キャリアアップMOTプログラム サービスイノベーション集中コース (平成

キャリアアップMOTプログラム
サービスイノベーション集中コース
(平成27年度)説明会
平成27年6月11日(木)19時∼20時
東京工業大学 田町キャンパス 7階 707教室
○ご挨拶
○CUMOT、コース概要説明
○カリキュラム・講師紹介(担当予定)
○受講イメージ紹介
○質疑応答
○アンケートのお願い
1
ご挨拶
コース担当教員
日高 一義
(イノベーションマネジメント研究科教授)
2
キャリアアップMOTとは?
CUMOT(キューモット)は、“Career Up MOT”の略称です。
社会人の方が働きながらMOT( Management of
Technology:技術経営)の学びを通じて、キャリア形成を図る
ことを支援します。
学位等を認定する「degree program」ではなく、プログラム受
講の修了を認定する「certificate program」になります。平成
21年4月より「社会人教育院」が設置され、CUMOTで提供す
るプログラムはそのなかの1つとして位置付けられます。
専門職大学院で
MOTを学ぶ
サービスイノベーション
集中コース
CUMOTで
MOTを学ぶ
3
サービスイノベーション集中コース
募集要項
スクリーンまたはパンフレットを
ご参照ください
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サービスイノベーション集中コース
講師一覧
日高 一義
イノベーションマネジメント研究科教授 博士(理学)
比嘉 邦彦
イノベーションマネジメント研究科教授 博士(学術)
専門分野 サービスサイエンス、オペレーションズリサーチ、最適化技術、
研究開発マネジメント
経歴 日本IBM(株)東京基礎研究所研究部長、北陸先端科学技術大学院
大学教授、等を歴任
専門分野 テレワーク,e-コマース,ICTツール,ICT戦略など
経歴 米国アリゾナ大学から1988年に経営情報システム専攻でPh.D.を修
得。以来、同大学講師、ジョージア工科大学助教授、香港科学技術大学助
教授を経て1996年に東京工業大学経営工学専攻助教授に、1999年より
理財工学研究センター教授を経て、2005年より現職。
尾形 わかは イノベーションマネジメント研究科教授 博士(工学)
専門分野 情報セキュリティ,情報マネジメント,暗号技術など
経歴 2000年より東京工業大学理財工学研究センター助教授として情報
セキュリティに関する研究を行っている.2013年4月より現職.
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サービスイノベーション集中コース
カリキュラムとスケジュール
月日
7月11日
7月18日
7月25日
回
時間
学習形態 担当
-
10:00∼11:30 受講ガイダンス/GMSS演習
ガイダンス
古俣
1
12:30∼14:30 ICTを活用した経営戦略①従来型の組織構造と戦略
講義&討議
比嘉
2
14:40∼16:40 情報セキュリティマネジメント 企業における情報セキュリティ
講義&討議
尾形
3
12:00∼14:00 サービスイノベーション論①サービス科学概論
講義
日高
4
14:10∼16:10 サービスイノベーション論②サービスの分類・本質
講義&討議
日高
5
12:00∼14:00 サービスイノベーション論③サービスイノベーションのパターン
講義&討議
日高
6
14:10∼16:10 サービスイノベーション論④製造業のサービス化(他)
講義&討議
日高
午前中
8月1日
内容
グループ課題自習
ICTを活用した経営戦略②
7
12:00∼14:00
8
14:10∼16:10 グループ課題 最終成果発表会
いずれも土曜開催
Open Resourceの元での組織構造と戦略の可能性
自習
講義&討議
発表&討議
比嘉
日高
比嘉
6
サービスイノベーション集中コース
学習目標
担当
回
3
4
日高
5
6
1
比嘉
内容
サービスイノベーション論①
サービス科学概論
サービスイノベーション論②
サービスの分類・本質
サービスイノベーション論③
サービスイノベーションのパ
ターン
サービスイノベーション論④
製造業のサービス化(他)
ICTを活用した経営戦略①
従来型の組織構造と戦略
ICTを活用した経営戦略②
7
Open Resourceの元での組織
構造と戦略の可能性
情報セキュリティマネジメン
尾形
2
ト 企業における情報セキュリ
ティ
学習形態
学習目標
講義
エネルギー、環境、交通、医療、福祉などのSocial Service
Systemにおける問題解決とイノベーション、ネットワーク社会
講義&討議 における新規サービス・ビジネスの創出、企業におけるサー
ビスの研究開発戦略と実践、製造業におけるサービス化戦
