平成 27 年度 【むつざわスマートウェルネスタウン実施計画等

平成 27 年度
【むつざわスマートウェルネスタウン実施計画等策定業務】
公募型プロポーザル実施要領
1.業務実施の背景
睦沢町では、平成 26 年 8 月に「むつざわスマートウェルネスタウン基本計
画」を作成し、誰もが健康でいきいきと生活できるための拠点として、健康支
援型の道の駅と住宅の一体開発の方向性を打ち出した。
平成 26 年 10 月には、国土交通省の官民連携手法検討調査に採択され、官
民連携による事業開発・運営方針等を検討した。
更に、平成 27 年 1 月には、「つどいの郷むつざわ」の今後の拡充計画等が
評価され「重点道の駅」に選定された。
平成 27 年度は、今までの経緯を踏まえながら、事業の具体化に向けて民間
事業者から民間提案を受け付けると共に、実施計画を策定する。
※むつざわスマートウェルネスタウンについては、参考資料「むつざわスマートウェルネ
スタウン基本計画」、「むつざわスマートウェルネス拠点(仮称)形成のための官民連携
手法検討調査」を参考にしてください。
※重点「道の駅」については、国交省ホームページを確認ください。
参考:国土交通省HP『地域活性化の拠点を形成する重点「道の駅」を選定しました』
http://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/juten_eki/juten_eki_index.html
2.募集の内容
(1)業務名
むつざわスマートウェルネスタウン実施計画等策定業務
(2)業務内容
① 民間からの提案内容の検討
町は、PFI 法第 6 条に基づき、平成 27 年 6 月に民間提案の受付窓口を
設置し、提案を受け付けることを予定している。
なお、民間提案は、国の「PFI 事業民間提案推進マニュアル」に示され
る「提案書(フォーマット例)」の内容を中心に募集する予定である。
●提案書の記載項目(マニュアルより)
① 特定事業の案
ア 公共施設等の種類
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
公共施設等の設置に関する条件
公共施設等の概要
公共施設等の維持管理・運営業務の概要
想定する事業スキーム
事業スケジュール
リスク分担
② 特定事業の効果及び効率性に関する評価の結果
③ 評価の過程及び方法
ア 支払いに関する評価の過程及び方法(独立採算型事業の場合は、
事業の採算性の評価等)
イ サービス水準に関する評価の過程及び方法
受託者は、民間事業者から提案された内容を踏まえ、以下の検討を行う。
なお、民間提案制度の活用事例が少ないため、応募件数は予測できないが、
想定で 3 件以内とし、件数に増減があった場合は監督員と協議する。
●提案書に記載された事項についての検討(マニュアルより)
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
当該提案に係る公共施設等の整備等の必要性
提案の実現可能性
PFI 手法を活用することの妥当性
財政に及ぼす影響
他の手法による当該公共施設等の整備等の可能性
その他(特段の事情がある場合、適宜考慮して検討を実施)
② 補足調査等の実施
平成 27 年 3 月策定の「むつざわスマートウェルネス拠点(仮称)形成
のための官民連携手法検討調査」と「民間提案」の内容を具体化するため
に、受託者は以下の調査・検討を行う。
ア 市場調査の実施(マーケットサウンディング)
温浴施設についての市場調査を行う。
イ 既存の道の駅の活用方策の検討
道の駅の移転拡充後の既存道の駅「つどいの郷むつざわ」の活用方策
について検討する。
③ 基盤計画検討及び申請資料の作成
幹線排水路の切り回し計画、造成計画、雨水排水、供給処理計画等を検
討の上、基盤計画を作成し、許認可申請等に必要な図面及び申請資料の作
成を行う。
④ 補助金申請のための書類、計画策定
ア 地域優良賃貸住宅制度【国土交通省】
住宅整備は、地域優良賃貸住宅制度の活用を予定している。当該制
度を活用するに当たり必要となる書類作成の補助を行う。
イ 社会資本整備総合交付金(基幹事業:道路)【国土交通省】
道の駅駐車場、トイレ、情報発信施設等については、社会資本整備
