医療被ばく低減施設認定の評価項目には自施設の被ばく線量の把握、ガイドラ インとの対比があります。昨年度までは電離箱線量計等による実測が求められ ていましたが、今年度から PC ソフトによる線量算定も可、とされました。 そこで、秋田県診療放射線技師会会員の皆様を対象に一般撮影系の入射表面 線量と組織・臓器線量の算出に用いる PC ソフト(EPD,PCXMC)の机上・実技講 習を企画しました。 期待される効果として、被ばく相談への対応・情報開示、防護の最適化の推 進などがあります。医療被ばくへ低減のモチベーションを高め、安全・安心な 医療を提供するためにぜひセミナーに参加し、日常業務にお役立ていただきま すようお願い申し上げます。 お願いと注意点 撮影条件転記シートをダウンロードして、自施設の撮影条件の入力をお願い します。空白欄に日本人平均体型(体厚)で標準的に使用する撮影条件を入 力してください。尚、ターゲット角度は PCXMC による算定に必要ですのでメ ーカーへの確認をお願いします。 例)日本人平均体型(男性) 入力後、転記シートを放射線安全管理委員会 平鹿総合病院 佐藤義晴 <[email protected]>まで送付いただいた順にセミナーの 参加受付とさせていただきます。(定員 20 名程度) 受付完了後に PCXMC1.5.1(試用版)、SDEC(診断X線の入射表面線量を計算 するプログラム:後方散乱係数算定用)と操作マニュアルを返信します。 操作マニュアルは EPD 用と PCXMC 用の 2 種です。事前学習をお願いします。 操作方法で不明な点、質問は市立横手病院 法花堂 学委員 〈[email protected]〉までお問い合わせください。 集計したデータは調査資料(施設名は非公開)とさせていただく事がありま すのでご了承下さい。 EPD は茨城県診療放射線技師会 HP から各自で利用者登録いただき、ソフト のダウンロードをお願いします。 EPD は Microsoft 社の Excelベースで動作しますので Excel のインストール が必須です。また、タブレット端末や Macintosh PC には対応しません。 セミナー当日、インストラクターと共に自施設の被ばく線量を算出しますの で、撮影条件転記シートを印刷してお持ち下さい。
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