副産物情勢 平成26年12月2日 JA全農ミートフーズ株式会社 内 容 備 考 1.内臓 ①国産牛 ○平成26年10月の成牛と畜頭数は、104.4千頭(前年比101.0%、前月比109.8)で、前年比1.0%増となった。 内訳は和牛が45.2千頭(前年比101.9%1.東京市場内臓価格 単位:円/枝肉kg ②国産豚 ③輸入牛 2.原皮 ①牛原皮 ②豚原皮 前月比111.1%)、交雑牛が21.2千頭が(同102.9%、同108.2%)、乳牛去勢(雄含む)が19.3千頭(同100.6%、同106.0%)となった。 価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓 ○平成26年11月の成牛と畜頭数は速報値(11/28と畜まで集計)で、102.7千頭(前年比110.5%)と、と畜場の稼動日数が前年より2日間少ないこと 平成19年4月2日 40/枝kg 5/枝kg から前年比92.9%となった。 稼動日数が少ないため、1日あたり成牛と畜頭数は増加し、速報値で5,707頭(前年速報値5,524頭、前月速報値4,565 平成20年3月10日 50/枝kg 5/枝kg となり、今後、土・休日分が若干加わるものの、前年実績を下回ったものと思われる。 平成20年4月14日 50/枝kg 8/枝kg ○需要動向については、出荷頭数の減少で国産牛内臓の赤物は、和牛・交雑牛とも品薄でハラミ・サガリ・ホホ肉の欠品状態が続いている。 平成23年5月26日 34/枝kg 8/枝kg 白物については、気温の低下で小腸の動きは引き続き好調で、大腸にも引合いが強い。 ハツ・センマイの動きはやや鈍いものの、成牛の出荷減が 平成24年7月6日 30/枝kg 8/枝kg 続いており品薄状態は今後も続く。 東京食肉市場・大阪食肉市場は、11月10日と畜分から牛内臓価格30円/枝kg⇒35円/枝kgに改定した。 平成24年11月19日 30/枝kg 7/枝kg 平成26年6月9日 30/枝kg 9/枝kg ○平成26年10月の豚と畜頭数は、1.429千頭(前年比92.7%、前月比107.0%)で、農水省が公表したPEDの影響を加味した出荷予測を、わずかに 平成26年11月10日 35/枝kg 9/枝kg 下回る結果となった。 前年同月と稼動日数は同じであるが、1日当たり平均と畜頭数は今年度が64,950頭、前年度70,050頭で92.7%と減少した。 *豚正貫物 ○平成26年11月のと畜頭数は、速報値(11/28)で、1239千頭(前年比85.5%)となっている。 今後、土・休日分の頭数が加わるものの、前年実績を 2.大阪市場内臓価格 単位:円/枝肉kg 大幅に下回っている。 農水省は10月に公表した11月の出荷予測を下方修正した。 価格改定 年 月 日 牛内臓 豚内臓 ○需要動向については、PED等による出荷頭数の減少基調継続により需給バランスは依然として不調な状況となっている。 特に白物は煮込み需要 平成17年4月11日 35/枝kg 2/枝kg が活発化しており、仲間価格も無い物値段が横行した状態となっている。 メーカー在庫に不透明感があり、今後の発生量と売行きに注意が必要。 平成18年4月21日 40/枝kg 2/枝kg タンと頭肉は順調な流れで、レバ・ハツは不需要期のため動きが鈍い。 平成19年4月9日 40/枝kg 3/枝kg 平成20年3月10日 50/枝kg 3/枝kg ○平成26年10月の輸入牛タン実績は、チルドが942.9㌧(前年比120.4%)、フローズンが2,138.6㌧(前年比84.8%)、合計3,081.5㌧で(前年比 平成20年5月1日 50/枝kg 5/枝kg 93.2%)と、チルドは前年に比べ大幅に増加したが、フローズンは大幅に減少した。 