総合交付金の活用を予定している。
また、施設周囲の町道拡幅及び交通安全施設の整備についても同交
付金の活用を予定している。
交付金を活用するために必要となる「社会資本整備計画」の作成及
び申請手続きに必要な書類作成等の補助を行う。
ウ 社会資本整備総合交付金(効果促進事業:防災)【国土交通省】
災害時の防災拠点施設としての周辺市町村のバックアップ機能を有
する施設等の整備について、社会資本整備総合交付金の活用を予定し
ている。交付金を活用するために必要となる「社会資本整備計画」の
作成及び申請手続きに必要な書類作成等の補助を行う。
エ 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金【農林水産省】
農産物販売施設及び加工施設については、農山漁村活性化プロジェク
ト支援交付金を活用することも検討している。活用する場合には、「活
性化計画」、
「費用対効果算定書」の作成補助及び申請手続きの補助を行
う。
オ 地域再生戦略交付金【内閣府】
温浴施設等については、地域再生戦略交付金の活用を見込んでおり、
そのために必要な「地域再生計画」の策定の補助及び書類作成を行う。
⑤ 実施計画の作成
以下の項目で実施計画を作成する。
なお、前述ァ~オは、「むつざわスマートウェルネス拠点(仮称)形成
のための官民連携手法検討調査」において町が検討しており、これを踏ま
えて整理すると共に、必要に応じて「①民間からの提案内容の検討」、
「②
補足調査等の実施」、
「③基盤計画検討及び申請資料の作成」を踏まえ計画
案の見直しを行う。
前述カ~クは、前述「業務内容」の「②補足調査等の実施」及び「④補
助金申請のための書類、計画策定」を整理する。
前述ヶ~セは、前述「業務内容」の「①民間からの提案内容の検討」を
踏まえ整理する。
ア 事業概要の整理
本事業の位置づけ、目的や整備方針、コンセプト等を整理する。
イ 施設の具体的内容の検討
整備方針やコンセプト等を踏まえて、核施設の内容、施設規模、必須
施設、民間提案施設の分類などを整理する。
災害時の後方支援としての役割や対応施設等についても整理する。
ウ 概略モデルプランの整理
概略配置図及び平面モデルプラン、基盤計画、概略事業費等を作成・
整理する。
エ 事業スキームの構築
PFI の事業方式、事業形態、事業期間、法制度上の課題等について整
理する。
オ 管理運営方針と民間の業務範囲
管理運営方針と民間の事業範囲について整理する。
カ 市場調査の結果
温浴施設について行った市場調査の結果について、整理・分析を行う。
キ 既存の施設の活用方策
既存の道の駅の活用方策について検討・整理する。
ク 補助金の整理
補助金の活用について整理する。
ケ リスク分担
リスク分担について整理する。
コ VFM の算定
概算事業費(設計費、建設費、維持管理・運営費、調査費等)、従来方
式での事業費の算定、PFI 方式の場合の事業費の算定などをもとに VFM
を算定する。
サ 資金計画
事業の収支計画を作成する。
シ 入込客計画
入込客計画を作成する。
ス 費用対効果の算定
施設全体の費用対効果を算定する。
セ 今後のスケジュール
平成 28 年度以降のスケジュールを作成する。
(3)成果品
報告書
(4)予定契約(履行)期間
簡易ファイルとじ
50部及び電子納品
契約の翌日から平成 27 年 12 月 18 日
(5)委託費
9,990,000円(消費税含む)
(6)委託場所
千葉県長生郡睦沢町
(7)委託者選定方法
公募型プロポーザル方式
(8)プロポーザル参加報償
無償
(9)参考資料の閲覧
総務課政策企画班窓口
※閲覧希望者は予め電話での予約をお願します。
℡ 0475-44-2501 担当:鈴木、大塚
(10)その他
提案については、本要領を充分理解した上での提案とされたい。
3.企画提案に係る事項
企画提案に参加できる者は、業務を効果的かつ効率的に実施できる法人であ
り、以下の(1)~(7)までの全ての要件を満たすものとする。
(1)睦沢町建設工事等入札参加業者資格審査基準に定める平成 26・27 年度睦
沢町競争入札参加資格者名簿に登載された者
入札参加希望業種:申請区分[委託]
大分類:調査・計画
