検査内容変更のお知らせ

検査内容変更のお知らせ
謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき、厚くお礼申し上げます。
この度、下記の検査項目につきまして、検査内容を変更させていただくことに致し
ましたので、取り急ぎご案内申し上げます。
誠に勝手ではございますが、
事情をご賢察の上、
何卒ご了承の程お願い申し上げます。
謹白
記
対象項目
● 1645 ヘリコバクター・ピロリ IgG
● 3336 ABC 分類
変更内容
コード
1645
検査項目名
ヘリコバクター・ピロリ抗体 IgG
ABC 分類
3336
(同時依頼項目)
1645 ヘリコバクター・ピロリ抗体
IgG
3337 ペプシノゲン
変更箇所
新
旧
検査項目名
ヘリコバクター・ピロリ抗体
ヘリコバクター・ピロリ抗体 IgG
検 査 方 法
LA [栄研化学]
EIA [栄研化学]
所 要 日 数
3~4 日
3~5 日
ペプシノゲン
ペプシノゲン
検 査 方 法
LA
ヘリコバクター・ピロリ抗体
LA
判 定 区 分
(胃の健康度)
所 要 日 数
EIA
A/B/C (3 区分)
3~4 日
3~5 日
● 平成 27 年 3 月 31 日(火) 受付日分より
案内書掲載
頁 67
LA
ヘリコバクター・ピロリ抗体 IgG
A/B/C/D (4 区分)
変更期日
備考
検査方法変
更および A、
B、C、D 判定
の採用
ヘリコバクター・ピロリ抗体
ヘリコバクター・ピロリ抗 体IgG の測 定 試 薬 を同 一 メーカーが販 売 する汎 用 自 動 分 析 装 置
用 の総 抗 体 価 を測 定 す る検 査 試 薬 に変 更 致 し ます。新 試 薬 では IgG 抗 体 に加 え、IgA およ
び IgM クラスの抗 体 を含 む総 抗 体 価 を測 定 す るため、陽 性 率 が向 上 します。
なお、本 変 更 に伴 い、検 査 項 目 名 をヘリコバクター・ピロリ抗 体 に変 更 します。
新旧二法の相関
【判定一致率】
旧法
陽性
(+)
新法
陰性
(-)
計
陽性
陰性
(+)
(-)
00112
034
00004
116
※1
計
※2
146
450
454
484
600
陽性一致率 : 96.6%(112/116)
陰性一致率 : 93.0%(450/484)
判定一致率 : 93.7%(562/600)
(
(LSIメディエンス検討データ)
※1 : 旧法陽性、新法陰性の 4 例は両法供にカットオフ値付近でした。
※2 : 旧法陰性、新法陽性は IgA 抗体を認識しているものと考えられます。
2
ABC 分類
胃 の健 康 度 を調 べる「 ABC 分 類 」検 査 のうち 、ヘリコバクター・ピロリ抗 体 の検 査 方 法 を
総 抗 体 価 測 定 用 の試 薬 に変 更 致 します。
また、従 来 はペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗 体 の結 果 により、胃 の健 康 度 を A、B、
C の 3 群 に分 類 し、結 果 をご報 告 しておりましたが、今 回 の変 更 に併 せて A、B、C、D の 4
群 でのご報 告 に変 更 致 します。
なお、専 用 報 告 書 につきまして も別 掲 の通 り変 更 いたします。
新判定基準と胃の健康度
【判定基準】
【胃の健康度】
HP 抗体価検査
陰性
PG検査
(-)
陽性
(+)
陰性
陽性
(-)
(+)
A
B
A群
B群
C群
D群
D
C
健康な胃粘膜で、胃の病気になる危険性は低いと考え
られます。
少し弱った胃です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに注意が必要です。
弱った胃です。
内視鏡による定期的検査を受診しましょう。
かなり弱った胃です。
かならず、内視鏡による定期的検査を受診しましょう。
ABC 分類検査報告書
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