様式8 安城市図書情報館ICT化基本構想策定業務委託契約書(案) 安城市(以下「発注者」という。)と○○○○○○○○○○○○○(以下「受 注者」という。)とは、次の条項により請負契約を締結し、信義に従って誠実に これを履行するものとする。 (総則) 第1条 発注者は、受注者に対し、次の業務(以下「請負業務」という。)を委 託し、受注者はこれを受託するものとする。 (1)業務名 (仮称)安城市図書情報館ICT化基本構想(以下「基本構想」 という。)策定業務 (2)業務内容 別紙「(仮称)安城市図書情報館ICT化基本構想策定業務仕 様書」に定めるところによる。 (3)契約金額 金○,○○○,○○○○円 (うち取引に係る消費税及び地方消費税額 金○○○,○○○円) (4)履行期間 契約締結日の翌日から平成27年3月20日まで (5)業務遂行場所 安城市城南町2丁目10番地3安城市中央図書館 安城市桜町18番23号安城市役所 及び受注者所在地 (6)契約保証金 安城市契約規則第32条の規定により免除 (主任担当者) 第2条 発注者及び受注者は、請負業務を円滑に遂行するため、それぞれ主任 担当者を選任し、請負業務の処理において必要な連絡及び確認の業務を行わ せるものとする。 (技術者の選任等) 第3条 受注者は、請負業務を遂行するのに必要な能力を有する者を技術者(以 下「受注者の技術者」という。)として選任し、遅滞なく発注者に通知するも のとする。 2 主に従事するものは、業務を行うのに必要な専門的知識を有するとともに、 全体最適化の視点から提案、助言できる能力を有しているものとする。 3 受注者は、前項の受注者の技術者が、退職、長期欠勤等により、請負業務 の遂行に支障をきたすおそれがあるときその他受注者の技術者を交替させる 必要が生じたときは、直ちに他の技術者を受注者の技術者として選任し、請 負業務の遂行に支障をきたさないよう配慮しなければならない。この場合に おいて、受注者は、少なくとも1月前までに発注者に対し書面により通知す るものとする。 (必要機器等の準備) 第4条 受注者は、必要な機器、媒体、事務用品、通信費、資料の収集その他 本業務の履行に必要なものは自己の責任において用意し、その費用は受注者 の負担とする。 (貸与物等の管理) 第5条 発注者は、請負業務遂行のため必要とするコンピューターその他の機 械・設備、技術資料等について、受注者から貸与の要請があり、発注者がそ の必要性を認めた場合には、遅滞なく受注者に貸与するものとする。 2 受注者は、前条及び前項により発注者から使用を認められた作業場所、機 械・設備、その他の貸与物について、破損、盗難、情報の漏えい等の防止の ために善良なる管理者の注意をもってこれらを使用し、及び管理し、貸与期 間終了後直ちに発注者に返還又は発注者の指示に従った処置を行うものとす る。 3 第1項の規定により提供を受けた情報を、発注者の書面による事前の承認 なくして複製し、改変し、又は本件作業場所から持ち出してはならない。 4 受注者(受注者の技術者を含む。)の故意又は過失により貸与物等に損害を 与えた場合、受注者はそれを修繕する費用を含む一切の損害を賠償するもの とする。 (作業場所) 第6条 発注者は、受注者の技術者が安城市役所内で請負業務に従事する必要 がある場合、期間を定めて作業場所を提供する。 2 前項の場合、受注者は、受注者の技術者を受注者の指揮及び命令の下で請 負業務に従事させ、発注者が職場の秩序の維持のために定めた諸規則に則し て行動させるものとする。 3 受注者の技術者は、常に身分証明書を携行し、発注者から提示の要求があ るときはそれを提示しなければならない。 (関係部署との協議) 第7条 受注者は、発注者の関係する部署と十分な協議を行い、必要な手続き を速やかに行うものとする。 2 受注者は、発注者と打ち合わせを綿密に行い、その都度、その内容を記した 記録簿を作成し、発注者に提出するものとする。 3 受注者は、関係者もしくは関係官公署、関係施設との折衝を要する場合また はこれらの者から折衝を受けた場合は、速やかに発注者に申し出て発注者の 指示を受けるものとする。 (セキュリティ対策の履行責任) 第8条 受注者は、受注者の技術者に対し、請負業務に適用される安城市情報 セキュリティ規則その他関係法令に規定されるすべての義務及びこの契約に 規定する事項(以下この条において「義務等」という。)を遵守させるととも に、受注者自らも使用者として義務等の履行について責任を負うものとする。 2 受注者は、次の事項について業務開始までにその実施状況を書面により発注 者に報告しなければならない。ただし、受注者の就業規則等の社内規程に相 当する規定がある場合は、その旨を記載し報告することができる。 (1)業務上知り得た情報の守秘義務及び目的外使用の禁止 (2)提供された情報の返還義務 (3)セキュリティ対策に関する社内体制 (4)セキュリティ対策に関する社内規程 3 受注者は、第 1 項に規定する義務等について、この契約に係る関係従業員に 教育を実施しなければならない。 4 発注者は、セキュリティ対策の履行状況を確認するため受注者に対し必要な 監査を実施することができる。 (秘密の保持) 第9条 受注者は、この契約の履行に伴い知り得た発注者に関する情報のすべ てについて秘密扱いとし、理由の如何を問わず第三者に開示又は漏えいして はならない。ただし、事前に書面による発注者の承諾を得た場合はこの限り でない。 2 受注者は、受注者の技術者の前項の規定を遵守する旨の誓約書を発注者へ 提出することにより、前項の情報を受注者の技術者に開示することができる。 ただし、受注者の就業規則等の社内規程にその旨の規定がある場合は、当該 規程の写しを発注者へ提出することにより誓約書の提出を省略することがで きる。 3 この条に規定する秘密の保持義務は、この契約の終了又は解除の後も同様 とする。 (目的外利用の禁止) 第10条 受注者は、この契約に基づき発注者から提供された情報を、請負業 務の遂行のためのみに使用し、他の目的に使用してはならない。 (再委託の禁止) 第11条 受注者は、請負業務の全部又は一部を第三者に再委託してはならな い。ただし、書面により事前に申請し発注者の承諾を得た場合は、この限り ではない。 2 前項ただし書により受注者が第三者に再委託する場合、受注者は、当該第 三者の行為のすべてについて責任を免れない。 3 第8条から第10条まで及び第6条第3項の規定は、第1項ただし書によ り再委託を受ける第三者に準用する。この場合において、 「受注者」とあるの は、「受注者が再委託した第三者」と読み替えるものとする。 (請負業務の処理) 第12条 受注者は、請負業務を第1条第2号に規定する業務内容に従い、遅 滞なく処理するものとする。 2 受注者は、請負業務に支障が生ずる可能性を察知した場合、直ちにその旨 を発注者に報告するとともに、遅滞なく改善方針策を提出するものとする。 (業務処理状況の報告) 第13条 受注者は発注者に対し、毎月10日までに発注者が認める報告書を もって前月分の請負業務の処理状況について報告する。ただし、契約最終月 の報告期限は、契約満了日までとする。 2 請負業務により成果物が作成される場合、受注者は、発注者に対しこの契 約の定めに従い、当該成果物を提供するものとする。 (完了報告) 第14条 受注者は、この契約に係る業務が完了したとき、発注者に対し書面 をもって完了の報告をしなければならない。 (検査及び検収) 第15条 発注者は、前条の完了報告書を受領後、速やかに請負業務の処理内 容及び成果物について検査を行い、その結果を書面にて受注者に通知するも のとする。 2 前項の検査に合格したときをもって発注者の検収とする。 (成果物) 第16条 発注者は、業務の履行にあたり受注者から提出された書類は返却し ないものとする。 (著作権の帰属) 第17条 この契約の請負業務により作成された成果物に関する全ての無体財 産権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)に関する一切の権利は、 その発生と同時に発注者に帰属する。この場合、受注者は、発注者への権利 移転手続が必要なときは、遅滞なく実施するものとする。 2 受注者は、書面による発注者の承諾を受けずに成果物等を複製し、または 他に公表し、もしくは貸与してはならない。 (不合格の処理) 第18条 第15条第1項の検査の結果、不合格のものがあった場合、受注者 は、発注者が指示する期間内に請負業務を完全に履行し、その結果を直ちに 発注者に報告し、成果物の不合格については、修補のうえ発注者の再検査を 受けるものとする。 2 再検査及び検収の手続については、前条の規定を準用する。 (請負代金の支払) 第19条 受注者は、発注者に対し請負業務の対価として、第15条第2項に 規定する検収をもって請負代金の支払請求書を発注者に提出するものとする。 2 発注者は、前項の請求書を受理したときは、その日から30日以内に請負 代金、を受注者に支払うものとする。 (権利譲渡等の禁止) 第20条 受注者は、発注者の書面による事前の承諾なしに、この契約に基づ く権利又は義務を第三者に譲渡し、若しくは継承し、又は担保の目的に供し てはならない。 (契約の変更) 第21条 この契約の記載内容は、発注者と受注者の正当な権限を有する者の 記名押印した書面によってのみ変更することができる。 (履行期間の変更) 第22条 この契約の履行期間は、第23条又は第24条の規定により解除さ れない限り第1条第4号の期間とする。 2 前項の定めにかかわらず、この契約の全部又は一部が終了していないとき は、その請負業務の終了するまでこの契約は有効に存続する。 (契約の解除) 第23条 発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、事前の 予告なしにこの契約の全部又は一部を解除することができる。 (1)この契約の規定に違反し、かつ、当該違反について発注者からその是正 を求める通知を受領した後30日以内にそれを是正しないとき。 (2)差押え、仮差押え、仮処分、租税滞納処分その他公の機関からの処分を 受け、又は整理、会社更生手続の開始、破産若しくは競売の申立てを受け、 若しくは自ら整理、民事再生手続、会社更生手続の開始若しくは破産の申 立てをしたとき。 (3)受注者が自ら振り出し、又は引き受けた手形又は小切手につき不渡り処 分を受けたとき。 (4)営業の全部又は重要な部分の譲渡又は廃止若しくは解散の決議をし請負 業務に重大な支障をきたすと判断したとき。 (5)その他財産状態が悪化したとき又はその恐れがあると認められる相当の 理由があるとき。 2 前項の場合において、受注者に損害が生ずることがあっても、発注者は、 その損害を賠償しないものとする。 3 第1項の規定により契約が解除された場合においては、受注者は、契約金 額の10分の1に相当する額を違約金として発注者の指定する期間内に支払 わなければならない。 (暴力団等排除に係る解除) 第24条 発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、この契 約を解除することができるものとし、このため受注者に損害が生じても、発 注者はその責めを負わないものとする。 (1)法人等(法人又は団体若しくは個人をいう。以下同じ。)の役員等(法人 にあっては非常勤を含む役員及び支配人並びに営業所の代表者、その他の 団体にあっては法人の役員等と同様の責任を有する代表者及び理事等、個 人にあってはその者及び支店又は営業所を代表する者をいう。以下同じ。) に暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77 号。以下「暴対法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴 力団員」という。)又は暴力団員ではないが暴対法第2条第2号に規定する 暴力団(以下「暴力団」という。)と関係を持ちながら、その組織の威力を 背景として暴力的不法行為等を行う者(以下「暴力団関係者」という。)が いると認められるとき。 (2)暴力団員又は暴力団関係者(以下「暴力団員等」という。)がその法人等 の経営又は運営に実質的に関与していると認められるとき。 (3)法人等の役員等又は使用人が、暴力団の威力若しくは暴力団員等又は暴 力団員等が経営若しくは運営に実質的に関与している法人等を利用するな どしていると認められるとき。 (4)法人等の役員等又は使用人が、暴力団若しくは暴力団員等又は暴力団員 等が経営若しくは運営に実質的に関与している法人等に対して資金等を供 給し、又は便宜を供与するなど暴力団の維持運営に協力し、又は関与して いると認められるとき。 (5)法人等の役員等又は使用人が、暴力団又は暴力団員等と社会的に非難さ れるべき関係を有していると認められるとき。 (6)法人等の役員等又は使用人が、前各号のいずれかに該当する法人等であ ることを知りながら、これを利用するなどしていると認められるとき。 2 受注者が共同企業体である場合における前項の規定については、その代表 者又は構成員が同項各号のいずれかに該当した場合に適用する。 3 発注者は、前2項の規定によりこの契約を解除したときは、これによって 生じた発注者の損害の賠償を受注者に請求することができる。 4 前項の場合において、受注者が共同企業体であるときは、代表者又は構成 員は、賠償金を連帯して発注者に支払わなければならない。受注者が既に共 同企業体を解散しているときは、代表者であった者又は構成員であった者に ついても同様とする。 (損害賠償) 第25条 受注者は、この契約に定める義務を履行しないために発注者に損害 を与えた場合は、その損害に相当する金額を発注者に賠償しなければならな い。 2 受注者の責めに帰すべき請負業務の瑕疵が原因でこの契約終了後に事件が 発生し発注者が損害を受けた場合は、発注者はその損害額を受注者に請求す る権利を有する。 (妨害又は不当要求に対する届出義務) 第26条 受注者は、契約の履行に当たって、妨害(不法な行為等で、業務履 行の障害となるものをいう。以下同じ。)又は不当要求(金銭の給付等一定の 行為を請求する権利若しくは正当な利益がないにもかかわらずこれを要求し、 又はその要求の方法、態様若しくは程度が社会的に正当なものと認められな いものをいう。以下同じ。)を受けた場合は、警察へ被害届を提出しなければ ならない。 2 受注者が妨害又は不当要求を受けたにもかかわらず、前項の被害届の提出 を怠ったと認められる場合は、安城市の調達契約からの排除措置を講じるこ とがある。 (管轄裁判所) 第27条 この契約に関し訴訟提起の必要が生じた場合は、名古屋地方裁判所 を専属管轄裁判所とする。 (関係法令の遵守) 第28条 業務の履行にあたっては、 「安城市契約規則」その他関係法令を遵守 するものとする。 (協議事項) 第29条 発注者及び受注者は、この契約の記載内容について疑義が生じた場 合又は定めのない事項については、協議の上、これを定めるものとする。 この契約の証として本書2通を作成し、発注者と受注者とが記名押印のうえ それぞれ1通を保有する。 平成26年○○月○○日 発注者 安城市桜町18番23号 安城市 安城市長 受注者 神 谷 学
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