橡 - 愛知工業大学

愛 総 研 ・研 究 報 告
67
第16号2014年
粉末冶金 と塑性加工による傾斜機能形状記憶合金の作製
FabricationofFunctionally-GradedShapeMemoryAlloy
松 井
良 介 †,竹
ノ 内
良 輔 ††
RyosukeMatsui†,RyosukeTakenouchi†
†
AbstractThemartensiticandthereversetransformationtemperaturesaredirectlyrelatedtothebending
rigidityoftheTiNishapememoryalloy(SMA)wire.Thepresentpaperaimedtoobtainthefunctionallygraded
wireinwhichbendingrigidityvariesalongthewireaxis,andanewfabricationprocessofcombinedpowder
metallurgyandplasticworkingwasproposed.Amulti-layeredTiNicompactwithvariousTi/Nicompositions
wasobtainedbypulsecurrentpressuresintering(SPS)whichwashot-extrudedintoawire.Theresultingwires
wereinvestigatedonthetransformationtemperaturesanddeformationproperties.Thedifferentialscanning
calorimetrymeasurementsshowedthatfunctionallygradedpropertiesoftransformationtemperaturesretained
inthewire.Thewirehadbothshapememoryeffectandsuperelasticity.
1.緒
こ こでは,Ni濃
言
度 が軸 方 向 に沿 っ て変 化 す るTiNi焼 結
体 ビ レ ッ トを熱 間押 出 し成 形 したFG-TiNiSMAワ
形 状 記 憶合 金(Shapememoryalloy,以
下SMA)は
大き
な 変 形 が 加 熱 ま た は 除荷 の み で 元 の 形 状 を 回復 す る 特 徴
イヤ に
つ い て,変 態 温度 お よび応 力 の傾斜 機 能 特 性 を評 価 し,冷
間加 工 に よ る変態 特 性 の 変化 を報 告 す る.
を持 つ.こ れ ま で に様 々 な合 金 系 で形 状 記 憶 効果 の発 現 が
見 出 され て い る が,主 に 実用 され て い る合 金 系 はTiNi系
で あ る1),2).しか しTiNiSMAに
に あ り,傾 斜 機 能TiNisMAワ
お い て も応 用 は発 展 途 上
ワイ ヤ)は,医
2.FG-TiNiSMAワ
イ ヤ の 作 製 プ ロセ ス
イ ヤ(以 下,FG-TiNisMA
療 用 ガ イ ドワイ ヤ や 自己 ス トロー ク制 御 式
FG-TiNisMAワ
イ ヤ の 作 製 方 法 をFig.1に
ア ク チ ュエ ー タ,温 度 セ ンサ 機 能 を備 え た新 しい ア クチ ュ
SMAビ
エ ー タへ の応 用 が期 待 され る.例 え ば 医療 用 ガ イ ドワイ ヤ
と カ ル ポ ニ ルNi粉
へ の応 用 の た め に は先 端 が軟 らか く,末 端 が硬 い傾 斜 機 能
は 以 下 の 手 順 で 行 っ た.ま
を有 す る こ とが要 求 され る 。そ の た め現 状 で は,そ れ ぞ れ
合 は,Ti-49.8at%Niか
の 部位 の 要 求 特 性 に応 じて材 料 を選 択 し複 雑 に組 み合 わ
設 定 した.遊
せ て製 造 され てい る.
