Cell Adherence (細胞接着関連抗体)

細胞接着関連抗体
- 研究用試薬 【検出対象】 H: ヒト M: マウス R: ラット
※一律15,000円
製品
コード
検出
対象
アプリケ
ーション
定価
(税抜き)
容量
18815
-
18825
M
Anti-Mouse/Rat Claudin-1 (C) Rabbit IgG Affinity
Purify
Anti-Mouse Claudin-2 (C) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
10μG
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
-
18855
M
Anti-Mouse Claudin-5 (C) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
-
18865
M
Anti-Mouse Claudin-6 (C) Rabbit IgG Affinity Purify
Anti-Mouse/Rat Claudin-7 (C) Rabbit IgG Affinity
Purify
Anti-Mouse Claudin-15 (C) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
10μG
18875
-
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
10μG
18805
M
IHC, ICC, WB
¥ 58,000
100μG
10μG
製品名
小容量※
Claudin は遺伝子ファミリーを形成する4 回膜貫通型タンパク質で、細胞膜内で重合しながら細胞間接着能を持つことにより、細
胞膜を密着させてタイトジャンクションを形成します。また、同種類間でも異なる種類のclaudin 間でも会合します。その構造は、
N 末端とC 末端を細胞内に向け細胞外に2 つのループを持つような形で膜に組み込まれています。基本構造はファミリー間で
共通しており、C 末端部分は膜裏打ちタンパク質ZO-1、ZO-2、ZO-3 のPDZ ドメインと結合し、その分子量は22 – 23 kDa です。
ウエスタン・ブロッティング
免疫組織化学染色
18815 Claudin-1 (C) 発現誘導 RLE 細胞株
18865 Claudin-6 (C) F9 Cell (inductionなし)
18875 Claudin-7 (C) F9 Cell (inductionなし)
株式会社免疫生物研究所
〒375-0005 群馬県藤岡市中1091-1
TEL: 0274-50-8666
Email: [email protected]
URL: www.ibl-japan.co.jp
【検出対象】 H: ヒト M: マウス R: ラット
※ホルマリン固定パラフィン包埋切片染色可能、マイクロウェーブ前処理が必要
アプリケ
ーション
製品
コード
検出
対象
18571
H
Anti-Human N-Cadherin (YS) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC, WB, IP
¥ 58,000
100μG
10μG
18573
H
Anti-Human N-Cadherin (224) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC
¥ 58,000
100μG
10μG
18574
H
Anti-Human N-Cadherin (760) Rabbit IgG Affinity Purify
IHC
¥ 58,000
100μG
-
製品名
定価
(税抜き)
※一律15,000円
容量
小容量※
カドヘリンは Ca イオン存在下に機能する細胞・細胞間接着分子として発見され、現在までにその基本構造単位であるカドヘリン・モチーフを共有する多種
多様な関連分子群が同定されています。これらカドヘリン・スーパーファミリーの中で当初発見された分子群は強力な細胞・細胞間接着分子として機能す
る事が解明されており、クラシック・カドヘリンと呼ばれています。これらは E 型、N 型、P 型など結合特異性を異にするサブクラスから成っています。ヒトで
は少なくとも14種類以上のクラシック・カドヘリンの存在が明らかとなっていますが、最近では実験的に結合特異性を区別できないものもあることがわかっ