中分類:世論・地域計画
(2)次の公的資格を有する者
①ISO27001 (情報セキュリティマネジメント)
②ISO9001 (品質マネジメント)
③ISO14001 (環境マネジメント)
④プライバシーマーク
(3)千葉県又は本町から指名停止措置を受けていない者であって、地方自治
法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者で
あること。
(4)役員に、次の①又は②のいずれかに該当する者がないこと。
① 破産者で復権を得ない者
② 禁固以上の刑に処せられ、その執行が終わり、又は執行を受けるこ
とがなくなった日から 2 年を経過しない者
(5)次の①から③までのいずれかに該当する者でないこと。
① 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続き開始の申
し立てがなされている者
② 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき再生手続き開始
の申し立て(同法附則第 2 条の規定によりなお従前の例によること
とされる再生事件に係るものを含む)がなされている者
③ 破産法(平成 16 年法律第 75 号)に基づき破産手続き開始の申し
立てがなされた者及びその開始決定がされている者(同法附則第 3
条 1 項の規定によりなお従前の例によることとされる破産事件に係
るものを含む。)
(6)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)
第 2 条第 2 号に規定する暴力団及びその利益となる活動を行うものでない
こと。
(7)宗教活動や政治活動を主たる目的とする法人及び団体でないこと。
4.企画提案書の手続き等
(1)公募型プロポーザル実施要領の公表(町ホームページ等で公表)
期
間
平成 27 年 4 月 1 日(水)~平成 27 年 4 月 30 日(木)
(2)実施要領に関する質問受付・回答
期 間
平成 27 年 4 月 6 日(月)~平成 27 年 4 月 20 日(月)
(正午まで)
※質問書(様式1)は電子メールにて提出願います。
メールアドレス:[email protected]
質問に対する回答は、随時電子メールにて送信します。
(3)企画提案書受付
期 間
平成 27 年 4 月 21 日(火)~平成 27 年 4 月 30 日(木)
(正午必着)
※総務課政策企画班あてに郵送又は持参により提出して下さい。
〒299‐4492 千葉県長生郡睦沢町下之郷 1650-1
睦沢町総務課政策企画班 担当:鈴木、大塚
(4)提出書類
① 企画提案書提出届(様式2)
② 会社概要(様式3)
以下の項目は必ず記載すること。
・事業者名
・本社所在地
・技術者数
・業務内容
・連絡先(担当者氏名、電話番号、FAX 番号、E-mail アドレス)
・本町からの業務受託実績
③ 過去3年以内における国・県・地方公共団体等が発注した同種業務の契
約実績 (様式4、契約書写し)
同種業務:道の駅実施計画、住宅建設実施計画、又は PFI 検討調査等の
PFI 関連業務
④ 本業務における配置予定者(様式5、6、7)
管理技術者:過去3年以内の同種業務実績を有する者
(5)本業務の企画提案書(様式8、9:各3枚以内)
① 実施方針
:業務目的の理解、業務実施方針及び業務の進め方について
② 特定テーマ:むつざわスマートウェルネスタウン実施計画等策定業務を
進める上での課題と解決方策について
(6)見積書(業務内容ごと内訳金額がわかるもの)
(7)提出部数
10 部(正本 1 部、副本 9 部)
(8)企画提案参加に際しての注意事項
① 失格又は無効
以下のいずれかに該当する場合は、失格又は無効とする。
ア 提出期限を過ぎて書類が提出された場合
イ 提案した書類に虚偽の内容を記載した場合
ウ 審査の公平性に影響を与える行為があった場合
エ 募集要領に違反すると認められる場合
オ その他担当者からあらかじめ指示した事項に違反した場合
② 複数提案の禁止
企画提案参加者は、複数の提案書の提出はできない。
③ 提出書類の変更の禁止
提出期限後の提出書類の変更、差し替え若しくは再提出は認めない。
