日時 2015 年5月30 日(土)、31日(日

第 128 回 全国大学国語教育学会兵庫大会 プログラム
1.日時 2015 年5月 30 日(土)
、31 日(日)
2.会場 姫路商工会議所(〒670-8505 兵庫県姫路市下寺町43)
3.後援 兵庫県教育委員会、姫路市教育委員会
4.協力 公益社団法人姫路観光コンベンションビューロー
5.日程
第1日:5月 30 日(土)
8:45
9:30
受付
課題研究発表
14:00
昼食
自由研究発表
第2日:5月 31 日(日)
9:00
9:30
受付
12:40
総会
理事会
12:00
15:10
17:30
シンポジウム
13:00
昼食
18:00
移動
20:00
懇親会
15:40
自由研究発表・公開講座
6.プログラム
[第1日] 5月 30 日(土)午前
◆自由研究発表(第 1 会場~第7会場)[ 9:30~12:40 ]
第1会場 [5階501]
① 「白いぼうし」の学習デザイン -読みの交流と読みの変容-
新潟県上越市立春日新田小学校 寺島元子
② 小学校国語教科書における文学的文章の本文改編の調査と分析
創価大学 木原宏子
③ 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相 ―言語性を促す教師の関わりに着目して―
國學院大學 吉永安里
④ 小学校国語科教科書における翻訳教材とその指導の課題 −「お手紙」を対象にして−
仙台白百合女子大学 妹尾知昭
⑤ 「あまちゃん」としてのスイミー・授業実践篇 ―研究者と現職教師との協働による授業づくり―
立教大学 渡辺哲男
⑥ 今を生きるための文学教育の試み —『よだかの星』の授業実践から—
福山市立大学 森美智代
第2会場 [5階502]
① 思春期における詩の創作活動の実践的研究-子どもたちの「自己」の育ちに与える影響について-
武庫川女子大学大学院・院生 加藤恵美子
② 絵本の読み合いをシャドウイングにつなげる-情緒障害児短期治療施設併設校での実践より広島大学大学院・院生 本渡 葵
③ 文学教育における教育方法に関する研究 ―文芸教育研究協議会、科学的「読み」の授業研究会の比較を通して―
龍谷大学大学院・院生 村尾 聡
④ 絵画化を取り入れた読み方指導 -「モチモチの木」の場合-
中部学院大学 山田丈美
⑤ 谷川俊太郎「かなしみ」の詩における読みの交流と学習課題-大学生による交流・発話分析をもとに-
沖縄国際大学 桃原千英子
⑥ 学習者が抱える課題から授業を構想・実践する国語科教師の教科内容・授業構成観
―離島高校・山間部高校での実践事例から―
和歌山大学 丸山範高
1
第3会場 [5階503]
① 説明的文章における読解方略の学習指導の在り方
上越教育大学教職大学院・院生 歌代温子
② 小学校高学年における説明的文章の読解方略指導に関する研究 ―条件的知識の学習水準の深まり―
広島大学大学院・院生 古賀洋一
③ 「論理的文章の評価法(小学校)の研究」
④ 説明的文章教材の構造類型
埼玉県三郷市立戸ヶ崎小学校 小川智勢子
鳴門教育大学 幾田伸司
岡山大学 宮本浩治
三重大学 守田庸一
岐阜県立華陽フロンティア高等学校 金子 萌
京都教育大学 植山俊宏
大阪成蹊大学 辻村敬三
神戸親和女子大学 櫻本明美
愛媛大学 三浦和尚
⑤ 「科学的読み物」に対する学習者の反応
京都教育大学 植山俊宏
岡山大学 宮本浩治
大阪成蹊大学 辻村敬三
鳴門教育大学 幾田伸司
三重大学 守田庸一
岐阜県立華陽フロンティア高等学校 金子 萌
神戸親和女子大学 櫻本明美
愛媛大学 三浦和尚
⑥ 説明文教材で、学習者に「判断」をうながす「仕掛け」のバリエーション
創価大学大学院 長崎伸仁
帝京平成大学 正木友則
第4会場 [6階605]
① 話し合い学習指導に関する実践的研究 ―文字化活動をとり入れた授業の分析を中心に―
広島大学大学院・院生 上山伸幸
② 文学作品のプロットを解釈する協同的な学習談話の分析
栃木県立佐野高等学校 宇賀神茜
③ 話合い学習を成功させるための理想的な教師の役割を探求する -市民の読書会における会話の分析を通して-
東京都品川区立大井第一小学校 松原ゆかり
④ 小学校における討論の段階的指導の効果 ―〈協同的討論〉から〈対論的討論〉へ―
葛飾区立中之台小学校 北川雅浩
⑤ 読み深めのための話し合い学習における協同作業認識と自己評価の観点
