平成26年度_歯科・歯科口腔外科年報

歯科・歯科口腔外科
【スタッフ】
歯科部長:入学陽一
歯科医長:長畑佐和子(歯科麻酔専門医)
歯科医師:笹栗正明(口腔外科専門医)、宮本郁也(口腔外科指導医・専門医)
兒玉正明(口腔外科専門医)、高橋理(口腔外科専修医)
喜多涼介(口腔外科専修医)、坂口修(口腔外科認定医)
歯科衛生士:奈須本理恵、浜﨑朊美
歯科技工士:高林潤吏、須藤公啓
受付:岡田志津代
【概要】
常勤歯科医師 2 名、非常勤歯科医師(九州歯科大学 口腔外科より応援)5 名(毎週月・
水・金曜日)
、歯科衛生士 2 名、歯科技工士 2 名、受付 1 名の計 12 名で、一般歯科と歯
科口腔外科および周術期口腔ケアの診療を行っている。
下関市民病院として、また地域の2次医療機関として、その役割を果たせるように、
他科との連携、充実した検査内容、入院治療など、総合病院ならではの特色を生かし、
患者全体の診療を行っている。
【診療内容】
外来患者数 約 37 人/日、紹介 24 人/月
<内訳> 一般歯科 23.6 人/日
歯科口腔外科 6.8 人/日
周術期口腔ケア 7 人/日
外来手術
114 例/年
入院患者
75 件/年
全麻症例
29 例/年
周術期口腔管理 862 例/年
・下顎埋伏歯智歯抜歯が 87 例と最も多い。入院での抜歯が増加。
・前年より紹介患者、入院患者、全麻手術が増加。
・高齢者の顎骨骨髄炎、腐骨除去の症例がまだ多く見られる。
・義歯新製、義歯修理が微増。
・周術期口腔ケアは外科、整形外科、心臓血管外科、耳鼻科の順に手術前の依頼が多く、
平均 71 例/月であった。
・今年は有病者(心疾患・糖尿病など)の入院下の抜歯が 14 例と微増。
・上顎および下顎骨骨髄炎が 14 例と多く、腐骨除去手術が微増。
・平成 27 年度 8 月より 2 名の歯科臨床研修医を引き受けることになった。
【活動報告】
北九州・下関病院歯科勤務医会理事として会議に出席。
山口県、病院歯科協議会 会議出席。
日本病院歯科口腔外科協議会理事として会議に出席。
下関看護学校講師。
九州歯科大学歯科医師臨床研修管理委員会に出席。
【入院手術症例】
埋伏歯抜歯
19 例
下顎骨・口蓋隆起形成術
4例
有病者の抜歯
17 例
顎下腺・唾石摘出
2例
歯肉腫瘍・舌腫瘍手術
3例
上顎洞口腔瘻閉鎖術
1例
舌癌手術
1例
炎症・腐骨除去
8例
歯根嚢胞摘出術
12 例
含歯性嚢胞摘出術
5例
外傷(骨折等)
3例
合
計
75 例
【外来手術症例】
下顎埋伏智歯抜歯
68 例
下顎骨隆起形成術
3例
上顎埋伏智歯抜歯
14 例
粘液嚢胞摘出術
3例
歯根嚢胞摘出術
5例
がま腫開窓術
1例
含歯性嚢胞摘出術
4例
上唇・舌小帯形成術
1例
歯根端切除術
5例
上顎洞口腔瘻閉鎖術
1例
良性腫瘍摘出術
6例
腐骨除去手術
3例
合
計
114 例
【平成 26 年度 周術期口腔機能管理患者数】
(H26.4 ~H27.3)
H26
合計
H27
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月 11 月
12 月
1月
2月
3月
(人)
外科
32
27
35
32
28
36
33
25
32
30
33
42
385
整形外科
16
24
32
18
19
13
25
22
18
22
24
24
257
心臓血管外科
9
10
9
11
5
6
6
6
8
11
8
8
97
耳鼻咽喉科
5
9
7
5
6
11
11
5
5
6
5
4
79
泌尿器科
0
3
3
0
0
0
0
0
1
2
1
0
10
歯科
1
1
0
2
5
4
2
0
4
2
4
4
29
脳神経外科
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
0
2
腎臓内科
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
放射線治療科
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
血液内科
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
合 計
63
74
86
69
64
70
78
58
68
74
76
82
862
【歯科技工物内訳】
(H26.4 ~H27.3)
クラウン
75
義歯新製
130
インレー
66
義歯修理
89
前装冠
67
スプリント
20
ブリッジ
41
メタルコア
仮歯
139
76