第131回全国大学国語教育学会東京大会 プログラム

第131回全国大学国語教育学会東京大会 プログラム
1.日 時
2016年10月15日(土)
、16日(日)
2.会 場
白百合女子大学(〒182-8525 東京都調布市緑ヶ丘1-25)
3.後 援
東京都教育委員会 調布市教育委員会
4.日 程
第1日:10月15日(土)
8:45
9:30
12:40
14:00
15:10
17:30 18:00
昼食
受付
自由研究発表
総会
シンポジウム
移
動
20:00
懇親会
理事会
第2日:10月16日(日)
9:00
9:30
12:00
13:00
昼食
受付
課題研究発表
研究部門
15:40
自由研究発表
ラウンドテーブル
公開講座
5.プログラム
<第1日> 10月15日(土)午前
◆自由研究発表 第1会場~第11会場 9:30~12:40
1号館2階~3階
第1会場(分科会A)
(2階1201)司会 大内善一(茨城キリスト教大学) 髙木まさき(横浜国立大学)
A1 石森延男著『綴方への道』と第6期国定国語教科書における作文・綴方教育
神戸大学大学院・院生
A2 保科孝一の直観教授論に関する考察
大阪府立大学大学院・院生
A3 明治初期会話教科書の研究―上羽勝衛纂『小學會話篇』巻之二(1874)を中心に―
元広島大学大学院・院生
A4 昭和10年代の長野県生活綴方教育に関する考察3―綴方教師田中ふさ子の児童詩教育―
長野市立柳原小学校
A5 国分一太郎の綴り方教育論─「基礎学力」論の変遷─
環太平洋大学
A6「文集」の編集と鑑賞の指導―白石壽文・権藤順子編著『小学校作文の鑑賞』―
茨城キリスト教大学
宇賀神 一
永田 洋史
西本喜久子
西澤真佐雄
佐内 信之
大内 善一
第2会場(分科会B)
(2階1202)司会 府川源一郎(日本体育大学) 児玉 忠(宮城教育大学)
B1 中学校教科書における手紙文指導の日中比較―相手意識と内容設定を中心に― 筑波大学大学院・院生 鄭
B2 「恩知らずの虎(うさぎのさいばん)
」の教育文化史的研究
広島大学大学院・院生 黒川
B3 戦後児童詩教育の研究②―「きりん」前期における詩作品の特徴―
プール学院大学 今宮
B4 学習指導要領22年度版にみられるコミュニケーション概念の受容―柳田国男の話し言葉教育との関連において―
東北学院大学 渡辺
B5 沖山理論の現代的意義の考察―読解理論を中心に―
創価大学 石丸
B6 昭和戦前期のディベート実践における目的意識
聖学院大学 熊谷
第3会場(分科会C)
(2階1203)司会 塚田泰彦(筑波大学) 細川太輔(東京学芸大学)
-1-
一葦
麻実
信吾
通子
憲一
芳郎
C1 学校図書館との連携を軸とした公共図書館の展望―中小レポートを中心に―
広島大学大学院・院生 兼 由佑子
C2 授業場面における学校的学習(work)と遊び―教師と生徒の「状況の定義」に注目して―
横浜国立大学大学院・院生 高橋 佑希
C3 国語科学習用語の系統的な指導に関する研究
お茶の水女子大学附属小学校 片山 守道
C4 アクティブ・ラーニングを活用した読書への契機をつくる授業の試み:
「走れメロス」の実践から
さいたま市立土呂中学校 江原 瑞貴
C5 資質・能力の評価に関する考察②
広島大学 本渡
C6 国語科授業における21世紀型コンピテンシーの相互作用
葵
東京学芸大学 細川 太輔
東京学芸大学 中村 和弘
東京学芸大学附属大泉小学校 上田 真也
第4会場(分科会D)
(2階1204)司会 吉川芳則(兵庫教育大学) 植山俊宏(京都教育大学)
D1 高校評論教材「想像する力」の授業分析―自分の考えを形成する過程―
京都教育大学・院生
D2 説明的文章の批判的読みの学習指導に関する事例的研究―教育評価に焦点をあてて―
広島大学大学院・院生
D3 言語認知過程に対応する説明的文章の読解方略
名古屋市立明正小学校
D4 中学校国語科における論理的文章の基本的な指導事項
北海道教育大学
