胚盤胞移植から 7~10 日目の hCG が 10 未満 胚盤胞移植から 10

胚盤胞移植から 7~10 日目の hCG が 10 未満
タイミング・人工授
胚盤胞移植から 10~13 日目の hCG が 20 未満
精の場合は左の日数
胚盤胞移植から 14 日目以降の hCG が 100 未満の場合
質問①
に5日間プラス
薬の使用は止めてよいですか?
回答① はい、エストラーナテープ、坐薬、バファリン、メドロールなど
胚移植周期に関連する薬剤は中止してください。薬剤が残ってい
る場合は自宅で保管してください。胚移植周期とは関係のない
薬剤(例:メトグルコ、パローデル、テルロン、カバサールなど
)は続けて服用してください。漢方とサプリメントについては次
の診察時に医師にご相談下さい。
質問②
次の来院はいつすればよいですか?
回答②
次周期に希望される治療スケジュールに合わせてご予約ください。
・採卵を検討したい場合は月経 3・4 日目に来院
・胚移植を検討したい場合は前周期の高温期いつでも or 月経 3
日目までに来院
・タイミング・人工授精を検討したい場合
-排卵誘発剤なしの方は月経 10~12 日目に来院
-排卵誘発剤有の方は月経 4 日目までに来院
・お休み周期にしたい場合
-その次の周期で採卵か胚移植を希望なら月経 10~12 日目来院
-その次の周期でタイミング・人工授精を希望ならお休み周期
中は来院不要(ただし月経 20 日しても排卵ない場合は来院)
質問③
妊娠しなかった原因は何でしょうか?
回答③
IVF ファイルの33ページをご覧ください。今回の体外受精につ
いてふり返りをされたい場合は、WEB にて「IVF ふり返り相談」をご予約く
ださい。
胚盤胞移植から 7~10 日目の hCG が 10~40
タイミング・人工授
胚盤胞移植から 10~13 日目の hCG が 20~100
精の場合は左の日数
胚盤胞移植から 14 日目以降の hCG が 100~200 の場合
質問1
に5日間プラス
妊娠が継続するもしくは、流産の可能性は?
回答 1 現在は、安心できる状態まで妊娠が進んでいないという状況です。
今後どうなるかは待つしかありません。たまたま着床が遅れたた
めに正常に妊娠していても hCG が低い場合もあり次回検査の hCG
値で今後の状況が推測されます。染色体異常などでは妊娠が正常
に進んでいないため再検査で hCG 値が低い場合には流産となる場
合があります。
質問 2
何か気を付けることはありますか?
回答 2 生活や運動が原因で流産が進むことはありませんのでいつものと
同じように過ごしてください。黄体補充に坐薬を使用している場
合は次回の検査まで坐薬を切らさないようにしてください。
胚盤胞移植から 7~10 日目の hCG が 40 以上
タイミング・人工授
胚盤胞移植から 10~13 日目の hCG が 100 以上
精の場合は左の日数
胚盤胞移植から 14 日目以降の hCG が 200 以上の場合
質問 1)
に5日間プラス
妊娠の場合はエストラーナテープの使用は?
回答 1) エストラーナテープは処方された分を貼り切りってください。テ
ープの使用は使い切ったら終了です。
質問 2) hCG が 100 以上出ているので正常な妊娠でしょうか?
回答 2) 子宮外妊娠や流産の場合でも hCG は同様に検出されるため超音波
でタイノウが確認できるまで安心できません。
質問 3) hCG の値から流産の可能性はわかりますか?
回答 3) 一般的には hCG の値が高い方が安心できます。IVF ファイルの
36ページを参考にしてください。ただし厳密にはわかりません
ので超音波検査と合わせて行います。流産は体外受精に関わらず
全てのご妊娠者に一定の割合で発生します。ご年齢が若い場合で
も約 15%の赤ちゃんには染色体異常などがあり自然淘汰=流産し
ます。染色体異常は女性の年齢と相関するため 40 歳以上の場合は
約 30%以上、45 歳以上の場合は約 70%以上の確率で流産します。
陽性時の質問⑨ 流産を止めることはできませんか?
回答⑨ 流産の原因により治療できることとできないことがあります。流
産原因の8割以上と考えられている染色体異常による流産の場合
はどのような治療や処置を行っても止めることはできません。原
因が子宮因子の場合は治療できる場合もあります。流産された組
織の検査をすることで染色体異常であったかどうかを調べること
ができます。また、着床不全外来を受診いただくことで子宮側の
原因があるかどうかを探ることができます。
陽性時の質問⑩ 妊娠後の生活について注意すべき点はありますか?
回答⑩ 特にありません。適度な運動を含めいつもと同じように過ごして
ください。じっとしているとエコノミー症候群のような血栓症を
起こし流産の原因にもなりえますのでいつも通りに過ごしてくだ
さい。性交渉は妊娠12週まで控えてください。また、黄体補充
として坐薬を使用している方は妊娠 11 週くらいまで使い続けま
すので絶対に切らせないよう注意してください。坐薬が足りなく
なりましたらクリニックまでお電話ください。