役員給与の取扱い法人税法は、役員報酬等のうち次に掲げるいずれかに該当するものを経費として認めています。ただし、次に掲げるいずれかに該当するものであっても不相当に高額な部分の金額は経費として認められません。 ① 定期同額給与・・・毎月の支給額が同額である報酬 ② 事前確定届出給与・・・支給時期・支給金額をあらかじめ定めてその内容を税務署長に届出た賞与 ③ 利益連動給与（有価証券報告書の提出会社のみ支給可能）・・・利益に連動して支給する賞与今回のニュースレターでは、このうち定期同額給与と事前確定届出給与について解説します。 ■定期同額給与定期同額給与とは、役員報酬等のうち、毎月の支給額が事業年度を通じて同額であるものをいいます。なお、事業年度の途中で金額が改定された場合、その改定が次に掲げるいずれかに該当し、かつ、その改定前後の支給額がそれぞれ同額であるものは定期同額給与に該当します。 ①事業年度開始の日から 3 月以内に行う支給額の改定 ②職制上の地位の変更や職務内容の重大な変更等に伴う支給額の改定 ③経営が著しく悪化したことに伴う支給額の減額改定例1）上記①～③以外の改定例2）期首から3月以内の改定同額事業年度例3）改定前後が同額ではない場合同額同額事業年度同額ではない事業年度・・・経費として認められる部分（定期同額給与）・・・経費として認められない部分 ■事前確定届出給与事前確定届出給与とは、役員報酬等のうち、株主総会や取締役会で支給金額を事前に定め、かつ、一定の期限までに税務署長に対して届出書を提出したものをいいます。例1）届出書の提出無し例2）届出書の提出有り例3）一部でも予定通り支給しなかった場合当初支給予定額事業年度事業年度事業年度・・・経費として認められる部分（定期同額給与）・・・経費として認められない部分・・・経費として認められる部分（事前確定届出給与） ■事前確定届出給与に関する届出書の提出期限届出書の提出期限は、次の①と②のいずれか早い日までとされています。 ① 株主総会の決議により、役員報酬等に関する定めをした日から 1 月後までの日 H27.4.1 H27.5.28 期首株主総会 ② その事業年度開始の日から 4 月以内の日 H27.6.28 H27.7.31 H28.3.31 ① ② 期末１月 4月職制上の地位の変更や職務内容の重大な変更等の事由が生じた場合には、その事由が生じた日から 1 月後までの日に届出書を提出することで、当初定めていなかった役員報酬等の支給を新たに予定することや、既に定めている役員報酬等の支給額を変更することが出来ます。Ｑ１．非常勤勤の取締役やや監査役に対対して半年毎毎に支給する報報酬等は、定定期同額給与与に該当するるでしょうか。そそれとも事前前確定届出給与に該当するるでしょうか。。届出を提出することとで事前確定届出給与に該該当します。期同額給与としして認められれるためには、、その支給がが 1 月以下の一定の期間ごごとに行われれる必要がああ定期ります。。したがって、、半年毎に支支給される報酬酬等は定期同同額給与に該該当せず、そのの支給額を経経費とするたためにはは事前に届出書書の提出が必必要となりますす。ただし、同族会社社以外の法人人が定期給与与を支給しないい役員に対しして支給する報報酬等についいては、届出出その支給額をを経費とするこことが出来まます。書を提出しなくともそＱ２．事前確確定届出給与与として税務務署長へ届出出を行っていまます。届出を行った支給額額と異なる金金額で支給しててしまいましたた。この場合合どのようにななるでしょうかか。届出たた支給額と異ななる金額で支支給した場合、、支給額の全全額が経費として認められれなくなってししまいます。 4/11 6/26 3/ /31 6/25 6/226 4/1 6/26 6 株主総会支給 200 万円円 190 万円円 (経費×)) 3/31 6/25 6/26 期末＜届出＞＜支給＞支給 200 万円 200 万円 (経費○) 12/25 株主総会期首株主総会 2000 万円 2000 万円 (経経費○) 支給期末支給株主総会期首＜届届出＞＜支支給＞ 12/25 200 万円万 200 万円万 (経費費×) Ｑ３．上記 Q Q2 のケースで、ある役員員には届出どおりの支給額額で支給し、別別の役員にはは届出を行っった支給額と異異なる支給をを行ってしまいいました。このの場合、全員がが経費としてて認められなくくなるのでしょょうか。届出通通りに支給したた役員に対すする報酬等にについては経費として認めめられますがが、届出書と異異なる支給をを行った役役員に対するる報酬等は経経費として認めめられませんん。Ｑ４．使わななくなった社用用車を役員へへ贈与するこことを検討してています。こののような金銭銭ではない現物資産を支給給する場合もも給与等に該当するとのこことですが、事事前確定届出出給与の対象象になるのでししょうか。事前確確定届出給与は、支給額がが事前に確定定している報酬酬等を対象ととしています。。したがって、現物資産にによる支給給など事前にに支給金額がが確定していなないものは対対象となりませせん。アクタス税理士法人スマネジメンントサービスス㈱アクタス【 URL U 】http:://www.actu us.co.jp 【 MAIL】info@ M @actus.co.jp 【赤坂】〒1007-0052 190-0012 東京都都港区赤坂3-2-1 12 赤坂NOAビルル6F 【立川】〒1 TTEL：03-3224-88 888 【荒川】〒1116-0002 FAX：03-5575-3331 東京都都荒川区荒川3-2 21-2-105 TTEL：03-3802-8101 FAX：03-3805-2070 東京都都立川市曙町2--34-13 オリンピピック第3ビル5F F TEL：042-548-8001 【大阪】〒5 550-0002 FAX：0442-548-8002 大阪市西区江戸堀1--9-1 -8682 TEL：06-6449- 肥後橋センタービル7F FAX：066-6449-8683