D5 説明的文章の批判的読みの学習活動開発の視点
兵庫教育大学
第5会場(分科会E)
(2階1205)司会 難波博孝(広島大学) 中村敦雄(明治学院大学)
E1 国語科クリティカル・リーディング指導の研究(2)―C.Wallace "Critical Reading" 理論の研究―
広島大学大学院・院生
E2 「論証構成図」を導入した中学校説明的文章の学習
八幡市立男山東中学校
E3 中等教育の国語科におけるコンセプトベースの単元設計―国際バカロレアMYPから示唆を得て―
東京学芸大学附属国際中等教育学校
E4 中学校国語科における「情報活用力」への働き掛け―学校図書館との協働を軸にした取り組みから―
東京学芸大学附属世田谷中学校
E5 ボタニカル・アクティブラーニングの試み ―高等学校国語科における思考力の育成をめぐって―
福島県高等学校PTA連合会
E6 説明的文章教材の配列方法の検討―計量的な分析手法を用いて―
立正大学
第6会場(分科会F)
(2階1206)司会 佐藤洋一(愛知教育大学) 丹藤博文(愛知教育大学)
F1 読みの教育における「読者」の発見
都留文科大学大学院・院生
F2 学校における読み聞かせはどのように語られてきたか
筑波大学大学院・院生
F3 小説教材で「深い学び・人間的な学び」を創る
安城市立安城西中学校
F4 紀行文を読む授業実践―マッピングを取り入れて―
藤岡市立藤岡第一小学校
F5 読書に生きる現代文の授業開発(2)―協働的な学習における評価のデザイン―
日本女子体育大学
東京都立小石川中等教育学校
F6 多様なテクスト(情報)の「構成・表現形式」
・評価
愛知教育大学
第7会場(分科会G)
(3階1301)司会 藤森裕治(信州大学) 上田祐二(北海道教育大学)
G1 国語教育における「子どもの論理」研究の必要性
広島大学大学院・院生
G2 主述の不照応の修正に関する実践的研究
氷見市立十三中学校
G3 文法論的文章論にもとづいた作文の分析、評価方法の提案Ⅰ―文章の入れ子構造化について―
沼津市立門池小学校
G4 大正期中学校における作文教育と文法教育の関係
浜松学院大学
-2-
松本 圭祐
村井 隆人
山田 博史
長谷川祥子
吉川 芳則
澤口 哲弥
辻村 重子
廣瀬
充
渡邉
裕
髙橋 正人
篠崎 祐介
後藤志緒莉
宮澤 優弥
有田 弘樹
佐藤多佳子
稲井 達也
畑
綾乃
佐藤 洋一
春木
憂
三國 大輔
塩谷 昌幸
勘米良祐太
G5 メディアを活用した国語科授業における学習空間の構成原理について
―Affinity Spaceの位置づけを中心として―
愛知教育大学 砂川 誠司
G6 マルチモーダル・テクストを活用した国語科教育の研究―“Doing Ads”(EMC,2008)における「公共広告」
を活用した学習活動を中心に―
兵庫教育大学 羽田
第8会場(分科会H)
(3階1302)司会 望月善次(元岩手大学) 松崎正治(同志社女子大学)
H1 斎藤喜博実践を継承した「授業研究の会」についての考察
兵庫教育大学連合大学院・院生 千種
桜花学園大学 森川
H2 教師の信念形成―情動との関わりから―
広島大学大学院・院生 半田
H3 国語科における「関心・意欲・態度」の評価研究―「自己評価力」の伸長を中心に―
静岡市立竜南小学校 土屋
H4 グループワークの「深い学び」化に関する一考察
江戸川区立船堀第二小学校 藤原
H5 「教室で読む」ということ―「現代文B」と言語活動―
千葉黎明高等学校 佐藤
H6 宮澤賢治作品の学校化への一試行―宮澤賢治生誕120年記念「賢治100首」
(カルタ)監修作業を具体例として―
元岩手大学 望月
第9会場(分科会I)
(3階1303)司会 田中宏幸(広島大学) 町田守弘(早稲田大学)
I1 創発を生みだす対話研究
東京学芸大学・院生
I2 話す・聞く連動行為が創出する推薦の学習過程に関する研究
上越教育大学・院生
I3 <差異>との出会わせ方を重視した話し合い指導の構想
葛飾区立中之台小学校
