連続体力学 科目名 JABEE科目 E. 科目コード P11006 授業計画 授業項目 1 学年 生産システム工学専攻 2 単位 前期 90 時間 講義 30 + 自学自習 60 石井 悟 学年・学科等名 単位数・開講期 総時間数 担当教員 専門的・選択 時間 2 連続体力学における固体力学と流体力学 の位置づけを説明できる 2.ベクトル・テンソル 4 簡単なベクトルの内積・外積および簡単な テンソル演算ができる。 301専門工学科目①専門応用系 教育プログラムの学習・教育到達目標 D-1(100%) JABEE基準 d 3.応力とひずみ 教 補 参 科 書 名 特に使用しない 助 教 材 プリント 考 書 固体力学の基礎(国尾 武 著 培風館) 4 A. 教育目標 固体の力学、流体力学など個々に体系化された各分野に共通する基礎法則を連続体力学という立場から取り上げるが、こ こでは主に固体の力学現象を支配する基礎方程式の導き方、運動する座標間の相互関係およびテンソル解析等の数学的手 法について学習する。 B. 概要 前半は、連続体力学の位置づけやこの教科で必要となるベクトル・テンソルについて学習する。また、応力やひずみのテン ソル表示にも慣れるようにする。 後半は、連続体力学の中でも2次元弾性体に絞り、この理論について学習する。さらには、塑性理論の基礎について学ぶ。 C. 学習上の留意点 現象を統一的に、また見通しよく扱うことのできるベクトル・テンソル解析を学習し、その手法に慣れる。また、力学的性質か ら導かれる力学的挙動と変形を関係付ける構成方程式を理解する。 4.弾性理論 (1)応力の平衡方程式 (2)変位とひずみの関係式 (3)構成方程式 (4)変位の適合条件式 (5)Airy の応力関数 5.塑性理論 学習到達目標 応力とひずみのテンソル表示が説明でき る。 D-1 4 塑性の降伏条件と応力とひずみの関係が 説明できる。 D-1 ◆自学自習 ・ 予習復習 ・ 定期試験の準備 60 自学自習の時間として、日常の授業のた めの予習復習時間、定期試験準備のため の学習時間を総合して 60 時間とする。 D-1 関連科目 材料力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、応用数学Ⅰ~Ⅳ、応用物理Ⅰ・Ⅱ、計算力学 2. 固体の力学現象の支配方程式を説明でき、それらを計算できる。 理想的な到達レベルの目安 標準的な到達レベルの目安 未到達レベルの目安 到達目標項目 1 固体などの変形を説明でき、それら 固体などの変形を説明でき、それ 固体などの変形を説明でき、それら (D-1) を導き出せる。 らを計算できる。 を計算できない。 到達目標項目 2 固体の力学現象の支配方程式を説 固体の力学現象の支配方程式を 固体の力学現象の支配方程式を説 (D-1) 明でき、それらを導き出せる。 説明でき、それらを計算できる。 明でき、それらを計算できない。 到達目標項目 3 塑性理論の基礎を説明でき、それら 塑性理論の基礎を説明でき、それ 塑性理論の基礎を説明でき、それら (D-1) を導き出せる。 らを計算できる。 を計算できない。 達成度評価(%) 評価方法 試験 小テスト レポート 指標と評価割合 口頭 成果品 ポート 発表 実技 フォリオ その他 合計 総合評価割合 80 20 100 基礎的能力 80 15 95 5 5 専門的能力 分野横断的能力 D-1 弾性理論における基礎方程式を導くことが でき、また説明することができる。Airy の応 力関数を用いて簡単な弾性問題を解くこと ができる 3. 塑性理論の基礎を説明でき、それらを計算できる。 ルーブリック評価 D-1 16 1. 固体などの変形を説明でき、それらを計算できる。 到達目標 教育 プログラム D-1 (前期末試験) F. D. 学習到達目標と評価方法 容 1.連続体力学とは 教育プログラム科目区分 JABEE関連 内 合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの 学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。 旭川高専 2015 自己点検
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