データヘルス計画書(健保組合共通様式)

データヘルス計画書(健保組合共通様式)
計画策定日:平成27年2月20日
最終更新日:平成27年3月31日
26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-1 基本情報
「全健保組合共通様式」
組合コード
26276
組合名称
全国設計事務所健康保険組合
形態
総合
被保険者数 (平成27年度予算 注)
43,000名
* 特例退職被保険者を除く。
男性79.1%(平均年齢46.9歳)*
健康保険組合と事業主側の医療専門職
(平成27年3月末見込み)
0名
加入者数(平成27年度予算 注)
85,546名
適用事業所数
944ヵ所
対象となる拠点数
1,833ヵ所
全体
被保険者
3
27
保健師等
19
0
産業医
0
0
保健師等
0
0
被扶養者
特定健康診査実施率(平成25年度)
66.0%
79.4%
40.4%
特定保健指導実施率(平成25年度)
8.9%
8.8%
9.3%
0
顧問医
事業主
保険料率(平成27年度 注)*調整を含む。 95.5‰
(千人)
非常勤
健保組合
女性20.9%(平均年齢39.5歳)*
特例退職被保険者数
常勤
1
2
3
4
5
6
7
70~74
65~69
60~64
55~59
50~54
45~49
40~44
35~39
30~34
25~29
20~24
15~19
10~14
5~9
0~4
7
6
5
男性(被保険者)
4
3
2
1
0
男性(被扶養者)
女性(被保険者)
女性(被扶養者)
(注)記載要領参照
健保組合の被保険者数4万3千人、加入者数9万人弱で中規模な健保組合ある。
全国の建築設計並びに建設コンサルタンツを業とする事務所で100名未満の事業所が約9割、被保険者数で7割を占める。
当組合では昭和48年より健康管理センターを設置し、積極的に健診を進めてきており健康管理に対する組合員の理解は高い。
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-2 保健事業の実施状況
8,2
予算
科目
特
定
健
康
診
査
事
業
10,1
11,4
「全健保組合共通様式」
15,10 25,1
26,1 27,0 30
33
対象者
事業名
事業の目的および概要
資格
対象
事業所
性別
振り返り
対象
者
年齢
実施状況・時期
成功・推進要因
課題及び阻害要因
特定健診(被保
険者)
【目的】 特定健診の受診率向上
【概要】 生活習慣病健診に併せて実施
被保険者
全て
男女
40
~
74
全員
受診者数 21,057名
実施率 79.4%
生活習慣病予防健診に合わせ
実施することで、実施率を高
めている
特定健診(被扶
養者)
【目的】 特定健診の受診率向上
【概要】 生活習慣病健診に併せて実施
被扶養者
全て
男女
40
~
74
全員
受診者数 5,498名
実施率 40.4%
広報誌、HPの活用
受診率が伸びない原因として
は家事育児などにより、健診
が後回しになる傾向にある
基本的に健保主体で行う、場
合によっては事業所に訪問し
行う
事業所の規模、形態が異なり
画一的に事業展開しにくい
―
【動機付け支援】 実施者数 334名 実施率
13.5%
特
定
保
健
指
導
事
業
特定保健指導
【目的】 特定保健指導の受診率の向上
【概要】 健保内及び外部委託により実
施
被保険者
被扶養者
全て
男女
40
~
74
【積極的支援】
実施者数 245名 実施率
基準
8.3%
該当
者
【動機付け・積極的支援】
終了者数 481名 終了率
8.9%
(※特定保健指導対象者数
5428名)
保
健
指
導
宣
伝
機関紙発行
【目的】 情報発信、健康意識の醸成
【概要】 機関紙(事業運営、保健事業 被保険者
等の広報、健康情報の発信など)、ホー 被扶養者
ムページ併設
全て
男女
18
~
74
ホームページの充実により、
全員 機関紙発行 年2回他、適宜 情報提供の機会を確保してい
る
財政悪化によりH25年より
回数削減
タイムリーな情報提供ができ
ていない
医療費通知
【目的】 医療受診状況の通知によりコ
スト意識、健康意識の醸成
【概要】 年3回4か月分を個人配布
被保険者
被扶養者
全て
男女
18
~
74
全員 年間通知世帯 108,716件
―
【目的】 生活習慣病慢性疾患治療者の
ジェネリック医 中で後発薬への転換が可能な者に通知
薬品利用促進
【概要】 年1回、月額窓口支払い差額
500円以上発生する者を対象に実施