―ファシリテーション・グラフィックを援用して―
京都ノートルダム女子大学 工藤哲夫
筑波大附属中学校 愛甲修子
東京学芸大学附属竹早小学校 荻野 聡
第5会場 [6階602]
① 「主題単元」概念の成立―輿水実の単元学習論を手がかりに―
広島大学大学院・院生
② 教育実践における地域のことばと「国語」形成 ―明治 30 年代の岩手県を対象として―
北海道大学大学院・院生
③ 戦後文学教育史における論争の再検討 ―「冬景色」論争②―
創価大学
④ 国分一太郎の綴り方教育論─「生活綴方的教育方法」の検討③ 整理期を中心に─
元杉並区立方南小学校
、、
⑤ 田中豊太郎の綴り方表現指導の要諦
茨城キリスト教大学
2
池田匡史
小島千裕
大島 光
佐内信之
大内善一
第6会場 [6階603]
① 大学生が研究の問いを立てる際の読むことと書くことの関連
早稲田大学大学院・院生 嶼田大海
② 読む力をつける大学授業の提案-大学生を対象とした小学校教師の授業を通して-
中国学園大学大学院・院生 千種彰典
③ あらすじ調査をもとにした大学生の学力に関する研究
至学館大学 加古有子
④ 国語科授業指導案作成過程における思考活性効果に関する研究 ――思考支援ツールを用いた授業実践から――
北海道文教大学 矢部玲子
⑤ 学習者の記憶に残る国語科授業 -教員養成課程の大学生への質問紙調査から-
佐賀大学 竜田 徹
⑥ 初等教師教育における実践課題の検討 -「情動の共有」による教師の力量と同僚性の形成筑紫女学園大学 稲田八穂
第7会場 [7階702]
① 「聞くこと」に着目したパブリック・スピーキングの研究-アメリカ合衆国教科書との比較を通しての考察-
富山大学大学院・研究生 山田範子
② 「単元を貫く言語活動」を通して「21 世紀型能力」を育む授業に関する一考察
-小学校2年生、単元「紙芝居をつくろう」の分析から-
新潟県加茂市立石川小学校 井上幸信
③ 21 世紀型スキル習得を目指した国語科授業-学習環境デザインを通して-
東京学芸大学 細川太輔
④ ドイツ・アビトゥアに見られる文学テクストへのアプローチ -言語演算子《解釈》と《論究》を中心に-
大阪教育大学 土山和久
⑤ 21 世紀型授業開発と国語科「活用型テキスト形式」
愛知教育大学教職大学院 佐藤洋一
[第1日]5月 30 日(土)午後
理事会【12:40~14:00 3階特別会議室 】
総 会【14:10~15:00 2階大ホール】
◆シンポジウム【15:10~17:30 2階大ホール】
テーマ:国語科授業づくりと言語活動のあり方-言語活動をどのように評価するか-
コーディネーター
兵庫教育大学
登壇者
京都大学
兵庫教育大学
たつの市立室津小学校
堀江祐爾
西岡加名恵
勝見健史
三木惠子
◆懇親会【18:00~20:00 1階展示場】
[第2日] 5月 31 日(日) 午前
◆課題研究発表【9:30~12:00 2階大ホール】
テーマ:国語科教育における理論と実践の統合(1)-研究する組織としての学校のあり方-
コーディネーター
広島大学
登壇者
大阪教育大学
広島大学
福岡教育大学教職大学院
3
山元隆春
木原俊行
難波博孝
若木常佳
[第2日] 5月 31 日(日) 午後
◆自由研究発表(第 1 会場~第6会場)[ 13:00~15:40]
第1会場 [5階501]
① 芥川龍之介教材の学習指導法研究―小説の描写に着目した指導法の提示―
北海道教育大学大学院・院生 加賀谷いづみ
② 国際バカロレア「日本語 A」は国語教育に何を求めているか
国際基督教大学 半田淳子
③ 社会文化的相互作用を通して構成される文学の学び
―「ヴィゴツキースペース」を用いた「高瀬舟」の授業分析①―
京都教育大学 寺田 守
岡山大学 田中智生
山口大学 坂東智子
④ 社会文化的相互作用を通して構成される文学の学び
―「ヴィゴツキースペース」を用いた「高瀬舟」の授業分析②―
大阪教育大学 住田 勝
愛媛大学 中西 淳
愛知教育大学 砂川誠司
⑤ 村上春樹作品の教材化 ―〈語り〉を重視したアプローチ―
九州女子大学 荻原桂子
第2会場 [5階502]
① 文学的文章の指導における学習者の「自己」に関する研究―「対話的自己」概念を手がかりに―
広島大学大学院・院生 武田裕司
② 文学作品の読みにおける〈問い〉に関する考察
品川区立台場小学校 西田太郎
③ 「音読」の段階的方法措定と「黙読」との相関性
