こちら - 「MBP」研究会

∼
歳 ︶の7・4 倍
歳 以 上 ︶になる
先生
性 も あ り ま す 。動 脈 硬 化や 糖 尿 病 な
折・転 倒 ﹂
﹁ 関 節 疾 患 ﹂が 全 体 の ・
因 は 何でしょう か 。女 性の場 合 、
﹁骨
では 、支 援 や 介 護 が 必 要 と な る 要
日わずか488㍉グラムしか摂 取でき
0 ㍉グラムで す が、最 近の調 査では1
す 。目 安は1日 あ たり800∼100
を 上 回っていま す︵ 左 上 図 ︶。骨や関 節
8% を 占 めて お り 、認 知 症 や 脳 卒 中
とが望 ましい計 算になりま す 。
乳1本︵200㍉リットル︶を 加 えるこ
ていません。1日の食 事に、ちょう ど牛
ルシウムの吸 収 を 上 げ るためには﹁ビ
ま た あ ま り 知られていませんが、
カ
の健 康 を 保つことが、自 立 した 生 活に
どれだけ 重 要かが分かるでしょう 。
骨 近 位 部︵ 脚のつけ 根 ︶
の骨 折
タミンD ﹂を一緒 に とること が 必 要 で
だい たい
万5700人
キクラゲは特にビタミンD含 有 量が多
す 。サケやウナ ギ 、サンマな どの魚 類 、
を 例にすると、年 間 約
す 。ま た、 代 という 比 較 的 若いう ち
す。
浴 びて 紫 外 線に当 たること も 有 効で
い食 品で す 。ち なみに、適 度に日 光 を
の患 者のう ち、なんと約8割が女 性で
から 骨 折 す る 女 性 が 増 えているのも
近 年の傾 向です 。
これは、
日 本 女 性の
〝やせ願 望 〟が原
重 ﹄が 少 ない﹂場 合 、骨 粗 鬆 症の可 能
性 は、
﹁﹃ 年 齢マイナス5 ﹄よ り も﹃ 体
いることが 多いようです 。逆に、インス
くに高 齢 者は、
たんぱく 質が不 足して
も 骨の健 康 に 大 切 な 栄 養 素で す 。と
因の一つと 考 えられ ま す 。閉 経 した 女 さらに、
﹁ビタミンK﹂
﹁たんぱく 質 ﹂
性が高いというデータも あ り ま す 。も
タント 食 品 な どの防 腐 剤や 酸 化 防 止
こつ そ しょうしょう
ちろん、過 度の肥 満や生 活 習 慣 病 もい
剤に含 まれるリンや、過 剰 な 塩 分の摂
る﹁セルフメディケーション﹂を 心 が け
ために、正 しい知 識で自 分の健 康 を 守
方 法です 。
いつまでも 健やかに暮 ら す
いる﹁MBP ﹂を 摂 取 す ること も一つの
康 を 守る作 用 が 科 学 的に証 明 されて
食 生 活の見 直 しに 加 えて 、骨の健
ま うので気 をつけましょう 。
取 は、
カルシウムの吸 収 を 阻 害 してし
け ません。適 正 な 体 重 とバランスのと
れた栄 養 素の摂 取が大 切なのです 。
カルシウムだけでは不十分
ビタミンDや
﹁MBP﹂
を
では、骨の健 康に良い食 生 活 とは、
どのようなものでしょうか。
グラムずつ、
6カ月間続けて摂取しても
てください。
か 。老 若 男 女 誰 で も 、全 身 の 骨 で は
らいました。すると﹁MBP﹂を 摂 取し
ま ず 、十 分 な﹁カルシウム﹂の摂 取で
日々、新 陳 代 謝 が 起こっていま す 。﹁ 破
た群は、とくに効 果のない飲 料 を 摂 取
間で1%以上も上昇しました︵左図︶。
骨 細 胞 ﹂が 骨 を 溶 かし﹁ 骨 芽 細 胞 ﹂が
まれ変わっているのです 。
これが正 常に
成人女性を対象にした研究でも、
同様
した群に比べて、腰 椎の骨 密 度が半 年