被保険者
被扶養者
全て
男女
30
~
74
基準 特定する2ヶ月間で該当する 医療費に直接反映し、受診者
該当 者に送付 H25年 2,445件 の一部負担金の軽減にもつな
者 概算年間財政効果 1,200万円 がる。
普及,転換率が把握しにくい
広報により普及に努める
【目的】 傷病手当金等の傷病に精神疾
患が多く、早期対応の一助とする
メンタルヘルス
被保険者
【概要】 外部委託により専門機関と契
相談窓口開設
被扶養者
約し組合員が直接相談(電話相談または
面談)
全て
男女
0
~
74
全員 849件(H25年)
-
相談の結果、受診勧奨等、改
善がなされたか把握が困難
受診者数 13,532名
全員 実施率 73.0%
生活習慣病健診を昭和48年ご
ろより積極的に実施してきた
ことで事業主、被保険者等の
理解は高いと思われる。ま
た、地方委託等を契約し受診
機会を確保している。
被保険者の受診率は高いもの
の被扶養者(配偶者)の受診
が伸び悩み
【目的】 若年時から生活習慣病予防に
生活習慣病予防
取り組み健康意識の啓蒙を図る
健診(一般健
【概要】 安全衛生法の定期健康診断に
診)
血液検査項目など追加した検査を実施
被保険者
被扶養者
全て
男女
18
~
39
―
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-2 保健事業の実施状況
【目的】 生活習慣病予防とがんの早期
生活習慣病予防 発見のため実施
健診(簡易人間 【概要】 生活習慣病予防健診とがん健
ドック)
診を特定健診に上乗せして実施
被保険者
被扶養者
全て
男女
40
「全健保組合共通様式」
~
74
受診者数 30,049名
全員 実施率 69.8%
直営健康管理センターでは誕
生月健診で実施していること
で、受診者は定期的に受診す
ることが定着している。また
一般健診同様、地方委託契約
により受診機会の確保をして
いる。
全員 受診者数 12,584名
全国で委託健診機関や巡回女
性健診等により受診機会を確
保している。
全員 受診者数 6,017名
二年毎に視診によるチェック
を行うことで早期治療等期待
できる。
被保険者の受診率は高いもの
の被扶養者(配偶者)の受診
が伸び悩み
直営健康管理センターでは専
門医の増員は現状困難であ
り、定期健診とのセット受診
は難しい。
婦人科健診
【目的】 婦人科疾患の早期発見
【概要】 子宮及び乳房の検査を希望者
に実施
歯科健診
【目的】 虫歯の早期発見、歯周病予防
【概要】 直営歯科診療所にて生活習慣
病予防健診時、奇数年齢者に実施
被保険者
被扶養者
全て
男女
18
新入社員セミ
ナー
【目的】社会人として基本的な健康習慣
を身につける
【概要】新入社員を対象に集団健康教育 被保険者
を実施する。健保の働きや保健事業を理
解して活用できるようにする。
全て
男女
18
基準 利用者数86名 事業所の新規 ホームページ・けんぽプラ
該当 採用が増えてきており、今後 ザ・事業主通知による広報の
充実。
者 利用者の増加が見込まれる
.H25年から管理健診が有料に
なり実施率は16%に低下(H22
~24年度実施率30%実績)
管理健診の活用目的が理解さ
れていないことも利用低迷の
要因
疾
病
予
防
被保険者
被扶養者
全て
女性
18
~
~
74
74
直営歯科診療所では虫歯、歯
周病予防の対策を行えるが地
方又は委託での実施について
は個々の健診機関での諸事情
から現状難しい。
利用者数増加に伴うマンパ
ワー確保が課題
事後保健指導
【目的】生活習慣病を予防する
被保険者
【概要】管理基準に基づいて判断された
被扶養者
方の電話・文書・面接による保健指導。
全て
男女
18
~
74
H25年度 糖負荷試験実施 43
基準 人/年 生活改善の効果を血液で
該当 管理健診実施 47人/年
チェックできる機会。
者 (直営健診センター実施率
16%)
受診勧奨
【目的】生活習慣病の早期治療・重症化
予防
被保険者
【概要】受診勧奨レベルの該当者に電話 被扶養者
による受診指導と生活指導を行う
全て
男女
18
~
74
基準 H25年度 受診勧奨基準者約 関東近県を中心に行ってきた
該当 3600人 / 525人実施/年 事業。地方在住者の受診勧奨
は不十分である。
者 (14%実施率)
平日は該当者の業務状況が把
握しずらいため、電話による
勧奨の難しさあり。
マンパワー不足あり
禁煙サポート
【目的】喫煙による病気の発症を防ぐ。
特定保健指導対象者の抑制