略と実践、サービス産業の生産性・質の向上、などサービス
イノベーションは今後の日本の経済・社会に大きな影響を与
講義&討議 えると思われます。サービスイノベーション論では、多岐にわ
たるサービスのイノベーションに科学的に対応し実践してい
くための基礎となる方法論、およびそこから導き出される知
講義&討議 見に関して、日本、海外の研究事例をもとに論じます。
ICTを活用して組織活動に必要な資源の効率化を図り、柔
講義&討議 軟かつ機敏で競争力のある組織について学習します。特に
Crowdsourcingの世界的動向と戦略的活用事例などについ
て説明し、情報の非対称性を低下させることで自製と購買の
講義&討議 取引コスト差がゼロに近づくことを実践例による検証等を通
じて学び、グループ課題により、それらの応用方法について
理解を深める。
情報セキュリティの現状とセキュリティインシデントの事例の
講義&討議 紹介、情報セキュリティマネジメントの概要などを解説しま
す。ICTを利用する際に注意すべき点を理解することを目的
とします。
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サービスイノベーション集中コース
特徴
東工大イノベーションマネジメント研究科のサービス
イノベーション領域の専任教員よるカリキュラム
国内でも希少なサービスイノベーション、サービスサ
イエンスの領域に特化したプログラム
一般的なセミナー形式ではなく、受講者自身も学習
課題に取り組み教授陣や受講生同士で相互に議論
土曜開催、田町キャンパス利用、学習支援システム
提供など、社会人の受講環境に配慮したコース設計
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サービスイノベーション集中コース
受講イメージ ご紹介
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シラバス(例)
教材レジュメ
推薦図書
講義の様子
グループ課題発表
受講生の声
学習支援システム(GMSS)
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シラバス
科目名と
担当講師プロフィール
東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 CUMOT
サービスイノベーション集中コース ⑤、⑥
ICTを活用した経営戦略
コース(回)
テーマ
内容
ICTと組織戦略 担当講師
(第1講)平成23年11月19日(土) 13:00∼15:00
(第2講)平成23年11月19日(土) 15:15∼17:15
東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授 比嘉 邦彦
eメールアドレス
[email protected]
HPアドレス等
http://www.craft.titech.ac.jp/~khiga/index-j.html
日時
学習目標
事前・事後の学習案内
学習内容の詳細
推薦図書
学習目標
ICTを活用して組織活動に必要な資源の効率化を図り、柔軟かつ機敏で競争力のある組織につ
いて学習します。具体的には、Cloud Computing/Crowd Sourcing/Strategic Allianceなどについて
説明し、情報の非対称性を低下させることで自製と購買の取引コスト差がゼロに近づくことを実践
例による検証等を通じて学び、グループ課題により、それらの応用方法について理解を深める。
事前知識 または 授業の前後に学習してもらいたい知識
事前
事前に配布する論文等を精読しておくこと
事後
講義の際に具体的に指示する。
学習内容
時間
形態
テーマ、補足説明
講義
従来型の組織構造と戦略
13:00-14:00
資源からみた社会∼ネット社会が可能にしたもの∼
演習
14:00-14:40 ICT活用によるエージェント問題の解決方法
討議
14:40-15:00 演習にもとづく討議および講義に関する質疑応答
講義
15:15-16:15
演習
討議
16:15-16:45
16:45-17:15
推薦図書
図書名
組織の経済学
戦略の経済学
シラバスの配布により、
受講前に学習内容や学習目標を
Open Resourceの元での組織構造と戦略の可能性
確認してイメージ。
演習にもとづく討議および講義に関する質疑応答
学習テーマに関する予習や事後
学習、推薦図書など、自己学習に
出版社
備考
著者
価格(¥)
NTT出版
5,775
ダイヤモンド社 必要な情報も掲載。
6,720
資源ベースの経営戦略論 東洋新報社
Milgrom, P. and J. Roberts
David Besanko, David Dranove他
Collins, D. J., Montgomery, C. A.