起こっていれば問 題ないのですが、例 え
に骨密度が改善しました。
それを 埋め戻 すことで、新たな骨に生
ば 閉 経によって女 性ホルモンが 出 な く
て、骨が薄 く なったり 途 切れたりして
治 療が必 要な場 合でも 、
いまは特 定の
の状 態 を 知ることから始めましょう 。
な る と﹁ 破 骨 細 胞 ﹂が 強 く 働 き す ぎ まずは、骨粗鬆症の検診を受けて骨
しま うことがあ り ま す 。
このようにし
薬 を 使 うことで骨 量 は 回 復 す ること
と思います。
適切な予防や治療に取り組んでほしい
がわかっていま す 。ぜひ早いう ちから、
て骨の量が減 り 続 けると、骨 粗 鬆 症に
なってしまうのです。
正しい食生活と運動
﹁MBP﹂
の摂取がカギ
です 。
カルシウムやビタミンD、たんぱく
質などを十 分に摂 取し、
バランスのよい
食 生 活 を 心がけ ましょう 。また 、年 を
重ねてからも運動は欠かせません。
P﹂
の摂取です。﹁MBP﹂とは牛乳や母
乳に含 まれるたんぱ く 質で、﹁ 骨 芽 細
㍉
!
答
参
はい せつ
中高年女性がいつまでも
健康であるために
太田博明 先生
と 前 期 高 齢 者︵
人 は、後 期 高 齢 者︵
着 脱 、食 事 な どに 介 助 が 必 要 にな る
せん 。年 齢 別 に 見 る と 、排 泄や 入 浴 、 大
日本骨粗鬆症学会 理事長
山王メディカルセンター・女性医療センター長
国際医療福祉大学・臨床医学研究センター教授
﹁MBP﹂研究会 副会長
老後の分岐点は
﹁ 歳﹂
生涯健やかに暮らすには
歳 あ た り が 健 康 寿 命の
分 岐 点、
いわば〝 勝 負 どころ〟というわ
に 。つま り
健 康 上の問 題 な く日 常 生 活 を 送れる
けです 。
日 本 女 性の﹁ 生 命 寿 命 ﹂は ・6歳 、
﹁ 健 康 寿 命 ﹂は ・2歳 、共に世 界 トッ
プです 。これは大 変 喜 ばしいことです
年半も
が、生 命 寿 命 と 健 康 寿 命の差 、
つま り
〝 健 康に暮 らせない〟期 間 が
あ ることにも 注 目 しな け ればな り ま
健康な骨を保つためには
板橋 明
るようになります。
また、﹁ 腰が曲がる﹂﹁ 背 中が丸 くな
る﹂などは単なる老 化 現 象と思われが
つい たい
ちです が 、実は背 骨の椎 体 がスカスカ
になって骨 折 し 、骨が変 形 した 骨 粗 鬆
症の症状の一つです。
骨 折 す ると 、ど う なるでしょう か 。
ま ず 非 常につらい痛みがあ り ま す 。手
術やリハビリをして歩 行 能 力が元 通り
になるとは限 り ませんし、そのま ま 寝
を 機に認 知 症になったり 、感 染 症にか
たきりになることさえあります 。入 院 骨粗鬆症予防の基本は、食事と運動
せき
かったり する可 能 性 も あ り ま す 。さら
ずい
に、例 えば背 骨 を 骨 折した場 合は、脊
量が減 少して骨が弱 くなると、軽い衝
どにどれほど 気 をつけていても 、骨 折
胞 ﹂を活 性 化させ、﹁ 破 骨 細 胞 ﹂を抑 制
する働きがあります。
研究があります 。
﹁MBP﹂を1日
閉経後の更年期の女性を対象にした
り ま す 。これが 骨 粗 鬆 症 を 引 き 起
こす原因です 。牛乳などに含まれる
西川ヘレン
さん
田村
子どもたちの骨の健 康につい
を食 卓に置いておきます 。そう する
の孫のおやつのと き は、
いつもジャコ
タレント 田村
ところで、
いまの自 分の骨の
板橋
近 年 、子 ど も た ち が 室 内で