被保険者
【概要】禁煙希望者・医師の指示に基づ
被扶養者
いて禁煙方法や禁煙薬など情報提供を行
い禁煙を支援する
全て
男女
18
~
74
H24年度喫煙率 男性28.2%
女性10.7%
・禁煙準備期への介入が有効
全員 センター禁煙サポート実施者 男
・職場の禁煙環境の整備
性296人、女性14人 、 一年
後禁煙者21人
職場の環境が個々の喫煙行動
に作用する
【目的】乳癌の早期発見や女性特有の健
康情報の提供
女性の健康ミニ
被保険者
【概要】婦人科健診の待ち時間を利用し
講座
被扶養者
て乳房自己検診法・骨盤底筋体操指導実
施
全て
女性
18
~
74
H24年度423人実施、H25年度
全員 554人実施
・婦人科の待ち時間を利用し
てできる内容
・興味が持てるテーマを提供
乳房自己検診法は継続事業の
ため、新しいテーマを追加し
て参加促進を図る必要があ
る。
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-2 保健事業の実施状況
事業所訪問
【目的】加入事業所の健康管理体制支
援・特定保健指導の利用促進
【概要】職場の健康管理について相談・ 被保険者
アドバイスを行う・特定保健指導対象者
にセミナーや個別形式で保健指導を行う
一部の
事業所
男女
「全健保組合共通様式」
18
~
74
年間 15 事業所実施。
基準 保健指導実施者数 68人
事業主と健康管理担当者の理
該当 健康セミナー 126人 (H25 解。
者 年実績)
小規模事業者には継続介入の
困難さあり。訪問事業の理解
を深めて広げるには時間がか
かる。
課題、効率化分析については
検討を要する。
平日の利用料金の見直しなど
利用率向上のための対策を実
施した。
財政対策の一環で利用料の引
き上げを行ったことの影響が
伺える。
体
育
奨
励
体育奨励
【目的】 心身のリフレッシュ、運動の
動機付け習慣化
【概要】 各種体育奨励事業を開催し組
合員に提供
被保険者
被扶養者
全て
男女
0
~
74
運動の動機付けのため、野球
大会、卓球大会などのほか歩
くことの事業、スポーツクラ 運動の日常化、動機付け事業
ブとの契約、プールスケート として取り組み、一定の事業
全員
など割引券の配布を行ってい 浸透と理解はある。
るが統計分析の把握ができて
いないため、今後PDCAに
沿ったプログラムを検討。
直
営
保
養
所
直営保養所
【目的】 心身のリフレッシュ、健康保
養、運動の動機付け
【概要】 プール、テニスコートなど運
動施設を備えた保養所を組合員に提供
被保険者
被扶養者
全て
男女
0
~
74
全員 利用者 8,000名
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STEP1-3 特定健診・保健指導の実施状況等
ア.特定健診の実施率被保険者 (%)
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-74
ウ.特定保健指導利用者数 (人)
500
63.7
20
40
60
80
積極的
動機付
400
79.1
80.2
78.7
77.4
73.1
64.6
0
149
300
200
100
202
107
100
306
112
134
110
65
69
120
H20
H21
H22
H23
0
イ.特定健診の実施率被扶養者 (%)
エ.特定保健指導終了者割合 (%)
30.8
45-49
41.6
55-59
70-74
25.3
0
10
20
30
H24
ア、イ
10
1.9
2.1
2.4
4.6
6.5
0
40
50
60
22.3
H23
H24
カ.センター積極的支援終了者1年後変化
29%
情報提供
38%
20%
H21
H22
H23
H24
動機付け支援
積極的支援
9%
0%
H20
53%
改善
24%
40%
20
37.9
H22
22.7
100%
100%
41.2
65-69
H21
60%
30
43.4
60-64
26.8
22.7
80%
40
39.1
50-54
30
25
20
15
10
5
0
H24
50
40-44
オ.特定保健指導対象者減尐率
(%)
2012年センター
H24
要医療
1年後
H25
H25
・被保険者は各年代とも60%以上の受診率はあるが、被扶養者は前年度に比べH25年度は各年代とも受診率低下が見られた。
→(被保険者)事業所の理解もあり、健診の重要性は認識されている。