3,990
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教材・レジュメ
• A4、上下2段、両面、白黒印刷で
プレゼンテーション資料を配布
冊子形式で、
ファイリング可
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推薦図書
• 学習テーマに関連した自習用の図書を提示
• 教室内に参照用として用意(一部貸出可)
【推薦図書の例】
★サービスイノベーション論
『サービス・サイエンスの展開』生産性出版,ベルンド ス
タウス, アンジャ クレマー, アキム ルーン, カイ エンゲ
ルマン (著) 3,675円
★ICTを活用した経営戦略
『クラウドソーシングの衝撃』, インプレスR&D,比嘉
邦彦、井川甲作(著),1,800+税
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講義の様子
• 写真にてご紹介
ゼミ形式の少人数で
密度の高い講義と議論
13
グループ課題発表の様子
• 写真にてご紹介
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受講生の声(平成23∼26年度)
※5段階評価 平成26年度
プログラム受講者へのアンケート
【受講満足度】
Q 「サービスイノベーション集中コース 」授業の総合的な満足度は?
⇒平均4.4 (非常に満足5⇔1満足していない)
【授業内容の評価】
Q 授業で学んだことが今後自分の業務に役立つと考えますか?
⇒平均4.5 (非常に役立つだろうと考えている 5⇔1役立たないだろうと考えている )
【受講者の声】
「これまで考えていたサービス工学とは、一味違った考え方が身についた。それと
ともに製造業にとっての重生成がいっそう感じられた。」
「サービスのような無形のものでイノベーションを起こし、価値を生み出していくため
の気づきが得られた」
「サービスイノベーションのエッセンスの学習はもちろん、GMSSを利用して、協調
学習を意識するようになりました。それに、何よりもサービスイノベーションへの興
味が深くなり、続けて勉強する意欲が高まりました。」
【参加者の例】
製造業(新規事業プロジェクト)、製造業(技術開発部門)、ITサービス(CFO)、15
コンサルタント(経営企画、営業)、システム開発、製造業(研究所)、等
学習支援システム(GMSS)の導入
プログラムに参加する社会人の学習環境
■異なる企業に属する
■勤務先や住居の場所も異なる
■顔をあわせた議論の場は週に1度の講義の日のみ
■発表などグループワークの課題がある
■時間を合わせてグループワークを行うには制約がある
■講義終了後の対応では時間も限られる
グループ内で意見交換やコミュニケーションを行う機会が少ないと、
グループワークによる学習効果も期待できない
Web上でディスカッションや意見交換ができる
GMSS(グループメモリーサポートシステム)を導入し、
学習利便性を向上
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GMSSのイメージ画面
発言時に発言対象と発言種別
(メッセージタイプ)を選択すること
で議論全体の構造化と可視化を
実現
分散環境下のコミュニケーション
支援とグループ内の知識蓄積を
実現するシステム
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学びによるキャリア形成の好循環
仕事や生活での問題意識
学習機会の
発見と行動!
社会人学習(CUMOT)の
キャリア形成に
つながる学びの循環
経験と学びの習慣化
学びの目利き力の形成
学び方の理解
学びのネットワークの形成
学びのネットワークの開拓
ありがとうございました
ご質問等がありましたら、挙手をお願いします。
サービスイノベーション、サービスサイエンスに
関して、下記の日高先生のwebサイトもご参
照ください。
http://www.hidakalab.mot.titech.ac.jp/Essay.php
※お手元のアンケートにご協力ください
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よくある質問①
◆CUMOTを受講して本科に進学した場合、単位互換はあるか?
単位互換についてはありません。
本科の入試では、CUMOT修了生に対するMOT専攻入試推薦枠などの特別待遇は
ありません。 ただ、入試はMOTに関する小論文と面接が中心ですので、 修了生は、
他の受験生よりも受験準備が整っていることになります。従って、その点で有利になる
と言えるかと思います。
◆出張などで講義に出席できないとき、eラーニングなどで講義内容を補完するものが
あるか?