ては、
いかがでしょうか。
粗 鬆 症 検 診 を 受 けてください。
﹁自
太田
各 自 治 体で行 われている 骨
しっかりと運 動し適 正な栄 養をとっ
問 題 になっていま す 。成 長 期 には 、
日に当たらないということが大 きな
過ごす 時 間 が 増 えて、運 動 しない、
こと が 非 常 に 大 切 なんで す ね 。ま
から 親 が き ちんとした 生 活 を 送る
慣 〟は親 子でよく 似るものです 。だ
太田
食 事や 運 動 な どの〝 生 活 習
と自然に食べますから。
西川
食 生 活 面では、我が家の6人
状 態 を 知るには、どう すればよいの
分はまだ大 丈 夫 ﹂と思 うのか、受 け
て、強い骨 をつくる〝 骨の貯 金 〟が大
た、骨 粗 鬆 症は遺 伝の要 素 も 強いの
でしょうか。
ない方が割と多いのです 。でも、 歳
切です 。女 性の場 合はとくに、 代
以 上の日 本 女 性の場 合 、 %、
つま
秋野
え、そんなに!
ということ
るんですよ。
太田
成 長 期の子 ど も は、息 が 切
えることが重要なのです 。
以降の骨の減 少、骨 強 度の低 下に備
のうちに
〝 骨の貯 金 〟を行い、閉 経 期
が、今日お話を聞いて、〝 介 護をされ
西川
いま 私は〝 介 護 する側 〟
です
とくに気をつけてほしいと思います。
で、母や祖 母がかかっている場 合は、
り3人に1人 以 上が背 骨 を 骨 折 す
は、
この会 場にいる皆さんの3分の1
率で 背 骨 が 骨 折 していると 考 え ら
長 が 縮んでいれば、半 分 く らいの確
太田
若いころと比べて2㌢以上 身
会場︵笑︶
おすすめです 。
ス、
バレエなど、荷 重のかかる運 動が
う 。とくに新 体 操や器 械 体 操 、
ダン
れ るほ ど 運 動 す るのが よいで しょ
いました。
の健 康 を 守っていきたいと心から思
る側 〟にならないよう、
しっかりと骨
の方の背骨は ……
。
西川
自 己 流で す が 、
ジャコやかつ
れ ま す 。ま た 、脚のつけ 根 な ど も 、
秋野
私 もバランスのよい食 事 を 心
だきます 。豆乳もよく飲みますね。
も作りますし、海藻や魚も必ずいた
段の食 事では、野 菜のおかずは何 品
をグッと飲んで出かけることも 。普
使 うほか、忙 しいときはそのおだし
が8割 、男 性は2割ほどです 。ただ
太田
骨 粗 鬆 症にかかるのは女 性
鬆症の心配はないのですか。
いいで す ね 。ち なみに男 性 は、骨 粗
粗 鬆 症 財 団のホームページも 見ると
田村
検 診 などの詳 しい情 報は骨
のです 。
喫 煙による﹁COPD︵ 慢 性 閉 塞 性
その主な原 因は、糖 尿 病や腎 臓 病 、
気を配ってほしいと思います 。
暮らすために、骨の健 康にき ちんと
をいつまでも 長 持 ちさせて健やかに
が 、実 はかな り もろいもので す 。骨
いイメージが あ る か も し れ ま せん
太田
骨 という と 丈 夫で壊 れにく
ようになるのではないでしょうか。
を 知ることで、正 しい対 策がとれる
できるわけです 。そういうメカニズム
減ってしまっても、また増やすことが
だから骨 量は、年 齢 を 重 ねても一度
板橋
骨は、生 きている組 織です 。
ていきましょう 。
に気 をつけて、
一緒に骨の健 康 を 守っ
リ〟
です︵ 笑 ︶。皆さんも 食 事や運 動
康でいること、
いわゆる〝ピンピンコロ
秋野
私が目 指 すのは、死ぬまで健
お節、