てきました。クラシック・カドヘリンの発言は発生の様々な段階で精密に on、off が調節されており、細胞の離散、集合を惹起し組織・器官の形成を制御し
ていると考えられます。N-カドヘリンはこれらクラシック・カドヘリンの中で主に神経、心筋などに発現する分子として発見された重要なサブクラスです。
ウエスタン・ブロッティング
(18571 Anti-Human N-Cadherin (YS) Rabbit IgG Affinity Purify)
図左:本抗体によるブロット
図右:抗β-カテニン抗体(Transduction 社)によるブロット
レーン1: カドヘリン発現のないマウス繊維芽細胞 L 細胞
レーン2: 同細胞にヒト N-カドヘリンを遺伝子導入したトランスフェクタント
レーン3: ヒト・カドヘリン-4 を遺伝子導入したトランスフェクタント
■ 本抗体は N-カドヘリン・トランスフェクタントにおいてのみ約 135 kDaの成熟 N-カドヘリンタンパク
およびその分離断片を検出できます。
■ 親株の L 細胞に非特異的バンドは検出されず、また、本抗体はN-カドヘリンに最も相同性の高い
カドヘリン-4 とも交差反応しません。
■ 同様に現在までに同定されているクラシック・カドヘリンすべてと交差反応しないことを確認済みで
す。なお、これらトランスフェクタントがほぼ同等にそれぞれのカドヘリンを発現していることは
β-カテニンの発現上昇で確認されています(図右)。
免疫組織化学染色
(18571 Anti-Human N-Cadherin (YS) Rabbit IgG Affinity Purify)
(ホルマリン固定・パラフィン切片、MW前処理)
一次抗体:2 µg/㎖、室温 2 時間反応。
二次抗体:Histofine Simple Stain MAX-PO(Nichirei)
1:心筋の縦断切片(N-カドヘリンが介在板に強く濃縮)
2:心筋の横断切片(N-カドヘリンが介在板に強く濃縮)
3:腎臓(近位尿細管に検出)
4:肝臓(N-カドヘリンが肝細胞間に検出)
5:肺小細胞癌臨床例(細胞間に N-カドヘリンの発現)
6:大細胞癌臨床例(細胞間に N-カドヘリンの発現)
【検出対象】 H: ヒト M: マウス R: ラット
※一律15,000円
製品
コード
検出
対象
アプリケ
ーション
10345
R
Anti-Rat Occludin (1A8) Mouse IgM MoAb
IHC, WB
¥ 58,000
50μG
10076
R
Anti-Tight Junction-Associated Protein (7H6) Mouse IgM MoAb
IHC, WB
¥ 48,000
500μG
-
10078
R
Anti-Rat Hepatic Sinusoidal Endothelial Cells (SE-1) Mouse IgG
MoAb
IHC, WB
¥ 48,000
100μG
10μG
製品名
定価
(税抜き)
容量
小容量※
5μG
※ホルマリン固定パラフィン包埋切片染色可能、10345…オートクレーブ前処理、10076…マイクロウェーブ前処理、10078…プロナーゼ処理又はトリプシン前処理
は、タイトジャンクションを構成する膜内在性タンパクとして発見さ
れました。分子量は約 60 kDa でその構造は、N 末端の短い細胞質ドメイン及び
4回膜貫通領域並びに C 末端側の長い細胞質ドメインからなります。同じくタイ
トジャンクションに局在するクラウディンファミリーとは相同性を有せず、共重合
して細胞膜にストランドを形成していることが報告されています。
は、フェンス機能及び外部からの異物を防ぐバリアー機能を
担うとともに、上皮細胞や内皮細胞の細胞極性の形成維持にも重要な役割を
果たしていると考えられています。
(Hepatic Sinusoidal Endothelial Cells)は、門脈の最終分岐であ
る肝類洞を裏打ちする一種の血管内皮細胞です。本抗体は、これらの研究や
大腸癌肝転移時における肝類洞内皮細胞の形態変化などの研究に有用です。
ヒト大腸
Tubular adenoma
10345
Anti-Rat Occludin(1A8)
ウエスタン・
ブロッティング
10078
Anti-Rat Hepatic
Sinusoidal Endothelial
Cells(SE-1) Mouse IgG
MoAb
ラット肝
取扱い販売代理店
株式会社免疫生物研究所
〒375-0005 群馬県藤岡市中1091-1
TEL: 0274-50-8666
Email: [email protected]
URL: www.ibl-japan.co.jp