資料1 西蒲区役所の整備に関する検討結果 中間報告 平成23年3月 [西蒲区自治協議会] 区役所庁舎整備検討部会 目 次 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 Ⅰ 検討結果 1.現庁舎の現状と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2.想定される整備手法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3.整備位置の条件整理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 4.新庁舎整備の基本的な考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 5.まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 Ⅱ 今後の検討に向けて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 附属資料 (1)部会の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (2)検討経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 (3)その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 はじめに 平成19年4月の政令市移行に伴い、市内8つの行政区のひとつとして西蒲 区が誕生しました。 現在の区役所位置は、平成17年8月の新潟市行政区画審議会の答申に基づ き、既存施設の活用と他の行政機関の集積の面から旧巻町役場となりました。 その際、区役所によっては、位置、施設規模、老朽度等の課題が残ることか ら、政令市移行後に住民の意向を踏まえて、適地への新設を含めて検討する旨 の附帯意見も加えられました。 こうした中、平成19年11月に新潟市区役所整備検討委員会が設置され、 翌年11月に出された報告書をもとに、区役所の整備優先順位が整理され、西 蒲区は総合で第4位と位置付けられたところです。 以上の背景を踏まえ、西蒲区自治協議会では、区の未来あるまちづくりの観 点から、区役所庁舎の整備は、非常に重要な課題であり、整備優先順位にこだ わらず、早急に検討しなければならない事項と捉え、昨年7月に区役所庁舎整 備検討部会を設置し、現在まで鋭意審議を行なってきました。 本書は、今年度の検討結果を中間報告としてまとめたものですが、来年度、 引き続き審議を深めるための一助となれば幸いであり、最終的には、西蒲区民 にとって最良の区役所整備が実現することを心から期待しています。 平成23年3月 [西蒲区自治協議会] 区役所庁舎整備検討部会 部会長 真島 福一 -1- Ⅰ 検討結果 1.現庁舎の現状と課題 ≪現状≫ ○ 現庁舎は、建築年度の違うA棟(新館)とB棟(旧館)で構成されてお り、耐震性能では、地震の振動や衝撃に対して倒壊または崩壊する危険 性がある B 判定となっています。 ○ 駐車場は、来庁者用が3か所、公用車用が4か所に分散しているが、慢 性的な渋滞は発生していません。 建築年月 構造・規模 耐震性 A棟(新館) B棟(旧館) S52.10(築 33 年) S36.12(築 49 年) 鉄筋コンクリート造・地上3階 B 判定 敷地面積 建築面積 述べ床面積 備考 エレベーターなし B 判定 H19 耐震診断 3,691.67 ㎡ 854.95 ㎡ 592.00 ㎡ 計 1,446.95 ㎡ 2,168.20 ㎡ 1,704.66 ㎡ 計 3,872.86 ㎡ 庁舎内職員数 (非常勤・臨時含む) 114 人 92 人 計 206 人 会議室 1室 3室 計4室 駐車場 <来庁者用:3 か所> 80 台 <公用車用:4 か所> 60 台 【H23.3 月現在】 ≪課題≫ ○ 現状を踏まえ、西蒲区役所が抱える課題を、次の5つに整理しました。 ① エレベーターの設置がないこと、および両棟を結ぶ通路に大きな段差 があり、障がい者、高齢者などの利用に不便である。 ② 執務スペースが狭く、庁舎内の配置が分かりづらい。 ③ 施設の老朽化に伴い、トイレ、雨漏りなど、庁舎全体の修繕・改修が 必要である。 ④ 東側駐車場と庁舎が、公道で分断されている。 ⑤ 庁舎周辺の道路が狭いうえ、一方通行があるため、庁舎への道路アク セスが悪く、位置も分かりづらい。また、大型車の進入が困難。 -2- 【位置図】 西蒲区役所庁舎 北側駐車場 東側駐車場 庁舎敷地 敷地内駐車場 【周辺図】 文化会館 公民館 駅前通り 区役所 JA 商工会 460 JR 巻駅 巻総合高校 旧国道 116 号 保健センター 税務署 新潟地域 振興局 116 -3- 駐車場 〶 県道横山巻線 高校通り 本町通り 資料館 2.想定される整備手法 ○ 下表に基づいて,3つの整備手法を検討しました。 手法 項目 メリット 改修 (現庁舎) 改築 (現在地での建替え) 新築 (移転) ►経費が最も少ないと ►新耐震に適合 見込まれる ►公共交通アクセス ► 公 共 交 通 ア ク セ ス (駅から徒歩圏内) (駅から徒歩圏内) ►新耐震に適合 ►現庁舎を使用したま ま工事可能 ►自由な施設配置が設 定可能 ►工法によっては仮庁 ►仮庁舎が必要 舎が必要 ►引越しが2回必要 ►経費は最も多いと見 込まれる(用地取得) ►耐震性が向上しても ►駐車場敷地,道路ア 耐用年数は変化なし クセスの問題は解消 ►建物配置,駐車場敷 困難 デメリット 地,道路アクセスの問 題は解消困難 ►バリアフリー対応が 困難(エレベーター設 置,段差解消など) 前提条件 (課題) ►耐震補強が必要 ►旧館・新館の両方を ►整備位置の地元合意 ►道路アクセス方法の 改築 ►公共交通アクセスの 改善(案内表示など) ►道路アクセス方法の 検討 改善(案内表示など) ►跡地の利活用検討 概算経費 ►7 億 4,500 万円 (耐震補強含む) (仮庁舎含まず) ►16 億 5,750 万円 ►13 億 4,750 万円 (解体,仮庁舎,引越 (解体,引越し含む) し含む) (用地費含まず) <参考(概算経費)> ・全面改修経費(3,800 ㎡) :5 億 8,500 万円 ・耐震補強経費:1 億 6,000 万円 ・庁舎建設経費(4,000 ㎡) :12 億 4 千万円 ・解体経費:9,750 万円 ・仮庁舎経費(3,000 ㎡) :3 億円 ・引越し経費(1回) :1,000 万円 -4- 3.整備位置の条件整理 ≪人口重心≫ …H17 国勢調査人口による… ○ 現庁舎から、ほぼ東へ約1.2km の位置にあります。 ※国道 116 号・巻北IC付近 約21.0km 約1.2km 人口重心 ◆人口重心とは… その地域に住む全ての人が同じ体重を持つ と仮定して、その地域(平面)を水平に支 える点(重心)の位置。 -5- ≪公共交通≫ ○ JR越後線、路線バスなど、人口が集中している巻駅を中心に交通網が 広がっています。 高速バス 巻―新潟、新飯田―新潟の2路線 路線バス □の数字は便数(往路+復路) JR 越後線 1 日49便(上り+下り) ○朝・夕:約30分間隔 ○昼 間:約1時間間隔 区バス 1日 7 便(平日のみ) 福祉バス 西川、岩室、潟東、中之口で運行 角田山周遊登山バス 4∼10月の土・日・祝日運行 1日4便 スクールバス 岩室中・小、潟東東小のみで運行 -6- ≪都市計画≫ ○ 巻地区中心部では、3,000 ㎡を越える建築物(事務所等)が制限されて いるエリア(太線枠内以外)があることから、区役所庁舎の整備位置も これにより規制されます。 巻地区中心部の都市計画図 第 1 種住居地域 工業地域 第 2 種中高層 住居専用地域 第 1 種中高層 住居専用地域 商業地域 西蒲区役所 第 1 種住居地域 準工業地域 準住居地域 第 2 種住居地域 第 2 種中高層 住居専用地域 第 1 種住居地域 準工業地域 -7- ≪道路交通規制≫ ○ 巻地区中心部へは,基本的に大型車(路線バス・マイクロバスを除く) の進入が規制されています。 巻地区中心部の道路状況 館之城 巻郷土資料館 大型車:区役所への進入経路 巻北I.C 巻北 〶 116 西蒲区役所 西蒲区役所入口 巻文化会館 巻地区公民館 JR 巻駅 赤鏥西 巻総合高前 巻総合高 巻税務署 保健センター 巻中央I.C 460 愛宕神社 新潟地域振興局 西蒲警察署 赤鏥西 ※ 赤鏥 大型車進入禁止 -8- 460 赤鏥I.C 4.