シイタケ、昆 布で毎 朝 必 ず お
%、
5人に1人が骨 折してしま う
がけてはいま すが、
やはり どう して
し、男 性は﹁ 骨 折 ドミノ﹂といって多
板橋
肺 疾 患 ︶﹂などです 。男 性は、頻 度は
発 骨 折 を 起こすことが あ り ま す 。
も 不 足しがちな栄 養 素 も ある気が
します 。
﹁カルシウム﹂と思われがちですが、
少なくても 重 症 化 する危 険 性が高
骨 に 大 切 な 栄 養 素 はよ く
それだ けではあ り ません。カルシウ
いので注意が必要です 。
板橋 明 先生
骨は生 きている組 織
骨 量は増やせま す
へい そく
時に﹁ビタミンD ﹂を とる 必 要 が あ
ムが 腸 から 吸 収 さ れるためには 同
り ま す 。あ わせて﹁ たんぱ く 質 ﹂も
きちんととるようにしましょう 。
田村
それに加 えて、﹁MBP﹂の働
きが重要になるわけですね。
板橋
とくに閉経後の女性の場合、
女 性ホルモンがな く なると、骨 を 作
る﹁ 骨 芽 細 胞 ﹂よ り も 、骨 を 壊 す
﹁ 破 骨 細 胞 ﹂が働 き す ぎるようにな
http://www.mbp-labo.com
骨が作られるためには、必要な栄養
素の摂取とともに、骨に負荷のかかる
定期的な運動が欠かせません。
「ウォーキン
グを習慣にする」
「エスカレーターでなく階段
を使う」など、軽い運動でも継続的に続ける
ことが運動器全体の健康につながります。
寝たき りの老 親の介 護で
骨の重 要 性 を 実 感しました
機 能 性 たんぱ く 質の﹁MBP ﹂は 、
骨 細 胞 ﹂を 抑 えることで、骨 密 度 を
﹁ 骨 芽 細 胞 ﹂の働 きを加 速させ、﹁ 破
上 げることが 科 学 的に証 明 されて
いるのです 。
平均値±標準誤差、
*p<0.05
埼玉骨疾患研究センター所長
くぼじまクリニック副院長
東京クリニック 骨粗鬆症・生活習慣病外来
﹁MBP﹂研究会 会長
中高年の女性は要注意
﹁骨粗鬆症﹂
の恐怖とは
髄が圧 迫されて神 経がまひする、心 臓
撃でも 骨 折 してし ま う よ うにな り ま
したり 関 節 を 痛めたり することで、充
や 消 化 管に障 害 を 起こす な どの危 険 日常生活でできることの一つが、﹁MB
す 。この状 態 を﹁ 骨 粗 鬆 症 ﹂といいま
実した老 後を楽しめなくなってしまう
加 齢や閉 経 、運 動 不 足によって、骨の
す 。とくに骨 折しやすいのは、背 骨 、手
わけです。
進 行 すると全 身 どの部 位でも 骨 折 す では、なぜ 骨は弱 く なるのでしょう
ろっ こつ
や脚のつけ 根 、手 首 、肋 骨などですが、
パネリスト太田博明 先生 /
板橋 明 先生
秋野暢子 さん︵女優︶西
/ 川ヘレン さん︵タレント︶
田村あゆち さん︵フリーアナウンサー︶
司会進行
田村
先 生 方は最 近、﹃﹁MBP﹂研
究会 ﹄を立ち上げたそうですね。
太田
自 分の健 康は自 分で守ってい
こう という 意 識 を 持った方への情 報
提 供 を するとともに、研 究により一
層 力 を 入 れていく ために発 足 させ
板橋
﹁MBP﹂はしっかりとした科
ました。
-1.0
だ し を と り ま す 。朝 昼 晩の食 事で
太田博明 先生
学 的 根 拠がある成 分ですから、
一般
にもっと広 く 知 られるようになって
ほしいのです 。これから 研 究 会の活
動 を 進 めていくことで、近い将 来 、
﹁MBP﹂と聞いたら﹁ あ 、牛 乳に含
-0.5
骨量がもっとも多くなるのは、
