副産物情勢 平成27年5月7日 JA全農ミートフーズ株式会社 内 容 備 考 1.内臓 ①国産牛 ○平成27年3月の成牛と畜頭数は、91.6千頭(前年比100.4%)で、引き続き前年並みとなった。 内訳は和牛が38.3千頭(前年比98.7%)、交雑牛が 1.東京市場内臓価格 単位:円/枝肉kg ②国産豚 ③輸入牛 2.原皮 ①牛原皮 ②豚原皮 19.2千頭(同100.2%)、乳牛去勢(雄含む)が17.8千頭(同100.5%)と、和牛がわずかに前年を下回ったものの、交雑牛と乳牛去勢は前年並み実績 価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓 となった。 これは今年度の稼動日数が前年より2日間多いためで、1日当たりのと畜頭数の比較では、和牛が前年比89.7%、交雑牛同90.8%、乳牛 平成19年4月2日 40/枝kg 5/枝kg 去勢同91.4%と、減少傾向が続いている。 平成20年3月10日 50/枝kg 5/枝kg ○平成27年4月の成牛と畜頭数は速報値(4/30と畜まで集計)で、90.7千頭(前年比91.7%)となっている。 今後、土・休日分が上乗せになるものの、 平成20年4月14日 50/枝kg 8/枝kg 前年比95%前後と思われる。 平成23年5月26日 34/枝kg 8/枝kg ○需要動向については、と畜発生数の減少基調が続いており一部品目(レバー・ハツ)を除いての品薄状態に変わりはない。 焼材3品(タン・ハラミ・ 平成24年7月6日 30/枝kg 8/枝kg サガリ)については通年での動きとなっているが最盛期を迎えるにあたり更なる品不足が想定される。 平成24年11月19日 30/枝kg 7/枝kg 小腸についてもモツ鍋用途での動きが続いており消費動向の変化が垣間見える。(末端筋からの直接の問い合わせ加熱) 平成26年6月9日 30/枝kg 9/枝kg 平成26年11月10日 35/枝kg 9/枝kg ○平成27年3月の豚と畜頭数は、1.367千頭(前年比99.7%)で、稼動日数が前年より2日間多いため前年並みとなった。 1日当たり平均と畜頭数の *豚正貫物 比較では、今年度が62,130頭、前年度が68,500頭)と、1日当たり6,370頭の減少となっており、PEDの影響が続いているものと予想される。 2.大阪市場内臓価格 単位:円/枝肉kg ○平成27年4月のと畜頭数は、速報値で1,320千頭(4/30まで集計)と前年と同日数の稼動で、前年比95.0%のとなっている。 今後、土・休日分の 価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓 頭数が加わるものの、4月も前年をやや下回ったものと思われる。 平成17年4月11日 35/枝kg 2/枝kg ○需要動向については、総体的に一部品目(レバー)以外は順調な流れと思われる。 平成18年4月21日 40/枝kg 2/枝kg 白物はと畜発生数の減少にともなう先行き不安(秋口以降の煮込み原料確保)から好調な流れで推移、赤物(レバー)も焼き需要最盛期に向かって 平成19年4月9日 40/枝kg 3/枝kg いるため、さほどのの深刻感はない。 焼き足、焼き耳も動きが活発化し始めている。 平成20年3月10日 50/枝kg 3/枝kg すそ物は赤身(ほほ肉・コメカミ・ハラミ)は順調な動きも、頭肉(赤白込み)は供給不足の長期化にともないメーカーが使用を控え始めている。 平成20年5月1日 50/枝kg 5/枝kg 平成23年6月20日 40/枝kg 5/枝kg ○平成27年3月の輸入牛タン実績は、チルドが939.2㌧(前年比134.8%)、フローズンが2,114.8㌧(前年比110.6%)、合計3,054.0㌧で(前年比 平成24年7月13日 30/枝kg 5/枝kg 117.0%)と、チルド・フローズンともに大幅に増加した。 