形態機能論実習 - 福井大学SYLLABUS

形態機能論実習
科
目
名
単位数又はコマ数
形態機能論実習
(選 択)
担当教員名
飯野
深澤
堀口
伊藤
謝
黒田
哲
有吾
和秀
哲史
敏珏
一樹
1 単位
職名/所属
Eメールアドレス
教授/人体解剖学・神経科学
教授/組織細胞形態学・神経科学
准教授/人体解剖学・神経科学
助教/人体解剖学・神経科学
助教/組織細胞形態学・神経科学
助教/組織細胞形態学・神経科学
iinosa@ u-fukui.ac.jp
yugo@ u-fukui.ac.jp
khorigu@ u-fukui.ac.jp
itot@ u-fukui.ac.jp
mjxie@ u-fukui.ac.jp
kkuroda@ u-fukui.ac.jp
開
講
時
期
1 年次生後期
オフィスアワー
10:00∼18:00
10:00∼18:00
10:00∼18:00
10:00∼18:00
10:00∼18:00
10:00∼18:00
1
学修目標及び概要
形態機能論Iで学修した内容を、実際の解剖御遺体や臓器標本の観察を通して理解をより深め、看護の
対象となる人間を総合的に理解することを目的とする。さらに御遺体での実習を通じて看護の対象となる
人間について高い倫理観を養うことを目指す。
2
授業の内容
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
内容
骨学講義・実習1
骨学実習 2
組織学講義・実習1
組織学実習2
解剖学実習1(上肢胸部)
解剖学実習2(腹部骨盤)
解剖学実習3(下肢)
解剖学実習4(頭部)
組織学実習3
組織学実習4
神経解剖学講義・実習
発生学講義・実習
担当
飯野
飯野
深澤
深澤
飯野
飯野
飯野
飯野
深澤
深澤
飯野
飯野
堀口 伊藤
堀口 伊藤
謝 黒田
謝 黒田
堀口 伊藤
堀口 伊藤
堀口 伊藤
堀口 伊藤
謝 黒田
謝 黒田
堀口 伊藤
堀口 伊藤
実習の詳しい内容・場所・時間等については実習前に予定表を配布する。
3
授業の形式
実習を主体とし、実習に関する講義・演習についても適宜取り入れる。
4
到達目標
人間を総合的に理解する基礎となる人体の基本構造を説明することが出来る。
人の身体を構成する個々の臓器、その機能的集団である臓器系統を説明することが出来る。
臓器を作り上げているより小さな単位としての細胞や組織について説明することが出来る。
患者の身体部位を正確に把握できる。
5
準備学修(予習・復習)等の内容と分量
各実習前に、指定された内容について形態機能論Ⅰで使用した教科書「系統看護学講座・専門基礎 1
解剖生理学」や配布プリントを読み予習してくること。
予習:実習範囲を教科書とプリントを用いて学習する。1 時間以上
復習:観察した事項を自らまとめる。1 時間以上
6
総合評価割合
実習課題とレポート
70%、 修学態度
30%、合計 100%
7
評価方法
実習時に示される課題(実習中のスケッチなど)
、実習後に各自で調べまとめるレポート、修学態度によ
り総合的に評価する。
実習において、やむを得ず欠席する場合は、後日追加の実習を行う必要がある。特に御遺体による実習
では、将来の看護職者としての知識のみでなく態度や姿勢(高い倫理観と良識、実習をともに行う仲間と
の協調性など)を含めて評価する。
8
教科書及び参考図書
教科書としては「形態機能論Ⅰ」で使用した「系統看護学講座・専門基礎 1 解剖生理学」
(医学書
院)を指定する。
必要に応じ資料を配布する。
以下は参考図書である。レポートの作成に参考となる。
解剖学
1) 解剖学講義(第 3 版) 伊藤隆著、南山堂
2) イラスト解剖学(第 7 版) 松村譲児著、中外医学社
組織学
1) 入門組織学
2) 標準組織学
牛木辰男著、南江堂
総論、各論(第 4 版) 藤田尚男・藤田恒夫著、医学書院
発生学
1) ラングマン人体発生学(第 10 版) 安田峯生訳、メディカルサイエンスインターナショナル
9
その他
人体解剖学実習は献体御遺体(福井大学しらゆり会より拝受)を用いた実習であり、人体構造を実
際に学ぶ事が出来る唯一の機会である。積極的に参加し、自ら学ぶことを心がける必要がある。人体
解剖学実習は医学科学生の実習に参加する形であるため、医学科学生と協力して学ぶ必要がある。実
習には白衣と手袋が必要であり、必ず各自準備すること。実習における注意事項は開始前に説明する。
全ての実習において観察標本は医学科学生や他大学等の学生も使用する貴重なものであり、かつそ
のほとんどが御遺体など人体の一部から作製されたものである。実習開始時における担当教員の注意
等に従い注意して観察すること。なお、全ての標本および実習において、写真動画等の記録を行う事
は厳禁である。一方、自らが観察した事項の記録(スケッチ等を含む)は大いに推奨する。