講義資料は後日配布または郵送します。
本コースに限り、欠席時のフォロー用として講義内容を収録した動画を配信する予定
です。
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よくある質問②
◆学割等はあるか?
CUMOTは公開講座にあたるため、受講者の身分は学生ではありません。
そのため、大学の図書館なども使用できません。
◆受講前に、事前に必要な知識はあるのか?
学習テーマによっては、事前にケース教材や本を読んでいてくださいというものもありま
す。ただ、事前に知識を増やすよりも、その場でしっかり学習して受講後にも学習を継続
していただきたいと考えています。
◆サービスイノベーション集中以外の講座について教えてください(H27 実績・予定)。
エッセンシャルMOTコース(1年コース、4月∼翌年3月)
知的財産戦略コース(4ヶ月コース、5月∼)
エッセンシャルMOT秋季(半年コース、10月∼)
ストラテジックSCM(6ヶ月コース、4月∼(春期)・10月∼(秋期))
エグゼクティブMOT集中セミナー(4日間、6月)
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よくある質問③
◆個人で会社をやっているが、受講しても大丈夫か?
大丈夫です。いままでの受講生にもいらっしゃいます。
◆志望理由書で選考するのか?
ご経歴や志望動機に基づいて、プログラムの趣旨とあっているかを審査させていただきま
す。審査は落とすためのものではなく、あくまでもプログラムの趣旨との整合があるかを確認
するために、ご提出いただいております。
◆サービス業ではないが、自分は受講対象者なのか?
サービスイノベーションの対象領域についてですが、サービスをどのようにとらえて考える
か、がポイントになると思います。サービスイノベーション集中コースのwebサイトにある、
「このような方に受講をお勧めします」でご紹介しておりますとおり、近年、ITの普及・進化、産
業構造の変化など、情報・サービスイノベーション分野が対象とする領域は広がっています。
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よくある質問④
(過去の説明会)
Q1 グループ課題の具体例はありますか(どのような課題が設定されて、どのようなOUTPUT
が提出がされたか知りたい)。
A1「(具体的な解決課題、解決の施策、弊害となる状況等を具体例を示しながら)組織の中のイ
ノベーションを提案してください。」で行う予定です。
Q2 サービスイノベーションという観点でどのような議論が展開されたのですか。
A2一般的な組織イノベーションの論理に加えて、サービスイノベーションの講座で学習する知見
(例えばICTの活用等)が加わった議論が展開されています。
Q3 具体的な自分の仕事の内容をグループ課題の議論設定としてよいでしょうか。
A3学生主体の学習なので、大丈夫です。
Q4 他のCUMOTのコースと何が違いますか。エッセンシャルMOTなどを受けてから来なけれ
ばいけないのでしょうか。
A4 サービスイノベーションに特化した内容になっていますが、エッセンシャルMOTの受講が前
提条件となっているわけではありません。
Q5 どのような方が受講されますか。
A5サービスから製造まで様々な方が受講します。
Q6 受講生のバックグラウンドによって求められる議論内容とかが変わるような気もします。
A6受講生の様子や状況によって議論テーマはアダプタブルに変えていきます。
Q7 宿題の内容(質、量)はどのようになりますか。
A7ある程度の宿題は出しますが、あくまで推奨学習になります。仕事の都合などで課題ができ
なかったとしても、受講に大きな支障があることはありません。負担としては多くないと考えます。
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よくある質問⑤
(過去の説明会)
Q8 これまでどのような方が受講されましたか?
A いわゆる「サービス業」に限らず、IT系、製造業、金融、コンサルタントなど多様な分
野の方が受講しています。
(例)電機メーカー開発部門、コンサルティング会社研究所所長、商社代表取締役社
長、ネット銀行部長、メーカー研究所部長、自動車メーカ研究所主査、教育サービス、
ITサービス会社取締役支社長、製造業新規事業開発プロジェクトリーダー など
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