は,テ
上記 の現状 を踏 ま え,本 研 究 にお い て は,曲 げ剛 性 が 長
手方 向 に徐 々 に変 化 す るFG-TiNiSMAワ
イ ヤ を その 製 造
示 す.TiNi
レ ッ トは 原 料 素 粉 末 と して ガ ス ア トマ イ ズTi粉
末 を 用 い た.TiNiSMAビ
ず,Ti粉
レ ッ トの 作 製
末 とNi粉
らTi-51.Oat%Niの
末 の混 合 割
範 囲 に な る よ うに
星 型 ボ ー ル ミル に よ るTiNi粉
ー ブ ル 回 転 数200rpm,混
末 の混 合 条 件
合 時 間0.6ksで
あ っ た.作
製 し た 混 合 粉 末 は 黒 鉛 型 内 に 積 層 しな が ら充 填 し た.こ の
と き,下
か らNi濃
度51.Oat%,50.8at%の
順 に49.8at%ま
方法 と併 せ て考 案 した.こ の材 料 は,材 料 中 で変 態 温 度(す
7層 に 積 層 し,パ ル ス 通 電 加 圧 焼 結 し た.TiNi混
な わ ち 曲げ 剛性)が 徐 々 に変 化 す る特 徴 を有 す る.こ の 製
充 填 量 はTi-49.8at%Niか
造 の た め に著 者 らは粉 末 冶金 プ ロセ ス と塑 性 加 工 とを組
と し,Ti-51.Oat%Niは42.7gと
み合 わせ た 方法 を既 に 提案 して い る3)が,変 態 ・変 形 特性
のTiNi混
を詳 細 に調 査 した結 果 は報 告 して こな か った 。
の は,焼
ら50.8at%Niで
した.こ
・
†ー
・
†ー
†
(株)東
工 学部
機械 学科(豊
田市)
海 理 化 電機 製 作 所(丹 羽 郡 大 口町)
で
合粉末の
は い ず れ も2.77g
こで,Ti-51.Oat%Ni
合 粉 末 の 充 填 量 が 他 の 組 成 の 混 合 粉 末 よ り多 い
結 後 の 熱 問 押 出 し後,金
型 の構 造 上 一 定 量 が金 型
内 に 残 存 し,ワ イ ヤ と して 得 られ な い た め で あ る.焼
愛 知 工 業 大学
末
件 は 焼 結 温 度1023K,焼
結 時 間1.8ksと
し た.通
パ ル ス 通 電 を,そ
電 開 始 後30sは
し,焼
結条
結後 は炉 冷
の 後 は 直流 通 電
愛 知 工 業 大 学 総 合 技 術 研 究 所 研 究 報 告,第16号,2014年
68
[〉
Solution
treatment
[〉
Shapememory
treatment
Fig.1FabricationprocessofthefunctionallygradedTiNishapememoryalloywire
で焼 結 を行 っ た.焼 結 体 は直 径20㎜,長
さ約29㎜
柱 形 状 で あっ た.こ の 焼結 体 のTiとNiの
相 互 拡散 を促 す
た め,真 空雰 囲気 にて 処理 温 度1273Kを43.2ks保
の円
持 す る条
件 に て溶 体 化 処 理 を施 した.こ の溶 体 化 処 理 体 に対 して 熱
問 押 出 し成 形 した.装 置 の概 要 お よび成 形 条 件 は次 章 に示
4.結 果 お よび 考 察
4.1烈 肋
コ:Lfワ イヤ の欝
礎 譜 得1笙
4.1.1」変態 溢7度
形 状 記 憶 熱処 理 後 の ワイヤ 各 部位 に て測 定 したDSC曲
線
す 通 りで あ る.ま た 形 状 記 憶 特性 を発 現 させ るた め,押 出
か ら得 た マ ル テ ンサ イ ト(martensite,以 下M)変
し成 形 後 の ワイ ヤ に形 状 記 憶熱 処理 を施 した.形 状 記 憶 熱
布 をNi濃 度 とx/Lの 関係 でFig.2に 示 す.x/Lは ワイ ヤ の長
処理 を施 した ワイ ヤ は 大気 中で 温 度773Kを3.6ks保
さLに 対 す る測 定位 置xの 相 対位 置 を示 す.こ こでNi濃 度
持 し,
水冷 して 用意 した.
は ワイ ヤ の横 断面 内の組 成 が一 様 で,且 っTi-49.8at%Niか
らTi-51.Oat%Niま
3.熱
それ ぞ れ 表 す.M変
溶 体化 処 理 体 に対 して 熱 間 押 出 し成 形 した.押 出 し成 形
に用 い る ビ レ ッ トには,直 径20㎜
イ ヤ放 電加 工 に よ って 直径5㎜
は6.25(ビ
の溶 体 化 処理 体 か らワ
の 円柱 形 状1こ切 り出 した も
の を使 用 した.潤 滑剤 にはBN(窒
化 ホ ウ素)を 用 い,成 形
した.成 形 速 度 はlmm/minと
レ ッ 値 径5㎜,ワ
し,押 出 し比
イ ヤ直 径2㎜)と
した.