I4 国語科「話すこと・聞くこと」の学習におけるインプロ(即興演劇)の可能性~その2~
足立区立扇小学校
I5 中学生はどのように質問で引き出しているか―「引き出す質問」の授業の開発―
お茶の水女子大学附属中学校
I6 「はじめに子どもありき」に根ざした国語科実践に埋め込まれた教師の話し言葉の分析
帝京大学
第10会場(分科会J)
(3階1304) 司会 小川雅子(山形大学) 米田 猛(富山大学)
J1 「見ること」を重視した小学校の古典授業
横浜国立大学大学院・院生
J2 作品間の継承性を意識した古典学習の可能性―『奥の細道』
「平泉」を題材として―
静岡大学大学院・院生
J3 益田勝実の古典教育論再考
広島大学大学院・院生
J4 オーセンティックな資料の教材化―「弘道館・偕楽園の石碑に着目して」―
茨城大学教育学部附属中学校
J5 『万葉集』につながる単元開発と実践―「桜単元」その2―
東京学芸大学附属竹早中学校
J6 国語教育目標論における記憶の取り扱い―学習指導要領を中心に―
佐賀大学
第11会場(分科会K)
(3階1305) 司会 堀江祐爾(兵庫教育大学) 松山雅子(大阪教育大学)
K1 イギリスGCSE「文学」における評価項目の検討
広島大学大学院・院生
K2 「個」から「場」に向かう学習者研究の試みⅡ―「書けたこと」と「書けなかったこと」の間―
静岡市立安倍川中学校
K3 W.S.グレイのリテラシー論における「多文化性」と「学力保障」
帝塚山学院大学教職実践研究センター
K4 教育実習生の省察を支援する方法についての検討─パターンランゲージを用いた事後指導を対象として─
島根大学
K5 イングランドで実践された、熟練教師によるファンタジーストーリーを書く授業の実際
-3-
潤
彰典
拓也
結美
晴裕
隆博
聖子
善次
浅井 哲司
相澤 将貴
北川 雅浩
神永 裕昭
渡邉 光輝
坂本喜代子
小林 和馬
大庭
礼
嶋本 有希
開田 晃央
森
竜田
顕子
徹
松岡 礼子
下田
実
山本はるか
冨安 慎吾
就実大学 丹生 裕一
K6 アメリカ合衆国における国語科スタンダードに関する研究(6)―実際の授業におけるルーブリックと評価―
兵庫教育大学 堀江 祐爾
<第1日> 10月15日(土)午後
理事会 12:40~14:00 2号館2階 2202 大会議室
総会
14:10~15:00 講堂
◆シンポジウム 15:10~17:30 講堂
テーマ 国語科におけるアクティブラーニングの可能性と課題
コーディネーター 河野順子(白百合女子大学)
登壇者 奈須正裕(上智大学)
鶴田清司(都留文科大学)
難波博孝(広島大学)
◆懇親会 18:00~20:00 白百合女子大学11号館3階クララホール
<第2日> 10月16日(日)午前
◆課題研究発表 9:30~12:00
講堂
テーマ 教育政策と国語教育研究
コーディネーター 髙木まさき(横浜国立大学)
登壇者 田近洵一(元東京学芸大学)
冨山哲也(十文字学園女子大学)
間瀬茂夫(広島大学)
◆自由研究発表 第1会場~第6会場 13:00~15:40 1号館2階
第1会場(分科会L)
(2階1201) 司会 間瀬茂夫(広島大学) 長崎伸仁(創価大学)
L1 ALを見据えた説明的文章指導過程論の展望②―中学校教科書「学習の手引き」の分析を手がかりに―
創価大学教職大学院・院生 賀田 純恵
創価大学 長崎 伸仁
L2 解決志向アプローチ(SFA)を取り入れた説明文の発問研究
創価大学大学院・院生 増田 英夫
創価大学 長崎 伸仁
帝京平成大学 正木 友則
L3 図表を伴う説明的文章の指導のあり方に関する一考察―小学校5年生「天気を予想する」の実践を通して―
川崎市立富士見台小学校 土居 正博
L4 評論指導における絵本の活用 ―「ミロのヴィーナス」と「ぼくを探しに」―
早稲田大学(非常勤講師)李
軍
L5 論理的文章教材選択の視点
東京福祉大学短期大学 國府田祐子
第2会場(分科会M)