平成23年6月20日 40/枝kg 5/枝kg 国別実績では、米国産はチルドが744.8㌧(前年比122.9%)、フローズン910.3㌧(同70.7%)、豪州産はチルドが171.3㌧(同108.2%)、フローズン 平成24年7月13日 30/枝kg 5/枝kg が794.2㌧(同92.9%)、NZがチルド6.2㌧(同187.9%)、フローズン134.0㌧(同127.4%)、カナダ産チルド16.5㌧(同127.9%)、フローズン173.4㌧ 平成26年11月10日 35/枝kg 5/枝kg *H23.4.1から枝重500kg以上が510kg未満に改定 (同96.7%)となった。 ○平成26年10月の冷凍輸入牛レバーは、29.0㌧(前年比145.0%)と、引き続き大幅に減少した。 国別輸入実績では、米国産が3.3㌧(前年比31.1% 豪州産が29.0㌧(同145.0%)と、米国産が減少し豪州産が増加した。 3.東京市場原皮価格 単位:円/枚 価格改定 年 月 日 牛原皮(和牛) 豚原皮 ○平成26年10月の輸出実績は、30,445枚(前年比89.2%、前月比114.4%)と、引き続き増加した。 輸出平均価格は8,425円/枚(前年比+1432円、 平成22年4月1日 1,000/枚 60/枚 前月比+576円)と、輸出価格はさらに上昇した。 国別輸出実績では、香港が7,400枚(前年比135.8%)、タイ9,460枚(同75.4%)、韓国10,625枚 平成22年7月20日 1,000/枚 30/枚 (同142.3%)、台湾1,760枚(前年比150.4%)、ベトナム1,200枚(同16.0%)。 平成23年2月14日 1,000/枚 60/枚 ○平成26年10月のウエットブルー輸入実績は、86.1千枚(前年比134.7%、前月比80.8%)と、引き続き前年比大幅増となったが前月比では減少した 平成23年7月1日 1,000/枚 110/枚 輸入平均価格は9,382円/枚(前年比+1,204円、前月比+1,608円)となり、再び大幅に上昇した。 平成25年2月1日 1,000/枚 140/枚 成牛皮(大判皮)の輸入実績は、47,364枚(前年比84.8%、前月比102.8%)で、輸入平均価格は12,868円/枚(前年比+1370円、前月比-183円) 平成25年6月3日 1,000/枚 160/枚 ○国産牛原皮の輸出数量は前月より増加したが、前年に対しては約10%の減少した。 国内牛の出荷頭数減少のため、輸入ウエットブルーは引き続 平成26年1月6日 2,000/枚 200/枚 *交雑牛含む き増加した。 輸入価格もウエットブルー、成牛皮ともに大幅に上昇した。 4.大阪市場原皮価格 単位:円/枚 ○平成26年10月の輸出合計は、1,233,980枚(前年比99.9%、前月比107.3%)で、前年並みとなった。 価格改定 年 月 日 牛原皮(和ヌキ) 豚原皮 国別実績では、韓国43千枚(前年比60.1%、前月比65.8%)、タイ705千枚(前年比213.6%、前月比94.9%)、台湾351千枚(前年比118.2%、 平成21年8月5日 1,300円/枚 40/枚 前月比129.0%)、香港55千枚(前年比21.3%、前月比140.0%)、ベトナム56千枚(前年比33.5%、前月比509.0%)。 輸出価格は784円/枚 平成23年2月21日 1,300円/枚 30/枚 (前年比-67円、前月比+20円)。 平成23年7月11日 1,300円/枚 70/枚 ○引き続き香港向け輸出が大きく減少し、代替輸出先としてタイへ輸出拡大が進んでいる。 タイ国内の処理能力も限界に近づいているとの情報が 平成25年2月8日 1,300円/枚 100/枚 あり、先行き危うい状況が予測される。 EUや中国の経済停滞で皮革産業の活況がやや乏しく、その影響で海外の製品在庫も膨らんでおり、動向 平成25年6月10日 1,300円/枚 120/枚 が注目される。 平成26年1月6日 2,300円/枚 160/枚 ○台湾の原皮輸入実績(平成25年1月~12月): 成牛皮⇒約182万枚 、 豚皮(塩漬け)⇒約629万枚 ※皮革新聞参照 *名古屋 (和牛原皮 H26/1/13) 1,000円 →2000円 (豚原皮 H26/1/13) 150円 → 190円
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