新庁舎整備の基本的な考え方 ジャンル ○ 整備手法について、改修はデメリットが多いため、検討から除くこととし、 『現在地での改築』と『移転新築』の2つに絞って検討を行い、それぞれの 意見を以下のとおり整理しました。 主な意見 現在地での改築 移転新築 利用者 人口密集地に位置し、徒歩・自転車で来 巻地区のみならず、西蒲区全体の発展 庁できるため、利便性に優れており、 と全住民の利益を考えながら、一体感 超高齢社会にも対応可能。 の持てる場所を選択すべき。 窓口機能 巻以外は出張所があるが、巻にはなく、 移転後の跡地に、何らかの窓口機能を 区役所が窓口機能を有しているので、 残せば、巻地区民の利便性も担保でき 巻地区民の利便性を考えるべき。 る。 (移転後の跡地に窓口機能を残すと、 行政を分散させることになり、効率が 悪い) 交通 まちづくり 公共交通機関(JR、路線バスなど) へのアクセスがよく、マイカー依存型 から公共交通利用型への転換方策に合 致する。 現在地は、周辺道路が狭く一方通行が 多いことにより、わかりにくく利便性 が低いので、道路交通アクセスのよい 場所へ移転すべき。 土地利用の郊外への拡大を抑制すると 同時に中心市街地の活性化を図る概念 であるコンパクトシティー構想に合致 する。 西蒲原の時代から巻町は中心であり、 巻から外に出るべきではないが、駅や 中心市街地からあまり離れなければ、 住民も不安にならない。 経費 高額になると予想される用地取得が必 仮庁舎および引越し費用(2 回分)が 要なく、費用の面からも効率的である。 必要ない。 その他 現在の区役所、出張所は旧町村の役場 であり、当該地は各地区とも利便性が 一番よい場所を選択した結果であるこ とを踏まえると、現在地が地区民にと って最適な場所である。 -9- 将来性、区民の利便性、執務の効率性 を考えながら自由なレイアウトで新時 代にあった施設を造ることが可能。 現在の状況も大切だが、若い世代が納 得できる施設整備が望まれるべき。 5.まとめ ○ 当部会では、今までの検討事項を整理して、次のように中間報告を まとめました。 これまで、主として庁舎の整備位置について検討がなされた。 ➊ 区役所は区民全体のシンボルであり、区民の一体感を醸成する基盤 であること。 ➋ 旧巻町は、西蒲原郡の時代から地域の核として位置付けられている ことについて、旧5町村の集合体である現在の西蒲区の区民も、共通 認識を持っていると認められること。 ➌ 庁舎の整備位置は、西蒲区の全住民の利益と西蒲区の発展という、 大局的な見地から考えるべきであること。 以上3つの視点から総合的に検討され、庁舎整備位置は 旧巻地区内であって、交通アクセス等、西蒲区の全住民の 利便性と西蒲区の発展性に優れた場所(JR 越後線以東、 かつ、国道 116 号以西を想定)に移転新築することが適 当であり、併せて、移転後の跡地の有効活用を検討すべき である、という意見が大勢を占めた。 ただし,現在地は、旧巻地区の人口密集地に位置し、 公共交通アクセスに優れていることから、超高齢社会を 見据えた中で、現在地での改築が適当である、という意 見もあった。 - 10 - Ⅱ 今後の検討に向けて ○ 今回検討できなかった事項、および検討過程で今後の課題として挙がっ た意見などをまとめました。 項目 内容 区民にとっての理想的な新庁舎の方向性を検討する。 ∼例∼ 新庁舎の基本 <区民が参加できる、協働拠点となる庁舎> コンセプト <世代を超えて親しまれ、受け継がれる庁舎> <地球環境にやさしい庁舎> など 区役所機能以外に、区民にとって必要な機能を検討し、新庁 望まれる施設 舎に組み込むことで、区民および行政にとっても利用しやす の機能 く、末永く愛される区役所を目指す。 区 民 ニ ー ズ の 区民アンケートの実施などで、区民が求めている新庁舎の形 把握 を探り、整備内容に反映させる。 移 転 し た 場 合 周辺住民はもとより、巻地区全体にとって有効な活用方法を の跡地利用 検討する。 道 路 交 通 規 制 巻地区中心部は、基本的に大型車の進入を規制していること の研究 から、規制解除と区の発展の関係を研究する。 - 11 - 附属資料 (1)部会の構成 ○ 区役所庁舎整備検討部会は、西蒲区自治協議会の特別部会として設置され、 区役所庁舎の整備に関して必要な事項を調査、検討することを所掌事務と しています。 