ま た形 状 記 憶 特 性 を発 現 させ るた め,押 出 し成 形 後 の ワイ
ヤ に形 状 記 憶 熱 処 理 を施 した.形 状 記 憶 熱 処 理 を施 した ワ
イ ヤ は大 気 中 で温 度773Kを3.6ks保
た.さ
持 し,水 冷 して用 意 し
らに,形 状 記 憶 熱 処 理 を施 した ワイ ヤ の変 形 特 性 を
冷 間加 工 の変 態 特 性 へ の影 響 を調 査 す る た め に,溶 体 化
相麟
体 か ら幅5mm,厚
さ1㎜
の 帯板 材 を切 り出 し,熱 間圧 延 と冷 問圧 延 を行 っ てDSC測
定 を 実施 した.熱 問圧 延 の 温度 は熱 問押 出 し成 形 と同 様 に
1023Kと
した.熱 間お よび 冷 間圧 延 の断 面減 少 率 はそ れ ぞ
れ15%,10%と
した.
はM変
態 の 開始 ・終 了温 度 を
態 温度 幅(MS-Mf)は
で あ り,さ らにMSとMfそ
最 小 で も78.1K
れ ぞれ の ワイ ヤ 両 端 で の 差 は
33.5,25.6Kと 溶 製 材 の 場合1)の1/5か ら1/6程 度 で あ る.ワ
イ ヤ 両端 で の温 度 差 が 小 さい 原 因 は 以 下 の よ うに考 え られ
る.押 出 し成形 後 の ワイ ヤ にお い て は,同
じxの 位 置 にお
け る表 層 部 と中心 部 のNi濃 度 が異 なっ て い る.Dsc測
定の
際 に は長 手 方 向 に対 して 垂 直 に切 り出 した試 料 を用 い た た
め に,複 数 の組 成 の層 が 混 在 す る状 態 で変 態 温 度 を調 査 し
た こ とにな る.こ の た め に設 定 したNi濃 度 の 差 が 現れ なか
っ た もの と考 え られ る.
この他 に検 討 す べ き項 目は 酸 化 物 の影 響 で あ る.熱 問 押
出 し成 形 は大 気 中で 行 い,且 つ ビ レ ッ トは昇 温 時 間 を含 め
調 査 す るた め,室 温 で の 引 張試 験 を行 っ た.
処理 したNi灘49.8at騨
で軸 方 向 に線 形 に傾 斜 した と仮 定 した 場
合 の値 を示 して い る.MS,妨
間押 出 し装 置 お よび成 形 条件
温度 は1073Kと
態温度分
る と3時
間 程度 高温 に曝 され る.こ の 間 の酸 化 は避 け られ
ず,酸 化 物 が少 なか らず 生成 して い る はず で あ る.XRD分
析 や 元 素分 析 で は確 認 で きな か っ た が,一 般 的 に酸 化 物 の
生成 は特 に ワイ ヤ表 層 部 で顕 著 で あ る.Niと
比 較 して活 性
なTiが 積 極 的 に酸化 物 を生成 す る こ とで相 対 的 にNi濃
度
が増 加 し,全 体 的 に変 態 温 度 が 低 下す る こ とが予 想 され る
が,詳 細 は 今後 検 討 す る必 要 が あ る.
