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複合材料
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11007
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
梅田 哲
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門的・選択
なし
プリント、VTR(新素材 IV 複合材料編)
高分子加工 One Point -9 複合材料をつくる(高久 明・多田 尚:共立出版)
時間
到達目標
1.複合材料の基礎知識
8
複合材料の発展や分類について説明できる。
複合材料の機械的強度や複合則について説明でき
る。
2.繊維強化の機構
4
強さの複合則、比強度、比剛性について説明でき、
複合化するメリットを理解できる。
古典積層理論による疑似等方性について説明でき、
強度・破損則について理解できる。
3.強化用繊維
6
ガラス繊維、炭素繊維などの強化用繊維の製造法を
説明できる。
4.マトリクス樹脂
6
マトリクス樹脂の種類・製造法・特徴などについて理
解できる。
5.複合材料の成形
2
繊維強化プラスチックの成型法を説明できる。
6.複合材料の応用
4
航空機における使用や極限環境における使用を説
明できる。
複合材料の様々な用途への応用法などについて説
明できる。
60
プレゼンテーションのための資料収集・スライド作成
などのための時間および日常の予習復習の時間を
総合したものとする。
教 育
プログラム
D-1
D-2
A.
教育目標
汎用・先端材料として幅広く使用されている複合材料の定義、歴史、種類およびその基本的な物性や形成法について習得
する。
B.
概要
様々な種類の複合材料があるなか、本講義では今日最も多く用いられているプラスチック系複合材料を中心にして講義を
進める。
C.
D.
学習上の留意点
身のまわりの多種多様の物質を「材料」という切り口から解析することがベースとなる。
学習到達目標
学習到達目標
1. 無機材料、金属材料、有機材料の長所と短所を説明できる。
到達目標
2. 繊維複合化理論の基礎を理解し、複合則の概念を用いて複合材料の強度計算ができる。
3. 金属材料、有機材料、無機材料を母材とする種々の複合材料の製造技術、複合プロセスや性質を説明でき
る。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
無機材料、金属材料、有機材料の長
無機材料、金属材料、有機材料
無機材料、金属材料、有機材料の
所と短所を正しく説明できる。
の長所と短所を説明できる。
長所と短所を説明できない。
繊維複合化理論の基礎を理解し、複
繊維複合化理論の基礎を理解
繊維複合化理論の基礎を理解し、
合則の概念を用いて複合材料の強
し、複合則の概念を用いて複合材
複合則の概念を用いて複合材料の
度計算が正しくできる。
料の強度計算ができる。
強度計算ができない。
金属材料、有機材料、無機材料を母
金属材料、有機材料、無機材料を
金属材料、有機材料、無機材料を
材とする種々の複合材料の製造技
母材とする種々の複合材料の製
母材とする種々の複合材料の製造
術、複合プロセスや性質を正しく説明
造技術、複合プロセスや性質を説
技術、複合プロセスや性質を説明で
できる。
明できる。
きない。
(学年末試験)
◆自学自習
プレゼンテーション準備、予習復習
F.
関連科目
高分子化学、応用化学特別研究
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
50
50
100
基礎的能力
25
10
35
専門的能力
25
20
45
20
20
分野横断的能力
旭川高専 2015
D-1
D-2
自己点検