【日時】 【場所】 2015年4月25日(土) 13:30開場 名古屋大学 多元数理科学棟 509号室 14:00~15:00 井澤昇平 (東北大学大学院理学研究科 修了) 演算の集合と関係の集合 純粋に数学的な興味から現れるもの、自然現象や社会現象を表現するためのも の・・・様々な数学的構造があります。 これらの構造の多くは、台集合と呼ばれる 集合に、関連する適当な写像や集合の情報を付け加えることで表現されます。 演算や関係(台集合の元の対の集合)は、付加する情報としては比較的単純なも のです。しかし、演算や関係によって表現される構造がどれくらいあるのかは未だ によく分かっていません。 その一方で、演算で表現できるある種の構造と、関係 で表現できるある種の構造との間には、一対一の対応がつくという現象が多く知 られています。そのような一例をご紹介しようと思います。 15:10~16:10 大沢健夫(名古屋大学多元数理科学研究科 教授) 数学は言葉か 「宇宙という書物は数学の言葉で書かれている」という名文句で知られるように、 科学者にとって数学は必要不可欠な言語です。その一方で、数学は言葉以上の 何かであるという考えもあります。大数学者小平邦彦(1915-97)は、数学の研究 は「数覚」という感覚で「数学的実在」をとらえることによって成り立っているという 考えを持っていました。生誕百年にちなみ、数学とは何かについて小平先生の言 葉を引きながら語ってみたいと思います。 参加無料 事前登録不要 ーお問い合わせー 名古屋⼤学 社会連携課 TEL 052-789-5969
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