年 比増 減
特別会計名
90,178
16,029
簡易水道事業
73,756
26,651
介護保険事業
141,184
7,586
農業集 落排 水事 業
33,015
1,430
後 期高 齢者 医療 事業
171,702
△2,060
漁 業集 落排 水事 業
5,783
△210
公共下水道事業
167,671
△621
計
683,289
48,805
国民 健康 保険 事業
繰出額
繰出額
前 年 比増 減
公 営 企 業 関 係 については、公 共 下 水 道 事 業 が事 業 費 の増 があるが、受 益 者 負 担 金 の増 及 び使 用
料・手数料の増により前 年比△621千円減である。簡易水道事業については、千綿第2配水池保温 工 事
分△8,750千円皆減があるが、公共下水道事業分繰入金 7,374千円増、統合簡易水道事業及び事務費
分 の20,992千 円 増 や公 営 企 業 法 例 規 整 備 業 務 委 託 分 繰 入 金 3,456千 円 皆 増 などにより、全 体 では前
年比26,651千円 増となった。農業集落排 水事業は西部クリーンセンターにかかるポンプ等の修繕費増 が
影響し前年比1,430千円、漁集は前年比△210千円増となった。
その他の公 営 事 業 については、国 民 健 康 保 険 事 業 が国 保 基 盤 安 定 負 担 金分 繰 出 7,586千 円 増 、財
政 安 定 化 支 援 事 業 4,359千 円 増 の影 響 で増 、介 護 保 険 事 業 については、介 護 給 付 費 繰 入 金 3,648千
円 増 及び低 所得 者保 険料 軽 減繰 入 金 1,600千円の増が影 響 して増 、後期高 齢 者医 療 事業については、
療養給付費負担金△3,403千円減の影響で減となっている。
- 12 -
別表1 性質別歳出予算額調
(単位:千円)
平成27年度
区 分
平成25年度 平成26年度
金 額
構成比
前年度比(%)
増減額
1.人 件 費
693,816
692,573
687,167
14.7%
△ 0.8
△ 5,406
2.物 件 費
478,492
543,401
552,182
11.8%
1.6
8,781
69,672
80,357
68,937
1.5%
△ 14.2
△ 11,420
568,455
654,668
722,361
15.5%
10.3
67,693
538,451
576,883
570,112
12.2%
△ 1.2
△ 6,771
731,828
726,602
715,864
15.3%
△ 1.5
△ 10,738
3,080,714
3,274,484
3,316,623
71.0%
1.3
42,139
24,162
24,215
17,359
0.4%
△ 28.3
△ 6,856
621,499
634,487
683,292
14.6%
7.7
48,805
17,383
10,414
10,507
0.2%
0.9
93
10,403
10,555
9,448
0.2%
△ 10.5
△ 1,107
673,447
679,671
720,606
15.4%
6.0
40,935
680,628
606,589
631,576
13.5%
4.1
24,987
151,976
154,712
272,728
5.8%
76.3
118,016
528,652
451,877
358,848
7.7%
△ 20.6
△ 93,029
3,211
3,256
3,195
0.1%
△ 1.9
△ 61
0
0
0
0.0%
-
0
3,211
3,256
3,195
0.1%
△ 1.9
△ 61
683,839
609,845
634,771
13.6%
4.1
24,926
4,438,000
4,564,000
4,672,000
100.0%
2.4
108,000
消 3.維持補修費
費
的 4.扶 助 費
経
費 5.補助費等
6.公 債 費
小 計
1.積 立 金
そ
2.繰 出 金
の
他 3.出資金等
の
経 4.予 備 費
費
小 計
1.普通建設事業費
内
訳
補 助
投
単 独
資
的 2.災害復旧事業費
経
補 助
費
内
訳
単 独
小 計
合 計
- 13 -
別表2 科目別予算額調
(単位:千円)
歳 入
科 目
26年度
歳 出
27年度
構成比 伸率(%)
科 目
26年度
27年度
構成比 伸率(%)
704,645
662,977
14.2%
△ 5.9 1. 議 会 費
84,471
74,805
54,400
52,600
1.1%
△ 3.3 2. 総 務 費
530,772
525,033
11.2%
△ 1.1
3. 利子割交付金
1,300
1,000
0.0% △ 23.1 3. 民 生 費
1,226,632 1,273,167
27.3%
3.8
4. 配当割交付金
1,700
1,600
0.0%
△ 5.9 4. 衛 生 費
346,632
372,482
8.0%
7.5
5.