→(被扶養者)H25年度は春季巡回女性健診の中止や女性の健診の一部負担金を設ける財政対策があり、受診率の低下が見られた。
ウ、エ
・特定保健指導の実施率は年々増加している。
→初年度は反響も大きかったため翌年一時低下しているが、その後、動機付け支援に強化する等工夫を凝らし増加につながった。
オ、カ
・特定保健指導対象者の減少率(前年度対象であったが当年対象から外れた人数/前年度対象人数)は一定を保っている。
→直営健診センターの支援終了者による改善率はワーキンググループ(全国200万人特保データ)42.5%より高く、改善効果が期待できる。
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STEP1-4 一人当たりの医療費
ク.生活習慣病に関わる疾病
キ.疾病分類別一人当たりの医療費(円)
H25年度
H26年1~7月(最新データ)
25652
09:循環器系疾患
18344
18104
10:呼吸器系疾患
02:新 生 物
10657
10098
9894
9758
04:内分泌・栄養・代…
11:消化器系疾患
14:腎尿路生殖器系…
07:眼・付属器疾患
19:損傷・中毒・外因性
05:精神・行動障害
12:皮膚・皮下組織…
18:他に分類されな…
01:感染症・寄生虫症
88:ワープロ病名等
06:神経系疾患
03:血液・造血器・免…
08:耳・乳様突起疾患
15:妊娠・分娩・産…
17:先天奇形変形・…
16:周産期発生病態
22:重症急性呼吸器…
21:健康影響・保健…
7187
4757
4572
4562
4146
3723
3547
2735
2692
1571
1314
1247
179
0
0
0
キ
高血圧症
糖尿病
高脂血症
虚血性心疾患
脳血管障害
高尿酸血症
人工透析
肝機能障害
高血圧性腎臓障害
動脈閉塞
5000
10000
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
ケ.生活習慣病年齢区分別一人当たり医療費(円)
H25年度
100000
90000
80000
人工透析
70000
高血圧性腎臓障害
60000
肝機能障害
50000
高脂血症
高尿酸血症
40000
15000
20000
25000
30000
・「循環器系疾患」を第1位に「呼吸器系疾患」「新生物」の医療費
が次いで高い。
ク、ケ ・生活習慣病に関わる疾病を見てみると、一人当たりの医療費(H25
年度)に関しても「高血圧症」が極めて高く、ついで「糖尿病」や
「高脂血症」が高い。40歳代以降にこの傾向がみられる。
高血圧症
30000
動脈閉塞
20000
虚血性心疾患
脳血管障害
10000
糖尿病
0
0~4歳
5~9歳
10~14歳
15~19歳
20~24歳
25~29歳
30~34歳
35~39歳
40~44歳
45~49歳
50~54歳
55~59歳
60~64歳
65~69歳
70~74歳
75歳以上
13:筋骨格系・結合…
一人当たりの医療費(円)
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-5 健康分布図等
コ.健康分布図 男性
≪凡例≫
肥満
非肥満
1,807 10%
3,564人
2,937人 16%
20%
2,326人
13%
1,876人11%
1,029人6%
3,043人17%
1,367人8%
非肥満
リスクなし
基準範囲内
シ.生活習慣病 有病者 (人)
肥満
リスクなし
基準範囲内
保健指導基準値
低リスク
以上
保健指導基準
低リスク
値以上
.受診勧奨基準値
高リスク
以上
.受診勧奨基
高リスク
準値以上
服薬投与
服薬中
服薬中
服薬投与
H25年度
10000
9000
人工透析
8000
高血圧性腎臓障害
7000
肝機能障害
高脂血症
6000
高尿酸血症
非肥満(46%) 肥満(54%)
サ.健康分布図 女性 非肥満
非肥満割合
肥満割合
*低リスク…保健指導基準値以上
*高リスク…受診勧奨基準値以上
5000
高血圧症
4000
動脈閉塞
3000
虚血性心疾患
肥満
脳血管障害
2000
468人
6%
糖尿病
1000
384人
5%
1,026人 12%
400人
749人
5%
9%
非肥満(83%)
208人
2%
0
0~4歳
5~9歳
10~…
15~…
20~…
25~…
30~…
35~…
40~…
45~…
50~…
55~…
60~…
65~…
70~…
75歳…
4,823人 57%
361人
4%
肥満(17%)
