〔経過〕事例5(中学校2年生男子生徒 主訴:不登校) 〔③ひらく〕生活環境の改善 〔①かかわる〕学校への支援 ・SSWは民生児童委員 ・2年に進級したことを 母 50代 前夫 (病死) 父 50代 期に、学校がSSWの 派遣を要請した。 母 50代 前夫 (病死) 父 50代 の紹介で母親との関係 をつくり、母親の相談 相手になった。母親は ・SSWはすぐに関係機 兄 20代 本人 中2 妹 小5 兄 20代 関とのケース会議を開 弟 小3 SSW 本人 中2 催するように助言した。 妹 小5 少しずつではあるが本 弟 小3 SSW ・SSWは兄と連絡を取 ・学校は本人の気持ちを り、養育環境の改善、 聞き取ることを行った。 【中学校】 校長、教頭、担任、養護 教諭、学年主任 音を語るようになった。 【中学校】 校長、教頭、担任、養護 教諭、学年主任 民生児童委員 家のゴミの片付けへの 民生児童委員 【小学校】 校長 協力を得て、中学校、 市子ども家庭課 市子ども家庭課での話 合いの場を設けた。 ・それまでかたくなに家のゴミの片付けを断っていた母親であったが、信頼関係を構築した SSWの勧めもあり、家の片付けを了承し、中学校も協力してゴミの片付けを行った。 〔②つなぐ〕ケース会議の開催 ・中学校が主催し、小学 母 50代 前夫 (病死) 父 50代 校、市教育委員会、市 子ども家庭課、児童相 〔④みまもる〕家庭への支援の継続 ・SSWは本人の遅れて 談所、市社会課、民生 兄 20代 本人 中2 妹 小5 児童委員の参加する 弟 小3 SSW ケース会議を開催した。 ・会議では、今後の支援 市教委 【中学校】 校長、教頭、担任、養護 教諭、学年主任 【小学校】 校長 民生児童委員 兄 20代 について協議を行い、 ケース会議 児童相談所 市社会課 市子ども家庭課 母 50代 前夫 (病死) 支援計画を作成し、役 父 50代 いた学習への支援や体 験活動の経験を積ませ、 中学校への登校を促す 本人 中2 妹 小5 弟 小3 ために、市の適応指導 SSW 教室への通室を勧めた。 本人は生活が安定した 割分担を行った。 ことで、継続的に通室 市適応指導教室 市教委 【中学校】 校長、教頭、担任、養護 教諭、学年主任 民生児童委員 【小学校】 校長 できるようになった。 ・母親の金銭管理が困難 なため、SSWは、使 用できなくなっていた携帯電話の契約を解除するなどアドバイスした。民生児童委員とと もに本家庭を定期的に家庭訪問し、経過を見ている。
© Copyright 2024 ExpyDoc