レコサールニュースVol.10

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(分類)
腐食環境条件
Ⅰ種
硫化水素の発生要因近傍で、硫化水素
ガスの滞留が多く、腐食が激しい環境。
(維持管理上、発生源対策を必要とす
る。)
放置した場合、供用年数10年未満で劣化
度Aランクに達する腐食環境を想定。
※劣化度Aランク:鉄筋が露出している
状態
50ppm以上
Ⅱ種
硫化水素の発生要因に近傍し、硫化水素
ガスの滞留があり、腐食速度が緩やかな
環境。
(発生源対策を必要とする場合と必要と
しない場合がある。)
放置した場合、供用年数10年未満で劣化
度Bランクに達する腐食環境を想定。
※劣化度Bランク:骨材が露出している
状態
10∼50ppm未満
Ⅲ種
硫化水素の発生要因に近傍しているが、
硫化水素ガスの滞留は少なく、腐食速度
が小さい環境。
放置した場合、供用年数10年未満で劣化
度Cランクに達する腐食環境を想定。
※劣化度Cランク:表面が荒れた状態
10ppm未満
摘 要
平均硫化水素ガス濃度
適応素材(製品)
サルファーコンクリート
レジンコンクリート
セメントコンクリート
細菌活動抑制剤混入
セメントコンクリート
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(分類)
圧送管吐出し先の管路施設(マンホールポンプ含む)
環境
対策
Ⅰ種
圧送管延長が1,000m以上で、上流より硫酸
塩等の硫黄成分を多量に含む特殊排水の流
入がある場合。
耐強酸性の管材等の採用のみでは対応が困
難で空気注入や酸素注入、薬品添加等の発
生源対策の併用が不可欠な環境。
発生源対策と耐強酸性の管材等を併用す
る。
Ⅱ種
圧送管延長が500m以上で、水量が比較的多
い場合。
維持管理面や周辺地域環境条件等により発
生源対策を併用する必要がある場合と、発
生源対策を必要とせず耐強酸性の管材のみ
で対策が十分な環境。
・耐強酸性を有する管材を使用する。
・耐強酸性を有する材料をコンクリート
管の内面に被覆し一体化する。
Ⅲ種
圧送管延長が500m未満で、水量が比較的少
なく、かつ、硫酸塩等の硫黄成分を含む特
殊排水の流入がない場合。
防菌・抗菌コンクリート等の防食材料が使
用可能な環境。
଱‫ࢎڧ‬ੑͷ؅ࡐや硫黄酸化細菌の増殖抑
制効果を有する防食材料を使用する。
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マンホール高さ H(m)
鉄筋コンクリート
マンホール更生防食費 1 回目
マンホール更生防食費 2 回目
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