南小だより m [email protected] 平成27年5月1日 5月号 さいたま市立南浦和小学校 電 話 048-861-3781 一人ひと りが輝き、全員 で咲かせる花 校 長 松戸 政世史 雪の始業式・入学式から1か月がたちました。雨の多い春ですが、確実に木々は新緑の 枝を広げています。6年生を中心に高学年としての自覚が感じられ、学校全体としてよい スタートとなりました。また、朝の登校指導を行っていると、その場で笑顔になり、大き な声で挨拶してくれる児童も増えてきました。そして、5月18日には、開校141周年 を迎えます。南小がすばらしい学校になっていく予感を感じながら、日々の教育を着実に 積み重ね、大きな花を咲かせられればと思います。 さて、学校には様々な行事がありますが、5月30日には、もっとも大きな行事、運動 会があります。講話朝会でも児童たちに話したように、昨年は、みんなで心を一つにして 取り組む大切さを「同じ方向をむいているか」という言葉で伝えました。今年は、みんな で運動会を盛り上げようということで、そのためには、児童一人ひとりの頑張り(個人) と全体が揃った時の美しさ(集団)を目指すことが大切です。 全校児童607名が集まってできるものが運動会です。プログラム1番のラジオ体操。 児童一人ひとりの指先がピーンと伸び、腕の角度が揃い、ジャンプのタイミングが合った 時、観る者に、その美しさと迫力が伝わります。この他では、全校演技には、入場行進、 ストレッチ、浦和おどり、大玉おくり、応援合戦、閉会式の校歌斉唱。そして、ブロック 学年の団体種目・表現種目の組体操や騎馬戦などがあります。 また、運動会では、児童一人ひとりの頑張りも大切です。例えば、走る時、足が速くて も 、 遅 く て も 、 全 力 で 走 る 姿 は 、 観 る 者 に 、 興 奮 や 感 動 を 与 え 、「 が ん ば れ 」 と 拍 手 も 起 き ます。個人走種目の1・3・5年素走りや2・4・6年障害走、代表選手による四色対抗 選手リレー「南小の星」などがあります。 自分の実力を出し切るためには、また、観る者を感動させるためには、練習で頑張るし かありません。本番以上に真剣に全力で練習に取り組めば、きっとよい成果が出るでしょ う。期待しています。 話は変わりますが、本校は、国語科と算数科に力を入れています。国語科では、11月 11日(水)に、さいたま市教育委員会委嘱「思いや考えを深め、豊かに伝え合う児童の 育成」の研究発表会を実施します。言語活動や交流活動を中心に取り組みます。言語活動 では、日常生活において、記録、説明、報告、紹介、感想、討論などを頑張ろうというこ とです。交流活動では、低学年において、書いたものを読み合い、よいところを見付けて 感想を伝え合うこと。中学年において、書いたものを発表し合い、書き手の考えの明確さ などについて意見を述べ合うこと。高学年において、書いたものを発表し合い、表現の仕 方に着目して助言し合うこと。これらを頑張ろうということです。 また、算数科では、昨年度の学習状況調査の結果から、基礎・基本の確実な定着とそれ らを活用する力の育成を目指しています。基礎・基本の確実な定着では、本市の基礎学力 定 着 プ ロ グ ラ ム を 活 用 し 、 朝 自 習 に お い て 、 ワ ー ク シ ー ト (「 ホ ッ プ 」 は 全 員 実 施 、「 ス テ ップ」と「ジャンプ」はできるところまで)を実施し、家庭学習にもつなげていきたい。 ノート指導において、学校全体で方向性を統一し、3学年以上でノート・掲示物などで実 施し、低学年はワークシートも併用しながら、3学年に向けてノート指導を行っていきま す。身に付いた基礎・基本を活用する力の育成では、課題学習を行ったり、12月25日 のさいたま市算数チャレンジカップの参加を目指し、6年生での校長授業(T.T)など を実施したりしながら、取り組んでいきます。 終わりに、児童一人ひとりが輝き、全員で大きな花を咲かせるために、保護者・地域の 皆様の御理解・御協力をよろしくお願いいたします。
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