粉末 冶金と塑性 加工 による傾斜機 能形 状記憶合金 の作製
69
Nicontent[at%]
49.850.050.250.450.650.851.0
600
360
Shape-memorytreated‐Ti-si.oat%Ni
[
x ]sawn;saadtua; uoi;e uao3suea;ar
isua ey Crossheadspeed=lmm/min--Ti-50・6at%Ni
500
T=RT-Ti-50.4at%Ni一
ノ
330
270
し・
イ ーt-一
一
一
一
一
一
一
一
一
↓
一
一兜
÷
き げ
溜
[ d L ilssaa;s Ieaim o 300
400
ピ1
!す'1
300
ノ
4
η
200
'
,
,/
100
ー
,,,,
,,-⋮
ノ
ノ
0
210
0
0.00.20.40.60.81.O
1
Relativedistancefromedgex/L
4.1.2変
4.2衿
形 状 記 憶 熱 処 理 を 施 した ワ イ ヤ に お い て,室
温での引張
肋
所 のx/Lか
程 のDsc曲
度 と と も にFig.3に
示 す.形
状記
度49.8at%単 相 の 帯板 材 に お け る加 熱 過
線 をFig.4に 示 す.ASお
よび ル は逆 変 態 開始
お よび 終 了 温 度 を そ れ ぞ れ 表 す.冷 間圧 延 を施 さな い 場合
の ピー ク と比 較 す る と,冷 間圧 延 後 の ピー ク は鋭 く,変 態
位 置 で は 部 分 超 弾 性 が 現 れ て い る.
態 応 力 をTi-50.4at%Niの
結 果 と 比 較 す る と,
Ti-50.6at%Niで90MPa程
度,Ti-51.Oat%で150MPa程
結 果 と な っ た.ま
荷 初 期 の 弾 性 係 数 はTi-50.4at%Ni
た,負
で 約25GPa,Ti-50.6at%Niで
度高い
約50GPa,Ti-51,0at%Niで
あ り,Ti-50.4at%Niで
はM相,Ti-50.6at%Niお
温度 幅(・4プ
ー・4S)が小 さ くな って い る こ とが わ か る.ま た,
冷 間圧 延 前 に は複 数 段 の 変 態 ピー ク が 現 れ た が,冷 間圧 延
後 に は 一 つ に な っ て い る.こ れ は冷 間圧 延 に よっ て微 視 的
なNi濃 度 の ゆ らぎが 抑 制 され,材 料 内 の組 成 が 均 一 に な
約
っ た こ とを 示 唆 す る結果 で あ り,溶 製 材 と同様 の傾 向 で あ
よ
る.今 後 ア ク チ ュ エ ー タ と して応 用 す る場 合 に は,変 態 温
は 母 相 の 弾 性 係 数4)と ほ ぼ 一 致 し た.仮 に
度 幅 を 狭 め て 温 度 変化 に よ る形 状 回復 の応 答 を 早 くす る
形 状 記 憶 熱 処 理 後 の ワ イ ヤ を 体 内 で ガ イ ドワ イ ヤ と して 使
必 要 が あ り,粉 末 冶 金 プ ロセ ス で 作製 したSMAに
用 す る こ と を 想 定 した 場 合(実
冷 問加 工 の 有 用性 を 示 して い る.
際 に 直 径2㎜
の ワイ ヤ を そ
の ま ま 用 い る こ と は 困 難 で あ る が),低Ni濃
度側 を ガイ ド
ワ イ ヤ の 先 端 とす れ ば,先
端 で 低 剛 性 の(柔
軟 性 の 高 い)
作 性 の 高 い)特
性 が 得 られ る.
端 は 高 剛 性 の(操
こ の よ う に,用 途 に 合 わ せ てSMAの
これ ま で に 述 べ て き た 結 果 か ら,本
研 究 の手 法 で ビ レッ
イ ヤ は変 態 温 度 の 傾 斜機
れ に 伴 っ て ワ イ ヤ 内 の 位 置 に よ り形 状 記
憶 効 果 と超 弾 性 の 異 な っ た 変 形 特 性 を 示 す こ とが 明 らか と
な っ た.
言
変 態 温 度 の傾 斜 機 能 特性 を有 す るTiNiSMAワ
イ ヤ作 製
に お い て,熱 間押 出 し成 形 で 得 られ た ワ イ ヤ につ い て 変 態
す る 結 果 が 得 られ た.