株式等譲渡所
得割交付金
300
2,000
0.0%
566.7 5. 労 働 費
10
10
0.0%
-
6.
地方消費税交
付金
90,000
134,000
2.9%
48.9 6. 農林水産業費
370,511
341,172
7.3%
△ 7.9
7.
ゴルフ場利用
税交付金
3,900
4,500
0.1%
15.4 7. 商 工 費
106,140
52,410
8.
自動車取得税
交付金
4,800
4,800
0.1%
0.0 8. 土 木 費
592,517
670,816
14.4%
13.2
1,900
1,800
0.0%
△ 5.3 9. 消 防 費
182,941
232,435
5.0%
27.1
1,400
1,300
0.0%
△ 7.1 10. 教 育 費
382,960
401,161
8.6%
4.8
1,995,000 1,990,000
42.6%
3,256
3,195
0.1%
△ 1.9
726,602
715,865
15.3%
△ 1.5
1
1
0.0%
-
10,555
9,448
1. 町 税
2. 地方譲与税
国有提供施設等所
9. 在市町村助成交付
金
10.
地方特例交付
金
11. 地方交付税
△ 0.3 11. 災害復旧費
12.
交通安全対策
特別交付金
1,500
1,300
0.0%
13.
分担金及び負
担金
24,674
35,516
0.8%
43.9 13. 諸支出金
14.
使用料及び手
数料
80,569
77,689
1.7%
△ 3.6 14. 予 備 費
15. 国庫支出金
427,856
531,109
11.4%
24.1
16. 県支出金
392,955
414,746
8.9%
5.5
17. 財産収入
15,295
16,987
0.4%
11.1
18. 寄 附 金
1,252
7,502
0.2%
499.2
19. 繰 入 金
258,580
245,393
5.3%
△ 5.1
20. 繰 越 金
50,000
50,000
1.1%
-
21. 諸 収 入
44,374
49,881
1.1%
12.4
22. 町 債
407,600
385,300
8.2%
△ 5.5
4,564,000 4,672,000
100.0%
2.4
合 計
- 12. 公 債 費
- 14 -
合 計
4,564,000 4,672,000
1.6% △ 11.4
1.1% △ 50.6
0.2% △ 10.5
100.0%
2.4
別表3 科目別財源内訳
(単位:千円)
歳 入
科 目
歳 出
特定財源
一般財源
科 目
特定財源
一般財源
1.
町 税
-
662,977
1. 人 件 費
45,096
642,071
2.
地方譲与税
-
52,600
2. 物 件 費
120,081
432,101
3.
利子割交付金
-
1,000
3. 維持補修費
17,575
51,362
4.
配当割交付金
-
1,600
4. 扶 助 費
514,331
208,030
5.
株式等譲渡所得
割交付金
-
2,000
5. 補助費等
118,415
451,697
6. 普通建設事業費
535,716
95,860
6.
地方消費税
交付金
-
134,000
0
3,195
8. 公 債 費
29,383
686,481
7.
ゴルフ場利用税
交付金
-
4,500
9. 積 立 金
10,142
7,217
10. 繰 出 金
105,395
577,897
8.
自動車取得税交
付金
-
4,800
11. 出資金等
10,001
506
9. 在市町村交付金
-
1,800
10. 地方特例交付金
-
1,300
11. 地方交付税
- 1,990,000
国有提供施設等所
12.
交通安全対策
特別交付金
13.
分担金及び
負担金
35,513
3
14.
使用料及び
手数料
73,801
3,888
15. 国庫支出金
531,109
16. 県支出金
414,428
318
17. 財産収入
16,983
4
18. 寄 附 金
7,451
51
19. 繰 入 金
141,393
104,000
20. 繰 越 金
-
-
9,448
50,000
3,724
22. 町 債
239,300
146,000
1,506,135
3,165,865
32.2%
-
-
46,157
比 率
12. 予 備 費
1,300
21. 諸収入
合 計
7. 災害復旧費
67.8%
- 15 -
合 計
比 率
1,506,135
32.2%
3,165,865
67.8%