宮崎大学 中村佳文
④ 「読むこと」の授業のための目標分析試案(2)―小学校国語科「読むこと」の授業モデル―
奈良学園大学 鎌田首治朗
⑤ 言語機能からみる学びの三角形―「教室用読者論」の構築に向けて―
岩手大学 藤井知弘
第3会場 [5階503]
① 《類似》の力の育成における「帯単元」の意義
② 課外「考えるために」の実践 ― 県立O高校 1996.2~1998.2 ―
③ 論理と言葉
④ 小学校における論理的文章(読み方・書き方)の指導法研究
⑤ 「現代国語」教科書カリキュラムの学力構造に関する史的考察
鳥取大学附属中学校 齋藤隆彦
愛知学泉大学 柴田哲谷
北海道教育大学 長谷川祥子
常葉大学 篠原京子
文部科学省 大滝一登
第4会場 [6階605]
① 小学校児童の意見文作成における一考察 〜相互推敲、二百字限定作文を手だてとして〜
創価大学教職大学院・院生
② 「書く」ための説明的文章の読解指導 -中学 1 年生を例に-
中央大学附属中学・高等学校
③ 児童作文に見る程度修飾表現の発達
富山大学
④ 短期大学におけるライティング・ワークショップの実践と評価
新潟青陵大学短期大学
⑤ 小学校における意見文指導と教科書の関係
創価大学
第5会場 [6階602]
① 国語教育における史的研究対象の検討 ―国語教育史を敷衍する試み―
② 戦後作文・文法指導における「だらだら文」の扱い
③ 伝統的な言語文化の構想と実践
④ ICT 環境を活用した古典授業の開発(1) ― 三大和歌集(中 3) ―
⑤ 大正期『国語教育』誌における描写表現指導に関する考察9
4
沼田拓弥
池田尚子
宮城 信
峰本義明
石丸憲一
広島大学大学院・院生 黒川麻実
日本女子体育大学 松崎史周
東京福祉大学 國府田祐子
山口大学 坂東智子
常磐大学 渡邊洋子
第6会場 [6階603]
① ヤ行上一段活用動詞の扱いについて-学校文法成立に関する一考察-
大阪府立大学大学院・院生 永田洋史
② 伝統的な言語文化に興味をもつ授業づくり―小学校 4 年「どっちの漢字?―同訓異字―」の授業実践から―
広島大学附属東雲小学校 竹森文美
広島大学大学院 難波博孝
③ 学習観についての省察をうながす試み ── 漢字学習のためのパターンランゲージを用いて ──
島根大学 冨安慎吾
④ 学習語彙の選定と活用(2)和語・漢語・外来語などについて
安田女子大学 河内昭浩
⑤ 語彙教育における「語い指導的教育方法」の実際とその意義
東京学芸大学 中村和弘
◆公開講座【13:00~15:40 1階展示場】
テーマ:国語科授業の単元的展開②
コーディネーター
講師
同志社女子大学
元 同志社大学・神戸大学附属住吉中学校
松崎正治
遠藤瑛子
◯内容
前回の公開講座「国語科授業の単元的展開①」
(第 127 回全国大学国語教育学会・筑波大会・2014 年 11 月 9 日)では、
「言語活動の充
実」が重視される中で、言語活動において身につく教育内容や教科内容、学習者を生かした学習活動の展開は、どう構想できるかを小学
校・中学校・高校の実践事例から学びました。
今回の「国語科授業の単元的展開②」では、言語活動を充実させた単元的展開をワークショップ形式で実際に体験してみます。
登壇者でワークショップを主導するのは、神戸大学附属住吉中学校で 1979 年以来、国語科総合単元学習を実践してきた遠藤瑛子です。
現在も、中学校のみならず、小学校や高等学校、大学で、国語科の単元的展開を教えています。コーディネーターは、松崎正治(同志社
女子大学)が務めます。
小学校・中学校・高校・大学などの皆さんと一緒に、国語科授業の単元的展開を試みてみましょう。そして、そこから生まれてくるアイ
デアを交流しながら、最近話題の「単元を貫く言語活動」についても、具体的に考えていきたいと思います。
◯お願い
当日は、オノマトペ(擬音語・擬態語)についての授業の単元的展開を考える予定です。
参加ご希望の方は、オノマトペに関する資料(新聞の切り抜きや本のコピーなど何でも結構です)をお持ちくだされば幸いです。参加
者全員で、ワークショップを盛り上げていきましょう。
また、この講座は公開講座です。全国大学国語教育学会員でなくても、どんどんご参加ください。参加費は無料です。
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