コ、サ ・男性は非肥満と肥満の割合が同程度存在する。どちらも「保健指導基準値以上」(低リスク)「受診勧奨基準値以上」(高リスク)は
多数存在する。肥満者の「服薬中」は非肥満者の倍程度存在する。
・女性は非肥満割合が高く肥満の5倍もいるが「保健指導基準値以上」(低リスク)「受診勧奨基準値以上」(高リスク)「服薬中」
とも非肥満でも多い。
シ
・生活習慣病での有病者は「高脂血症」「高血圧」「糖尿病」が多い。60~64歳をピークに年代とともに上昇傾向が見られる。
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STEP1-6 血圧測定実施者の実態
セ.血圧値の検査結果
180≦SBP
160≦SBP<180
140≦SBP<160
130≦SBP<140
実施率 99..91%
99.91
3疾患⋆レセなし
20.55
20,424
2,522
1,409
26.67
12.35
高血圧レセあり
3,875
100≦DBP<110
3528
3990
90≦DBP<100
85≦DBP<90
17872
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
79.45
140≦SBPまたは90≦DBP
高血圧レセなし
33
285
110≦DBP
SBP<130 &DBP<85mmHg
3疾患レセあり
5,284
25708
血圧測定実施者
ス.リスクフローチャート(脳卒中/心筋梗塞)
血圧測定実施者数 25,708
(人)
SBP<140かつDBP<90
17,902
87.65 %
特保指導終了者
73.33
33
特保指導未実施者
0.18 %
17,869
99.82
%
血圧 合計
血圧
SBP⋆⋆<130 &
DBP⋆⋆⋆<85mmHg
保健指導基準値
970
18.36
1,749
33.10
21
0.12
%
15,132
84.53
%
17,872
69.52
243
4.60
998
18.89
12
0.07
%
2,737
15.29
%
3,990
15.52
183
3.46
1,056
19.98
2,289
11.21
3,528
13.72
13
0.25
65
1.23
207
1.01
285
1.11
0
0.00
7
0.13
33
0.13
130≦SBP<140
「低リスク」
85≦DBP<90
受診勧奨基準値
140≦SBP<160
「高リスク」
90≦DBP<100
30.50%
160≦SBP<180
100≦DBP<110
180≦SBP
110≦DBP
26
0.13
計2522人 12.4%
3疾患⋆…「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」
SBP⋆⋆…収縮期血圧 DBP⋆⋆⋆…拡張期血圧
ス、セ
・血圧測定実施者(H25年度)で「保健指導基準値以上」(低リスク)「受診勧奨基準値以上」(高リスク)割合が全体の約30%(黄+薄
ピンク欄)見られる。
・「受診勧奨基準値以上」(高リスク)であっても生活習慣病に関するレセプトがない者(濃ピンク欄の赤字)が多数存在している。
9/15
26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP1-7 歯科状況
ソ.歯科医療費(千円)
1700000
1600000
チ.直営歯科健診結果(%)
10年前
1500000
H25
58.6
1400000
46.6
H23
H24
H25
39.8
35.7
27.4
32.7
タ.直営歯科医療費
17.4
7.7
10000
8000
異常無
要虫歯治療 要歯周病治療 要歯石除去
2.8
1
要精密検査
件数
6000
4000
1件当金額(円)
2000
1日当金額(円)
0
H23
ソ、タ
チ
H24
H25
・近年の歯科にかかる医療費は年々増加傾向にある。
・直営歯科では、件数は減少しているが、一件当たり一日当たりの金額は増加している。
・10年前と比較して「異常無」の割合は減り、「要虫歯治療」「要歯周病治療」「要歯石除去」が増えている。中でも「要歯周病治療」
の割合が著しく増えている傾向がある。(但し、10年前は関心の高い希望者にのみ実施した為、健診時対象者(平成25年度から奇数
年齢に実施)より、歯の状態が良好であることが背景として伺える)
10/15
26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP2 健康課題の抽出