男性で
20歳、女性で18歳といわれており、40
代以降は加齢に伴って骨量は減り始めます。
骨の基礎がつくられる10代までの間に、
でき
るだけ強い骨を育てて 骨の貯金 をしておく
ことが将来の骨粗鬆症予防に効果的です。
骨を作る材料となる
「カルシウム」は
大切ですが、それだけでは足りませ
ん。
カルシウムの腸からの吸収を助ける
「ビタ
ミンD」や、骨が溶け出すのを減らし、骨が作
られるのを増やすたんぱく質「MBP」などを
バランスよくとることが大切です。
17
まれている骨に効 く 成 分 だ!﹂とい
0.0
骨の健康に良い運動とは?
らの質問に回
者か
加
60
うのが常識になるといいですね。
0.5
脳卒中
自分はまだ大丈夫と
思わずに早めの対策を
なったら結 構な運 動 量ですよ。日 光
を1 分 間 に
1.0
認知症
15.9%
中高年女性における骨の健康を守るヒケツ
骨 を 骨 折 し 、そ れが 原
人ではトイレどころか、起 き 上がれ
を 浴びるということも 骨にとって大
走って 筋 トレや 水 泳 も し
す 。このと き 、
ふく らは ぎ から 太 も
*
25.8%
25.5%
∼いつまでも自分の足で立ち上がり、歩くために∼
田村
介 護が必 要になる主な原 因
の一つに、骨 折や関 節の疾 患が挙げら
れま す 。
ヘレンさんは介 護の経 験 者
ですね。
倒 して 大
西川
私の母は、夜 中にトイレで転
因で寝たき りになりました。おむつ
ない、歩くこともできない。そんな姿
切です し 。それから、
ラジオ 体 操 も
をとても 嫌がっていましたが、自 分一
を目にして﹁ 骨 折をして寝たきりに
き ちんとやると、運 動 器にとてもい
太田
そ うで す ね 。心 臓に急に負
なるとはこういうことか、骨の健 康
担 を 与 え た り 、関 節 を 痛 めた り し
いですよね。
したね。
ないよう な 運 動 がいいです ね 。お す
は大 切なんだな﹂としみじみ思いま
すが、秋 野さんはどんなことを 心が
田村
骨の健 康には運 動 も 大 切で
まっす ぐに立って、
つま先 立ちの状 態
す めなのが﹁ かか と 落 とし ﹂で す 。
秋野
私はかなりの運 動
からストンとかかとを 下ろす 。これ
けていますか。
㌔
ま す 。フルマラソンとハー
もまでの筋 肉をしっかり意 識してく
好 き で し て 、毎 日
フマラソンを年に1本ずつ
ださい。この振 動によって、骨の新 陳
回のペースで 続 け ま
走 る と 決 め ている んで
る人は、
ダンベル体 操や加 圧トレーニ
代 謝が活 発になるのです 。これくら
ず は 皆 さ ん 、近 所 を 5
ングなどの筋トレをすると、
さらにい
す 。た だ 、こんなこと を
分 歩いて ま た5 分 か け
いですよ。
の中でもできるでしょう 。余 力があ
て 戻って く る、というこ
田村
ヘレンさんのお宅は、
4世代の
いなら、台所に立っているときや電車
とから 始 めてはいかが
大 家 族ですが、食 生 活の面ではどん
はないんですよ
︵ 笑 ︶。ま
でしょうか。少しずつ歩 く 時 間 を 増
なことに気をつけていますか。
ま ね していた だ く 必 要
や して 、往 復 1 時 間 歩 け るよ う に
1.5
65
75
74
17.5%
15.3%
高齢による
衰弱
骨折・転倒
関節疾患
その他
部
第
骨の健 康 を 維 持 するために
無 理なく 続 けられる運 動 を
さん
50
86
12
秋野暢子
女優
2.0
骨の貯金 とは何ですか?