【部会員名簿】 委員資格 第1号委員 第2号委員 氏名 若林 馨 巻地区まちづくり協議会 鈴木 勝 西川地域コミュニティ協議会 田邉 健吉 潟東地域コミュニティ協議会 棚邉 友三郎 JA越後中央 ○宮腰 弼 石田 三夫 ◎真島 福一 第3号委員 所属 西蒲原土地改良区 西蒲区商工会連絡協議会 旧西蒲区地域福祉計画策定委員会 三富 新一 旧岩室地区地域審議会 小栁 清一 旧中之口地区地域審議会 第4号委員 田村 光治 公募委員 第5号委員 佐藤 七治郎 西蒲区社会福祉協議会 (◎部会長,○副部会長) - 12 - (2)検討経過 ●第1回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 22 年 7 月 29 日(木)午後 2 時 55 分 場所:巻地区公民館 3 階 小ホール 〈内容〉 ⑴ 部会長及び副部会長の選任について ○協議の結果、部会長には真島委員、副部会長には宮腰委員が選任され ました。 ●第 2 回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 22 年 9 月 9 日(木)午前 10 時 場所:西蒲区役所 3 階 302 会議室 〈内容〉 ⑴ 本市における区役所整備の状況について ○新潟市区役所整備検討委員会からの報告内容、および各区の整備に関 する検討状況について、事務局より説明を行いました。 ○今後の進捗状況に伴う整備順位の変更(繰り上がり)の可能性につい て質問がありました。 ○区役所整備における市としての全体的な期間設定について質問があり ました。 ⑵ 西蒲区役所の整備に向けた検討項目について ○当部会で今後検討していくべき項目について、事務局から説明を行い、 異議なく承認されました。 ⑶ 今後の検討スケジュールについて ○当部会の検討スケジュールについて意見交換を行いました。 ○早めにある程度の骨格を作るとともに整備の行程表を作成し、いつ順 番が来てもよいように準備するべきだという意見がありました。 ○協議の結果、当部会は原則毎月1回開催することになりました。 ●第 3 回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 22 年 10 月 22 日(金)午前 9 時 30 分 場所:西蒲区役所 3 階 302 会議室 〈内容〉 ⑴ 現庁舎の現状と課題について ○西蒲区役所庁舎の現状と課題について、事務局から説明を行いました。 ○新館の耐震性が旧館と同じ評価なのはなぜかという質問がありました。 - 13 - ○北区、東区、西区役所の状況について、視察をしたいという要望があり ました。 ○資料には問題点が出ているが、これは住民と話し合って出たものか、職 員で意見を出したものかという質問がありました。 ○各出張所の利用状況について質問がありました。 ○内部構造における老朽化の程度に関する質問がありました。 ○西蒲区役所内の書類を出張所に一部預けることにより、職員や来庁者の スペースが増えるのではないかという意見がありました。 ○庁舎の整備手法にはいくつかあるが、新築するのであれば、きちんとし た根拠が必要だという意見がありました。 ○次回は北区、東区、西区役所を視察した後、現庁舎について協議するこ ととなりました。 ●第 4 回 区役所庁舎整備検討部会 【視察】 日時:平成 22 年 11 月 19 日(金)午前 9 時 30 分 場所:北区役所、東区役所、西区役所 〈内容〉 ○庁舎外観確認 ○庁舎担当課より、庁舎の問題点説明および質疑 ○庁舎内部の見学(庁舎の老朽度、スペースの狭隘度など) 【会議】 日時:平成 22 年 11 月 19 日(金)午後 1 時 45 分 場所:西蒲区役所 3 階 302 会議室 〈内容〉 ⑴ 現庁舎における問題点の解決策と新庁舎の整備手法について ○新庁舎の整備手法(改修,改築,新築)に関して想定されるメリット、 デメリットなどについて、事務局から説明を行いました。 ○仮に庁舎移転をした場合の地元商店街への影響について質問があり ました。 ○現庁舎の来客用駐車場の敷地面積について質問がありました。 ○整備手法において改修、改築はデメリットが多いため、新築を選択し てはどうかという意見がありました。 ○現在地から移転する場合、併せて跡地利用を検討することが大切だと いう意見がありました。 ○結論を急ぐのではなく、改修を含めて更に跡地利用を検討することが - 14 - 大切だという意見がありました。 ○西蒲区全体として考えていくと共に、若い世代に将来「ここで良かっ た」と納得してもらえる整備を目指していくべきだという意見があり ました。 ●第 5 回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 22 年 12 月 21 日(火)午後 2 時 場所:潟東出張所 1 階 大会議室 〈内容〉 ⑴ 他区の状況について ○西区役所整備の基本的な考え方に基づく具体的な整備方策について、 事務局から説明を行いました。 ○当初、西区で検討されていた8つの整備案から、今回の最終案が選択さ れた理由について質問がありました。 ⑵ これまでの協議内容について ○本部会における前回までの協議概要について、事務局から説明を行いま した。 ○巻地区まちづくり協議会における区役所整備方策の協議結果について報告 がありました。 ○新庁舎の位置を検討する際は、西蒲区全体を考えながら、議論を進めたほ うがよいという意見がありました。 ○3月までに本部会の協議内容をまとめ、次期の委員に引き継ぐべきだと いう意見がありました。 ○次回の部会は、整備手法を多角的に検討するための資料を準備して、議 論を深めていくことになりました。 ●第 6 回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 23 年 2 月 4 日(金)午後 1 時 30 分 場所:西蒲区役所 3 階 302 会議室 〈内容〉 ⑴ 新庁舎の整備手法について ○新庁舎の位置に関する今までの主な意見を説明した後、西蒲区の人口 重心や公共交通、巻地区中心部の道路状況や都市計画について、事務 局から説明を行いました。 ○現在地での建替えを想定した仮庁舎建設および引越しの費用について質 問がありました。 ○今までの協議を踏まえ、新庁舎の位置に関する部会意見については、巻 - 15 - 中心部周辺での移転新築が多数意見であったが、現在地での建替えとい う意見もあったという方向でまとめることになりました。 ○現委員の任期が今年度末であることから、今まで部会で協議された内 容をまとめ、3月の自治協議会に中間報告することが決定され、次回 の部会は、中間報告書の事務局(案)について、協議することになり ました。 ●第 7 回 区役所庁舎整備検討部会 日時:平成 23 年 3 月 17 日(木)午後 1 時 30 分 場所:西蒲区役所 3 階 302 会議室 〈内容〉 ⑴ 西蒲区役所の整備に関する検討結果:中間報告について ○中間報告(案)について,事務局から説明を行いました。 ○(案)について異議なく承認され,次回の区自治協議会に報告するこ とになりました。 ○区役所庁舎整備における今後の検討の進め方について,質問がありま した。 - 16 - (3)その他 1.新潟市区役所整備検討委員会 年月日 内容 ∼ H19.11.30 <第 1∼5 回会議を開催> 整備の基本的な方向を検討 H20.10.29 報告書のまとめ H20.11.13 市長へ報告書を提出 ≪報告書の内容≫ 「施設状況」、「交通アクセス」、 「安心安全」の3分野において、それぞれ 順位付けを行った。 北 東 中央 江南 秋葉 南 西 西蒲 施設状況 4 2 8 7 6 5 1 3 交通アクセス 2 1 8 6 7 5 3 4 安心・安全 1 5 7 8 6 2 4 3 ※整備の対応が必要な順に1∼8を符番 2.市役所の動き 報告書をもとに、区役所整備の総合順位を決定。 (H20.12.11:総務常任委員会で報告) ≪総合順位表≫ 順位 1 2 3 4 5 区 東 西 北 西蒲 南 6 7 8 江南 秋葉 中央 3.他区の動き 総合 順位 区 内容 第1位 東区 第2位 西区 自治協で 要望書提出 第3位 北区 検討委員会で 報告書提出 H21 年度 自治協で 構想検討 H22 年度 実施 設計 H23 年度 H24 年度 H25 年度 工事 庁内検討 方針決定 基本・ 実施設計 庁内検討 - 17 - 工事
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