「全健保組合共通様式」
基本分析による現状把握から見える主な健康課題
対策の方向性
特徴
対策検討時に留意すべき点
11/15
26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP2 健康課題の抽出
「全健保組合共通様式」
基本分析による現状把握から見える主な健康課題
特徴
基
本
情
報
保
健
事
業
の
実
施
状
況
・総合型の健保組合で大小1000の事業所があり、個々の
事業主の健康管理に関する考え方、取組が様々である。
・50名未満の事業所も多く、衛生委員会、産業医の選任の
義務もない事業所が相当数ある。
・健康診断、保健指導等については以前より積極的に取
組んできたが目標設定、評価が捉えにくく効率的な事業展
開が見えにくかった。
・直営歯科診療所では保険診療件数は減尐傾向にあるが
歯科健診は健康診断に項目化したため増加している。
・各種体育奨励事業は積極的に推進してきたが参加(利
用)者の年齢階層、運動習慣、健康状況など把握できてい
対策の方向性
対策検討時に留意すべき点
⇒事業所訪問・広報等を通じて、希望のある事業所から職場の特性を踏
まえて健康課題を共有しながら従業員の健康づくりを進める(コラボヘル
ス)
また被保険者(従業員)の健康意識の啓蒙並びに事業主の理解を進めて
いく。
⇒今回のデータヘルス計画によりレセプト分析、疾病分析が飛躍的に捉え
やすくなったため、今後、分析を深め効率的な事業展開していく。
⇒直営歯科診療所では二次予防たる歯科健診を中核にすえ、歯周病予
防、虫歯の早期治療を推進していく。
⇒今後、参加(利用)者のデータ分析を行い、健康増進のための効率的な
事業を検討していく。
なかった。
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP3 保健事業の実施計画
「全健保組合共通様式」
対象者
実施計画
注1)
注2)
予算
科目 事業
事業名
事業の目的および概要
分類
資格
職場環境の整備
9,0
疾
病
予
防
6
既
事業所訪問
存
【目的】事業所の健康管理体制の支
援と特定保健指導の利用促進
【概要】健康管理担当者に職場の健
被保険者
康管理についてアドバイス。事業所
に出向いてセミナー形式や個別の指
導行う。
加入者への意識づけ
保
健
指
導
宣
伝
13,0
対象
性別
事業所
年齢
9,0
9,0 9,1
全て
男女
13,0
13,3 16,4
10,0
10,0
18 ~ 74
20,0
20,0
対象 実施
者 主体
全員
3
21
①前年度訪問実績のある事業所との
継続的な連携
②特定保健指導の促進。
③健康管理体制支援。
継続
継続
①特定保健指導利用率UP
②事業所の健康管理体制
の充実
・機関紙の発行回数 2
回/年
・ホームページのアクセ
ス回数UP
継続
継続
全員
1
継続
継続
継続
継続
継続
現在の実施法で抽出回数 ジェネリック利用者の
増を検討
増加
①利用事業所以外の実施拡大
②事業主通知やHP等広報の充実を図
る
継続
継続
新入社員がいる事業所へ
自分の健康状況・生活
の参加促進。(計画実施
習慣改善の必要性の理
率100%)
解
1
乳房自己検診法と一緒に、女性が関
心の持てるテーマの見直しを行い参
加者の促進を図る
継続
継続
乳がんの早期発見。女
婦人科健診当日の参加率 性特有の身体の変化に
UP
関心が持てる人を増や
す。
基準対
象者
1
①5年後の特定健診に向けて体重管理
の必要性を理解。
継続
②不規則な食習慣や運動不足など生
活改善に努める
継続
計画実施率100%
基準対
象者
1
女性が関心を持てる健康テーマを毎
年見直し提供していく。
毎年テーマ見直
す
幅広い年齢層の参加率を
上げる
7
既
医療費通知
存
医療受診状況の通知によりコスト意
被保険者
識、健康意識の醸成のため
被扶養者
年3回4か月分を個人配布。
全て
男女
0
全て
男女
基準対
30 ~ 74
象者
1
全て
男女
18 ~
基準対
象者
1
全て
女性
18 ~ 70
基準対
象者
全て
男女
35 ~ 35
全て
女性
18 ~ 74
既
新入社員セミナー
存
11
アウトカム
①健康情報の提供(広報誌とホーム
ページの内容及び見やすさを工夫)
②事業主に対する従業員へ健康管理
のノウハウの提供など
男女
4
アウトプット
1
全て
【目的】新入社員として社会保険の
仕組みと健康習慣を学び実生活に生
かす 【概
要】新社会人として必要な健康習慣 被保険者
を事例を交えながらグループ学習。
