HCG比較表 (142KB)

SRL実施 各種HCG検査法比較
HCG関連
分⼦の検出
2014.12.5現在
項⽬コード
5202 1
6144 6
0825 7/0139 6
項⽬名称
検査材料
検査⽅法
キット名称
絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) (EIA)
⾎清/部分尿
EIA
絨⽑性ゴナドトロピン (HCG)「FR」
HCG-βサブユニット
⾎清/部分尿
RIA固相法
ボールエルザ・F-βHCG・キット
製造元
富⼠レビオ株式会社
絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) (CLEIA)
⾎清
CLEIA
シーメンス・イムライズHCGIII
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス
販売元
富⼠レビオ株式会社
株式会社
株式会社LSIメディエンス
インタクトHCG
○
○
Nicked型HCG
フリーβHCG
Nicked型フリーβHCG
βコア断⽚
C末端⽋損HCG
過糖化HCG
アシアロHCG
基準値
所要⽇数
○
○
○
○
○
○
○
○
2.7mIU/mL 以下
2〜4⽇
0.7mIU/mL 以下
3〜5⽇
本HCG-EIA検査はHCGα鎖を認識するマウスモ
総合検査案内
備考記載事項
CIS bio international
セティ・メディカルラボ株式会社
○
○
0.1ng/mL 以下
2〜4⽇
トータルのHCGを測定しています。抗体はHCG- 遊離のHCG-βサブユニットを測定しています。
ノクローナル抗体と、HCGβ鎖CTPを認識するマ βを認識しています。絨⽑性疾患の診断、予後管 抗体は遊離のHCG-βを認識しています。絨⽑性
ウスモノクローナル抗体によるサンドイッチ法
理に有⽤です。絨⽑性疾患取り扱い規約第3版に および⾮絨⽑性HCG産⽣腫瘍のマーカーとして
により、インタクトHCGを測定しています。β-
おける推奨⽅法で、測定感度は1.0mIU/mLで
CTPが⽋損したHCGは測定できません。
す。
実施料 (H26年4⽉現在)
判断料 (H26年4⽉現在)
有⽤です。
146
※4 ⽣化学的検査 (II) 判断料144点
ヒト絨⽑性ゴナドトロピン-βサブユニット (HCG-β) は, HCG産⽣腫瘍患者に対して測定した場合のみ算定できる。ヒト絨⽑性ゴナドトロピン-βサ
保険点数注意点
ブユニット (HCG-β), ヒト絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) 定性, ヒト絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) 定量⼜はヒト絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) 半定
量を併せて実施した場合は, 主たるもの1つに限り算定する。ヒト絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) 定量及びヒト絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) 半定量
は, HCG・LH検査 (試験管法) を含むものである。
インタクトのHCGを測定しています。測定レン
トータルのHCGを測定しています。EIAに⽐べ、 フリーのβHCGを測定しています。絨⽑性および
ジが狭いため,⾼濃度のものは希釈再検査となり 1回の測定で⾼濃度まで求めることができます。 ⾮絨⽑性HCG産⽣腫瘍のマーカーとして有⽤で
報告に時間がかかります。
特徴と留意事項
反応時間が短く再検査も当⽇できるので,迅速に す。HAMA抗体 (抗マウスモノクローナル抗体)
報告できます。絨⽑性疾患取扱い規約 第3版に
の影響を受け偽陽性となることがあります。単
て推奨試薬として紹介されています。HAMA,異
位がHCGと異なるため注意が必要です。
好抗体の影響を受けず,ファントム (幻影) の
HCGを捉えないため,偽陽性は認められない,とさ
れます。また殆どのHCG関連分⼦が測定可能で
す。
5202 1:絨⽑性ゴナドトロピン (HCG) (EIA) は平成26年12⽉29⽇ご依頼分をもって受託中⽌となります