平成 27 年 3 月 30 日「新潟学園改築整備事業」に対する優先貸付契約の締結について株式会社百五銀行（本店三重県津市、頭取上田豪）は、下記のとおり、株式会社第四銀行（本店新潟県新潟市、頭取並木富士雄）との共同アレンジャーとして、株式会社北陸銀行（本店富山県富山市、頭取庵栄伸）とともに、新潟県が実施する PFI 事業（※1）「新潟学園改築整備事業」に対して、総額約 10 億 4 千万円のプロジェクトファイナンス（※2）を供与する優先貸付契約書に、調印いたしましたので、お知らせします。なお、当行は平成 14 年の初参加以来、PFI 事業に積極的に対応しており、平成 27 年 3 月 30 日時点で 36 件目（当行アレンジャーとして 15 件目）の参画となります。記１取組概要当行、第四銀行および北陸銀行は本優先貸付契約にもとづき、株式会社 PFI 新潟学園サポート（特別目的会社）に対して、本事業に必要な初期投資費用を融資します。２事業概要（１）実施主体（２）対象施設（３）事業内容（４）事業期間（５）事業規模３融資概要（１）借入企業（２）株主：新潟学園：児童自立支援施設（※3）：築後 40 年以上を経て、施設の老朽化が進む児童自立支援施設「新潟県新潟学園」に関して、入所定員の不足や入所児童の多様化等の施設を取り巻く状況の変化に対応し、学習および生活環境の改善、食育活動の推進を図るべく、施設の整備およびその後の維持管理・運営業務を実施する PFI 事業です。：平成 25 年 10 月から平成 43 年 3 月までの約 17 年 6 か月間（設計建設期間約 2 年 6 か月、維持管理・運営期間約 15 年）：約 17 億 6 千万円（内施設整備費約 11 億円）：株式会社PFI新潟学園サポート：株式会社本間組、佐藤工業株式会社、株式会社新潟ビルサービス、株式会社総合フードサービス（協力企業として、株式会社細貝建築事務所）（３）融資金額：約10億4千万円（４）融資期間：約15年（５）融資金融機関：株式会社百五銀行、株式会社第四銀行、株式会社北陸銀行（６）アレンジャー：株式会社百五銀行・株式会社第四銀行（７）エージェント：株式会社百五銀行 ※1 PFI 事業とは国や自治体が実施する公共事業について、民間の資金・経営ノウハウ・技術ノウハウを積極的に活用して民間事業者に施設の設計・建設・運営維持管理までの一連の業務を委託する手法をいいます。 ※2 プロジェクトファイナンスとはあるプロジェクトの資金調達を行う際、事業者自身が借入を行うのではなく、プロジェクトを遂行する事業会社（特別目的会社＝SPC）を設立し、この会社を事業者として借入を行う資金調達の仕組みをいいます。 ※3 児童自立支援施設とは家庭環境その他理由により生活指導等を要する児童を入所させ、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行うことで、その自立の支援を行うことを目的とする施設を指します。以上【スキーム図】