ASAP2 Lib - ベクター・ジャパン株式会社

ECU キャリブレーション
ASAP2 Lib
ASAP2 ファイル読込みおよび書込みのための関数ライブラリー
ASAP2 Lib の概要
バージョン 4.0 の主な特長
機能
ASAP2 Lib は、ユーザーアプリケーション用の
標準化された ASAP2 形式の ECU 記述ファイル
を読み込む / 書き込むために使用できる、高機
> ASAP2 の新しいバージョン、 1.70 に対応
> ライブラリー呼出がスレッドセーフになった
ため、複数の ASAP2 ファイルを並行して読
> コールバックメソッドを使用することにより、
> ASAP2 オブジェクトに対する書込みメソッド
> 高度に最適化されたパフォーマンス
トであるため、用意されている機能をすぐ把
握でき、直感的に利用できる
能で使いやすい関数ライブラリーです。
現在のバージョン 1.70 を含め、 ASAM からリ
リースされている ASAP2 規格の全バージョン
の読込みがサポートされており、 ASAP2 仕様
の固定部分と ASAP2 メタ言語で定義されてい
る可変部分の両方を読み込むことができます。
このライブラリーには手軽に使える C インター
フェイスが用意されているため、ASAP2 ファイ
ルの記述データに簡単にアクセスできます。
込みが可能
このツールの特長
る使いやすい関数ライブラリー
> すべての ASAP2 形式にバージョンを問わず
にアクセス可能
ASAP2 データベース:概要
> メモリー を 最 適 化しな がら 複 数 の ASAP2
ASAP2 記述ファイルには、特性値 ( パラメー
ター、 曲 線、 マップ ) 、 実 測 定 値および仮 想
測定値、バリアントの依存関係など ECU 内の
> IF_DATA に簡単にアクセス可能
> 実 績 あるテスト済 み の 標 準コンポーネント
各オブジェクトは、物理単位に変換するための
メモリーアドレス、ストレージ構造、データ型、
および変換規則などの情報によって記述され
ます。オブジェクトは、機能グループに階層的
に割り当てられます。
システム要件
> オブジェクトは「オンデマンド」 で生成され
るため、効率的な実装が可能
> 独立したコールバックメソッドにより、エラー
メッセージや警告メッセージを記録
> エラーの許容範囲の設定が幅広く可能であ
るため、構文に不備のある ASAP2 ファイル
も読み込むことが可能
が、トレーニング、開発、テスト、保守のコ
ストと手間を削減
ASAP2 Lib を使用するには、 以下のシステム
> オペレーティングシステム:Windows Vista、
Windows 7 または 8
> Microsoft VC++ Version 6.0 以上
ASAP2 Lib 関数ライブラリーにより、 ECU 記述ファイルをアプリケーションに素早く簡単にリンク
※記述されている内容は予告無く変更されることがあります。 (発行日:2015 年 3 月 30 日)
URL: http://www.vector-japan.co.jp
> ソースコード付きのサンプルプロジェクトに
より、 ASAP2 形式の詳しい知識がなくても、
ファイルを素早く読込み
要件が必要になります。
ベクター・ジャパン株式会社
> インターフェイスはシンプルな構造レイアウ
ライブラリーの操作方法を素早く習得できる
> ASAP2 ファイルの読込みと生成に利用でき
関連データオブジェクトに関する情報がすべて
含まれています。
希望する情報に基づいて、関連するサブオブ
ジェクトを読込み可能
ASAP2 Libに関する情報:
http://jp.vector.com/vj_asap2_lib_jp.html