(2階1202) 司会 田中宏幸(広島大学) 町田守弘(早稲田大学)
M1 Nancie Atwellのライティング・ワークショップにおける評価の方法
―In The Middle改訂ごとの差異に着目して―
筑波大学大学院・院生 菊田 尚人
M2 小論文指導と教材の役割
世田谷区立砧南小学校 増田
泉
M3 小論文指導における教材文の条件
三郷市立戸ヶ崎小学校 小川智勢子
-4-
M4 中学生に「推敲」をいかした作文指導はどのように行うか
M5 作文の言語的評価とリーダビリティ
山梨大学教育学部附属中学校 平井 規夫
筑波大学 橋本
修
千葉大学 安部 朋世
第3会場(分科会N)
(2階1203) 司会 桑原 隆(元早稲田大学) 上谷順三郎(鹿児島大学)
N1 小学校国語教科書「書くこと」領域の比較検討―指導過程と対話活動の実態を中心に―
八王子市立七国小学校
N2 〈質〉を指導し、評価するための小論文分析―高校生は「自由」について、どのようなことを・どのように
考えているのか―
大阪教育大学附属高等学校
N3 ソーシャルメディア時代のメディア・リテラシー教育実践研究―SNSに投影された自己を読み解く―
群馬県立万場高等学校
N4 読み合う活動を通した大学生への小論文指導
九州産業大学基礎教育センター
十文字学園女子大学リメディアル教育センター
N5 文章構成に着目した論文指導
常葉大学
第4会場(分科会O)
(2階1204) 司会 甲斐雄一郎(筑波大学) 児玉 忠(宮城教育大学)
O1 明治30年代の教育雑誌における地域のことばにまつわる記述の検討―東北地方を対象として―
北海道大学大学院・院生
02 民間国語教育研究団体における教育方法の研究―日本文学教育連盟―
龍谷大学大学院・院生
O3 初期池袋児童の村小学校における学習者主体教育実践
筑紫女学園大学
O4 高等女学校講読用教科書における言語教材―『女子国語読本』
(吉田彌平ら編)初版―六訂版の検討―
國學院大學
O5 岡田稔と『国漢研究』―「文検国語科」における受験者の学びと受験指導の様相―
鳥取大学
第5会場(分科会P)
(2階1205) 司会 島田康行(筑波大学) 米田 猛(富山大学)
P1 語彙指導に着目した論理力育成の研究―論理表現ツリーを活用して―
広島大学大学院・院生
P2 児童生徒作文コーパスデータから見た接続詞と接続助詞の分布
筑波大学大学院・院生
筑波大学
P3 国語教育と英語教育の連携前史―岡倉由三郎の「連絡」の提言を中心に―
東京大学大学院・院生
P4 複言語主義と国語科教育について―「日本語としてくくらないこと」をめぐって―
日本女子大学
P5 小学生の国語辞典の使用実態について
筑波大学
筑波大学
筑波大学大学院・院生
筑波大学大学院・院生
第6会場(分科会Q)
(2階1206) 司会 山元隆春(広島大学) 足立幸子(新潟大学)
Q1 漫画を文学教材として位置づける単元づくり―こうの史代「夕凪の街」教材化の試み―
開成中学・高等学校
Q2 教科書教材と出典作品との比較による授業実践化への試み
―大造じいさんとガン(がん)の場合―
創価大学
Q3 読むことの学習指導における物語創作活動の位置づけ:Joy F. MossによるFocus Unitsの再評価を通して
筑波大学
Q4 文学テクストの読みにおける合意形成を目的とした交流の役割
品川区立台場小学校
玉川大学
Q5 メディアリテラシーと連動した読者想定法
新潟大学
-5-
沼田 拓弥
河田 良子
松本 侑馬
石元みさと
末利 容子
篠原 京子
小島 千裕
村尾
聡
出雲 俊江
高山 実佐
小笠原 拓
原田
啓
齋藤 匠偉
矢澤 真人
柾木 貴之
笹平真之介
矢澤 真人
長田 友紀
篭島 千裕
大塚 貴史
森
大徳
木原 宏子
勝田
光
西田 太郎
松本
修
足立 幸子
◆ラウンドテーブル 13:00~15:40(本館地下、2号館地下、1号館3階)
R1 本館地下 9013教室 日本教育大学協会との共催