また健保組合について理解を深める
平成29年度
全員
情報発信、健康意識の醸成のため機
被保険者
関紙(健保運営 保健事業等の広
被扶養者
報、健康情報の発信など)を発行
【目的】生活習慣病疾患治療者を後
発薬に転換し医療費削減を目指す
既 ジェネリック医薬品
被保険者
【概要】年1回ジェネリック薬へ転
被扶養者
存 利用促進
換可能な者を抽出し案内通知する
平成28年度
20,0 20,0
既
機関紙発行
存
~ 74
平成27年度
10,0 10,0 7
7
7
目標(達成時期 : 平成29年度末)
・ジェネリック薬へ転換可能者の掘
り起こしを行い実態把握(前年度実
績2445件) ・利用促進のための
対策検討
年3回 4ヶ月毎の医療
費通知
【目的】女性の健康ミニ講座
4
疾
病
予
防
3
4
既
【概要】乳房自己健診法の体験学習 被保険者
女性の健康ミニ講座
と共に、女性に多い病気や症状の健 被扶養者
存
康トピックス提供
【目的】35歳からの生活習慣病予防
【概要】健診当日該当者に面接指
新 35歳健康設計ガイダ
被保険者
導。健康のため体重管理意識を高め
被扶養者
規 ンス
る。
新
女性セミナー
規
【目的】女性が健康で明るく充実し
た日々を過ごす為の健康セミナー
【概要】年1回女性を対象にした健
被保険者
康セミナー。試食体験を通して日々
被扶養者
の食生活に役立てるヒントを提供す
る
毎年テーマ見直す
実施者の3年後、BMI25
以下、腹囲85cm以下の
割合を増やす
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26276 - 全国設計事務所健康保険組合
STEP3 保健事業の実施計画
「全健保組合共通様式」
対象者
実施計画
注1)
注2)
予算
科目 事業
事業名
分類
個別の事業
事業の目的および概要
資格
23,2
対象
性別
事業所
年齢
対象 実施
者 主体
平成27年度
平成28年度
平成29年度
アウトプット
アウトカム
38,0 38,0
25,2
27,1 28,8
メタボリックシンドロームに着目し
た健康状態の把握及びリスク者のス
被保険者
クリーニング。受診率の向上を図
る。
全て
男女
40 ~ 74
全員
1
事業主及び組合員へ特定健診の理解
を深めて受診率向上につなげる。
継続
継続
健診実施の促進(実施率
受診者の健康維持増進
90%以上)
メタボリックシンドロームに着目し
た健康状態の把握及びリスク者のス
被扶養者
クリーニング。受診率の向上を図
る。
全て
男女
40 ~ 74
全員
1
被扶養者に受診率は50%に満たず、
受診環境の整備のため巡回型の健診
を中心に進めていく。
継続
継続
健診実施の促進(実施率
受診者の健康維持増進
60%以上)
特定保健指導
メタボリックシンドロームによるリ
被保険者
スク者を階層化。積極的支援・動機
被扶養者
付け支援対象者へ保健指導を実施。
全て
男女
40 ~ 74
基準対
象者
1
・特定保健指導を複数回受けている
人への指導内容の見直し ・事業所訪問による特保実施及び参
加促進への協力要請
継続
継続
特定保健指導対象者の
特定保健指導実施率 10
割合低減 (保健指
%以上
導対象者減尐率25%)
4
既 特定保健指導
(ウォーキング教
存
室)
【目的】特定保健指導該当者が運動
習慣を身につけて、予防改善の意識
被保険者
を高める
被扶養者
【概要】メタボ予防及び改善のため
の運動実践教室
全て
男女
40 ~ 65
基準対
象者
1
開催回数を増やし特定保健指導対象
者の参加促進につなげる
継続
継続
年4回開催
7
【目的】傷病手当金等精神疾患の一
既 メンタルヘルス相談
被保険者
助、予防のため実施
被扶養者
存 窓口開設
【概要】外部専門業者に委託
全て
男女
18 ~ 74
全員
1
継続
継続
継続
傷病手当金等減尐を目
指す
1
【目的】 若年時から生活習慣病予
既 生活習慣病予防健診 防に取り組み健康意識の啓蒙を図る 被保険者
【概要】 安全衛生法の定期健康診
被扶養者
存 (一般健診)
断に血液検査項目など付加した検査
を実施
全て
男女
18 ~ 39
全員
1
継続
継続
継続
被扶養者の受診率向上、 生活習慣病予防、受診
受診率35%
率60%
1
【目的】 生活習慣病予防とがんの
既 生活習慣病予防健診 早期発見のため実施
被保険者
存 (簡易人間ドック) 【概要】 生活習慣病予防健診とが
ん健診を特定健診に上乗せして実施
全て
男女
40 ~ 74
全員
