成人看護方法IV

科目名
履修
年次
科目
目的
到達
目標
成人看護方法Ⅳ(看護演習)
Adult Nursing Ⅳ
3年次
前期
科目
区分
脇坂 浩(306)
名倉 真砂美(304)
竹本 三重子(303)
担当教員
(研究室番号) 玉田 章(307)
長谷川 智之(308)
濱崎 友美(308)
専門科目・生涯看護学
選択
区分
必修
単位数
(時間)
1(30)
授業
形態
演習
科目等
履修生
否
オープンクラス
否
成人看護学概論および成人看護方法Ⅰ~Ⅲの授業を踏まえて、成人期にある患者の看護過程を展開し、問題を解決するために必
要な思考過程を学ぶ。
1.ゴードンの機能健康パターンによる看護過程の展開方法を理解することができる。
2.手術後患者の事例を通して看護過程を展開し、情報の分析・解釈、統合、問題の明確化、計画立案までの考え方を理解
することができる。
3.慢性病患者の事例を通して計画立案・実施・評価を行い、看護過程の展開方法を理解することができる。
レポート課題(90%)、出席状況・課題進捗状況(10%)
成績評価方法
(基準)
教科書
特に指定しないが、必要な資料は自分で十分に調べて参考にする。
参考書等
受講者への
メッセージ
備考
回
再試験 再試験は行わない。
等
特に指定しないが、必要な資料は自分で十分に探求する。
授業は、課題をこなしていく内容が中心となります。主体性と論理的思考を基盤に、成人看護に必要な知識と技術を確
実に身に付けていってください。
先修条件:基礎看護方法Ⅰ~Ⅳと成人看護方法Ⅰ・Ⅱの単位を修得している。
学習項目
2回
看護過程の展開
ゴードンの機能健康パターン
事例および課題説明
術後患者の看護過程の展開①
事例患者の実際
3回
術後患者の看護過程の展開②
情報分類と解釈・分析
1回
4回
術後患者の看護過程の展開③
事例検討会
学習内容
看護過程の展開について
ゴードンの機能健康パターンについて
紙面上患者である手術後の患者をイメージすることができるよう
に、モデル人形を用いてシミュレーションを行なう。
「事例患者の実際」の学習を参考にして、さらに事例に関して個
人学習してきた「情報分類」と「解釈・分析」を深められるよう
グループで討議する。
「情報分類」から「解釈・分析」のところまでで、看護計画を立
案するにあたって、グループで統一した見解が出せないことや疑
問なことを他のグループに質問する形式でクラスでの検討会を行
う。
主担当
教 員
授業
方法
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
脇坂
他
演習
術後患者の看護過程の展開④
解釈・分析~統合~問題点
学習の進行としては、分類した情報の「解釈・分析」から「統
合」「問題点抽出」を目安とする。
術後患者の看護過程の展開⑤
事例検討会(統合~問題点)
「統合」から「問題点抽出」のところまでで、看護計画を立案す
るにあたって、グループで統一した見解が出せないことや疑問な
ことを他のグループに質問する形式でクラスでの検討会を行う。
7回
術後患者の看護過程の展開⑥
目標~計画
学習の進行としては、個人で「目標」から「計画」を学習し書い
てきたものをグループで検討することを目安とする。
8回
術後患者の看護過程の展開⑦
事例検討会(目標~計画)
まとめ
「目標」から「計画」のところまでで、看護計画を立案するにあ
たって、グループで統一した見解が出せない問題点や疑問なこと
をクラスでの検討会で発表し、他のグループの意見や教員からの
助言を得る。
脇坂
他
演習
慢性病患者の看護過程の展開①
情報分類と解釈・分析
慢性的経過をたどる疾患をとりあげ、病いとともに生きる人とそ
の家族への看護を考える。小グループに分かれて、紙面上患者の
情報を分析し看護計画を立案する。
慢性病のセルフマネジメント技術習得の援助方法に関する看護援
助を演習として実施し評価する。
学習の進行としては、分類した情報の「解釈・分析」を目安とす
る。
名倉
他
演習
名倉
他
演習
名倉
他
演習
名倉
他
演習
5回
6回
9回
10回
11回
12回
慢性病患者の看護過程の展開②
情報分類から統合、問題点
学習の進行としては、「統合」から「問題点抽出」を目安とす
る。
慢性病患者の看護過程の展開③
「統合」から「問題点抽出」のところまでで、看護計画を立案す
事例検討会(情報分類から統合、問題点) るにあたって、グループで統一した見解が出せない問題点や疑問
なことをクラスでの検討会で発表し、他のグループの意見や教員
からの助言を得る。
慢性病患者の看護過程の展開④
問題点、目標、計画立案
学習の進行としては、「計画」の立案完了を目安とする。
回
学習項目
学習内容
13回
慢性病患者の看護過程の展開⑤
事例検討会(問題点、目標、計画立案)
14回
慢性病患者の看護過程の展開⑥
学習支援の計画
問題点に対する計画について、グループで統一した見解が出せな
いことや疑問なことをクラスでの検討会で発表し、他のグループ
の意見や教員からの助言を得る。
立案した計画のなかで、学習支援の計画を具体的に考え、グル
ープで検討する。
15回
慢性病患者の看護過程の展開⑦
看護援助の実際とまとめ
立案した学習支援の計画を実施し、評価することで、看護過程の
一連の展開を学習する。
主担当
教 員
授業
方法
名倉
他
演習
名倉
他
演習
名倉
他
演習
学 習 課 題
2回目課題(事前):「術後1日目患者の実際」に必要な治療やケアについて調べる。
2回目課題(事後):「術後1日目患者の実際」についてA4レポートにまとめ期日までに提出する。
3回目課題(事前):術後患者の看護過程として「情報分類と解釈・分析」を行う。
4回目課題(事前):1回目課題について、グループごとに全体で話し合いたい内容を指定の様式にまとめる。
5回目課題(事前):術後患者の看護過程として「解釈・分析」から「統合」「問題点抽出」まで行う。
6回目課題(事前):5回目課題について、グループごとに全体で話し合いたい内容を指定の様式にまとめる。
7回目課題(事前):術後患者の看護過程として「目標」から「計画」まで行う。
8回目課題(事前):7回目課題について、グループごとに全体で話し合いたい内容を指定の様式にまとめる。
術後患者の看護過程をファイルにまとめレポート課題として期日までに提出する(45点)
9回目課題(事前):慢性病患者の看護過程として「情報分類と解釈・分析」を行う。
10回目課題(事前):慢性病患者の看護過程として「情報分類と解釈・分析、統合、問題抽出」まで行う。
11回目課題(事前):「情報分類、解釈・分析、統合、問題抽出」のなかで、グループごとに全体で話し合いたい内容を指定の様式に
まとめる。
12回目課題(事前):慢性病患者の看護過程として「目標、計画」まで行う。
13回目課題(事前):「目標、計画」のなかで、グループごとに全体で話し合いたい内容を指定の様式にまとめる。
14回目課題(事前):慢性病患者の看護過程として「学習支援の計画」を立案する。
15回目課題(事後):「慢性病患者の看護援助の実際」についてA4レポートにまとめる。
慢性病患者の看護過程をファイルにまとめレポート課題として期日までに提出する(45点)