これからの国語科教員養成を見つめて(その3)―学習指導要領改定の動向と「資質・能力」ベースの国語科授業―
コーディネーター
東京学芸大学 中村 和弘
文部科学省 杉本 直美
日本体育大学 府川源一郎
中央大学 笠井 正信
R2 本館地下 9012教室
授業談話から考えるアクティブラーニング―子どもの心の声と真正な学びの関係とは―
コーディネーター
国立教育政策研究所特別研修員 石島 照代
白百合女子大学 田島 信元
R3 2号館地下2008教室
作品の時代背景としての〈文化〉に着目した国語科教材研究―若手の日本文学研究者によるケーススタディ―
コーディネーター
立教大学 渡辺 哲男
立教大学大学院 渡部 裕太
立教大学大学院 安尾 太一
東京純心大学 秋保 惠子
R4 2号館教室2007教室
これからの「国語の特質」の探求と指導のあり方
コーディネーター
国士舘大学 山室 和也
富山大学 宮城
信
日本女子体育大学 松崎 史周
東京学芸大学大学院・院生 小林 拓哉
R5 1号館3階1306教室
読書と周辺領域 Ⅱ
コーディネーター
聖徳大学 有働 玲子
日本女子体育大学 稲井 達也
四国学院大学(非常勤講師) 高見 京子
東京都小石川中等学校 畑
綾乃
R6 1号館3階1304教室
生きて働く文学教育の可能性
コーディネーター
東京学芸大学 大澤千恵子
東洋英和女学院大学 渡辺 和子
ノートルダム清心女子大学 山根 知子
-6-
◆公開講座 13:00~15:40
1号館4階 1401教室
インクルーシブ教育とアクティブ・ラーニング① ―教室のなかの多様性―
コーディネーター
話題提供者
関西学院大学
筑紫女学園大学
四天王寺大学
追手門学院大学・非常勤
原田
稲田
永田
宮本
大介
八穂
麻詠
郷子
この公開講座の目的は、
(1)通常学級に在籍する学習者の多様性を確認することと(2)学習者の多様性を踏まえ
た国語科授業の可能性を探ることにあります。インクルージョンとは、日本で「包容」や「包摂」などと訳される
概念です。本公開講座では、
「学習者の多様性を踏まえた国語科授業」を「インクルーシブな国語科授業」と位置づ
けて議論します。
公開講座にお呼びした稲田八穂氏と宮本郷子氏は小学校、永田麻詠氏は中学校・高等学校での国語科授業の経験
があります。また、話題提供の際は、稲田氏に発達障害のある学習者、宮本氏に経済的貧困家庭の学習者、永田氏
に性的マイノリティの学習者に焦点を当てて報告していただきます。加えて、インクルーシブな国語科授業を実現
する上で、アクティブ・ラーニングの可能性と課題についても議論する予定です。
今を生きる学習者にとって本当に必要な国語科授業とは何か、フロアの皆さんとともに考えていきたいと思いま
す。なお、公開講座は全国大学国語教育学会の会員でなくても参加できます。参加費は無料です。
-7-
Campus Topics
白百合女子大学 の
秘密と魅力
ACCESS MAP
白百合
女子大学
キャンパス内にはさまざまな秘密が隠れているのを知っていますか?
小田急バス
白百合女子大学入口
至三
鷹・吉
祥寺
白百合女子大学ならではの魅力もあわせてご紹介します。
1.
緑豊かなキャンパスは
その昔、薬草園でした。
仙川
いなげや
仙川町二丁目
ミニストップ
郵便局
白百合女子大学のキャンパスは豊かな緑に包ま
セブンイレブン
芝信用金庫
仙川駅入口
れ、さまざまな樹木や草花が四季折々に目を楽
しませてくれます。実はこの場所は、かつては製
みずほ銀行
至調布
薬会社の津村順天堂(現・株式会社ツ
仙川駅
京王線
Shirayuri
至新宿
CAMPUS MAP
西友
ムラ)が所有する薬草園でした。園の
整備にあたっては、著名な植物学者・
牧野富太郎が指導したそうです。キャ
桐朋学園
ンパスを歩いていると自然と穏やかな
小田急バス仙川駅入口
気持ちになれるのは、もともとこの場
所が人々の心身を癒すために整えられ
たからなのかもしれません。
学内の施設に
ラテン語名が多い理由は?