1
継続
継続
継続
被扶養者の受診率向上、
被扶養者に受診率60%
40%
1
既
婦人科健診
存
婦人科疾患の早期発見のため
被保険者
子宮及び乳房の検査を希望者に実施 被扶養者
全て
女性
18 ~ 74
全員
1
継続
継続
継続
子宮頚がん・乳がんの
巡回女性健診の普及、受
早期発見・早期治療促
診率向上
進
1
既
歯科健診
存
虫歯の早期治療、歯周病予防を目的
被保険者
に直営歯科診療所にて生活習慣病予
被扶養者
防健診時に奇数年齢者に実施
全て
男女
18 ~ 74
全員
1
継続
成果の検証と、実施拡大の検討を行
う。
継続
継続
受診の促進
歯周病減尐、虫歯未治
療者の減尐
3
既
事後保健指導
存
【目的】生活習慣病の発症予防
【概要】直営施設の管理基準該当者 被保険者
に有料で血液検査と保健指導を行
被扶養者
う。
全て
男女
18 ~ 74
基準対
象者
1
該当者へ実施予定月前に電話で管理
健診受診勧奨を行い、利用促進を図
る
継続
継続
該当者の30%実施(H26
年度16%実施率)
血圧・脂質・血糖の保
健指導基準者・受診勧
奨基準者の割合減尐
3
既
受診勧奨
存
【目的】生活習慣病早期治療・重症
化予防
被保険者
【概要】健診後電話による受診状況 被扶養者
の確認及び受診勧奨
全て
男女
18 ~ 74
基準対
象者
1
①受診勧奨基準者の電話による受診
勧奨
②治療中断者の把握
継続
継続
医療機関中断者を減ら
受診勧奨基準者20%実施
し、受診勧奨レベルの
(H26年度14%)
低減を図る。
既
存
1
特定健診(被保険
法 者)
定
(
36,1
37,1
)
既
存
1
特定健診(被扶養
法 者)
定
(
特
定
健
康
診
査
事
業
目標(達成時期 : 平成29年度末)
)
疾
病
予
防
3
法
定
)
保
宣健
伝指
導
既
存
(
特
定
保
健
指
導
事
業
・運動習慣の獲得 ・特定保健指導対象者
の割合低減
14/15
26276 - 全国設計事務所健康保険組合
疾
病
予
防
STEP3 保健事業の実施計画
「全健保組合共通様式」
対象者
実施計画
注1)
予算
科目 事業
目標(達成時期 : 平成29年度末)
注2)
事業名
分類
事業の目的および概要
資格
対象
性別
事業所
3
既
禁煙サポート
存
【目的】喫煙率を低下させ病気の発
症防ぐ【概要】健診時希望者・必要 被保険者
者にDr指示で実施。ホームページで 被扶養者
禁煙情報の提供
全て
3
【目的】心脳血管疾患の予防強化
新
被保険者
高血圧者の当日面接 【概要】基準該当者に生活改善と自
被扶養者
規
己血圧測定の指導
体
育
奨
励
7
既
体育奨励
存
直
営
保
養
所
7
既
直営保養所
存
年齢
対象 実施
者 主体
男女
基準対
18 ~ 74
象者
1
全て
男女
40 ~ 65
基準対
象者
1
【目的】運動の動機付け習慣化、心
身のリフレッシュ
被保険者
【概要】スポーツ大会、ウォーキン
被扶養者
グ中心の事業、レクリエーション的
事業を開催
全て
男女
0
~ 74
全員
1
心身のリフレッシュ、健康保養、運
動の動機付け
被保険者
プール、テニスコートなど運動施設 被扶養者
を備えた保養所を組合員に提供
全て
男女
0
~ 74
全員
1
平成27年度
①肺チェッカーやCOモニターを活用
し自身の呼吸機能状態の理解を深
め、禁煙へのモチベーションを高める②禁
煙に関する最新情報の提供③禁煙
率・喫煙率の集計
平成28年度
平成29年度
継続
継続
継続
継続
参加者の分析を行いながら、効率的
な健康増進事業を検討して行く
継続
継続
継続
利用者の分析を行いながら、利用促
進と健康増進対策を検討していく
継続
継続
健診時基準該当の高血圧者に当日面
接指導行う。家庭での自己測定の習
慣化・禁煙と適正飲酒・減塩対策指
導を中心に指導を行う
アウトプット
健診時、高血圧指導基準
以上の者には禁煙指導を
必ず実施(100%実施
率)
該当者全員実施
アウトカム
喫煙者割合の低減(男
女とも年々喫煙率減尐
している実績を踏ま
え、喫煙率2%減尐)
140/90以下(低リスク
~リスクなし)対象者
の割合を増やす
注1) 1.健康診査 2.健康診査後の通知 3.保健指導 4.健康教育 5.健康相談 6.訪問指導 7.その他
注2) 1.健保組合 2.事業主が主体で保健事業の一部としても活用 3.健保組合と事業主との共同事業
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