研修だより NO.2 【 研修主題 】一人ひとりが主体的に取り組み、適切に表現できる生徒の育成 ~基礎・基本の確実な定着を図る指導を通して~ H26. 9. 26 ◆第2回 研究授業 ○研究授業 技術科 1年 技術 「のこぎり引きをしよう」 授業者 向井殿 弘信 教諭 〈授業者自評より〉 ・今まで、ものづくりの製作実習中に話し合い活動を入れて授業を行ったことがほとんどなく、今回の研究 授業で生徒に何を話し合わせようか考えた結果、のこぎり引きについての話し合いをさせることにした。 ・普段から話し合い活動をやっておかないと、話し合いがうまくいかないと感じた。 ・1時間の授業の中で実技と話し合い活動を取り入れるのは時間的にも難しく、十分な話し合い活動の時間 を取ることができなかったかもしれないが、生徒は実習にも話し合いにも一生懸命に取り組めたと思う。 〈のこぎり引きの演示〉 〈グループでの話し合い活動〉 〈グループの代表者による発表〉 ◆検討会(ワークショップ型研修) A グループ 出た課題 「課題の提示の仕方」 B グループ 出た課題 「話し合いの場の設定」 「話し合いのリーダーを育てる」 A グループ 話し合いの様子 ◎2 グループから出た課題は、職員室に掲示しています。 この課題を意識して、日々の授業に取り組んでいきましょう。 B グループ 発表の様子 ◆研修担当より ○話し合い活動についてのルールを決めたいと思います。 ○ホワイトボードを各クラスに6枚置くようにしました。 ホワイトボードを有効に活用して、授業でグループ活動を取り入れるようにしましょう。 ○次回の研究授業は、10/15(水)理科です。 やまぐち総合教育支援センターより2名の先生が来校されます。 授業検討会 自己振り返りシート 【9月17日 技術科】 ①本日の授業検討会について。気づきや感想などをお書き下さい。 ・技術科の授業を見て新鮮でした。 ・実技教科の取り組みについて、全体で協議できたよかった。 ・全校の取り組みとして話し合い等を考えることは有意義だと思う。 ・実技教科の授業を検討したのは久しぶりでしたので、5教科とは違った感覚でした。実技と話し合い活動を 同じ時間に入れ込むのは時間配分が難しいなと思います。 ・学習規律が守られており、班の役割分担も決められていてよかったと思います。 ・ワークシートもわかりやすかったと思います。 ・付箋を貼る時に、一人の人が話す時間が長くなってしまうと、検討する時間が足らなくなるので、ファシリ テーターとして時間配分するのが難しかったです。 ・基本的に分かりやすく、生徒も楽しそうにやっていたと思います。 ・実技教科として身につけさせたい技術は、理論と共にその技(お手本)を見せることも大切だと思いました。 ・話し合い活動の場において。個々全員の意見がどうしたら出せるか、場の仕組み方を考えなければと思いま した。 ・様々な視点で授業を見ることができるのだと改めて気づくことができました。 ②私が、今後自分の授業実践に取り入れたいこと。 ・引き続き話し合い活動、教え合い活動を入れていきます。 ・ふり返りの時間が十分取れていないので今後の課題にしたいと思います。 ・グループ学習におけるホワイトボードの活用。 ・できればICTの活用。 ・ICTの効果的な活用法。 ・視覚に訴えること。道具の扱い方やのこぎりの刃の提示など、視覚から入ってくる情報は大きいと感じまし た。 ・話し合い活動を積極的に取り入れること。 ・視覚からの情報は、生徒たちにとってずっと印象が強く残るので、板書の仕方や掲示の仕方を工夫しようと 思いました。また、一つ一つ丁寧な指示をされており、低位の生徒にとって分かりやすかったと思うので、 自分も指示や発言は明確に分かりやすくと思いました。 ③その他 ・向井殿先生お疲れ様でした。 ・いろいろと参考になりました。 ・本日はお疲れ様でした。勉強になりました。 ・技術の研究授業はなかなか見ることができないので新鮮でした。参考にしたいところもあり、勉強になりま した。ありがとうございました。 「話し合いのルールについて」 ・授業に取り組む姿勢だったり、人の話を聞く態度、発表する態度、グループワークの仕方など基本的なこと を徹底させるためには、常に呼びかけ?共通のめあてのようなものを決めたらいいのでしょうか。 ・役割分担をする ・男女混ぜる ・黒板に背を向けない ・お互いの話をよく聞くこと ・必ず1つは自分の意見を持って参加する。
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