橋本
下溝
名の施設がたくさんあります。例えば学生食堂は
立川
京王線
大宮
JR埼京線
西国分寺 国分寺 三鷹 吉祥寺
JR中央線
JR武蔵野線
府中
分倍河原
多摩都市
モノレール
府中本町
多摩センター 京王相模原線
町田
小田急線
京王新線
白百合女子大学
調布
仙川
笹塚
下高井戸
登戸
JR南武線
横浜
京王
井の頭線
明大前
東急
世田谷線
成城学園前
武蔵小杉
池袋
JR山手線
新宿
三軒茶屋
JR総
武線
市ヶ谷
御茶ノ水
都営
新宿
線
渋谷
東急東横線
古代ローマがカトリック教会の公用語として広め
たのがラテン語だったことから、学内にはラテン語
八王子
京王
八王子
下北沢
2.
高麗川
東京
秋葉原
至本八幡
品川
川崎 JR京浜東北線
「ステラ・マリス」
、購買部は「アミカピア」
。それ
ぞれ、
「海の星」
「愛情深い友人」
という意味です。
3.
京王線(快速・各駅停車)
●
木立に点在する英詩を
探し歩いてみませんか?
キャンパスを歩いていると英詩が記された看板に
●
小田急バス
●
気付くはず。内容はそれぞれ違います。どんな詩が
あるのか、探してみてはどうでしょうか。
4.
キャンパスのシンボルが
巨大なクリスマスツリーに。
新宿駅・渋谷駅より25 分、仙川駅下車、徒歩 10 分
都営地下鉄新宿線で笹塚駅乗換、仙川駅下車、徒歩 10 分
●
●
JR 吉祥寺駅
(南口、バス停 7 番)
より30 分
白百合女子大学入口にて下車、徒歩 5 分。
JR 三鷹駅
(南口、バス停 7 番)
より30 分
白百合女子大学入口にて下車、徒歩 5 分。
小田急線成城学園前駅(西口、バス停 1 番)
より15 分
仙川駅入口にて下車、徒歩 15 分。
中庭の大きなヒマラヤ杉はキャンパスのシンボ
ル。毎年クリスマスの 4 週間前になると鮮やか
なイルミネーションが灯され、アドヴェント
(待降
節)
の訪れを告げます。
白百合女子大学
〒182-8525 東京都調布市緑ヶ丘 1‒25 TEL:03-3326-5050(代表)
http://www.shirayuri.ac.jp
CAMPUS MAP
A
C
四季折々の美しい花々、そしてたくさんの木々。
穏やかな雰囲気に包まれたキャンパスです。
グループでも利用できる閲覧コーナー
などを完備。無線 LAN でネット接続
ができる環境も整備され、
ノートパソコ
4 号館
チャペル
図書館
ンの貸し出しも行っています。
ステラ・マリス(1 号館地下)
D
1 号館
フォンス・ヴィーテ
修道院
用する事務窓口が、ワンフ
ロア(2 階)にそろっていま
す。休み時間は相談の学
G
入学、卒業の記念ミサやクリスマス・
めぐみ荘
B
のイメージである青を用い、色調の流
D F
れを重視したステンドグラスが印象
的です。また、鐘楼からは 1日 2 回、
講堂
3 号館
本館
本館前の中庭にそびえるヒマ
ラヤ杉は、キャンパスのシンボ
正門
H
本館
発達臨床センター
2 号館
チャペル
めぐみ荘
(旧菊池家住宅主屋)
江戸時代後期の室内様式を残す日本家屋
で、キャンパスの前身である薬用植物園時
ル。お天気のいい日のランチ
代に静岡県から移築されました。茶道部や
に、友達とのおしゃべりや読
華道部の稽古、研修会などに活用されてい
書に……多くの学生が集ま
ます。2014 年 4月、国の登録有形文化財
る、癒しのスポットです。
11 号館
A
東門
←仙川駅
生で賑わいます。
H
E
ミサが行われるチャペル。聖母マリア
美しい鐘の音が響きわたります。
11号館
学生生活を送る上でよく利
パウロ館
C
B
図書館
約 30 万冊の蔵書のほか、個人でも
(建造物)
に登録されました。
F
G
E
フォンス・ヴィーテ
学生ホール「フォンス・ヴィーテ」は、全面
ガラス張りの開放的な雰囲気。勉強の
合間に、リラックスできる空間です。
カフェテリア
学生食堂
ステラ・マリス
ランチタイムに学生に人気の 11 号館「カフェテリア」と 1 号館の「ステラ・マリ
ス」。それぞれ異なるメニューを日替わりで提供しています。特に人気の「カフェ
テリア」は、めぐみ荘を眺めることができるくつろぎの空間。人気のパスタやグラ
タン、シチューのほか、焼きたてパンや豊富なドリンクメニューがそろっています。