④返却等
提出書類は、理由の如何を問わず返却しない。
⑤ 費用負担
企画提案書の作成、提出等企画提案参加に要する経費等は、すべて参
加者の負担とする。
5.審査・契約に係る事項
(1)審査委員会
① 開催日時
② 開催場所
③ 委員会構成
平成 27 年 5 月上旬
睦沢町役場 会議室
委員長 副町長
委 員 総務課長、税務住民課長、健康福祉課長、
地域振興課長、総務課政策企画担当主幹
④ 審査基準
項
目
全体に占める割合
評価基準
審査項目1
40/100
別表
審査項目2
60/100
別表
※審査項目1については、総務課政策企画班が評価点数を算出する。
※審査項目 2 については、審査委員会が評価点数を算出する。
各委員の評価合計点数の平均点とする。
⑤ 審査方法
ア 委託者の選定に当たっては、公募型プロポーザル方式審査基準(別表)
に基づき、提書類の内容の審査を行い、競争性・透明性の確保に配慮
しながら、企画提案の内容、事業の実施能力等を評価・採点し、審議
の上選定する。
ただし、見積書の提示金額が委託費の上限を超えている場合は、審
査から除外する。
イ 審査方法は、審査項目毎の評価点数の合計点数にて競う「総合評価
方式」により行う。
⑥ 契約候補者の選定
審査結果に基づき、評価点数の合計点数が 70 点を超えるものの中か
ら最高点を得たものを契約候補者とする。
ただし、同点の場合は、審査委員会の協議により決定する。
(2)審査結果の通知
審査結果は速やかに参加者に通知する。
ただし、審査結果についての異議申し立ては受け付けないものとする。
(3)契約の締結
選定した契約候補者と町が協議し、委託業務に係る仕様を確認した上
で、契約を締結する。仕様書の内容は、提案された内容を基本とし、契約
候補者と町の協議により決定する。
6.業務の適正な実施に関する事項
(1)業務の一括再委託の禁止
受託者は、受託を行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせ
てはならない。ただし、業務を効率的に行うために必要な業務については、
町と協議のうえ、業務の一部を委託することができる。予定がある場合は
実施体制に詳細を記載のこと。
(2)個人情報保護
業務を行うに当たって個人情報を取り扱う場合は、
「睦沢町個人情報保護
条例」に基づき、その取扱いに充分留意し、漏えい、滅失及びき損の防止
その他個人情報の保護に努めなければならない。
(3)守秘義務
受託者は、業務を行うに当たり、業務上得た秘密を他に漏らし、又は自
己の利益のために利用してはならない。また、委託業務終了後も同様とす
る。
8.問合せ先
(1)募集の内容
(2)企画提案に係る事項
(3)企画提案書の手続き等
(4)審査に係る事項
(5)契約に係る事項
総務課政策企画班
℡0475-44-2501
〃
〃
〃
総務課財政班
℡0475-44-2516
別表
公募型プロポーザル方式審査基準
審査項目 1
評
価
項
目
評
価
基
準
基準点
1
実施体制
業務実施に必要な実施体制を整え、業務遂
行能力の高い事業者であるか。
10 点
2
業務実施
本業務に類する業務実績を有しているな
10 点
の能力
ど、その知識、ノウハウ、経験等を充分に
活かせることができるか。
※過去3年以内における国・県・地方公共
団体等が発注した同種業務の契約実績が
あるか。
※同種業務がない場合は選定しない。
管理技術者
の能力
管理技術者は、責任者として必要な知識、
経験、能力を有し、指導・監督能力の高い
ものであるか。
3
10 点
※過去3年以内の同種業務の実績がある
か。
4
地域精通度
本町の実情に対する知識があるか。
※過去3年以内の本町からの業務実績で評
価する。
小
10 点
40 点
計
審査項目 2
評
1
価
項
目
実施方針
評
価
基
準
業務理解度:本業務の趣旨を十分理解した
基準点
20 点
提案内容になっているか。
2
特定テーマ
特定テーマ:業務を進める上での課題と解
決方策について」独自性、先進性のある提
案内容になっているか。
20 点
3
提案の実現性
本町で実態に沿った内容となっているか。
また、実施した場合の充分な効果を発揮で
きる内容となっているか。
20 点
小
計
60 点