新たに児童福祉施設 「 鳥取こども学園」の 支援を決定

2015年年4⽉月3⽇日
新たに児童福祉施設
「⿃鳥取こども学園」の⽀支援を決定
全国初・クラウドファンディングで「情緒障害児短期治療療施設」の建替えを⽀支援
認定NPO法⼈人Living in Peace(理理事⻑⾧長:愼 泰俊、以下「Living in Peace」)は、昨年年10⽉月に実施した公募を
ふまえ、クラウドファンディング型寄付プログラム「Chance Maker(チャンスメーカー)」を通じて、社会福
祉法⼈人⿃鳥取こども学園(所在地:⿃鳥取県⿃鳥取市⽴立立川町5丁⽬目417番地、理理事⻑⾧長:尾崎俶⼦子⽒氏、以下「⿃鳥取こども
学園」)の情緒障害児短期治療療施設「⿃鳥取こども学園希望館」の建替えを⽀支援することをお知らせいたします。
専⾨門的なケアを必要とする⼦子どもたちのための施設
「情緒障害児短期治療療施設」をご存知ですか?
「情緒障害児短期治療療施設」とは、情緒的な不不調状態にあり、⽇日
常⽣生活の多岐にわたって⽣生きづらさを抱え⼼心理理治療療を必要として
いる⼦子どもたちが、⼊入所あるいは通所し治療療を受ける施設です。
「⿃鳥取こども学園」内の同施設に⼊入所する⼦子どものうち、約75%
が被虐待児童です。特に、厳しい環境で過ごしてきた⼦子どもたち
の⼀一部は、通常の児童養護施設に⽐比べ、福祉・医療療・教育が相互
に連携した専⾨門的なケアを必要としています。
虐待対応件数が急増している今、治療療付き施設へのニーズが⾼高まっています。
「情緒障害児短期治療療施設」へのニーズの⾼高まりの背景には、⼦子どもの虐待防⽌止法が制定されて以降降、被虐待
の後遺症の治療療を⽬目的とした児童の⼊入所が急増したことが挙げられます。
Living in Peaceは、厳しい状況と闘っている⼦子どもたちが、よりよい環境の中で⽣生活⽀支援及び⼼心理理ケアを受
けられるよう、⼦子どもの福祉分野のパイオニア的施設である「⿃鳥取こども学園」の同施設「⿃鳥取こども学園希
望館」の建替えのお⼿手伝いをすることに決定しました。
⽇日本ではじめての“クラウドファンディング”による⽀支援です。
Living in Peaceは、児童福祉施設の⼩小規模ユニット化を⽀支援するため、個⼈人から毎⽉月定額を寄付いただくク
ラウドファンディング型の寄付プログラム「Chance Maker(チャンスメーカー)」を2010年年11⽉月に⽴立立ち上げ
ました(2015年年2⽉月末時点の実績:寄付者数539名、寄付⾦金金毎⽉月105万円、累累計2,943万円)。
「⿃鳥取こども学園」は、同プログラムによる⽀支援先第⼆二号であり、新施設建築のための借⼊入⾦金金5,000万円のう
ち⼀一部の返済について、2015年年から2029年年までの14年年に亘っての⽀支援を予定しています。
Living in Peaceは、同法⼈人の取り組みをモデルケースとして全国に波及させることを視野に⼊入れ、機会の平等
を通じた貧困削減に向けて、今後も活動を拡⼤大、前進させていく所存です。
社会福祉法⼈人⿃鳥取こども学園
1906年年創⽴立立。早くから⼩小舎制養育に踏み切切る
など、⽇日本の社会的養護の発展を牽引。児童養
護、保育、情緒障害児短期治療療、⾃自⽴立立援助など
の包括的かつ先駆的な取り組みで知られる。
同法⼈人常務理理事の藤野興⼀一⽒氏は、全国児童養
護施設協議会会⻑⾧長として、全国の社会的養護児
童のケアの質の向上に取り組む。2015年年から児
童養護施設における職員配置の⼤大幅増等の予算
確保が実現し、法制化の道が開かれた。
認定NPO法⼈人Living in Peace
機会の平等の実現を通じて貧困削減を⽬目標に 2007 年年 10 ⽉月設⽴立立。海外では
マイクロファイナンス、国内では教育、中でも児童養護施設の⽀支援を展開。本
業を持つビジネスパーソンによる「完全パートタイムNPO」として活動中。
理理事⻑⾧長 愼 泰俊(シン テジュン)
モルガン・スタンレー他を経て、2014年年五常・アン
ド・カンパニー株式会社設⽴立立。『働きながら、社会を変
える』(英治出版)など著書多数。
本件に関する連絡先:Living in Peace 教育プロジェクト 担当:倉中、⻄西⽥田 Email: [email protected]