平成27(2015)年度 研究助成一覧 公益財団法人聖ルカ・ライフ

平成27(2015)年度 研究助成一覧
公益財団法人聖ルカ・ライフサイエンス研究所
◇臨床疫学等に関する研究助成
氏名
(敬称略)
勤 務 先
研 修 課 題
五十嵐 ゆかり
聖路加国際大学 看護学部
産科救急のシミュレーショントレーニングプログラムの開発
泉家 康宏
熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器内科学
簡易サルコペニアスコアを用いた心血管疾患リスクの層別化
井上 智夫
いわき市立総合磐城共立病院 脳神経外科
頭部外傷・脳血管障害患者における実社会からの独立・ドロップアウト要因の検討:
東北過疎地域単一施設での前向き観察コトートデータを用いた探索的疫学研究
猪股 直美
聖路加国際病院ブレストセンター乳腺外科
人工物による乳房再建術後の感染管理とその対策
上原 由紀
順天堂大学大学院医学研究科 感染制御科学/総合
小児に拡散する市中型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の分子疫学的検討
診療科
越智 真奈美
独立行政法人 国立成育医療研究センター研究所
未就学児への野菜摂取の食習慣指導による肥満予防効果に関する研究
北川 瞳
聖路加国際病院 乳腺外科
妊娠期乳癌患者とその児に対する治療の影響の評価
熊谷 あゆ美
金沢大学医薬保健学総合研究科保健学専攻
四点支持器を使用する腹臥位手術患者の褥瘡予防のためのマットレスの検討
佐々木 美絵
東京大学大学院 医学系研究科 社会医学専攻
臨床疫学・経済学分野
Resuscitation behaviors for out-of-hospital cardiac arrest patients: An Agentbased Modeling Approach
柴田 綾子
淀川キリスト教病院 産婦人科
へき地・離島における女性診療・妊婦分娩管理の困難と障害に関する質的研究 ~
産婦人科医とプライマリ・ケア医のより良い協力体制のために~
白石 憲史郎
東京大学医学部附属病院
乳癌EBMの実践と臨床研究デザインのための診療データ管理に関する疫学研究
新福 洋子
聖路加国際大学 ウィメンズヘルス・助産学研究室
育児支援プログラム「HUG Your Baby」 を受講した産後早期の親と子のきずなに対
する縦断的研究
高田 俊彦
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
高齢者における市中肺炎の予測ルールの開発
医療疫学分野
西村 智
自治医科大学 分子病態研究部
肥満に伴う脂肪組織炎症と糖尿病進展を予期するバイオマーカーの探索:疾患リス
クプロファイリングによる一次予防
野沢 恭介
東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専
攻 老年看護学分野
精神疾患罹患患者における入院中の褥瘡有病率及び院内発生に関わる患者・環境
要因の特定
萩原 佑亮
救急気道管理に関する国際比較研究 : Analysis of the multicenter prospective
東京都小児総合医療センター 救命・集中治療部 救
data from the Japanese Emergency Airway Network Registry and National
命救急科
Emergency Airway Registry
林 直輝
聖路加国際病院 乳腺外科
術前科学療法施行原発乳癌におけるリンパ球浸潤の治療効果及び予後予測
久野 美智子
聖路加国際病院 こども医療支援室
終末期、臨終期、その後における親ががんの子どもへの病気の伝え方の現状と、遺
された親子の心理社会的健康との関連
藤井 健夫
The University of Texas Health Science Center at
Houston School of Public Health/The University of
Texas MD Anderson Cancer Center
ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)受容体陽性原発性乳癌における術前科学療法後
の病理学的完全奏功に対する予測モデルの開発
松下 一仁
聖路加国際病院 泌尿器科
根治的前立腺全摘除術後の陰茎海綿体機能回復におけるテストステロンの潜在的
な役割-性機能リハビリテーションスラテジーにおけるテストストロン補助療法の有用
性の検討
氏名
(敬称略)
赤池 源介
池田 早希
後藤 匡啓
勤 務 先
研 修 課 題
聖路加国際病院 放射線科
骨関節疾患の研究、治療を世界的に牽引する Monash University での臨床研究に従事し、
translational research および疫学・臨床研修を積み、世界に向けて発信する。またその経験
を本邦における骨関節疾患の治療、研究に還元する。
神奈川県立こども医療センター 小児科
米国でのPediatric Residency, Pediatric Infectious Disease Fellowship での臨床経験、また
フェローシップ中に取得予定の Master of Public Health コースで得られた臨床疫学の手法
を用いて、米国の小児における院内感染対策の効果や、院内感染症の頻度や起因菌の違
いを、日本からのデータと比較することで検討する。
福井大学医学部附属病院救急部
ー 臨床疫学・ヘルスサービス研究の観点から,高齢者救急医療体制の検討と改善 ー 本邦
は高齢化,救急医療の疲弊,医療費の削減といった課題に直面している。しかし,国内において
高齢者救急医療の疫学、医療資源の利用・医療の質およびコストを調査した研究はほぼ存
在しない。これらの課題を解決するために、高齢者救急医療に焦点をあて疫学・ヘルスサー
ビス研究を学び、最終的に日本の救急医療体制の改善に貢献することを目的とする。