仕様書 1 件名 (仮称)盛岡学校給食センター整備事業における PFI 導入可能性調査業務 2 履行期間 契約締結の日から平成 29 年3月 31 日まで 3 業務内容 (仮称)盛岡学校給食センター整備運営事業基本構想に基づき,次に掲げる項目を検討 するものとする。 (1) 条件整理 本業務を実施するに当たっての前提となる条件を整理し,施設設計や運営計画を検 討する際の前提となる敷地条件,業務内容,事業スケジュール等の整理,検討を行う。 (2) 事業導入範囲の整理 学校給食センターの整備・運営について,用地造成から,既存施設の解体までを含 んだ事業の中で,施設を構築する機能,運営及び維持管理等に係る業務内容を整理し, それらのうち,PFI 導入の対象とする業務の範囲について検討する。 (3) 事業スキームの検討 ア 事業方式の検討 従来方式と PFI 事業等の方式を整理し,比較検証する。 イ 事業形態の検討 サービス購入型や独立採算型等の方式を整理し,比較検証する。 ウ 事業期間の検討 大規模改修などの施設維持や需要などを考慮し,適切な事業期間を検討する。 (4) 法制度,税財政等各種制度や補助の課題検討 事業遂行に当たっての法制度上の課題と対応策を検討し,事業に関する税財政等各 制度や補助を整理し,これらの活用可能性,課題を検討する。 (5) 市場調査 本事業に対する民間の参加意向等の市場調査を行い,その結果を取りまとめるとと もに,本事業に対する意見・課題等を検証する。 (6) リスク分担の検討 自然災害などの不可抗力リスクへの対応も踏まえた上で,他市町村の先行事例を検 証しつつ,本事業における官民のリスク分担について実現性,効率性の観点から整理 を行う。 1 (7) VFM の算定 ア 概算事業費の算定 これまでの調査結果を基に,調査費,設計費,建設費,維持管理費・運営費等の 概算事業費を各方式毎に算出する。 イ VFM の算定 各方式について現在価値に算出した公共財政負担額を比較することにより,VFM を 算定する。 (8) 事業実施に当たっての課題の整理 事業を実施していくに当たっての課題,スケジュール等について整理し,その対策 等の検討を行う。 (9) 導入する方式の適正評価 (1)から(8)までの調査結果を踏まえ,本事業の実施方式の適正を総合的に判断する。 なお,各業務の詳細事項については,別途協議を行うこととし,検討状況及び進捗状 況について定期的に市に報告を行うこと。 4 中間報告 中間報告を行うこと。提出期限,内容及び体裁については別途指示する。 5 成果品の提出 (1) 報告書 20 部(A4 判製本) (2) (1)の概要版(20P 程度) 50 部(A4 判製本) (3) 一式(DVD 等外部記憶メディアによる) (1)~(2)に係る電子データ 6 業務履行に当たっての留意事項 (1) 本業務で得られた情報及び資料については,原則として委託者に帰属するものとし, 受託者は,委託者の許可なく外部に提供してはならない。 (2) 受託者は,本業務に関わって委託者が提供する情報等を本業務以外に使用してはな らない。 (3) 受託者は,本仕様書に定めのない事項については,委託者と協議の上業務を行うこ と。 2
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