平成26年11月10日 35/枝kg 5/枝kg 国別実績では、米国産はチルドが708.7㌧(前年比132.7%)、フローズン790.1㌧(同94.7%)、豪州産はチルドが192.2㌧(同135.1%)、フローズン *H23.4.1から枝重500kg以上が510kg未満に改定 が833.7㌧(同133.0%)、NZがチルド16.1㌧(同187.2%)、フローズン355.3㌧(同146.5%)、カナダ産チルド18.6㌧(同193.8%)、フローズン35.7㌧ (同35.3%)と、チルドは各国とも大幅増となった。 3.東京市場原皮価格 単位:円/枚 ○平成27年3月の冷凍輸入牛レバーは55.1㌧(前年比90.6%)と、再び減少した。 国別輸入実績では、米国産が40.3㌧(前年比158.0%)、豪州産 価格改定 年 月 日 牛原皮(和牛) 豚原皮 が10.5㌧(同78.9%) 平成22年4月1日 1,000/枚 60/枚 平成22年7月20日 1,000/枚 30/枚 ○平成27年3月の輸出実績は、32,785枚(前年比96.1%、前月比110.6%)で、3.9%減となった。 輸出平均価格は8,909円/枚(前年比+1092円 平成23年2月14日 1,000/枚 60/枚 と、高騰しており2006年以降最高値を更新している。 国別実績は、韓国11075枚(前年比125.6%)、タイ12,470枚(同122.3%)、香港8,050枚 平成23年7月1日 1,000/枚 110/枚 (同83.6%)、台湾640枚(同13.1%)、ベトナム550枚(同91.7%)となった。 平成25年2月1日 1,000/枚 140/枚 ○平成27年3月のウエットブルー輸入実績は、51.7千枚(前年比72.1%、前月比94.7%)と、前年、前月比ともに減少した。 輸入平均価格は11,018円 平成25年6月3日 1,000/枚 160/枚 /枚(前年比+3,082円、前月比+424円)と、引き続き前年に比べ大幅に上昇した。 平成26年1月6日 2,000/枚 200/枚 成牛皮(大判皮)の輸入実績は、27,641枚(前年比69.7%、前月比113.4%)で、輸入平均価格は13,045円/枚(前年比+338円、前月比+2451円) 平成27年4月1日 2,000/枚 170/枚 *交雑牛含む と高騰した。 ○国内動向については、姫路タンナー向けは在庫過多状況も、と畜発生数の減少基調継続予想から今のところは順調な流れとなっている。 4.大阪市場原皮価格 単位:円/枚 今後、長期滞留も予想されることから夏場の品質保持対応等が必要と思われる。 価格改定 年 月 日 牛原皮(和ヌキ) 豚原皮 平成21年8月5日 1,300円/枚 40/枚 ○平成27年3月の輸出合計は、1,171,740枚(前年比96.8%、前月比111.3%)と、前年よりやや減少したものの、通常月並みの実績となった。 平成23年2月21日 1,300円/枚 30/枚 国別実績は、台湾が531千枚(前年比169.1%)、香港33千枚(同10.5%)、タイ498千枚(同97.5%)、韓国81千枚(同142.1%)、フィリピン11千枚 平成23年7月11日 1,300円/枚 70/枚 ベトナム19千枚(同172.7%)。 輸出価格は758円/枚(前年比-145円、前月比-35円)と大幅に下落した。 平成25年2月8日 1,300円/枚 100/枚 平成25年6月10日 1,300円/枚 120/枚 ○輸出動向については、各タンナーの在庫が製品(ウェットブルー)を含め滞留しており不振状況が続いている、要因として①ユーロ安②EU不況 平成26年1月6日 2,300円/枚 160/枚 ③香港(大陸)向け停滞が挙げられるが長期化の予想となっている。9月の上海レザーショーに注目も期待薄か? 平成27年4月13日 2,300円/枚 130/枚
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