MCF COATING

MCF COATING
Mechanical Coating Fluorine
MCF COATING
Mechanical Coating Fluorine
オイル・グリスに特 有の
流 体 潤 滑 特 性をドライフィルムで実 現
1
2
オキツモの技術が生んだ フッ素100%コーティング
●
無潤滑(オイルフリー)
で驚きの摩耗耐久性
●
アウトガスの発生なし。※250℃以下の場合
●
樹脂への対応も可能。
●
耐熱性 250℃ 広がる用途、広がる可能性
軸受部品・ボールベアリング・リレースイッチ
歯車・ドアロック・各種ギア
MCFコーティングのメカニズム
オキツモ独自の特殊塗装技術“ドライプロセス”
がフッ素樹脂100%膜を実現。
フッ素樹脂膜
素材
バインダーレスのフッ素樹脂100%
膜を形成することにより、
フッ素特有
の潤滑性能を最大限発揮します。
従来のドライ潤滑に比べ3.3倍の摩耗耐久性
摩耗耐久性比較
0.3
従 来 のドライ潤 滑 は、2,000 ∼
6,000回で塗膜破壊点を迎えるに
破壊点
対し て 、M C F コ ー ティン グ は
摩擦係数
0.2
20,000回でも摩擦係数が上昇し
ません。これはトライボケミカル現
象が発生していると推測されます。
しかも、
オイル潤滑のように温度に
0.1
よる揮発や劣化がなく、
またベタツ
キ、
ほこりの付着を抑制します。
0
0
2000
4000
6000
8000
10000
12000
14000
16000
18000
20000
摺動回数
〈試験条件〉
表 面 性 試 験 機 H E ID O N 14F W( 新東科学)
荷 重:500gf
移 動 速 度:40m m / s
MCFコーティング
ドライ潤滑A
(PES樹脂+フッ素)
移動距離:1 0 mm
摩耗材:S UJ2φ5 mm球
摺動条件:常温、無潤滑
ドライ潤滑B
(PAI樹脂+フッ素)
ドライ潤滑C
(エポキシ樹脂+フッ素)
オイル潤滑
MCFが可能にした、ドライフィルムの静摩擦係数・動摩擦係数
MCFコーティング・潤滑油との摩擦係数比較
潤滑剤
成 分
静摩擦係数
動摩擦係数
MCFコーティング
フッ素100%
0 .1 51
0 .0 34
オイルA
合成油
0 .1 85
0 .0 46
オイルB
鉱油、二硫化モリブデン
0 .1 12
0 .0 54
を誇ります。
グリースA
合成油、リチウム石けん
0 .2 12
0 .0 68
ドライフィルムだから、いやなベタ
グリースB
鉱油、リチウム石けん
0 .6 32
0 .1 10
ツキやほこりの付着がありません。
グリースC
鉱油、
リチウム石けん、二硫化モリブデン
0 .6 99
0 .0 58
オイル充填などのメンテナンスも
グリースD
フッ素 油
0 .5 54
0 .0 94
不要です。
潤滑塗料A
PES樹脂+フッ素
0 .1 23
0 .0 52
潤滑塗料B
PAI 樹脂+フッ素
0 .1 62
0 .0 78
潤滑塗料C
エポキシ樹脂+フッ素
0 .1 28
0 .0 55
※実測値です。
〈試験条件〉
表 面 性 試 験 機 H E ID O N 14F W( 新東科学)
荷 重:1000gf
移 動 速 度:40m m / s
移動距離:1 0 mm
摩耗材:S UJ2φ5 mm球
摺動条件:常温
MCFコーティングはドライフィル
ムでありながらオイルやグリスに
劣らない静摩擦係数・動摩擦係数
MCFコーティングの基本性能
項 目
方 法
結 果
摩耗耐久性
表面性試験機 測定
HEIDON 14FW
(新東科学製)
20,000回
摩擦係数
表面性試験機 測定
HEIDON 14FW
(新東科学製)
静摩擦係数/0.151
動摩擦係数/0.034
硬度
鉛筆硬度
4B∼5B
密着性
碁盤目テーピング
100/100
接触角(水)
接触角計
耐熱性
連続250℃×200hr
120°
異常なし
評価素材:アルミニウム/膜厚:10μm
※適用素材:プラスチック、各種金属
本コーティングは、
オキツモ独自の塗装技術が必要になります。当社で塗装請負をいたします
(塗料だけの販売は行っておりません)
。試作などのお申付けは、
オキツモ㈱コーティング事業部
までお問い合わせください。
2015.6