トお よ び ワ イ ヤ を 作 製 す れ ば,ワ
5.結
おいて
異 な る機 能 特性 を連 続
的 に 変 化 させ な が ら 引 き 出 す こ と が 可 能 と な る こ と を 示 唆
能 特 性 を 有 し,こ
7
位 置 で 形状 記 憶 効 果
る.ま た,Ti-50.6at%Niの
特 性 が,末
6
位 置 で 超 弾 性 を そ れ ぞ れ 示 す こ とが わ か
憶 熱 処 理 後 の ワイ ヤ はTi-50.4at%Niの
びTi-51.Oat%Niで
5
3章 で述 べ た方 法 で熱 間圧 延 お よび熱 間 と冷 間圧 延 の 両
方 を施 した,Ni濃
45GPaで
4
ユ:〆
こよ る変 態 侍 盤 の変 准
試 験 か ら得 られ た 公 称 応 カ ー公 称 局 所 ひ ず み 曲 線 を 測 定 箇
を,Ti-51,0at%Niの
3
Fig.3Nominalstress-localstraincurvesobtainedateach
compositionoftheshape-memorytreatedwire
形 魏 笙
ら求 め たNi濃
2
Nominallocalstrain[%]
Fig.2Distributionofthemartensitictransformation
temperaturesforshape-memorytreatedwire
M変
T飴
ノ
一
孟
㎜
'
240
ミ1
特性,組 織 形 態 お よび変 形 特 性 につ いて 実 験 的 に調 査 した.
以 下 に得 られ た成 果 を要約 して 示 す.
(1)熱 問 押 出 し成 形 で得 られ た ワイ ヤ に形 状記 憶 熱 処 理
を行 う と変 態 温度 の傾 斜機 能 特 性 が 現れ る.
(2)形 状 記憶 熱 処 理 を行 った ワイ ヤ で は,位 置 に よ って 形
愛 知 工 業 大 学 総 合 技 術 研 究 所 研 究 報 告,第16号,2014年
70
の 冷 間加 工 に よ り変 態 温 度 幅 の 狭 小化 に よ る熱 応 答 性 の 改
善 が可 能 で あ る こ とを明 らか に した.
[・n ・e]b sseiu ;iun aad n o ;nag
謝辞
本 研 究 の一 部 は財 団 法 人 日東 学術 振 興 財 団 の研 究 助 成 金
に よ って 為 され た もの で あ る こ とを付 記 し,謝 意 を表す る.
参考文献
200
250
300350
400
450
1)Otsuka,K.,andRen,X.,PhysicalmetallurgyofTi‐Ni-based
shapememoryalloys,ProgressinMaterialsSciences,50,pp.
TemperatureT【K1
511-678,(2005).
Fig.4DSCcurvesoftheSMAplatessubjectedto5%hot
rollingandthen10%coldrolling
2)Tobushi,H.,Matsui,R.,Takeda,K.andPieczyska,E.A.,
MechanicalPropertiesofShapeMemoryMaterials,Nova
SciencePublishers,(2013).
状 記憶 効 果 と超 弾性 の異 な っ た特 性 を示 す.
(3)粉 末 冶 金 プ ロセ ス で 作製 したSMAに
3)松
お い て も,冷 間
井 良 介,京
(第1報:TiNi形
あ る.
性),日
結体を
素材 と して熱 間押 出 し成 形 を行 うこ とに よ り,得 られ る ワ
イ ヤ も また 変態 温 度 の傾 斜 機 能 特 性 を有 し,さ らにそ の 後
田 総 仁,粉
性 加 工 に よ る 傾 斜 機 能TiNi形
加 工 に よっ て 変 態 温 度 幅 を小 さ くす る こ とが 可 能 で
以 上 の こ とか ら,傾 斜機 能 特 性 を有す るTiNiSMA焼
極 秀 樹,吉
末 冶 金 プ ロセ ス と塑
状 記 憶 合 金 ワイ ヤ の作 製
状 記 憶 合 金 ビ レ ッ トの 作 製 と そ の 変 態 特
本 機 械 学 会 論 文 集A,74(746),pp.1336-1341,
(2008).
4)田
中 喜 久 昭,戸
的 性 質,養
伏 壽 昭,宮
賢 堂,(1993).
崎 修 一,形
状 記 憶 合 金 の機 械