本当です。成人の場合、約3年で生ま
れ変わるといわれています。骨の内部
には、細い血管が張りめぐらされ、新陳代謝
を繰り返しています。折れた骨が治って元通
りになるのも、骨の細胞が新しい骨を作って
くれているおかげなのです。
田村あゆちさん
「 M B P」研 究 会
摂取していない群 「MBP」を摂取した群
-1.5
カルシウムをとれば大丈夫?
にしかわ・へれん/1946年生まれ。実母と義父母と40年以上同居
し、多重介護を経験。現在は、夫でタレントの西川きよし、義母、長男
忠志夫婦と孫の10人、4世代同居。
「MBP」摂取による骨密度(%)
の比較
要支援・要介護となった原因(女性)
74
25
40
骨は生まれ変わるって本当?
司会
40
10
Aoe S,Koyama T,Toba Y,Itabashi A,Takada Y. A comtrolled trial of the
effect of milk basic protein (MBP) supplementation on bone metabolism
in healthy menopausal women. Osteoporos Int. 2005;16:2123-8.
10
37
パネルディスカッション
出所:厚生労働省
「国民生活基礎調査」
(2010年)
から作成
75
75
おおた・ひろあき/1970年、慶應義塾大学卒。80年、
米国ラ・ホーヤ癌研究所へ留学。95年、慶應義塾大
学産婦人科助教授。2000年、東京女子医科大学産
婦人科主任教授を経て、現職。著書に
『アンチエイジ
ングのための100の質問』
(監修)
ほか。
いたばし・あきら/1974年、東京大学医学部医学科
卒。
82年、
コロラド大学医学部内科腎臓病学部門へ留
学。
85年、
埼玉医科大学第四内科講師、
91年、
同科助
教授、
95年、
同大学中央検査部部長・教授を経て、
現
職。
著書に
『骨粗鬆症を治す食事と献立』
(共著)
ほか。
あきの・ようこ/1957年生まれ。75年、NHKの連続テレビ小説「おはよ
うさん」
の主役に抜 。女優業に加え、講習会の出演、
ダイエットに関
する本やビデオの発売など、
マルチに活躍。
22
1
講演 2
講演 1
「骨折・転倒」
が要介護の原因に
健康な骨で自立した生活を
2
3月15日、
東京の有楽町朝日ホールで市民公開講座
「中高年女性における骨の健康を守るヒケツ」
が開催され、
約550人の参加者が詰めかけました。
。
骨の専門家によるわかりやすい講演では、
熱心にメモをとりながら聴き入る姿も多数。女優の秋野暢子さんやタレントの西川ヘレンさんを
∼ い つ ま で も 自 分 の 足 で 立 ち 上 が り 、 歩 く た め に ∼
「MBP」
を摂取することで
更年期でも骨密度は改善します
部
第
主催:
「MBP」
研究会 協賛:雪印メグミルク株式会社 協力:朝日新聞社広告局
市 民公 開 講 座
紙 上採 録
広告特集
広
告特
企画・制作
朝日新聞社広告局
交えたパネルディスカッションは、時に会場中が笑いに包まれる和やかな雰囲気に。骨の健康について見つめ直す有意義な時間となりました。